2008年12月31日水曜日

2008年の書籍とCDと・・・

いかん、もう今年が終了してしまう。勉強も終わっていないが、それよりも今年中に書いておきたい内容があったので、紅白も見ずに書いておく。それは、今年の書籍等だ。

我ながら、今年の色々と本を読んできた。振り返ってみると、商事法務を除くと大半が漫画で、その他は勉強のハウツー本と全く身にならない読書の1年だった。来年はもっと経済関係の本が読めるようになりたいものだ。

で、前置きが長くなったが、今年、最もお勧めなのは、これだ。












感想はここを参考にしてもらうとして、書籍の紹介ページでは、ここのサイトへのアクセスが最も多かった。細野先生の本は来年も期待大である。

その次にお勧めなのがこの本。


20代 仕事筋の鍛え方

山本 真司
Amazonランキング:52384位


Amazonで詳細を見る
Booklogでレビューを見る by Booklog



著者は有名なコンサルタント。感想はここに書いてます。20代他、30代や40代向けにも本を書いているようなので、それぞれのステージに立った時に読んでみたいと思える内容だった。


次はCDの紹介。ファンであるミスチルと島谷ひとみもよかったのだが、やっぱり今年はこれだろう。

藤岡藤巻と大橋のぞみ
Amazonランキング:483位

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映画を見ていない人も騙されたと思って一回購入してみてもらいたい。「ぽーにょぽにょぽにょ…」という部分が耳に残ること間違いなしだ。(紹介ページ


*  *  *


さて、確か昨年もお勧めではない商品を紹介したような気がしたので、ついでにそれも紹介しておきます。













紹介ページはここ。尊敬する大前研一先生の本だが、この本はあんまり良くなかった気が…。大前先生の次回作に大いに期待したい。



島谷ひとみ(2007-12-05)
Amazonランキング:2425位



これも正直微妙だった。大好きな島谷ひとみのCDの悪口は書きたくないので、紹介はここで読んで下さい。

あぁ、もうすぐで今年も終わりだ。このblogへのアクセス数は決して多くないけれど、ここから本を買ってくれるような人もいるようなので、来年もぼちぼち頑張っていこうと思います。

では、よいお年を。 

2008年12月28日日曜日

2008年を振り返って

やや変則的だが、土曜日に仕事納めで、本日冬休みが始まった。

さて、早いもので今年もあと少しで終了だ。結構ブログでもいろいろ書いてきたが、今年の目標は達成されたのか検証したいと思う。

1.転職
→面接どころかエントリーすらできなかった。後述する英語の資格が取れなかったからだ。そんなこんなしているうちに「100年に一度の危機」とも言われる不況がスタート。もうだめかもしれん・・・。

2.買収防衛策
→これは完璧に仕上げた。一部企業分析の部分で曖昧な理解のまま終了した部分があったが、とりあえず導入は済ませた。社長賞の特別賞ゲット。

3.ビジネス実務法務2級
→無事に合格。今年の唯一の残せた結果だと思う。

4.英検準1級
→語るまでもない。来年もチャレンジだ。

5.TOEIC730
→2回受験。705点しか取れなかった。しかし、この調子なら来年は800越えかな。

6.デート
→一応成功した。お付き合いもスタートしたが、いろいろと揉めて、結局今年のクリスマスは一人で過ごした…。


どれもこれも、全然ダメじゃないか!!!


それにしても、資格とか考えずに転職活動すればよかったな。今やTOEIC満点とれる実力があっても東証一部の企業に簡単に転職できそうにない。この危機的な不況にも関わらず、なぜか僕の会社は奇跡的に業績が順調なので、このまま働いていてもいいかなーとちょっと思ったりしている。

来年の目標は、また来年に。

2008年12月23日火曜日

先週の英会話授業のまとめ

まとめるのを忘れていたが、一応先週の授業のまとめを。


・「どこ」と「どこの県」で異なる疑問詞
その祭りはどこで開催されますか。
Where is the festival held?
その祭りは何県で開催されますか。
Which is the festival held in?
あなたはどこで生まれましたか。
Where were you born?
あなたはどこの県で生まれましたか。
Which prefecture were you born in?


・used に注意
その犬は麻薬を発見することに慣れている。
The dog is used to detecting drugs. = The dog is accustomed to detecting drugs.
その犬は麻薬を発見するために使われる。
The dog is used to detect drugs.
その犬は麻薬を発見したものだった。
The dog used to detect drugs.
=The dog would detect drugs. 
※但しwould は状態動詞には使えない。
I used to have long hair.


・「どう思う」で使用される「how」と「what」
日本料理についてどう思いますか。
What do you think about Japanese food?
How do you feel about Japanese food?


・大晦日:New Year’s Eve
大晦日には家でテレビを見ます。
I watch TV in my house on New Year’s Eve.



一応テーマは「Japanese People」だったのだが、いつもこの先生は話が脱線していくからな・・・。

2008年12月22日月曜日

商事法務№1850

11月30日号。随分と読んだ気がするが、未だに11月か。先は長いな。。。。

今号は「株主総会白書」。今年の株主総会をアンケートの結果に基づいて分析した結果が137頁にわたってまとめられている。ってか、もっと簡潔にまとめてよ・・・。

凡人以下である僕に137頁も読めるわけがなく、とりあえず最初のイントロダクションを読んだあと、詳細な分析については買収防衛策のところだけ読んだ。昨年は会社法適応1年目だったから色々と大変だったが、今年は会社法適応2年目だったので、防衛策関連以外は特に興味がなかったのだ。
で、「企業買収防衛策の導入」の部分を読むと、「既に導入している」企業が増加した一方で、「今後導入を予定」「導入すべきか検討している」企業が大幅に減少している、と。買収防衛策を廃止する企業も現れ、買収防衛策の慎重論が強まりつつあるとまとめていた。
おそらく、一昨年のブルドック事件を受けて、買収リスクのない会社を除けば、大半の上場企業は買収防衛策の導入を検討したはずで、その結果、今年防衛策を導入しなかった企業は今後も導入する可能性は低い、つまり、今年が買収防衛策導入のピークとだったと考えられる。
それにしても、「買収防衛策の導入検討を依頼してくる会社は、昨年と同数程度」などと先日某コンサルタントには教えられたが、このデータを見る限り嘘八百じゃないか。いや、よく見ると「検討を依頼」と書いてあるので、導入はするとは言ってないと言われそう。言葉は難しい。

・・・と言うわけで、今号も無理矢理終了させた。残り2冊。

2008年12月21日日曜日

2008年、最もよく読まれた記事

人気のあるブログがよくやっている「今年よく読まれた記事」というのを、一応僕もやってみようと思う。このbloggerにはアクセス解析の機能は備わっていないので、今年の初めに設置したGoogle Analyticsで集計してみた。2008年の今年も、どーでもいい記事ばっかり書いていたが、果たして最も読まれた(アクセス数の多かった)記事は・・・???


これだ!


2008年3月5日 電子化された株券の担保


何となんと、法務ネタの記事が1位とは驚いた。内容はクリックしてもらえればわかるが、商事法務に掲載されていた株券電子化の内容をまとめたものだ。「質権」とかの意味をまとめていたのがよかったのかな。

さて、調子に乗って、第2位は!!

2008年7月23日 株券電子化の施行日前と施行日後の対応

って、これも法務ネタで、しかも株券の電子化ですか。株券電子化でググったら、結構上位にランキングしているのかもしれない。

で、一応3位は・・・

2008年8月16日 スーツカンパニーでプライスダウン

スーツカンパニー…?内容はスーツカンパニーで買い物したら安売りしててラッキーでした、って感じだが、一体何が受けたのか、不明だ…。


さて、他にも色々と調べられるので、ついでに調査してみた。
まず、検索キーワードランキング、1位は…「スーツカンパニー」・・・?どうりで、ページランキングで3位に入るはずだ。

次に、地域別のアクセスランキングは、1位が「渋谷」で2位が「新宿」だった。東京からのアクセスがほとんどということかな。


とにかく、後10日程度で、このランキングが入れ替わることもないと思うので、今年の結果はこれにて終了。来年も地道に頑張ろう。

※今日の勉強
■iKnow!
「まずは!TOEIC基礎・リーディングセクション」30個実施。
■どんどん話す英作文
中1レベルの2週目パート14まで実施。土日はほっとんど勉強しませんでした…。

2008年12月19日金曜日

資格勉強

今年に入ってから読み始めたkamkamさんのブログで、昨日TOEICの点数の報告があったのだが、何とTOEIC対策の勉強もなしに、いきなり905点だったらしい。この人の過去の日記を読む限り、あらゆる難関資格を一発で合格しているようで、その秘訣は一体何なのかと考えた時期もあったのだが、ようするに頭がいいのだと気付いた。
ウチの会社では、ついうっかり「資格勉強をしている」などと言ってしまうと、「資格マニア」とか「暇人」とか「勉強はできても仕事はできない」と散々非難されるのだが、TOEIC900点台をあっさり叩きだせるだけの能力があれば、実際に仕事もできるのだろう。問題は、僕のように英検の準1級を取るのに1年以上かかっているような人間だ。勉強も中途半端で仕事にものめり込めない。仕事にのめり込めないから資格の勉強をして、勉強に疲れて仕事が中途半端になって仕事が嫌になって・・・といった悪循環に陥ってしまう。今の僕はまさにそうだ。
最近土曜日は家でひたすら寝るのが習慣になってしまっているのだけれど、明日は久しぶりに図書館にでも行って受験生と一緒に勉強してくるかな。僕も来年はブログで「あっさりとTOEIC900点を越えた」と報告したい。

ところで、今日は商事法務№1849を読み終えた。「金融商品取引法と会社法の交錯」のパネルディスカッションなんかは読み応えがあったけれど、特にメモに残すような内容はなかった(ように思われた)。まだ11月25日号か・・・。今週最新の商事法務がまた届いたので、商事法務残り3冊。今年の仕事納め(12月26日)までには全部読み切れるかな。

2008年12月18日木曜日

BLOODY MONDAY












ハマったのは、たまたまテレビでドラマを見たのがきっかけ。内容がどうこうより、三浦春馬演じる主人公がノートパソコンをカタカタする姿に、何か惹かれるものがあって、それ以降毎週欠かさず見ている。見れないときはビデオで録画する徹底振りだ。

で、このドラマの原作は漫画ということだったので、早速1巻から購入してみた。感想は・・・漫画よりドラマの方が数倍面白い。ドラマから漫画に期待しすぎた面もあるかもしれないが、キャラもストーリーもイマイチだと感じた。ただ、盛り上がってくるのは4巻以降で、興味を持たれた方は一気に4巻まで読み進めることをお勧めする。

ちなみに昨日は最新刊9巻の発売日だった。ややドラマが漫画を追い越している部分があるので、教祖はマヤに殺されるんだろうなと思って読んでいたら、案の定マヤに殺された。「K」の正体は一体誰か?ドラマでは安斎真子が「K」だったが、漫画とドラマは微妙に違う部分があるので、「K」の正体も違うような気がしている。

ちなみに、なぜ安斎が「K」だったのかというと、「J」の苗字「神崎」=「KANZAKI」から「K」を取ると「KANZAKI」→「ANZAI」になると、誰かがネットで解説していた。なるほどね。

2008年12月17日水曜日

商事法務№1848

11月15日号。やっと1ヶ月前までやってきた。1日1冊と決めていたが、予想外の仕事と難解さのせいで、2日かかってしまった。それにしても、商事法務ばかり読んでいるとストレスが溜まる。

まず、今号の目玉は某大手法律事務所のパートナー弁護士によるレックス・ホールディングス事件の東京高裁決定の検討だ。

僕はこのMBOは無茶苦茶だと思っていたので、レックスにはいつか罰が下ると思っていた。よって、東京高裁の判決は納得していたのだが、プロから見たらそうでもないらしい。

公正な価格について→上場会社の株価は将来の業績予想も含めて形成されているので、裁判所のいう「今後の株価の上昇に対する期待を評価した価額」を加えてしまうと、2重カウントになるじゃないですか。

対抗買収提案がなかったことについて→日本でもMBOの最中に対抗TOBが掛けられた事例はありますよ。

株式の価値の客観的評価の算定期間→直近1ヶ月ではなく6ヶ月にしてしまう方が、過去の情報の要素が強くなってしまうじゃないですか。

・・・といったことが書かれていた。ただ、このレックス事件を受けて、もし再びレックスが上場をした際、果たしてこの会社の株式を買いたいと思う投資家がいるだろうか。少なくとも僕は思わない。


次になかなか面白かったのは、最後に書かれてあるスクランブルの「友好的」な敵対的買収提案の内容。

スクウェア・エニックスがテクモへのTOB発表した際、TOB開始の条件を「テクモの取締役会の賛同」としていた。この事件は一見すると「取締役会が拒否すればいいだけじゃないか」と簡単に解決ができそう思えるが、そうではない。テクモ取締役会がスクウェア側のTOBを拒否するなら、その根拠を株主が納得する形で示さねばならないのだ。特にTOB価格が高かった場合は、曖昧な株主の納得できない回答でTOBを拒否しようものなら、取締役会は株主代表訴訟を起こされる可能性もある。

結局この事件は、テクモが拒否して他社との提携の道を探したところで終了してしまったようだが、スクウェア・エニックスの行った「友好的」敵対的買収もなかなか面白いと思った。

2008年12月16日火曜日

忘年会

昨日は会社の部署の忘年会があった。学生の頃の忘年会とか納会と言えば結構楽しかったが、今や参加者の平均年齢が高いので全く盛り上がらないし、面白くもない。大体、派遣社員を入れても半分以上が管理職って職場はおかしくないか。更に話題が「ゴルフ」とか「孫」の話なので、そもそも付いていけないのだ。あー、はやく終れとか思いつつ今年の忘年会も終了した。飲む、食う、食う、食う、食う、話す、食う、食う、飲む、食う・・・てな感じで終了した。

そう言えば、この前の友人の結婚式に参加したとき、その会社の同じ部署の人たちは若い人が多くて盛り上がっていたな。組織の平均年齢が低い会社ってどんな会社なのだろうかと想像してみたが、僕のような人間は結局浮いてしまうだけのような気がした。

ただ、現在の部署で唯一救いなのが、飲み会が年間を通して忘年会の1回だけだということだ。こんな飲み会が四半期に1回とかあったら死んでしまう。

※今日の勉強
■どんどん話す英作文
中1レベルの1周目が終了した。2週目以降は英作できなかった文章だけチェックを付けて復習開始。2週目パート5まで実施。

2008年12月15日月曜日

商事法務№1847

今号は全て株券電子化がテーマになっていたが、いかんせん11月5日号なので、もう電子公告やっちゃったよ、てな感じの内容がいくつかあった(要するに今更読んでも遅い内容)。で、そんな中で唯一書き残しておきたい内容が1つ。

「株券の電子化に伴う商業登記・電子公告・供託に関する実務上の留意点」のところの、登記関係。つまり、株券電子化の実施によりみなし定款変更が行われた際の、株券を発行する旨の登記変更の申請についてである。株券を発行する旨の定款の定めを廃止する変更決議は「みなし決議」(決算合理化法附則6条1項)により必要ないが、その登記は「みなし」にはならないのだ。そこで、株券電子化施行日より2週間以内に株券を発行する旨の定款の定めの廃止による登記をしなければならない。

その際、前述1項の規定により定款の変更の決議をしたものとみなされる場合における株券を発行しない旨の定めの設定による変更の登記の申請書には、当該場合に該当することを証する書面を添付しなければならないのだが、この「書面」とは何か。

この「書面」は法務省民商第1961号民事局商事課長通知ということで、内容が掲載されていたのだが、いくら探してもWEBで見つからない。そもそもこの法務省民商って何だ?この「書面」はほふりから送られてくるのかな。それとも自分でワードとかで作成するのか・・・。
とにかく、それっぽいことを掲載しているサイトを発見したので一応リンクを貼っておく。


これだけ書いておけば登記し忘れることはなかろう。商事法務、残り4冊


※参考条文:株式等の取引に係る決済の合理化を図るための社債等の振替に関する法律等の一部を改正する法律

 (保管振替利用会社の施行日における特例)
第六条
 保管振替株券に係る株式について施行日において株券を発行しない旨の定款の定めを設けていない発行者は、当該株式につき施行日を効力発生日とする株券を発行しない旨の定めを設ける定款の変更の決議をしたものとみなす。

7 第一項の規定により定款の変更の決議をしたものとみなされる場合における株券を発行しない旨の定めの設定による変更の登記の申請書には、附則第八十五条の規定による改正後の商業登記法(昭和三十八年法律第百二十五号)第八十六条の三に規定する書面に代えて、当該場合に該当することを証する書面を添付しなければならない。

2008年12月14日日曜日

ゲーム中毒

この休日の2日間は某オンラインゲームにはまって、特に日曜日は朝から一日中やっていた。名前は伏せるが、某有名ゲームのパクリで、グラフィックと音楽はそのままなのだが、システムが上手くPC用に作られ、ストーリも練られていて、かなりの完成度の高さでハマってしまった。あまりに長時間集中しすぎて肩が凝ったくらいだ。

流石に夜の23時半にマズいことに気付いて、速攻でデータとリンクを削除したが、中毒とは本当に怖いものだと改めて実感した。やめたいけどやめられない。タバコとか麻薬もこんなんなのだろうか。やっとことがないから分からないが・・・。

というわけで、この土日はほとんど勉強をしなかった。。。休日は多少交通費とか使ってでも外出して勉強しないといけないなー。一度でいいから「勉強中毒」にかかってみたい。

※今日の勉強
■どんどん話す英作文
中1レベルのパート22まで実施。もう少しで1周目終了。
■英会話スクール
次回の授業の予習を半分実施した。

2008年12月13日土曜日

「SUPERMARKET FANTASY」を買いました












1年ぶりのミスチルのニューアルバム「SUPERMARKET FANTASY」。いつものように発売日に買いに行った。DVD付きの限定版をゲット。

前作の「HOME」もよかったが、これはそれを上回る出来。特によかったのが、「エソラ」と「東京」だ。アップテンポな中に、どこか悲しげな歌詞が入っていて、ミスチルらしさがにじみ出ていた。

描いた夢
それを追い続けたって 所詮
たどり着けるのはひとにぎりの人だけだと知ってる
「それなら何のために頑張ってる?」
とか言いながら分かってる
この街に大切な人がいる


「東京」のサビの部分の歌詞なんだが、やっぱいいよなミスチル。付属のDVDはGIFTがよかった。それにしても、桜井さんは歳を取らないね。

2008年12月12日金曜日

商事法務が溜まってきた

読むべき法務関係の本が溜まってきている。机の左側には商事法務と株懇の会報を含めて6冊。もともとそんなに本を読むのは好きな方ではない(嫌いでもでもないが)うえに、法律は好きではないので、法務関係の本を読むのが苦痛で苦痛で仕方ないのだ。理解しながら読もうとすると頭が破裂しそうになるのだが、この前の講習会で知り合いになった某インフラ企業の法務部長さんも商事法務は難しいと言ってたし、難しいのが当然なのかな。

しかし、法務関係が体質的に無理となると、じゃあ僕は一体何をネタに転職するのか…。商事法務は避けれぬ道のようだ。

来週からの目標、商事法務を1日1冊読破。5冊読みきってみせるぞ。

※今日読んだ本
「商事法務№1846」
久しぶりに読んだ。表紙には10月25日号と・・・。会社の皆さんごめんなさい。相変わらず読み始めたら頭痛が発生して、ほとんど理解ができなかった。唯一読めたのがエンフォースメントとして、インサイダーの課徴金制度についての解説。色々と書かれてあったが、要するに内部統制システムを構築しておかないと、インサイダー事件が発生したとき、株主代表訴訟を起こされちゃうかもしれないよ、と。
商事法務、残り5冊。

2008年12月11日木曜日

残念な会社の留学制度

僕の勤務している会社には語学留学制度がある。

英語圏の語学学校で半年から1年間、仕事を離れて英語を徹底的に勉強するというシステムで、毎年1人か2人が文系理系を問わず、英語を頻繁に使う機会のある部署の若手~中堅社員が派遣される。

例年はそれなりの大学出身者がTOEIC800点以上を引っさげてエントリーしてくるのだが、今年は違う意味でレベルが高かった

2008年12月10日水曜日

今月の携帯代

今月の携帯代がメールで届いた。2,267円ということで内訳を見てみたら

◆ご利用料金(計) 172円
内訳
FOMA通話料     120円
FOMAパケット通信料  52円

基本使用料がほとんどで、実際に使っているのは、たったの172円かよ・・・。確かに、ほとんど携帯でメールも電話もしていないな。俺は、本当に若者なのか。

※今日の勉強
■どんどん話す英作文
中1レベルのパート15まで実施。
■英会話スクールの予習
レストランの描写を英作文で20本書いた。

2008年12月9日火曜日

1次試験免除のための受験番号

英検の2次面接で落ちた人なら知っていると思うが、次回からの受験は申し込む際、1次免除の申請をしなければならない。その際、必要となるのが1次試験に合格した時の受験番号なのだが、流石に2回連続で合格率70%以上の試験に連続で落ちるとは思ってなかったので、すでに昔の受験票など捨ててしまっていたのだ。1次免除に必要な受験番号が分からない…。

悩んでいても仕方がないので、英検の本部に電話して聞いてみた。そしたら、わからなかったら受験番号は記入しなくてもよいとの返事。住所と名前と受験地から免除対象者か調べることができるらしい。というわけで、明日にでも英検の申し込み手続きを完了しようと思う。

泣いても笑っても次の面接で最後だ。この冬は勉強しまくるか。


※今日の勉強
■iKnow!
全然していなかったので、とりあえず「まずは!TOEIC基礎・リーディングセクション」10個実施。もっと勉強しましょう!と書かれていた。はい、ごめんなさい。
■どんどん話す英作文
中1レベルのパート14まで実施。whoseに比べればwhenとwhereは比較的よく見る疑問詞なので簡単だった。

2008年12月8日月曜日

“How does it taste?” の返事は…?

昨日も集団会話の授業を受けてきた。先生が自分にだけ妙に冷たく当たっているように感じるのは僕だけだろうか・・・。

さて、今日も勉強した表現の復習をまとめておく。今回はレストランで使われる表現だったが、脱線しまくってまとまりのない表現集になってしまった。


・~と書いてある:say ~
 その標識には「禁煙」と書いてある:The sign says, “No Smoking.”
 その手紙には「トムが来る」と書いてある:The letter says, “Tom will come.”


・困る:at a loss < in trouble(in trouble の方が「困る」程度が大きい)
 私は機械の操作する方法で困った:I was at a loss for how I should operate the machine. / I was at a loss for how to operate the machine.
・注文の方法
 注文を取ってもらえますか:Would you take an order?
 注文したいです:I would like to order.


・~の割には:for
 この電車は一日のこの時間の割には混んでいるね:This train is crowded for this time of day.
 この季節の割には暖かい:It is warm for this season.


・両方~ない
 私は両方の本を買ったわけではない:I didn’t buy both books.
 私は両方の本を買わなかった:I didn’t buy either of the books.


・味の好みが違う:different
 「それはおいしいですか」「私の好みとは違いますね」:“How does it taste?” “It is different.”


最後の表現なんかは面白いと思った。ストレートに“It doesn't taste good!”と言ってしまうと問題あるしね。

※今日の勉強
■iKnow!
「まずは!TOEIC基礎・リーディングセクション」30個実施。「今日の目標は34個」と書かれていたが、睡魔に勝てずに達成できなかった。
■どんどん話す英作文
中1レベルのパート18まで実施。もう少しで1周目終了。
■英会話スクール
上記の授業の復習をまとめた。

2008年12月7日日曜日

冬のボーナス

タイトル通り、冬のボーナスが支給された。今年の景気がよくないことに加えて、もともと会社として給料が少ないので、金額には全く期待していない、というか期待できないのだが、そんな当社のボーナスにも一点だけ気になるところがある。それは「成績係数」だ。

他の会社では何というのか知らないが、僕の会社では、基本給とか職能給を掛けたり足したりして、最後に、この「成績係数」を掛けてボーナスの総支給額となる。そして、うちの会社は一切上司による面接とかは行わないので、半期の評価はボーナスの時の査定でしか判断できないのだ。

最初のうちは、この成績係数には全く興味がなく、そもそも結構複雑な計算式に数字をあてはめていかねばならなかったので、一切計算はしていなかったのだが、人事で給与関係を担当している先輩から

「入社3年目くらいから同期との差が出てきて、出世コースに乗っている奴は、成績係数が1.0以上だよ」

と言われたのをきっかけに、ちょっと気になってきたのだ。ちなみに1.0は「普通」である。つまり、支給額が10万円で係数が1.0なら、そのまま10万円となる。0.95だと、9万5千円になる。

自分が出世コースにいるのか、または上司からの評価を調べるためにも、この夏から成績係数を調べるようにしたのだが、今年は夏も、そして今回も1.05だった。つまり、5%上乗せである。金額にしてたったの3万円弱だが、僕の適当な仕事っぷりも、少しは評価されているようで安心(?)した。

今年は社長に買収防衛策導入の労いとして飲みに連れて行ってもらった上に贈り物まで頂き、またボーナスでは夏も冬も上司から一定の評価を頂いた。転職しようにも、英検には落ちるわ、景気は落ち込むわで、何だかいいこともなさそうなので、もう少しこのぬるま湯につかっているのも悪くないかな、、、と思う今日この頃であった。

2008年12月6日土曜日

ゲームに夢中

今日は寒かったので、完全に自宅に引きこもっていた。で、自宅で何をしていたのかというと、ひたすら勉強・・・ではなくて、このゲームにハマっていた。

いやはや、今年の頭にタワーディフェンスにハマったのだが、同じようなゲームに再びハマるとは、僕もまだまだ子供だな。とりあえず、ステージ5までクリアしたけれど、ステージ6がちょっと難しすぎて、ここで終了した。あまりの難易度の高さに、もう挑戦する気も起きない。こんなのクリアできる人はいるのだろうか。

というわけで、貴重な貴重な2日間の休日を惰眠とゲームで費やしてしまったので、そろそろ勉強を再開しなければ。

※今日の勉強
■どんどん話す英作文
中1レベルのパート12まで実施。whoseの疑問文て数年ぶりに見た気がした。

追記:ゲームのリンクを張っていたら自分のブログからゲームを始めている自分がいたので、速攻で削除した。我ながら怖い。

2008年12月5日金曜日

新しい授業がスタート

昨日は英会話スクールの新しい会話の授業がスタートした。俺は一体、いくらこの学校にカネを払えばいいのか・・・。さて、今回の授業は個別ではなく集団授業なので、2次面接対策のように常にプレッシャーに晒されることはなかったが、講師以外の英語を聞くのもなかなか刺激になった。授業では、英語の文章ってサッと口からでてこないものだなぁと改めて実感した。それと、やはり疑問文は難しい。先生の質問からはペラペラ答える人でも、疑問文を作るとなると途端にしどろもどろになっていた(特に疑問詞を使った場合)。今勉強している「どんどん話すための~」は疑問文だらけで頭が痛いのだが、それは仕方がないことか。

以下、昨日の復習のメモ。

・ガスコンロで卵を焼く:fry an egg on stove.
 stove は暖房用のストーブの意味だけではない。

・トムは忘れないようにそれをメモした:Tom wrote that down in order that he wouldn’t forget. / Tom wrote that down in order not to forget.
 so that S V = in order that = in order to V = so as to

・cook は「火」を使った料理。 
 サラダを作る:make a salad  パスタをゆでる:cook pasta

・立食:buffet 食べ放題:all-you-can-eat
 all-you-can-eat buffet:食べ放題のバイキング

・おわかり:refill
 You may have free refills on coffee.

・食感:texture
 It has a texture like onions.

・会社の食堂:company cafeteria
 Where is the company cafeteria?

・break fast:断食をやめる → breakfast
 breakfast の fast は「速い」の意味ではなく「断食」の意味。


最後の「fast」の意味なんてトリビアの世界ではないかと思った。

※今日の勉強
■どんどん話す英作文
中1レベルのパート11まで実施。命令文は簡単だった。
■英会話スクール
上記の授業の復習をまとめた。

2008年12月4日木曜日

初めての満喫

今年は今までに経験したことのない程の数の忘年会が予定されているのだが、先日の「男だらけの忘年会」では、仕事で嫌なことがあったのも影響して、終電を過ぎて飲んでしまった。とりあえず、同じように帰れなくなった先輩について行って入ったのが漫画喫茶。略して「漫喫」。

今まで、漫喫には入ったことがなくて、区切られたブースに椅子と机のみがあって、自由に漫画が読めるだけかと思っていたのだが、それが全く違った。

コースは色々あるみたいだが、僕の取ったコースは十分寝ることのできる個室スペースに、インターネット可能なパソコンとテレビがあり、サービスとして、ドリンク飲み放題、シャワーまで無料で利用可能、しかも、かなりきれいなシャワールームだった。使い捨ての髭剃りや歯ブラシも常備されており、はっきり言ってそこらのホテルより十分使えるのではないかと思える程の充実ぶりだった。

料金も7時間で3,000円以下と、決して高くない。これだけ常備されていて、もちろん漫画も読み放題なのだ。終電に乗り遅れた時などは、お金のないビジネスマンとって重宝されると思われる。

まぁ、この程度のことは常識で、単に僕が世間知らずなだけだと思うが、漫喫のサービスが想定外だったので、感想をここに書きとめておいた。

それと、漫喫内をウロウロしてみて、気付になったのが、パソコンのインターネットでオンラインゲームをしている奴の多さだ。見た感じ、フリーターのような奴が多かったが、明日は休日ということで、徹夜でプレイするつもりなのだろうか。確かにオンラインゲームが好きで仕方ない奴にとって、快適な環境でゲームができるのは、格別の楽しみなのだろう。いい表現が見つからないが、これはある種の「ひきこもり」ではなかろうか。金さえあれば、数日間は外部に出ることなく、ひたすらゲームができる。韓国の漫喫でオンラインゲームをし過ぎて過労死(疲労死?)した人間の話もあったが、その理由が何となくわかったような気がした。あの空間では、時間の経過が分からなくなっても仕方あるまい。

僕はハマらないように気をつけよう。


余談だが、忘年会の2次会で、「スナック」という形態の店にも入ったのだが、客として、我々のようなサラリーマン以外に「電車男」の主人公みたいな連中も数名いたことが、鮮明に記憶に残っている。

二日酔い

今日は、朝から体がダルイ。というのも、昨日久しぶりに会社の人と飲みに行ったのだ。夜の8時くらいまで残業していて、そろそろ帰るかと思ったら、他の部署の人に飲みに誘われた。特に断る理由もなく何となく飲みに・・・と、サラリーマンとして最悪のパターンだな。8時過ぎから飲みに行ったので、帰宅は12時を過ぎてしまった。元来お酒には強くない上に睡眠不足で、今日は気分が最悪だ。とりあえず、コカコーラを飲んで気分を紛らわせているが、やっぱ仕事帰りに飲みに行くのはよくないな。勉強も全くできなかったし。残業で体が疲れているときは、体のしんどさを紛らわそうとして、通常以上にお酒を飲んで誤魔化そうとする傾向があるのだ。当然、翌日にその反動が来るのだが・・・。これから忘年会シーズンだが、週末の分以外はなるべく参加しない方向で行こうと思う。

ちなみに今日は仕事後に英会話スクールで授業あり。仕事も今日中〆切の分が結構あってなかなかしんどいのだが、最近のここの日記を読んで、まだまだ自分は楽なんだなと痛感した。あえて自分に負荷をかけて、今日中の仕事を午前中に仕上げてみるか。

※今日の勉強
■どんどん話す英作文
中1レベルのパート8まで実施。
■英会話スクールの予習
英語の疑問文とその回答が虫食いになっていて、それを穴埋めするもの。穴埋めといっても、What____?とかほとんでヒントなしなので、当てはまる文章を考えるのが結構難しかった。

2008年12月3日水曜日

派遣社員の削減

派遣社員で仲のいい人が最近どうも暗かったので、話を伺ってみたら、今年一杯で派遣契約が切れて、更新はしないと通知されたとのこと。不景気の影響なのか、それとも本人の能力の欠如のためかは、部署が違うので不明だが、この「ぬるま湯」の会社にて、最近の新聞やテレビで見るような光景に出くわして少し驚いた。

こういう報道を見ると、雇用を守れだの、この時期に解雇されたら年が越せないだのと書かれていて、企業が「悪者」で派遣社員が「使い捨て」されているような感じがするが、果たしてそうなのだろうか。そもそも、派遣社員とは景気の波に合わせて人員調整をするために採用しているのであって、キツイ言い方になるが、景気が悪化して真っ先に削減されるのは、当然のことなのだ。というか、それを前提に派遣社員として働いているのだと思っていたのだが、違ったのか。そもそも、景気がいい間に正社員になる道を探したり、勉強してスキルや資格を身につけたりしていたのだろうか。そういった努力もせずに、時代が悪いとか企業が悪いとか決め付けるのは、ちょっと甘いと思う。何だかんだいって、今の時代は何も考えていない頭の悪い人が徹底的に搾取される時代だ。派遣社員が居なくなったら、次は正社員の解雇が待っている。自己防衛の意味でも勉強は続けないとな。

※今日の勉強
■どんどん話す英作文
中1レベルのパート7まで実施。中一レベルの英文でも疑問文になると、結構難しい。
■英会話スクールの予習
英語の回答から疑問文を考える問題。簡単だったが、1時間もかかってしまった。

2008年12月2日火曜日

勉強再開!

英検の面接に落ちて以降、完全に凹んでしまって、全く勉強していなかったが、流石に何もしなかったらまた落ちてしまうので、英語の勉強を再開することにした。面接の過去問を解いて痛感したのが、僕の英文法の知識の欠落と英作文力の低さだ。中学レベルの英作文でも全く出てこなくて苦労した。僕の英語力のベースは、大学受験の1年間で無理矢理詰め込んだ上辺の知識だけなので、根本的な部分が抜けているのだ。というわけで、12月は文法と英作文力の基礎体力をつけることを目標に「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を再開することにした。随分昔に購入して、2ページだけ実施して、それ以降全く手を付けていなかったので、今度は何とか12月中に終らせたい。それから iKnow! も lang-8 も再開しよう。
一気に勉強を始めると、反動で全く勉強をしなくなる可能性もあるけど、ブログの更新をペースメーカーにして、次の面接(来年2月)を乗り越えたい。

※今日の勉強
■iKnow!
「まずは!TOEIC基礎・リーディングセクション」20個実施。今日は50個!とか書かれていたけど、無理でした。
■どんどん話す英作文
中1レベルのパート4まで実施。be動詞の疑問文て意外と難しい。

2008年12月1日月曜日

敵対的買収を巡る動向

今日は久しぶり(?)に買収防衛策を導入したときにお世話になった、コンサルタントの人たちと話す機会があった。主に、独立委員会の進行状況とか、その他雑談がメインだったのだが、最近下火になっている買収防衛策についても色々と話をしてくれたので、忘却録としてまとめておきたい。

・現在、世界全体で株価は低迷しているが、ファンドも金融危機の影響を受けているため、目立った買収事件は少なくなってきている。しかし、世界的な株価の下落傾向にある中でも、PBRから見た日本株の割安度は高く、サブプライム問題を乗り越える体力のあったファンドは、日本株を買い集める動きがある。

・今年、買収防衛策の導入検討を依頼してくる会社は、昨年と同数程度。また、来年で防衛策の期限が切れる会社も多く、そのほとんどの企業が継続する。

・最近、新聞で買収防衛策関連の記事が書かれなくなってきたが、それは世界的な金融危機の影響で株価が大幅下落しているため、「買収防衛策の導入が株価の下落につながっている」というロジックが通じなくなっているからとのこと。


要するに、日経新聞は「買収防衛策を入れる」→「ガバナンスの低下」→「株価の低迷」という記事を書きたかっただけなのだろう。絶賛していた、資生堂の株価も思いっきり低迷しているし。まぁ、某ダメ会社と比べたら遥かにマシだが・・・。

2008年11月30日日曜日

最強のレバレッジ勉強法











また、買ってしまった。いわゆる勉強本である。こういうハウツー本は買わないと決めたのに、勉強で落ち込んでいるときは、なぜか買いたくなってしまうのだ。一応、読んだので感想を。

タイトルからわかる通り、いわゆる勉強法の特集で、最初にレバレッジシリーズで有名な本田氏の勉強法が紹介されていた。ちなみに僕は「レバレッジ時間術」だけ持っている。

さて、読み始めて、いきなり意味不明な文章に出くわした。

10歳以上の日本人が学業以外で学習・研究にかける時間は12分しかないというデータがある。そして、このデータを受けて、本田氏はこれをスポーツと対比させて、「スポーツ選手は8~9割の練習に対して1~2の実践をしているのに、ビジネスパーソンは12分の勉強で10時間の仕事をしている。だからレバレッジ勉強法で云々…」と文章は続いていくのだが、10歳以上の日本人って小学生も70歳の爺さん、婆さんも入るんでしょ?12分しか勉強していない日本人をビジネスパーソンに置き換えて話をするのは、普通に考えてちょっとおかしい。この人、本当に海外でMBA取ったのか疑ってしまった。コンサルティング会社を経営しているみたいだが、大丈夫か。

さて、いきなり悪口から入ってしまったが、本田氏以外に日銀の支店長さん、あの勝間さん、野口教授、その他勉強法で有名な方々によるノウハウが紹介されていた。僕のように、こういうノウハウ本ばっかり読んでいる人間には、あまり得るものが多くない特集だと思うが、最近勉強のやる気が起きないとか思っている人には、ちょっと「活」をいれてもらうのにいいかもしれない。

2008年11月26日水曜日

株券電子化、1月5日に決定

やや遅い話題だが、やっと株券電子化の実施日が来年の1月5日に決まったようだ。それを受けて、施行日前の最終株券電子化のセミナーを受けてきた。ほとんどが今までのセミナーと重複する内容だったので、新しい部分だけまとめておく。

株券電子化施行日が決定
株券電子化を来年1月5日に実施するための関連法の政令が11月19日に公布された。これにより、株券を預託できる期限は、株券電子化2週間前の前日、つまり12月19日までとなった。(この預託期限は証券会社によって異なり、12月上旬で締切るところもあるとのこと。)

加入者(株主)の情報について
加入者情報が標準化されるため、制度外文字は使用不可となり、置換文字またはカナに置換えられる。氏名に制度外文字が含まれる場合は、氏名全てカナ表記となる。外国人の氏名は、原則アルファベット表記となる(現在カタカナ表記)。

特別口座の制限
株主名簿管理人業務は委託替えにより変更は可能であるが、特別口座管理機関の変更は容易にできない。更に、発行会社が費用を負担して開設する口座であるにもかかわらず、発行会社でも自由に閲覧することはできないといった制約がある。

特別口座からの売却
特別口座の株式を売却する場合は、証券会社に本人名義口座に振替をしなければならない。特別口座から直接市場や相対取引で売却することはできない。

株主名簿の異動
株主名簿の異動は、原則として機構からの総株主通知となるため、期中の異動が把握できなくなる。日次、月次での異動明細表の送付は廃止。

もう、ほとんど株式実務担当者以外関係のない情報だな…。

2008年11月25日火曜日

・・・。

また落ちた・・・。

 

英検準1級二次試験結果 :  不合格

分野       得点  満点
ナレーション   6    15
Q&A       11   20
アティチュード  1     3
合計       18    38

 
今回の合格点  22



前回より点が下がったんですけど。遥かに今回の方が全てにおいて手ごたえがあったのに、なぜ点数が下がったんだ??大体、アティチュード1点て。それはなかろう。

まぁ、人生こんなもんよ。

2008年11月24日月曜日

休憩終了

前回も書いているが、英検終了後から今日まで、1㎜も勉強しなかった。月曜から金曜まではひたすらフラフラして、土曜~月曜は先輩の家に泊まりで遊びに行った。いやはや、楽しかった。
というわけで、英検のリフレッシュ期間は今日で終了だ。仕事も大嫌いな商事法務も溜まっているし、何より週末にはTOEICがある。気持ちを切り替えて(←部活ではよくこの表現を使った)、今日から頑張るべし。

2008年11月23日日曜日

勉強のエンジン

英検が終わってから魂が抜けたようになってしまった。ここ1週間、英語を見た記憶がない。Lang-8の日記も気持ちいいくらい英検の面接の日を境に書き込んでいない。そろそろぬるま湯モードを切り替えて勉強を再開せねばならんのだが、一回勉強をストップしてしまうと、再びスタートするのは難しい。一回エンジンを切ってしまうと再びエンジンをかけるのに膨大なエネルギーが必要なのは、あらゆるものに共通しそうだ。

と言いつつ、今日は先輩の家に宿泊して遊び呆けてしまった。明日は…。

2008年11月22日土曜日

知的武装 金言集Part.II












先日の旅行にて、新幹線に乗る前に何か読む本ということでキオスクの本屋さんで発見して購入。中身は、大前氏が雑誌に寄稿した論文の寄せ集めを編集しただけのもの。比較的新しい論文が掲載されていたので、内容は古くなかったし、歯切れのいい大前節は健在で、2時間もあれば充分読めてしまった。しかし、これは編集に問題があると思うのだが、同じ内容が2回、3回と繰り返し出てきていて、一部読んでいてイライラする部分があった。それから、巻末の「緊急提言」というのはネットで読めるではないか。なんでわざわざ本に載せるのか。

あと、大前氏の言う「三種の神器」というのは、やたらとコロコロ変わるのだなと思った。2005年には「語学力」「財務力」「問題解決能力」と言っていた気がするが、今年は「財務」「英語」「IT」なんだそうだ。来年は何なんだろう。

2008年11月17日月曜日

英検2次面接終了

昨日で英検準1級の2次面接が終了した。

前回面接で落ちたので、今回は2回目の面接なのだが、前の面接に比べたら話せた方だと思う(その割には緊張しまくったが)。前日に泊まりの研修があったりしてあまり勉強に時間が取れなかった前回とは違い、今回は30題以上の問題を解いていたので、前回以上の結果でないと困るのだが。というか、合格して下さい。

とりあえず試験も終了したことだし、次どうするか考えないとな。合格していたら、予定通り転職活動をスタート。落ちたら・・・その場合のことは考えないでおこう。
それにしても、ここ数ヶ月間は勉強が相当キツかった。その反動で色々と遊びたくて仕方がない・・・が、再来週にはTOEICもあるし、ここは少し踏ん張って英語の勉強を継続しないとな。目標は730以上だ。

実は、先週まで勉強時間を確保するため、後ろに回せる仕事は全て試験後(つまり今日)に持って来てしまったので、今日から仕事が大変だ・・・。試験が終ったのに、鬱だ。

余談だが、ナントあの「ハゲタカ」の映画化が決定したらしい()。これは見に行くしかない。内容はドラマより昔の時間軸になるのか、それともあのドラマ続きになるのかは分からないが、「映画版もドラマとほぼ同じ出演者」とのことなので、相当期待できる。新しい「鷲津」が楽しみだ。

2008年11月15日土曜日

いよいよ本番

明日、いよいよ英検準1級2次試験の本番だ。

一回落ちているだけあって、今回は試験までに時間はたっぷりあった。過去問と問題集合わせて32題解いた。

が、未だに答えにつまる問題がある。英語が難しい場合もあるが、たとえば「若いうちから自分の未来について選択することは『どれくらい』重要だと思うか」とか。「どれくらい」って、そんなん知るか、ってか日本語でも即答できんわ。

愚痴っても仕方がない。試験は明日だ。それにしても、過去問を解くたび、本当に英検準1級の2次試験の合格率が70%以上なのかと疑ってしまう。

2008年10月31日金曜日

一時ブログのお休み

最近になって全くブログを更新できなくなったのは、英検の勉強が忙しいのと、会社のストレスで精神をやられているからである。
まず、1日置きに英会話のレッスンがあるのは辛い(そういう授業を組んだのは僕だが)。今日も仕事帰りにレッスンを受けてきたのが、会話というのは体力・知力を結構使うので、授業が終わった後のだるいこと。
一方、会社のストレスの方もひどくて、ここにはわざわざ書かないが、まぁ、会社を辞める際のもっともらしい理由ができたということにしておこう。

あしたから11月、早いもので今年もあと2ヶ月しか残っていない。本当に時間が過ぎるのは早いな。
11月の二週目には英検準1級の2次試験が、そしてそれに合格したら、本格的に転職活動を開始・・・したいのだが、突然この不況がやってきて状況は一変した。本当にタイミングが悪いとしか言いようがない。去年の今頃ならまだまだ採用は好景気だったのに、資格勉強をタラタラやっていたツケが回ってきているようだ。

英検ごときで転職がスムーズに行くとは考えにくいが、とにかく今は英語を勉強しよう。そもそも合格しないと、何も始まらない。この腐った企業で、自分も腐っていくのを待つのか。

というわけで、しばらくの間(英検の試験が終了するまで)、ブログはお休みします。

2008年10月27日月曜日

中小企業とTOEIC

いやはや、びっくりしたがな。

先日、TOEICで700点を越えたので、会社の連中に自慢してやろうと思い、スコアシートを会社に持っていった。英語ができる人には700点はカスのようなレベルだが、ウチの会社のレベルなら驚くだろうと思ったのだ。

が、その考えは甘かった。

「TOEICって、何?」

「705点・・・てすごいの?」


僕は中小企業をなめていた。TOEICくらい社会人なら誰でも知っているメジャーな資格だと思い込んでいた。
社内の取得奨励資格にも入っている。(賞金も手当ても何も出ないが)

しかし、この会社の皆様はTOEICなんて知らなかったのだ。

流石に人事部長と去年入社してきた新人は知っていたが、管理職を含め、ほとんどが上記の反応だった。

軽くカルチャーショックを受けてしまったが、僕もまだまだ甘いな。

2008年10月23日木曜日

TOEICテストの結果

今日、先日受けたTOEICの結果が返ってきた。前回8月に受けた時はたったの590点だったので、今回は600点以上欲しいなぁと思っていたら、


TOTAL SCORE  705  


リスニング  350
リーディング 355


何で一気に100点以上も伸びるんだ!!?

このTOEICテストの信憑性に疑問が出てきたぞ。たった一ヶ月で115点も伸びるのは、冷静に考えてちょっとおかしい。はっきり言って、そんなにTOEICの勉強していません。今回がまぐれなのか、前回が悪すぎたのか、たぶん前者だと思うが、一体どうなっているんだ…?

しかしまぁ、今年の目標である730点には届かなかったが、700点を超えたということで、よしとするかな。

2008年10月21日火曜日

商事法務№1845

今回も堅い内容で、何度か挫折しそうになった。というか、理解できない大半の部分をスキップしながら読んだ。以下まとめ。

「旧長銀事件最高裁判決の検討」では、今年の7月に下された旧長銀経営陣に対する最高裁の無罪判決につき解説。難しい。要するに、新しい会計基準は「慣習」となっていない限り、唯一絶対ではない、と最高裁が認めたと。

「コーポレート業務とインサイダー取引規制」で気になったのは、意図的なインサイダー情報の伝達についてだ。ここでいう意図的な伝達とは、例えば敵対的な買収者が対象会社の株式数%を市場で買付けた後、会社に面談を要求してやってくる。大抵、面談の内容は「御社を買いたいと思っている」とかだ。その際、わざと買収者に未公開の重要事実をバラすのである。こうすれば、買収者はインサイダー取引規制でいう第一次情報受領者となり、それ以降の買収者の買付はインサイダー取引規制違反になると。これは、僕の上司も「最強の買収防衛策だ」とか昔言っていたような気がしたが、どうなのだろうか。結論からいうと、対象会社が上場する取引所(東証とか大証)に申し入れて、対象会社に重要事実の公表を行わせることで、これは解決する。決して「最強の買収防衛策」ではない。

「公開買付けの手続の流れおよび開示規制(上)」は、公開買付届出書の記載事項等について、結構知らなかった部分が多かったので以下に箇条書きでメモ。

・公開買付者は公開買付届出書を提出後、ただちにその写しを対象者、及び別に公開買付届出書を提出した者がいる場合はその買付者に送付する。(つまり、すでにTOBしている買収者がいたら、そいつにも公開買付届出書の写しを出せと。)
・公開買付開始後における対象者の従業員の取扱について重要な変更(大幅なリストラとかのことか)の予定をしている場合は開示が義務づけられる。
・純投資または政策投資を目的とする場合については、株券等を取得した後の保有方針、売買方針、議決権の行使方針並びにそれらの理由を記載し、長期的な資本提携を目的とする政策投資として買付等を行う場合には、その必要性具体的示す必要がある。
・公開買付の目的がいかなるものであっても、買付等の後、対象者の株券等を更に取得する予定については、その有無、理由及び内容について、具体的記載する必要がある。
・買付等の後、当該株券等の発行者が上場廃止となる見込みにある場合は、その旨及び理由について具体的に記載することが求められる。

やたらと「理由」とか「必要性」を「具体的に」記載することが求められていることが気になった。他は読みませんでした。

2008年10月20日月曜日

足にマメが…

この土日にやったこと。

まず、土曜日は午前中に歯医者に行った。虫歯でもないのに三ヵ月もかかって、次もあったらいい加減に治療を強制終了しようと思っていたら、今回で終了した。やけに時間はかかったが、終わったのでよしとしよう。親知らずの上の歯茎の腫れと痛みも治まったことだし。で、その日はそのまま帰宅して、ご飯食べてお昼寝して、晩御飯食べて、ネットして寝た。ニート並の生活で勉強は全くせず。土曜は一週間の疲れがどっと出るので、何もやる気が起きないのだ…って、単なるサボりですね。

今日は、午前中に11月のマラソンに向けたランニング10kmを実施。走るのはこの時期が一番気持ちいいのだが、足の裏に赤くマメができた。痛い。いくら健康のためとはいえ、もうマラソンなんてやめようかな。シューズはアシックスで足を計測してもらった上でいいやつも購入したし、靴下もランニング用の靴下を履いているのに、たかが10km程度でマメに悩まされるとは、もう僕も歳ですね。
それから、午後は自宅に引きこもって、来週のスクールの予習。TOEIC対策なのだが、長文が異常に難しくて泣きそうになったが、英辞郎で調べて、何とか解いた。文法問題の仮定法は楽勝。だてに大学受験時代に安河内の授業は取っていない。

そして気づいたら、午後11時。英検準1級の2次対策のため、英作文をする。もう次は落ちたくないのだが、会話は苦手中の苦手なので難しい。というか、準1級の面接の設問そのものが僕には難しい。

「現代社会において大学教育は有用であると思うか」

制限時間5秒くらいで日本語でも答えるの難しいわ、と思った。

2008年10月18日土曜日

製造物責任法概論

・製造物とは
製造物とは製造または加工された動産(PL法2条1項)のこと。つまり未加工の農林水産物や鉱物にPL法は適用されない。同様に、不動産やサービスにも適用されない。

・「買主注意せよ」から「売主注意せよ」の時代に
今日のように製品がハイテク化している時代、被害を受けたとしても消費者がメーカーの過失を立証することは困難である。そこで、これまでの責任要件としての過失に換えて「欠陥」概念を導入し、主観的な人の過失行為から客観的に物の欠陥に着目した。PL法はこの欠陥責任が導入された法である。
※欠陥:当該製造物が通常有すべき安全性を欠いていること(PL法2条2項)

・責任主体は製造業者等
PL法でいう製造業者等とは以下を指す。
①製造業者、輸入業者(メーカーだけではない点に注意)
②表示製造業者、表示輸入業者(「表示」とはOEM契約に基づき供給された製品を自社ブランドで売っている場合など)
※OEM契約(Original Equipment Manufacture):発注者が自社ブランドで販売するために、受注先に製品を供給させる契約
③実質製造業者(「実質」とは他のメーカーが製造した食品や医薬品を自社ブランドの名で販売する場合など)

・被害の対象は拡大被害
被害が製品そのものに止まっている場合には適用されない。例えば、パソコンが発火してパソコンが使用不可能になっただけならPL法は適用されないが、発火が原因で手に火傷を負ったり家が全焼した場合はPL法が適用される。PL法のキーワードは「品質」ではなく「安全」。

・対象となる製造物の引渡しにつき、有償・無償を問わない
販売した製造物のみではなく、サンプル商品もPL法の対象となるということ。ただし、盗まれた場合は該当しない。

・免責は困難
引き渡したときにおける科学又は技術に関する知見によっては欠陥があることを認識することができなったことを、製造者等が証明できれば免責される。しかし、ここでいう「科学又は技術に関する知見」とは、当事の世界最高レベルを想定しているといわれているため免責は困難である。

・PL(Product Liability)対策
企業におけるPL対策として、警告ラベルの貼り付けや安全使用のための取扱説明書の作成、更には消費者相談窓口を設置し、事故及び訴訟を未然に防止することが望ましい。また、原材料・部品納入契約やOEM契約における責任分担の明確化も有効な対策である。

・PL法施行後の動き
PL法が制定されて訴訟が増えると言われていたが、実際は予想されていた程の数の訴訟は起きなかった。しかし、一方で自主的な製品回収は増えてきており、「万が一のリスク」は高くなりつつある。今後、製品に不具合が発生した場合、不具合はその製品のみに起こるのか、類似品、同じ工場で作られた物にも含まれるのかチェックすることが望ましい。

2008年10月17日金曜日

中小企業の社員の特徴

数年中小企業で働いて、そこで働く社員の特徴が見えてきたので、書き残しておく。(かなり偏っている書き方をしているのであまり真に受けないで下さい。)

会社で働く社員を総合職、一般職、派遣社員の三種類に分類して考えたい。


■総合職

・原則、男。一般職、派遣社員が死んでもしない残業(代)が大好き。中には定時中はひたすら喫煙ルームでのタバコと雑談に費やし、定時後から重い腰を上げる社員もいる。勿論、目当ては残業代。月の上限の時間まで残業しないと勿体ないと考えている。
・たまに遅刻する。寝坊を理由に半日有給を取ることもザラ。もちろんその分、残業する
時間のルーズさは小学生並み。10時開始のミーティングに10時に行っても、まだ誰もいないのは常識。10時過ぎからノロノロ動き始める。
冷蔵庫にはビールや焼酎が常備されており、定時後にそれを飲み始める。口癖は「飲まないとやってられない」。
・共通するのは所謂「低偏差値」クラスの大学を卒業していること(大卒の場合)。日東駒専クラスか、それ以下が大半を占める。口癖は「学歴より実力」なのに、決まって高卒や中卒の社員を馬鹿にする。喫煙ルームの話題はそれが多い。たまに京大卒の凄い役員がいると思ったら、間違いなくメインバンクや取引先(大企業)からの天下りか出向者。
活字が苦手。日経新聞を読んでいるのは管理職が数名、平社員では誰も読んでいない。
・朝はスポーツ新聞か週刊少年ジャンプを読んでいる人間が多い。朝の話題は十中八九プロ野球。サブプライム問題等、経済には全く無関心。
・何かの電話で「よしん管理って地震のことですか」と聞いていた。
未婚率が高い。
・基本的に入社したくて入っているわけではないので、愛社精神は薄い。優秀な若手ほど早く見切りをつけて転職していく。
・平均年齢が45を越えている。これから会社を支える30代が極端に少ない
・強烈な年功序列で、どれだけ無能社員でも次長までは出世するというのが社内での定説。実際、次長が七名もいて所属員の半分以上を次長が占める部署も存在する。
・海外に顧客がいるにもかかわらず、英語のできる社員は少ない。会話どころか英文を読むことすらできない管理職もザラにいる。彼らは一般職や派遣社員に英語対応を任せる。新入社員の履歴書に書いてあったTOEICのスコアは300点。


■一般職

・女。一応正社員であるが、仕事は派遣社員と同じことをやっている。あとはボーナスの存否くらい。
・自分よりアホな大学を出ている総合職も多いので、基本的に総合職の男を見下している。大半は30歳までに他の会社の男性の結婚して去っていく。たまに社内結婚もあるが、非常にまれ。
・育児休暇制度や産休制度はあるが、こうした制度を使う女性は稀で、ほどんどが寿退社する。
・朝に挨拶するのは、入社後半年まで。その後は年上だろうが役員だろうがシカトする。
・結婚退職するために、必死に合コンへ参加する。合コンの日の化粧の気合の入り方は尋常ではない。一方で社内の男にはデートに誘われても、給与体系・年収・将来性等全てが分かっているので、まず相手にはしない
・出勤は定時ギリギリで、たまに遅刻する。ただし、遅刻しても堂々としており、その姿には清々しさすら感じる。
何があっても定時には退社、たまにフライングするツワモノもいる。
・定時終了間際に仕事を依頼すると平気で断る。キレる者もいる。
・仕事内容は派遣社員に毛が生えた程度。仕事に対するモチベーションは絶対零度より低い。
・暇になったら堂々とFacebook(一昔前はmixi)などSNSをしている。仕事そっちのけで資格の勉強(簿記とか秘書検定とかTOEICとか)をする者もいる。当然、そのコピーは会社のコピー機を使う。
有給は9割以上消化。ある意味ホワイト企業。
・え、何でこんな奴が…?という容姿(不美人という意味)をしている者は、十中八九得意先か自社の管理職の娘さんがコネで入社
・年齢層には大きな幅があって、上記に当てはまるのはほぼ20代である。30代の人口は少ないが、40歳を越すと、また人口は増える
・40代以降の女性は全員独身
・いくつだろうが、親と同居(パラサイト)している。中には、一人暮らしをしながら、親から仕送りを受けているツワモノも存在する。
・給料は少ないが、すべて自分で使えるため、意味もなくブランド物をたくさん所有している。会員制のスポーツクラブにも通う。


■派遣社員

・女。基本的に正社員一般職と同じ仕事を担当する。
・年齢は圧倒的に30代後半から40代が多い。そして大半がバツイチ(という噂)。
・中小企業なので、若い派遣社員はやってこない。
・一般職と違い、遅刻はまずしない。かなり朝の早くから出勤する者もいる。しかし、やはり定時には帰りたい。定時5分前にはパソコンの電源を落として帰宅準備を開始する。
・一人暮らしが多く可処分所得が少ない。そのため、一般職のように意味もなく高級ブランドを持っている割合は低い。
・そこそこのレベルの資格(簿記2級とか英検準1級とか2級建築士とか)を持っている人が多い。
・素直な分、一般職の連中の数万倍は使えるというのが総合職の常識。
・「派遣社員なめんなよ」というオーラを出している者もいる。


上記はすべて僕の会社の社員に当てはまるというだけで、決して他の中小企業はこんなんではないと信じたい。

何かの本に「人生は一社目で決まる」と書いてあったが、まさにそうなんだろうな。

<関連エントリー>
三流大学で偏差値70…?
零細企業の社員の特徴

2008年10月15日水曜日

はてなスター

はてなブックマーク(通称はてブ)というサービスをご存じだろうか。かなり有名なウェブブックマークサービスなので簡単に説明すると、普通のブラウザのブックマークと違い、そのブックマークを他人が見ることが可能となっている。つまり誰が、何人くらいそのサイトを注目してブックマークしているのかが一目でわかるというわけだ。また、このブックマークには100文字以内のコメントを付けることも可能。ふと感じたことを反射的に記録することができるので、結構面白い。もちろん、このコメントを他人が見ることも可能だ。更に、「はてなスター」をいうシステムにより、このブックマークのコメント等に他人からスターをもらうことができるのだ。大抵はクールなコメントに対して、この「はてなスター」がつけられる。

さて、この夏から僕も「はてブ」を始めたのだが、最近とあるコメントを書いたらはてなスターが25個も付いたので驚いている。
痛いニュースというサイトの「“中国のミルクは安全!”と英閣僚が飲んでアピール→就任当日に腎臓結石で入院」という記事に対して、前日の蒟蒻畑を規制しようとした野田聖子議員を思い出して、

野田聖子も喉を詰まらせてみればいいのに

とコメントしたら、これが想定外に受けたようだ。。。

なんだかよくわからないが、他人からスターをもらうというのは、あまり悪い気はしない。たぶん、今後はてなスターを25個ももらうことはないだろうから、ここに記録しておこう。

2008年10月11日土曜日

最近買ったCD

今日はちょっと法務のネタを離れて、最近購入したCDの紹介。


Mr.Children(2008-09-03)
Amazonランキング:118位











一枚目はミスチルの「HANABI」。「どれくらいの値打ちがあるだろう?僕が生きているこの世界に」という言葉から始まる歌詞には、桜井さんらしさが滲みでていて、久し振りにミスチルらしい(?)曲に仕上がっている。美しいメロディーと重なったサビの部分では、切なくなってしまった。最近のミスチルはちょっとな~と思っている人にも聴いてもらいたい名曲だ。ところで、ツアーはまだかな。でも行っている時間ないなぁ。


藤岡藤巻と大橋のぞみ,大橋のぞみ(2007-12-05)
Amazonランキング:243位












次は、「崖の上のポニョ」。「ぽーにょぽーにょぽにょ」という部分が耳から離れなくなった人はいないだろうか。僕はこの歳になって、子供の歌う映画の主題歌のCDを買ってしまったのだが、侮ることなかれ。結構完成度の高い曲に仕上がっている。おっさん二人組と少女のハモりもいいが、5曲目の「のぞみちゃんデモ」も聴いてみてほしい。普通の少女の歌声で、しかもちょっと音程がズレれいるのだが、そこがまたいいのだ。ちなみに、僕は映画の「崖の上にポニョ」を見にいってません…。

それにしても、最近、この前紹介したlang-8にハマってハマって仕方ない。英語でのコミュニケーションがこれほど楽しいとは思わなかった。中毒になっているな、これは。

2008年10月8日水曜日

会社法の復習2

前回の続き。

・近年の株主総会の傾向
昔と比べて最も変化した点は「議案が否決される可能性」が出てきたこと(参考)。ISSや海外ファンドの存在が大きい。これからは、議案が否決されることも想定しなければならない。

・企業再編行為
企業再編行為の主たる目的は「企業競争力の強化に役立つ法制度を目指す」こと。企業再編行為が利用される場面は大きく分けて2つに分類される。
①他企業との経営統合による競争力強化
②自社グループ内での事業の整理、統合
なお、企業再編行為は経営陣の同意を得て行う企業買収の手段としても利用は可能。

・吸収合併と新設合併

合併の際、実務上は新設合併では会社の持つ免許や上場の手続きがややこしくなるため、吸収合併の方が圧倒的に多い。なお、一般的に使用される「対等合併」という言葉は法律用語ではない。

・吸収分割と新設分割

旧商法では「営業」が分割の対象とされ、その概念についての議論があったが、会社法では分割の対象について「その事業に関して有する権利義務の全部または一部」となり、より柔軟になった。なお、新設分割は1社のみで1事業部門を分離して実施することも可能。

・株式交換と株式移転

株式交換はその「主体」に注意する必要がある。
会社法2条31号 株式会社がその発行済株式の全部を他の株式会社又は合同会社に取得させること。
つまり、上記の図ではB社の子会社となるA社が株式交換の主体となる。また、株式移転は純粋持株会社(ホールディングカンパニー)化するための一つの手段となる。

・企業再編行為の効力発生日
吸収型か新設型かによって効力発生日は異なる。
吸収型再編行為(吸収合併、吸収分割、株式交換)→当事会社間の合意(再編行為に関する契約)により定めた日
新設型再編行為(新設合併、新設分割、株式移転)→新設会社の登記の日

・対価の柔軟化
会社法においては、吸収型再編行為の場合、再編行為の対価は株式のみならず、社債、新株予約権、金銭その他財産でもよいこととなった。つまり、何を対価とすることが適切なのか判断しなければならない。

・対価の柔軟化と外資による敵対的買収
対価の柔軟化が外資による敵対的買収を増やすという議論がなされているが、企業再編行為を行うためには、当該再編行為に関する契約をしなければならず、TOBのように突然株を取得される買収とは性質が異なる。
会社法767条 株式会社は、株式交換をすることができる。この場合においては、当該株式会社の発行済株式の全部を取得する会社との間で、株式交換契約を締結しなければならない。

・企業再編行為に係る留意点
企業再編行為は実にバリエーションが多く、一体どれが適しているのか正しく判断する必要がある(つまり、弁護士に相談するにしても最低限は知っておく必要がある)。独占禁止法や税務、会計など会社法以外の分野にも注意する。

2008年10月7日火曜日

会社法の復習1

2年前、会社法を勉強した際にあれこれブログ上でまとめてみたが、今回復習がてらにもう一回まとめてみたい。

・解釈の明確化
旧商法では解釈に委ねられていた規律が会社法では明文化された。
例)会社法109条1項 株式会社は、株主を、その有する株式の内容及び数に対して、平等に取り扱わなければならない。=[株主平等原則]

・三角合併
合併対価の柔軟化により外国会社による三角合併が可能となった。

B社子会社が海外のB社(親会社)の株式を割当てることで日本のA社を買収することが可能になる。

・有限会社の廃止
旧商法上、株式会社には株式に譲渡制限があり少数の株主しか存在しない会社、つまり実質は有限会社と変わらない株式会社が多く存在した。よって、会社法では有限会社を廃止し、取締役の人数制限、任期規制、取締役会・監査役の設置義務等につき一つの法律で差異を調整することとなった。

・用語の定義
会社法で用いられる用語について、その定義が会社法2条に列挙されている。省令の2条にも定義規定が置かれている。以下は重要。

①外国会社
明文を置かない限り、会社法上の「会社」に外国会社は含まれない。外国会社の定義上、法人格の有無は問わない。
例)会社法5条 会社(外国会社を含む。…)がその事業として…
②親会社・子会社
親会社・子会社の判定が経営を支配しているか否かの実質基準となった。
施行規則3条(子会社及び親会社) …財務及び事業の方針を支配している場合における当該他の会社等とする。
③公開会社
上場会社を意味する用語ではなく、譲渡制限の付されていない株式を発行している会社。つまり、1000株発行している会社が999株に譲渡制限を付していても、残り1株に譲渡制限を付していなければ、その会社は公開会社ということになる。

・類似商号規制の撤廃
類似商号規制が廃止されたため、類似商号かどうか、同一営業かどうかという登記可否の綿密な調査が不要となった。ただし、同一商号、同一住所の登記はできない(商業登記法27条)。

・不正目的の商号使用禁止
不正の目的をもって、他の会社であると誤認される恐れのある名称又は商号を使用することは禁止されている(会社法8条1項)。ただし、不正目的の立証責任は請求者にある(会社法8条2項)。旧商法に比べて、会社法は会社商号の保護が薄いといえる。

・事業譲渡をした場合の競業避止義務
A社が事業CをB社に譲渡した場合、原則としてA社は同一市町村及び隣接市町村では20年間譲渡した事業Cはできない。しかし実務上、事業譲渡契約には競業避止義務を負わないとする特約を規定することが多い。
会社法21条1項 事業を譲渡した会社は、当事者の別段の意思表示がない限り…その事業を譲渡した日から20年間は、同一の事業を行ってはならない。

・株式会社の設立
設立には発起設立(設立時の発行株式すべて発起人が引き受ける)か、募集設立(設立時の発行株式の一部について、発起人以外の引受人を募集する)があるが、実際の設立はほとんどが発起設立である。

・株主の権利
①自益権
株主が出資者として会社から経済的利益を受けることを目的とする権利
例)剰余金配当請求権(会社法453条)
②共益権
株主が会社の管理運営に参加することを目的とする権利
例)株主総会における議決権(会社法105条3項)
③単独株主権
1株でも持っていれば各株主が独自に行使できる権利
例)累積投票請求権(会社法342条)
④少数株主権
総株主の議決権の一定割合又は発行株株式の一定割合を有する株主のみが行使できる権利
例)株主提案権(会社法303条)

・種類株式
会社法には様々な種類株式が存在する。原則、株主平等原則により株式の権利は同一であるが、資金調達の便宜から、会社法では種類株式の発行を認めている。

①特定業績連動株式(トラッキング・ストック)
株式の価値が企業全体の業績ではなく、特定の事業部門や子会社の業績と連動する株式
例)ソニーが2001年にソニーコミュニケーションネットワーク業績連動株式を発行。しかし、その後ソニーは業績連動株式を廃止し、現在日本では全く広まっていない。
②取得請求権付株式
株主が会社に対してその株式の取得を請求することができる株式
③取得条項付株式
一定の事由が生じたことを条件に会社がその株式を取締役会(なければ株主総会)決議によって取得できる株式
④全部取得条項付種類株式
株主総会の特別決議でその株式の全部を会社が取得することができる株式

・株式の併合・分割・無償割当て
①株式の併合
数個の株式を合わせて、それより少ない株式にすること。株主総会の特別決議が必要 
例)10株→1株
②株式の分割
1個の株式をそれ以上の数にすること。分割の際、同じ株式を割当てる。取締役会決議が必要
例)10株→11株
③株式の無償割当て
実質は株式分割と同じだが、既発行株式とは異なる種類株式を割当てることも可能


2008年10月6日月曜日

Lang-8 を始めた

以前、はてなブックマークで人気になっていたLang-8を、何気なく始めてみた。自分の書いた英文を、同じくLang-8に登録しているネイティブが添削してくれるというサービスなのだが、英文の日記を書き込んで30分もしないうちに、早速添削が入った。アメリカ人の女性からだったのだが、結構的確に訂正が入っていた。冠詞の使い方が僕はよくわかっていなくて、それを丁寧に直してくれていた。ちなみに、このLang-8にいるメンバーは何らかの外国語を学んでいるので、外国人の書いた日本語を自分が添削することもできる。それもなかなか楽しい。

自分一人で英語で日記を書いても、合っているのか間違っているのかわからないが、このサイトを使えば無料でネイティブからの添削が受けられるので、英語学習者は是非登録してみることをお勧めしたい。

2008年10月5日日曜日

歯の治療が終わらない

歯の治療が終わらない。8月末から毎週通っていて先週で一旦終了したのだが、今週から親知らずの上の歯茎が腫れてきて、仕事中に痛くて痛くて仕方なくなってきたので、また今日行ってきたのだ。

親知らずと歯茎の間に細菌が入り込んで化膿していると言われた。

チクリと麻酔を打たれて、メスで歯茎を切開。吸引機のようなもので膿をズズズと吸っていた。それからカーゼを噛ませて終了。問題はその後だった。麻酔が切れた頃、ズキンズキンと切開した部分が痛み始めたのだ。一応、痛み止めはもらっていたので飲んだが全く効かず。痛い。何で虫歯にもなったことないのにこんなに苦しまねばならんのだ。

当然、来週も歯医者に行かねばならない。いったい、いつまで歯医者に行かねばならんのだろうか…。

2008年10月3日金曜日

(買収防衛策を通じて)コンサルタントから学んだこと

買収防衛策の部分をカッコしたのは、買収防衛策以外のテクニカルな部分(メールとかワードとかの方法)のことだからだ。僕の会社では、ワードやメールの研修は当然なく(というか研修そのものがなかった)、上司もよくわかっていないので、外部の専門家と共同で仕事を進める際に「そういう方法もあるのか」と驚かされることが多い。幼稚なレベルが多いと思うが、以下のテクニックは最低限のマナーとして使えるようにしておきたい。

<ワード>
変更履歴の記録:元の文章の変更点等が朱字で表示される。「ツール」→「変更履歴の記録」で出てくる。主にプレスリリースのチェックのやり取りで活用した。ちなみに、最初にコンサルからの添付ファイルで変更履歴を見た時は、「コンサルだから特殊なソフトを使っているのだろう」と思った。

パスワードの設定:「ツール」→「オプション」→「セキュリティ」のタブで実施。プロジェクトで使用したファイルには、基本的に全てパスワードがかけられていた。パスワードは4桁の数字を3回(123412341234とか)というのが多かった。なお、4桁のパスワードは証券コードなどの分かりやすいものは避けるべき。

DRAFTの透かし:「書式」→「背景」→「透かし」→「テキスト」で設定(削除も同様)。プレスリリースの打ち合わせ段階では背面に薄くDRAFTの文字が張り付いていたので、最初に見たときはこれは一体何かと思ったものだ。


<メール>
パスワードの送り方:パスワードをかけているファイルと同時にパスワードは送信しない。ファイルを添付しているメールのccかbccに自分の宛先を入れておく。送信したメールが自分宛にも届いたら、そのメールに「全員に返信」を選択し、パスワードを送信する。これは意外だった。セキュリティ上、こうした方が安全ということか。


他にも色々あったが、他の企業では全社員これくらい「常識」というか、「知らないと恥」くらいのレベルなんだろうなと思う。それにしても、意外にワードの機能が奥が深かったのには驚いた。

2008年9月29日月曜日

英会話のレッスン

今日は珍しく睡魔に全く襲われなかったが、その反動で定時を過ぎた辺りから爆発しそうなくらいの疲労感に襲われた。倒れそうになりながらも、今日は英会話個別レッスンの日。逃げずに授業は受けてきたが、感想を英語で言うなら…

I can’t speak English.

だ。話すって本当に難しいね。講師からのアドバイスは、なるべく英語で考える習慣をつけなさいと。日本語で考えてそれを英訳しようとすると、かなりの翻訳力が要求される。そして皆そこでつまずく。僕はまさにそれだな。英語で考える、か。

Oh, it is very difficult for me to think everything in English.

てな感じか。そう言えば、授業が終わったら、疲労感はどこかへ行ってしまった。病は気からかな…。

2008年9月28日日曜日

TOEICを受けてきた

今日はTOEIC公開テストを受けてきた。手ごたえとしては、たぶん前回の590点と同じか、それ以下だと思う。だって、前回のテスト以降、これと言って勉強していない、というか公式問題集1冊すら仕上げていないのだ。仕方なかろう、自業自得だ…orz

思うに、TOEICは英検と違って合格・不合格がないため、なんとなく勉強を先延ばしにしてしまいやすい性質がある。それに、公式問題集は大きくて持ち運びしにくい。更に、英会話スクールのTOEIC対策授業の予習もけっこうボリュームがあって自習になかなか手が回らないのだ。しかし、嘆いているだけでは始まらない。何とかしないと。

ちなみに、英検の面接対策(前回準1級の2次面接で落ちた)ということで、会話の個別レッスンが始まる。なんと、1コマ60分、8,000円の授業だ!!年収300万円の僕が、よくそんなに金を使えるなと関心してしまうが、苦手意識の非常に強い会話の克服として苦渋の選択をしたのだ。予習は全くしていないが、明日の今頃には授業がスタートしているので、ごちゃごちゃ言わずに立ち向かうしかない。

気がつけば今月もあと少し。月末にはマラソン大会。仕事では特にヘビーなものはないので、法律の勉強の自習に勤しみますか。

2008年9月26日金曜日

株券電子化への対応セミナー

久しぶりに株券電子化のセミナーに参加してきた。電子化まで4ヶ月を切ったということで、内容は電子化後の注意点とか実務とかが中心になってきた。以下に重要だと思ったメモを。

登録配当金受領口座方式と株式数比例配分方式
配当金支払方法の口座振込方式が現在の単純取次方式に加えて、登録配当金受領口座方式(全ての保有する銘柄の配当金を同一預金口座で受取を指定)と株式数比例配分方式(銘柄単位に証券会社の口座に一括して配当金を振り込み、証券会社が株数に按分して配当金を個々の株主の口座に入金)が増える。ただし、ゆうちょ銀行はこの新しい方式の採用を当面は見送る予定。

株主割当増資と特別口座
株主割当増資をする場合、特別口座株主(保管振替機構に株券を預託していない株主)は、特別口座を引受株式の記録先口座として新規記録ができないため、一般口座を開設して会社に届けなければ失権扱いとなる。

株式取扱規程変更の時期
株式取扱規程については、株券電子化施行日政令公布後(11月くらいとのこと)に、株券電子化施行日(1月)前に開催される取締役会で決議するのが望ましい。(施行日政令公布前だと、規程の効力発生日を確定日とすることができないため。)

関連記事
株券電子化の施行日前と施行日後の対応
株券等の電子化に関する説明会
電子化された株券の担保
証券保管振替法とは・・・

2008年9月25日木曜日

商事法務№1843

前号の座談会(企業価値研究会報告書と今後の買収防衛策のあり方)の続き。

買収防衛に関する取締役会の行動のあり方とか、情報開示のあり方とか色々書いてあったが、一番興味深かったのは「勧告的決議(株主総会で定款変更をしないで防衛策の導入決議をすること)」についてだ。経済産業省の課長曰く、ブルドックソース事件の最高裁判決では「特別決議」ついて言及していないので、特別決議は買収防衛策の形式的な決議要件ではなく、多数の株主の合理的意思が重視されている。だから、勧告的決議についても、合理的意思に依拠していることを示す事情として考慮されうる、と。改めて新しい「報告書」を読んでみると、確かにP13の(注1)にもそう書いてあった。ここで思い出されるのが、商事法務№1807(2007年8/5-15合併号)の座談会だ。ここでは、買収防衛策の勧告的決議について、「アンケート調査」(相澤法務省民事局商事課長)とか「気休めのもの」(森本京都大学教授)といった感じで、まるで空気か水かのような(あってないようなモノの)扱いをしていた。この時の座談会は某弁護士、某証券会社の役員とこの二人が様々な論点にガチンコでぶつかっていて、なかなか面白かったのだが、この時の森本・相澤発言は一体どうなってしまったのか。というか、なぜ今回の座談会にこの二人を入れなかったのか。激しいバトルになっていたことは間違いない。

おそらく企業価値研究会の考えの中には、買収防衛策の導入に特別決議が必要とする→安易な株式持合が増える→株主総会における監査機能が形骸する、という状況を避けたかったので、勧告的決議にも一定の適法性があるような感じにしたのではなかろうか。(違うかな)

買収防衛策が発動されるか否かは、手続よりも買収者の出方次第の面が強いと思うのだが、今後の買収防衛策発動に関する裁判で、特別決議で防衛策を導入した企業と、勧告的決議で導入した企業で違う判決が出たら面白い。

2008年9月23日火曜日

今後の中間報告書

会社法が施行される以前、多くの上場会社は株主総会の決議通知と一緒に任意書類として「事業報告書」を、中間期には「中間事業報告書」を株主に送付していた。しかし、会社法では招集通知に添付し株主に提供する書類として、「営業報告書」に変わって「事業報告」を作成することが定められた(会社法435条2項)。これにより、多くの会社が任意書類である「事業報告書」の名称を変更して「報告書」、「中間報告書」を株主に発送した。

ところが、今度は今年から金融商品取引法で四半期報告制度が導入され、決算短信で使われていた「中間」という用語がなくなった(中間決算短信は第2四半期決算短信となった)。そこで、今までの「中間報告書」の「中間」を今後どうするかということが問題になっている。

考えられるのは、四半期報告制度に合わせて「第2四半期報告書」としたり、「株主通信」等への変更だ。もちろん、そのまま「中間報告書」とすることも考えられる。

また、法定開示である四半期報告は年4回開示されるのに対して、自主開示である報告書は現在多くの会社が年2回発行である。そのため、四半期報告制度に合わせて、報告書(株主通信等)を年4回発行する会社が増加傾向だ。第1四半期と第3四半期も同様に冊子を作成、または第1四半期と第3四半期は圧着ハガキ形式の株主通信を送る方法等が考えられる。四半期配当も実施していないのに、四半期毎に立派な株主通信だけ送られてきても、株主は嫌だろう。

最近では報告書も色々と工夫さてれきており、デザインの傾向として、4色以上のカラーを採用する会社が全体の6割以上となっている。内容も、経営者のメッセージや、経理担当役員(CFO)による財務の解説、株主アンケートの集約等、様々な工夫がこらされてきている。法定開示書類とは異なり、報告書にはメッセージ性を込めることができるため、上手く工夫して個人株主、一般投資家にPRすることが望ましい。

なお、四半期報告書の定性情報・生産実績等は会計期間(3ヶ月)となった。中間報告書を6ヶ月累計期間で作成する場合、四半期報告書からの単純な流用する場合は注意が必要となる。

※参考:四半期報告書の作成・提出に際しての留意事項について

2008年9月22日月曜日

ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る













やや古い本だが、たまたま気になったので読んだ。内容は現在よく取り上げられている「格差」をテーマにしたもので、読もうと思えば1時間程度で読破可能。途中で挟まれるドキュメントは特に読まなくてもいいと思う。

年収200万円以下のワーキングプアを呼ばれる人々が、現在日本に500万人以上いること、そしてこれから日本を支える若年層の多くが「非正社員」であることが最初に問題提起されいる。そもそもなぜワーキングプアと呼ばれる人種が増えたのかというと、日本の企業が人件費をケチって正社員を雇わずに派遣社員やらアルバイトといった非正社員を増やしたことが原因だ。つまり、正社員という身分からドロップアウトしてワーキングプアになった中年連中は別にして、現在の若年層の非正規労働者は、日本の社会構造・景気の低迷により、社会人のスタートラインで正社員になれず、結果としてワーキングプアになってしまった可能性が高い。

現在、若年層のワーキングプアも普通に暮していけているのは、親と同居して生きているからだ。これをパラサイトシングルと呼ぶ。いわゆる実家暮らしであれば、家賃や食費はほとんど必要なくなる。ただし、このパラサイトシングルは親が親が生きていることが前提で成り立っているのであって、親が死んだ瞬間にワーキングプアという地獄が待っているという自覚が足りていない人が多いのだろう。

では、このワーキングプア問題を解決するためにはどうすればいいのか。著者は最低賃金の引き上げが必要だという。日本の最低賃金は先進諸国を比べても低い。ただ、最低賃金を引き上げるということは、どこかに引き上げた分のしわ寄せがいくわけだが、それが書かれていなかったのが残念だった。

今は正社員でのほほんと生きている僕も、いつ何のきっかけで「ワーキングプア」になるかわからない。危機感を持って生きる必要があるな。

2008年9月21日日曜日

決めたことの実行結果

先週、しないことを2種類決めていた。今日が終わる前に、そのレビューを。

9月13日 決定版 体脂肪を燃やすスポーツトレーニング

9月16日 しないことリスト

ずいぶんといろいろなことを決めたが、どれくらい実行できたのか。

・朝は10分早く起きて、朝食はゆとりをもって食べる。

△→10分はやく起きることはできたが、朝食はゆっくり食べれなかったなぁ。反省。

・最寄り駅まで自転車は使わない

○→これは実行できた。チャリを使わなくてもなんとかなるもんだ。

・缶コーヒーは買わない、飲まない

○→これも大丈夫。買わなかった。

・フリスクと栄養ドリンクも前項同様

○→案外、我慢できた。

・飲み物はミネラルウォーターのみ

△→自宅にはお茶しかなかった…。

・間食しない

○→間食しなかった。

・昼食は菓子パンとかおにぎりを買わずに、タンパク質の多い魚定食とかにする

×→いつも行っている食堂に魚定食がないことがあった。

・夜11時以降はネットしない(強制的にデータカード引っこ抜く)

○→これは上出来。おかげで早く寝る習慣ができた。

・飲み会には行かない(送別会等避けられないものを除く)

×→某上司が「わしの誕生日だ」とか言って連れて行かされた。

・勉強本は買わない

○→気になった本はあったけれど、買わなかった。

・ネットサーフィンしない

×→やめられないんです…orz

・缶コーヒーは飲まない

○→上記同様できました。

会社で
・喫煙ルームには行かない

○→おかげで雑談する時間が減った。

・残業しない

△→1日だけちょっと残業してしまった。


というわけで、大体実行できているようで上出来である。が、やはり問題なのが「ネットサーフィン」だ。特に会社、仕事中のは中毒にかかってしまっているといっても過言ではない。どうしたものか。

2008年9月20日土曜日

歯の治療

歯の治療が終わらない。先月から半年に1回の定期健診で地元の歯医者に行っているのだが、今日行って、また来週来てくれと言われた。ちなみに虫歯ではない。というか、虫歯は生まれてから一度もなったことがない。奥歯を削っては何かを埋めて、また削るの繰り返しをしているのだ。親知らずを削るとか何とかいって、実は特に問題のない歯を削って埋めて、そして医療費を稼ごうという魂胆ではないだろうな。ってか、虫歯でもないのに、どうしてこんなに治療がかかるのだ。しかし、医者が異状アリと言っているのに、治療を途中やめるわけにもいかない。

患者って、やっぱ不利な立場なんだな。

2008年9月19日金曜日

下流社会 新たな階層集団の出現













今更ながら数年前のベストセラーを読んだ。ホリエモンのような成金ヒルズ族が脚光を浴び始め、格差という言葉が社会のキーワードになりつつある頃に「下流」という言葉で本を出版した著者はなかなかのマーケティング力の持ち主である。売れないはずがない。しかし、アマゾンでの評価は低い。

内容は、今までにいろいろな本や雑誌で読んだことのあることが大半だったので、特に感銘を受ける部分はなかった。今までの日本は「一億総中流」だったけれど、最近になって新たに「下流」という層が生まれて、そういう奴らにはこういう傾向がありますよ、といった論調だ。

やや視点は違うけれど、近年の下流とか格差をテーマとした本なら、門倉貴史氏の「ワーキングプア」や、大前研一氏の「ロウアーミドルの衝撃」方が客観的な視点が多くて納得させられる点が多かったような気がする。

ちなみに僕はこのまま行くと「下流」だろうか。

2008年9月16日火曜日

しないことリスト

今日は一日中睡魔と闘っていた。朝の電車で10分、昼休みに10分、午後のセミナーで20分とそれぞれうたたねしたにもかかわらず、まだ眠い。病気か?とりあえず、今日はさっさと帰宅することにした。ちなみに、以前宣言したとおり、コーヒーは一切飲んでない。ミネラルウォーターだけ。これが原因なのかも・・・。

「しないことリスト」で考えてほしいこと

さて、このサイトを参考に、僕もやらないことリストを作成してみた。努力目標ということでとりあえず一週間頑張ってみようと思う。

・夜11時以降はネットしない(強制的にデータカード引っこ抜く)
・飲み会には行かない(送別会等避けられないものを除く)
・勉強本は買わない
・ネットサーフィンしない
・缶コーヒーは飲まない


会社で
・喫煙ルームには行かない
・残業しない

とりあえず、今日は眠い。

2008年9月15日月曜日

堀北真希のダンス

昨日大掃除の末、今日は勉強するの決めていたのに、朝雨が降っていたので、自宅で勉強しようとして、ひたすらネット・・・。そして、こんなすばらしい動画を発見してしまった。

堀北真希 dance - YouTube

これはヤバい。かわいすぎて、必死でYouTubeの動画をダウンロードしてiTunesに変換する方法を調べてしまった。ふふふ、しっかりiTunesに保存してしまったよ。

と、要するに今日はこういうことばっかりしていたため、全く勉強はしてないのだ。本当に英語を身に付ける気はあるのか自分でも疑ってしまう。とにかく、休日家にいることは避けなければならんな。たとえ雨が降っていても、体調がよくなくても、外出するようにしなければ。

あぁ、僕ってこういうことの繰り返しだな…orz

2008年9月14日日曜日

大掃除

今日は朝から大掃除をした。パソコンも購入したし、そろそろ本格的に机周りを整理しなければならないと思ったからだ。

まず、邪魔になったのがCD。小学生の頃からコレクションしてきたCDがアルバム・シングル合わせて300枚くらいあって、これが部屋のあちこちに散らばっていたのだ。パソコンが重くなるのを覚悟で、CD全部iTunesにインポートして、それが済んでから全部のCDを一ヶ所にまとめて封印した。このパソコンがクラッシュしない限り、CDを引っ張り出してくることもあるまい。
それにしても、小室ファミリー(死語)全盛期のtrf(今は大文字)のCDとかが出てきて、本気で懐かしかった。他にもWANDS、野猿、DEEN、TUBE、黒夢、川本真琴、相川七瀬、ウルフルズ・・・もう活動していないグループとかもあるが、僕の義務教育+高校という極めて重要な時間を一緒に過ごした歌手たち。気がつけば、いつの間にか僕も同じ年か年上になってしまっていたな・・・と、こういう感傷に浸っていたため中々作業は進まなかった。

ちなみに今回iTunesの「アルバムアートワークを入手する」機能を初めて使ってみた。大体20%くらいの割合でヒット。あまりメジャー・マイナーでの差はなかったが、今後はもうすこし精度が上がることを期待したい。

さて、次にホコリ。僕の部屋は特に散らかっているわけではないのだが、ホコリがすさまじいのだ。机等を一回全て廊下に出して、何もなくなった部屋をきれいに掃除した。数年ぶりに机等を動かしたので、たまっていたほこりの量が半端ではなく、掃除機だけではなく雑巾まで出動して徹底的に綺麗に掃除した。

せまい部屋だったが、たったこれだけのことで1日を費やしてしまった。昨日は昼から夕方まで図書館で勉強して、夜までスタバで自習という強行スケジュールで、TOEIC問題集の1回分の復習を終わらせるところまで完成したのに、今日は何も勉強しなかった・・・orz

しかし、今部屋を見渡してみると、本当にきれいになったと実感する。数年分は掃除したからな。昨日までホコリでうっすら白かった部分がピカピカに光っているのだ。iTunesの方も涙が出そうなくらい懐かしい名曲が大量に入って、明日からの勉強に支障が出ないか不安だ。
たまには大掃除もいいかな。もう9月も半ばだな。明日は勉強するぞ。

2008年9月13日土曜日

体脂肪を燃やすスポーツトレーニング


図書館で偶然発見。11月にハーフマラソン大会に出場することもあり、タイトルに惹かれて借りてしまった。健康についてしつこく書かれていて、なかなか耳の痛い内容だった。
著者が本書で紹介している「マフェトン理論」に出会う前の状態についてこう書かれてあった。

朝起きてすぐに朝食を食べ、自転車かランニングで通勤、仕事場では10時頃に睡魔に襲われ、缶コーヒーや紅茶で眠気をしのいで…

これは今の僕に思いっきり当てはまるではないか!

まず、朝起きてすぐに朝食、しかも5分。最寄り駅まで登り坂を自転車で10分間駆け上がり、電車の中では爆睡。職場では一日中睡魔に襲われて、缶コーヒーやら栄養ドリンクやらを飲んで眠気を誤魔化しているのだ。
とりあえず、朝食に時間をかけないのはよくないし、朝食後いきなりハードに動くのも内蔵に負担をかけているようだ。今後はもう少し早起きして朝食の時間を確保しよう。それと、自転車で坂道を駆け上がるのも徒歩に変えようか。いつもより10分早く起きれば楽勝だ。

次に、缶コーヒー。たとえ無糖でも身体によくないらしい。カフェインは摂取した後に反動で疲れが出る。これは刺激性の強いガムとかも同じだ。僕は、ブラックコーヒーは毎日飲んでいるし、それでも眠いのでフリスクを何粒も口に入れて、キツイときは更に栄養ドリンクを飲んで眠気を誤魔化していた。まぁ、最近コーヒーもフリスクも栄養ドリンクも眠気対策に効かなくなってきていたので、ここらで一回止めてみますか。缶コーヒー(ブラック以外)は説明されなくても、あの甘さから身体によくないことは容易に理解できる。体重も増えるし、今後止めよう。

それでは、健康のためには何を飲めばいいのかというと、それは「水」だと。人間の身体の理屈から考えても、コーヒーよりかは水の方がよさそうだな。特に運動する場合は、事前に十分に水分を取ること。ちなみにスポーツドリンクは糖分が高いので、運動中以外は薄めたものをのむべき。
本の内容とは前後するが、ランニングのトレーニング方法として、ウォーミングアップとクーリングダウンの重要性についても書かれてあった。最初はゆっくり走り始めて、除々ペースを上げる。最後はいきなり走るのをやめるのではなく、ゆっくりとペースを落とす。こうした方が身体への負担も低い。そして、シューズ選びは妥協せず多少お金をかけても自分にフィットしたものを購入せよとのことだった。

というわけで、僕は本書のテーマとはズレた読み方しかしなかったが、ストレッチの効果を否定するなど、近代スポーツ科学に喧嘩を売るような記載も結構あったし、食べ物については、この本に従うと何も食べられなくなってしまいそうだった。著者の勧めるマフェトン理論に興味のある方、特に健康に興味のある方は一読してはいかがだろうか。

とりあえず、2週間、以下の行動を実施して、慢性的な睡魔がなくなるか実験してみることとする。

・朝は10分早く起きて、朝食はゆとりをもって食べる。
・最寄り駅まで自転車は使わない
・缶コーヒーは買わない、飲まない
・フリスクと栄養ドリンクも前項同様
・飲み物はミネラルウォーターのみ
・間食しない
・昼食は菓子パンとかおにぎりを買わずに、タンパク質の多い魚定食とかにする


2週間後、実施できたかチェックだ。

2008年9月12日金曜日

細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!



数学が専門なのに、経済のわかりやすい本でもベストセラーを連発することで有名な細野先生の本。「数学思考力」ということで数式がバンバン出てくるのかと思いきや、全く出てこなかった。よって、僕のような文系人間が読んでも大丈夫。

ニュースのバイアスやデフレの本質の解説は目から鱗だった。この本で一番筆者が言いたかったことは、ニュースの本質のつかみ方だ(たぶん)。素朴な疑問を持ってニュースを読んで、その疑問に仮説検証を行い、本質を掴むと。たとえば「この国の国債の金利は高いから魅力的な金融商品だ」という情報に対しては、金利が高い=魅力的な金融商品ということは正しいが、そもそも国債の金利がなぜ高いのか?という疑問を持つことが必要。高い金利を付けないと資金が集まらないから高いかもしれない。では、なぜ普通の金利では集まらないのかというと、デフォルトする可能性が…てな感じかな。

この素朴な疑問はニュースを問わず生活全般に必要な力だろう。たとえば、「絶対に儲かる」という株の購入を勧めてきた証券マンがいたとして、ではなぜ証券マンは自分で買わないのか。ネットでは「簡単に儲ける方法を特別○○万円で」というサイトがあるが、その方法を他人に教えずに自分だけ稼げばいいのに、なぜわざわざ高額な金額で他人に売るのか。

というか、いつも先物取引の強引な営業電話かけてくる、ちょっと日本語のおかしいお前ら!お前ら、一体何なんだよ!「将来に不安ありますよね」って、お前の将来よりかは遥かに明るいわ!!

…ちょっと脱線してしまった。

とにかく、細野先生の本が好きな人は読んだ方がいいと思う。ただ、タイトルは「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本」というより、「ニュースの本質を読む力を付ける本」とかの方がぴったりだと思った。

2008年9月11日木曜日

ダメセミナー

久しぶりにダメセミナーに行ってきた。

肩書きというのは実に恐ろしいもので、有名な大学の教授というだけで、何となくいい話を聞けたような錯覚を起こしてしまうことがある。

今回の講師は某有名私立大学の法学部教授と肩書きと経歴は立派だったのだが、話の内容は終始会社法や内部統制の悪口ばかりで、ついでにレジュメ(誤字脱字多し)はあったものの、ほとんどその内容には沿わないことばかり喋っていた。
講義というより老人のぼやきに近く、会社の法務担当者を集めて一体何がしたかったのか。2時間という貴重な時間が実に無駄になった。

で、こういう時に困るのが会社に提出する受講レポートだ。A4のレポートを如何にして埋めるか。苦痛な作業だ・・・。

2008年9月10日水曜日

商事法務№1842

今回は今年の6月末に公表された企業価値研究会の報告書に関する座談会、及び経産省の担当者による解説がメインだった。

この報告書の最大の目玉は、買収者に対する金員等の交付についての解釈。ブルドックソース事件で最高裁が認めた経済的な補償を認める買収防衛策につき、企業価値研究会は「反対」している。ただし、これは最高裁の判例を「否定」しているわけではない。つまり、今回のブルドックソース事件の場合では金員の交付が認められただけであって、裁判所は交付を行わなかった場合の判断はしていない。よって、今回の報告書では「金銭の交付をしなくていい場合の論拠を提示した」ということだ。やや、理屈っぽくて納得いかないのだが、要するにブルドックソース事件のときは、金銭の交付を行わなくても適法だったとでも言いたかったのか。何だかわかったような、わからないような・・・。座談会は次号に続くようなので、期待せずに待ちたい。
続けて書かれてあった経産省の課長による報告書の解説は、報告書の原文を読めば、特筆すべきことは書いてないように思えた。

次に、前号に引き続き「ヘッジファンド・アクティビズムの新潮流」が書かれてあった。
前回紹介されていた、ウルフパック戦術(複数のファンドがグルになっているにもかかわらず、それは大量保有報告書制度等で開示されず、ある日突如として上場会社に一斉に同一要求をする作戦)が、日本でもそれらしき行動が行われているらしい。例としては、原弘産により日本ハウズイングへ買収提案が行われた際、原弘産の取引先の関連会社が日本ハウズイングの株式を買い増ししていたにも関わらず、大量保有報告書において開示を行っていなかった件が挙げられていた。原弘産はファンドではないので、ちょっと趣旨からズレる気もするが、今後似たようなケースは増えることが予測される。


はぁ、これを読んだだけなのに、えらい疲れてしまった・・・。

2008年9月9日火曜日

株価の勝ち負け

昨日は大幅に上昇した株価だが、今日は一転して下落。もうこの国は沈没するのではなかろうか。

さて、日経225に登録されていない僕の会社の株価も引きずられるように下落しており、それは同業他社も同様だった。会社によっては去年の最高値の半分以下というところもある。

そんな中で、僕の会社の上司がいつも口癖のようにいうのが

「ウチの会社の方が将来性があるから、○○会社より株価が低いのはおかしい」

とか

「ウチの株が業界トップクラスの○○工業に勝った」

という言葉だ。

株価で勝つ、負けるって何だ??
他社と株価を単純に比べて勝った負けたと判断すること正しいのか。

まず、他社と価格の勝ち負けを比べるなら時価総額で比べなければおかしい。前述の某トップメーカーと僕の会社の時価総額を比較してみると、ゼロの桁が2つ違う。では、なぜ株価がウチの会社の方が高くなったりするのかというと、発行済株式数が違うからだ。その会社は僕の会社の100倍は株式を発行している。だから株価はそのぶん分割されているのだ。

理論上では、時価総額100万円の会社が100株発行すれば1株の価格は1万円。
同じく時価総額の100万円の会社が1000株発行すれば1株の価格は1,000円。

だから、一流企業の株価と自社の株価を比較して勝った負けたと騒ぐのはナンセンスなんだよ。と言ってやりたいのだが、上司に言えるわけもなく「あぁ、そうですね」と応えるしかない。こんなことサラリーマンの常識だと思っていたのだが、当社は例外のようだ。

いや、しかし僕が新卒で就職活動をしていたとき、某製鉄メーカーの説明会にて採用担当の人が、こう言っていたな。


「ウチの会社は業績が安定しています。自宅に帰ったら新聞で株価の欄を見て下さい。

ウチの会社の株価の方が新日鐵より高いですよ


当社だけではないようだ。

2008年9月8日月曜日

平成20年度買収防衛策

今日は久しぶりに買収防衛策のセミナーに参加してきたので、内容をメモしておく。

買収防衛策の発動判断
防衛策の発動判断機関を原則「株主総会決議」としている会社は昨年31社(構成比8.4%)だったのに対し、今年は160社(28.5%)と大幅に増加している。これは昨年のブルドックソース事件の判決が影響している。

買収者へ金銭を交付する買収防衛策
ブルドックソース事件以降、対抗措置として買収者に金銭を交付することができる防衛策が増加した。しかし、その後の企業年金連合会や企業価値研究会により金銭を交付する対抗策について反対意見が出されたため、今年の3月以降は減少している。

社外取締役の登用状況
防衛策を導入している企業で社外取締役を登用している企業は50%である。ただし、上場企業全体で登用状況は43%なので、防衛策を導入している企業が特に社外取締役を登用しているわけではない。

買収防衛策の導入手続
主な導入手続として「株主総会特別決議(定款変更)+単独決議」と「株主総会普通決議(勧告的決議)」があるが、昨年と比べて前者の導入手続は増加、後者の手続は減少している。ただし、導入手続の割合は今年も「勧告的決議」が全体の50%と多かった。

買収防衛策の非継続・廃止の動向
今年、買収防衛策を非継続・廃止をした会社は18社。そのうち合併、MBO等が要因となった企業が9社、また廃止した半年後に友好的に買収された企業も2社あり、実質的に自主廃止した企業は7社である。廃止の理由としては金融商品取引法の改正により、時間と期間の確保と、質問権等、情報開示の手段が充実したこと等が挙げられている。

企業価値研究会の報告書
今年の6月30日に企業価値研究会から新しい防衛策の「報告書」が公表された。主なポイントは、
1.買収者に対して金銭交付の禁止 
2.株主総会に防衛策発動の判断の丸投げの禁止 
3.(特別委員会を設置していても)最終的な判断責任者は取締役
等である。

また、被買収者の取締役の行動の在り方として、
①買収防衛策の発動要件を株主以外の利害関係者に言及することで幅広く解釈しないこと 
②合理的な範囲を越えて買収提案の検討期間の延長の禁止 
③買収者との交渉を真摯に行うこと 
④株主に対する説明責任を果たすこと 
等が提示されている。

今後の買収防衛策の留意点
現在防衛策を導入している場合、原則としてプランの見直しは不要と考えられる。ただし、導入した防衛策を容易に「廃止」はするべきではない。金融商品取引法の改正により買収に関するルールが整備されてきているが、これは主に公開買付に対するルールであり、市場内で買い増していく買収に対しては強い制限は整備されていない。

2008年9月6日土曜日

株主の怒りの電話

ここ数日の株価下落はすごかった。福田首相辞任とNY市場の下落が混ざって日本市場を撃沈させた感じだ。特に僕の会社の業界の下落率は高くて、いわゆるshareholder様からお怒りの電話がかかってきた。

「株価は去年のピーク時の4分の1じゃないか!!どーなっているんだ!!!」

「もうしわけありません」(シラネーヨ、バーカ)

「大事な退職金を投資しているんだぞ!!!」

「我々としても努力しておりますので・・・」(投資にリスクはつきものですよ、おじーさん)

20分程度絞られてやっと解放してもらった。新しい買収案件はないのかとかインサイダー情報を聞こうとしてきたのには困った。ちなみに名前を名乗ったので、株主名簿で調べたら、保有株式たったの2000株だった。ちなみに1株500円以下である。その程度の保有量でガタガタ言わないで下さい・・・。

で、仕事後に英会話スクールに行ってきたのだが、上記の説明を英語でしようとして全く言葉が出てこなかった。一応TOEIC対策のクラスなのだが、最初にHow was the day today?と会話が入るのだ。

I … was scolded … by a shareholder … by … phone. (…は考え中)

この英文が文法的に合っているかすらわからない(byが2回出てきてるし多分間違っている)が、これを考えるだけで1分弱の時間がかかった…。それからteacherの言っている質問(英語)も頭の中で何を聞かれているのか変換するのに15秒くらい時間がかかった。案外、今日何があったのか、とか、自分はこういう会社でこういう仕事をしているという簡単な自己紹介ってとっさに言えないものだなと思っていたら、隣の席では発音も文法も無茶苦茶なおばさんがデタラメながらもteacherと会話していたのには驚かされた。単純に僕の英会話能力が低いのだ。

このままでは英検準1級の2次試験に再び落ちる、そう直感した。お金がもったいないが、会話クラスの受講を検討する時期にきているのかもしれない。ちなみに個別の会話クラスは1レッスン8000円する…。年収300万円台の僕には高すぎる買い物だ。慎重に考えなければ。

2008年9月5日金曜日

今日やったことは

眠たいが、一応今日やったことは今日書き残しておきたいので書いておこう。

まず、やっと読み終わった本がこれ。




さすが細野先生というだけあって分かりやすかった。最後に書かれてあったように1回読んだだけでは内容をしっかりとできていないと思われるので、もう1回読んでみて改めて感想を書いてみたい。ただ、タイトルにあるように「数学的思考力」を付けるのは、ちょっとこの本では難しいのではないかなと思った。内容は悪くないんだけれど。

それから次に、先日リリースされた新しいブラウザのGoogle Chromeを使ってみた。早い。恐ろしいくらいサクサク進む。早速メインのブラウザに設定した。多少問題はあるかもしれないが、そのうち改善されていくだろう。個人的には、まずグーグルツールバーが使えないので、それを早く使えるようにしてもらいたい。それと、印刷設定がIE7に比べるとイマイチなので、そこも改善してもらいたいな。

今日は、午前中は健康診断、午後は来客の後、法務局まで閉鎖謄本を取りに行って、その足で信託銀行のセミナーに参加。帰社してからセミナーのレポートを書いてから帰った。帰宅後はi knowを実施。「まずは!TOEIC基礎・リーディングセクション」をスタート。とにかく、まずは600点を越えねば。

明日は夜にTOEICの授業があるが、他は特にないので、今日参加してきたセミナーのレポートを推敲したり、余った時間で本を読んだりして有意義に時間を過ごしたい。

ちなみに、この年内に勉強する項目をさっき決めた。会社法である。本だけは会社に腐るほどあるので、1冊ずつ読破していこう。