2018年2月9日金曜日

2018年の田児賢一を見て…

バドミントンの国際大会の動画を見ようとYouTubeをパラパラ見ていたら、見つけてしまいました。田児賢一の2018年1月におけるプレー動画を。



SS PURPLE LEAGUE 2017 /18 Kenichi Tago (Petaling BC) vs Zhang Song Ye (Bangsar Hawks BC) 2nd game

違法賭博問題から、日本バドミントン界から追放され、活路をマレーシアのバドミントンリーグに見出したという報道は知っていましたが、2018年の彼の試合を見て寂しい気持ちになりました。

どう考えても、太り過ぎでしょう…。

ダブルスプレイヤーなら、たまにこういう体型の人いますが、シングルスでこんなに太った選手、社会人リーグでもなかなか見かけないですよ。違法カジノで背負った借金を返済するために、マレーシアのバドミントンで勝って稼いでやろう、とか、自分を追放した日本バドミントン界を見返してやろう、といった意思は、残念ながらあの体型からは見えませんでした。

2018年の田児賢一

既に高校生の頃から世界に通用する次世代のシングルスのエースとして注目され、全日本総合6連覇、常に世界で勝つことを目標に戦ってきた田児賢一。仮に違法カジノ問題が起きず、その後も順調にプレーしていたと考えた際、シングルス選手は引退していたかもしれませんが、舛田圭太や佐藤翔治のようにダブルスプレイヤーへ転向して世界を狙うことも十分あり得たでしょうし、完全に選手生活は引退したとしても、NTT東日本のコーチ、特に桃田賢斗へのコーチングや、日本代表の男子シングルスコーチも担うことが出来る人材でした。この先の日本バドミントン界に、どれだけの恩恵をもたすことができたか、少し考えるだけで容易に想像できます。であるが故に、今の田児賢一の没落ぶりを見るのは、心が痛くなりますね。

naruoe.blogspot.com



昔の栄光に囚われず、むしろ過去を超える新しい田児賢一のプレーを見ることができる日を、一人のファンとして待ちたいと思います。

2018年2月5日月曜日

バドミントンの目標

先日、バドミントンデビューして肋骨を折ったという記事を書きましたが、とりあえずこの先の目標とやってみたいことをまとめてみましたので、ここで晒してみようと思います(有言実行のため)。



今年の目標(バドミントン)

最低目標:ダブルスで1勝すること
夢の目標:シングルスに出ること(勝敗問わず)

県によって違うのかもしれませんが、僕が出場した社会人のリーグ戦は2複(ダブルス)、1単(シングルス)となっており、シングルスの出番もないことはありません。
社会人のバドミントンはダブルスしかやっていないイメージですが、僕はバドミントンの醍醐味はシングルスだと信じているので、勝敗関係無しにシングルスに出るだけの体力を付けることを夢の目標として、最低目標としてはダブルスで1勝することを現実的に考えて頑張ってみたいと思います。

今回の社会人団体戦の反省(振り返り)

・できたこと(思った以上に)
スマッシュレシーブ

・できなかったこと
クリア、スマッシュ、ドロップのロブ、ヘアピン、ロングサーブへの対応・・・等々

まず、できたことですが、自分で思っていた以上にスマッシュやプッシュに対するレシーブ感覚だけは残っていて、若い選手のスマッシュも難無く取れることができました。

ただ、できたのは、これだけ。

できなかったのが、まずクリア。レシーブ体制に入った後、クリアを打たれると、ほぼノータッチになってしまいました。これが結構みっともない姿になるのです。学生時代、ダブルスの後衛はスマッシュを打つのがセオリーでしたが、社会人はクリアを混ぜてくる頻度が多くて、何度もしてやられました。足が固まってしまい、後に下がるフットワークがダメダメなのです。

フットワークがダメという点では、ドロップも同じでした。これが多分一番きつかったのですが、相手のフォームからドロップが来るのは分かっているのに、足が前に出てくれない。何回目の前でシャトルが落ちるのを見たことか、という感じです。

あとは、自分で打つスマッシュ。現役の頃を比べるとスピードが落ちたのはもちろん、昔は基本的にジャンピングスマッシュを打っていたので(今はジャンプできない)、感覚が狂うこともあり、全力で打ったスマッシュは、スピードが無い上、コントロールが上手くいかず、ほとんどネットにひっかけました

感覚が狂っていると言えば、ヘアピンもそうでした。いや、「狂う」と言うより、「忘却」と言った方が良いかもしれません。基礎打ちの段階から、「ヘアピンって、こんなんで良かったっけ・・・」というようなショットしか打てませんでした。特に試合中は、足が前に出ず、思ったような位置でシャトルを取れなかったのもダメダメでした。

あとはロングサーブ対応。学生時代みたく、最初はラインのギリギリ前で構えていたのですが、この位置では、ロングサーブを打たれたら、もう取れなくなっていました。いや、取れないというより反応ができないのです。それと、学生時代は基本的にダブルスはショートサービスが中心で、ロングは例外的(スマッシュを打たれるため)だったはずなのですが、社会人はロングサーブを多用します。特に、僕のようにロングサーブが取れない人に対しては、9割くらいロングサーブを打ってきました。

ざっと思い出しただけで、これくらいできなかったことがありました。そして、何よりも衰えを感じたのが



体力



です。1ゲーム目の11点インターバル時点で、4人中、僕一人だけが「ぜーぜー」と息を吐いていることが常でした。2ゲーム目は、気力で乗り越えました。

というわけで、まずは体力、そして簡単に肋骨を折らない身体づくりが課題だと思いました。

バドミントンのシャトル・シャトルコックのイラスト


今の体重は、学生時代+4㎏。体重は数字上はそれほど増えていないのですが、筋肉が消え去り、お腹は三段腹。元々、この三段腹は何とかしないといけないと思っていたので、これを機にちょっと絞ってみようと思います。

筋トレ(腹筋・腕立て・スクワット)を2日に1回、休日にジョギングを行う。食事は、お菓子関係を少なくして、主食をしっかり食べる。おそらく、年齢的なこともあり、筋力は元に戻らないと思いますが、体重は戻すことが可能だと思いますので、まずは体重-4㎏を目途に頑張ってみたいと思います。そうすれば、多少は動きが変わってくると思います。



先は長いな!