2011年9月26日月曜日

出向通知

今月は結婚式とか引っ越しとかでバタバタしていたので、全く勉強しておらず、そろそろ英語の勉強でも再開しようかと思っていたのだが、その予定が部長からの呼び出しによって壊されることとなった。


<以下小説風です>


昼過ぎ、今年部長に昇進した元上司から呼び出しを受けて別室に入った。

関西出身の部長は「新婚はええなぁ」などと雑談をしたのち、今回の用件を切り出した。

「で、実はな、最近水面下でA社の買収を進めているんや。あ、これインサイダーの話やで(笑)」

「はぁ、そうですか」

「でな・・・」

この時僕は、そのM&Aのチームに入るように言われるのかと思っていた。


が、違った。


「年末にも正式に買収手続きが済むんやけど、その会社に出向してもらえへんか」




・・・は?




「おいおい、そんな目を丸くするなや。今出向する人選をしているところやねん。取締役と部長クラスは大体決まったんだけどな、管理部門からも一人必要やろうということで、君に白羽の矢が立ったわけや」

「管理部門といっても、僕はただの主任ではないですか」

そう声を荒げると、部長はたしなめるように言った。

「まぁまぁ、落ち着いて。だから出向やと言っているやろ。それに、3年以内に本社に戻すから、約束や。大体、買収した企業に人を送り込むことは当たりまえでしょ。君も過去に何回か買収案件に関わっているんだから、知っているはずやけど」

それで今度は送られる側の人間になるということか・・・。

「で、行先は、○○○や」

へ・・・?○○○(←自宅から絶対に通えない都道府県)!?

「ま、3年の辛抱やと思って頑張ってきてくれ。ここに戻ってきたときは庶務課長のポストは間違いなし(笑)」

庶務課長と言われたところで、切れかけてしまった。

「部長、僕が先日結婚したことはご存じですよね。そして、妻が働いていることも知っていますよね。それから、管理職ではない人間がいきなり買収先の会社に出向というのは聞いたことがありませんが」

再び部長にたしなめられた。

「だから、落ち着けて。まず、新婚の話は気の毒やとは思うが仕方がないやろ。単身赴任で頑張れや。次に、非管理職が出向という前例はいくらでもあるよ。なんか島流しみたいに考えているみたいやけど、実務能力が高く、法律にも詳しい君が最適だと判断したんや。選ばれたんやで。それに3年間の我慢やから」

そして庶務課長か。だいたい3年以内に戻るという話も怪しい。3年以内に部長が異動してしまえば、それまでではないか。

そこで、話は終わってもよかったのだが、耐えきれず聞き返してみることにした。

「部長、もし部長が僕と同じ立場で、出向を命じられたら、喜んで行きますか」

「はは、何を言い出すかと思えば、そんなもんサラリーマンなんやから、当たり前やないか。・・・。なんや、不服なんか。じゃあ聞き返すけどな、お前、今の会社の仕事、楽しいか」

毎日の花の水やりが楽しいわけがないだろう、と思いつつ答えなかったが、その僕の心を見透かしたように部長の話は続いた。

「面白くないよな。態度を見ていたらよくわかるよ。入社以来ずっとエリート街道まっしぐらみたいなコース走っていて、いきなり雑務専門やからな。実際、キミは最速で主任になったし、英語もできる。また、社長以下、役員全員からのウケもいいみたいやし、中には、お前が庶務課へ異動することに異議を唱えた役員までいたんやで」

部長の話は続いた。

「ただ、お前のよくないところは、エリート過ぎてプライドが高いことと、変に正義感が強いところや。ここらで一回、回り道みたいなコースを走らせるのも、君の将来のことを考えてちゃうんか」

なるほど、よくわかった。庶務課への異動も含めて、本音の部分を全部言ってくれた。こいつバカじゃないのか。

ただ、悔しいことに転職しようにも、僕のスペックでは出向先の企業程度の規模の会社しか選択肢がないことが、現実だ。ここで自爆自暴になって退職届を叩き付けても、結婚した途端に退職とか、嫁に殺されるかもしれない。

今は耐える。いつかチャンスが来る時に備えて、爪を研いでおく。それだけだ。

2011年9月25日日曜日

AKBの衝撃 ( ゚д゚ )

今日は久しぶりに疎遠になっていた友人の家に遊びに行ってきた。独身で一人暮らし、僕の数少ない友人だ。

さて、部屋に入った瞬間、数年前に訪れた時とは明らかに違う空気が流れていた。


AKB48


ポスターが壁にでかでかと張られており、書棚にはCDがぎっしり…。

・・・( ゚д゚ )

テレビで狂ったようなファンが紹介されているのは見たことがあるが、実際にハマっている人間を見たのは初めてだ。

一応、これは何かと聞いたら、「え、お前知らないの?」と。名前程度は知っていると答えると、彼は熱心にAKB48について語り初めた。中でも柏木という女性に熱を入れているらしく、個人の写真集まで持っていた・・・。

そして、「で、お前は誰の応援しているの」と聞かれた。応援も何も、個人名は誰も知らないんですけれど…。

すると、彼は何とかカチューシャとかいうDVDをつけて、嬉しそうに言うのだ。誰かひとりくらい可愛いと思う子がいるだろう、と。

はっきり言ってどうでもよかったのだが、答えないと友人関係にひびが入りそうだったので、比較的、顔の彫が深い女性を指さして、「この子」と伝えたところ、彼女はAKBのメンバーではないというのだ!?意味が分からん・・・。てっきりAKB48の中で人気順に人選しているのかと思いきや、曲ごとに外部団体からも人間を入れてメンバーを構成しているのだそうだ。いやはや、勉強になったよ・・・。

それから、DVDを見ていて、どう見ても数名、アイドルというよりただの不細工が混じっているように見えたのだが、それを口に出すと「ファンが育てている感じが好きなんだ」という友人に殴られそうな気がしたので、言わなかった。

他にも色々とDVDを見せてもらった後、CDを貸そうかと提案されたので、僕は丁重に断った。が、結構しつこかったので、MP3データでメール送信してもらうことで決着をつけた。こんなCD持って帰ったたら、嫁に何を言われるかわからん。

僕がTOEICの点数を上げることに夢中になっている間、彼はAKB48に夢中になっていたということか。どちらの方が幸せなことなのだろうな。

いずれにせよ、僕にとってはAKB48(+外部団体)の誰よりも嫁の方が可愛いので、それで良しよしようか。(←これが言いたかっただけ)


【参考資料】


2011年9月22日木曜日

バレバレ

昨日、結婚したというエントリーを書いたが、30を回ってからの結婚だったことと、嫁との共通の友人が少し複雑だったこともあり、大学時代の友人連中にはほとんど知らせていなかった。
それがだ、今日、複数の友人から、結婚おめでとうというメールが携帯に入った。会社の人からも、結婚を祝う趣旨の社内メールが入っていた。

おい、お前ら、このブログが誰が書いているか知っていたんだな!

匿名でエントリーを書いているつもりでも、仕事やTOEICの点数とかそのまま書けば、やはり特定されるということか・・・。

というか、会社の人間一名からも特定されていることが痛いな。転職を加速させるしかないか。

2011年9月20日火曜日

結婚しました

タイトル通りですが、先日、結婚しました。
転職が決まってから、とか考えていたけれど、いつまでたっても決まりそうになかったので、先に結婚することにした。
こんなところで馴れ初めを語っても仕方がないが、相手は年下の女性で、出会ったのは実は大学時代。お互い、就職してからもボチボチ連絡を取り合って、最近になって食事に誘ったことがきっかけでゴールインしてしまった感じだ。
結婚式は披露宴を開いて盛大に・・・と言いたいところだが、お互いの共通の知り合いに色々と問題があって、親類のみで挙式を行った。
唯一わくわくしていることと言えば、お互いの年収を合わせると1000万円の大台に乗る上、会社の手厚い家賃補助(なぜか月10万円も出る)があるため、思い切ってハイクラスな高層マンションで生活をスタートしたことだ。あと、結婚式が結果的にケチることになったこともあり、貯金はお互い合わせて2000万円以上ある。金銭的な部分だけは何の問題もないな。多分。

この結婚が僕にとっていいことだったのかは、現時点では不明だが、僕のようなクズ人間と結婚してもいいと言ってくれる女性と出会えたことは、間違いなく幸せなことだと思う。

ちなみに嫁にバレた時点でこのブログは間違いなく閉鎖するので、それまでよろしくお願いします。

2011年9月14日水曜日

転職エージェントからの連絡

今日は久しぶりに転職エージェントから連絡があった。新しい求人の案内かと思いきや、転職活動の様子はいかがですか、と。いかがと言われても、まだ面接にすら1社も進んでいないのですけれど・・・。回答項目の中に、他に利用しているエージェントの名前とか、エントリーしている企業の名前を書く欄があるのだけれど、書く必要があるのだろうか。それより、もっとまともな求人を持ってきてくれ。御社が紹介してくれたのは外食と小さなIT企業だけではないですか。

■英語
上級者へのTOEIC Test英単語―差がつく1,000語で900点突破!:1周目。英文77番から85番まで読んだ。相変わらず生まれて初めて見る単語が多い。

2011年9月12日月曜日

思い当たる節

昨日のエントリーでは左遷された原因が不明だ、みたいなことを書いたが、よく考えてみると思い当たる節があった。

半年ほど前、法律的にアウトなことを会社が組織として行っていることを僕は発見した。上司に相談したところ、頷くだけで何のアクションもなかったので、直接担当役員に直訴(というほどのものでもないが)したのだ。

その時の役員の回答は

「社長がやれと言っているのだから、仕方がないだろう」

だった。

コンプライアンス担当役員からそう言われたことに腹が立って、

「そういうとき、社長に献言するのが、コンプライアンス担当役員の仕事ではないんですか」

と言い返す事件があった。あれ以降、その役員とは口をきいていない・・・。


と、まぁこれだけが原因ではないだろうけれど、僕は頭が固すぎるところがあるので、上司からも疎まれることが多く、その結果が今回の左遷につながったのかもしれない。

違法行為を正すことは、短期的に見れば損になるかもしれないが、長期的には会社の利益につながる、というのが僕の信念だ。

と熱く語ったところで、法務と一切関係のない部署へ左遷されたら、もうどうしようもないですよね。

残業なし。今日もジョウロで水をやる、三十路主任サラリーマン。(本当に負け犬っぽくなってきたな)


■英語
上級者へのTOEIC Test英単語―差がつく1,000語で900点突破!:1周目。英文66番から76番まで読んだ。「gig」とか意味不明単語が多数出てくる・・・。

2011年9月11日日曜日

それがお前の仕事だろうが!

「何が楽しくて俺が花の水替えをしないといけないんだー!」
「それがお前の仕事だろうが!」

週末の上司(正式には元上司)とのやりとりがこれだ。今後、受付に設置している花瓶に入っている花の水替えを担当するように言われ、思いきり反発した。

この夏前に新しく作られた業務分担の規定では、確かにそういった業務は総務課ではなく全て庶務課が行うこととなっていた。そして、庶務課3人の内2人は女性で、それぞれ社長と副社長の秘書として結構忙しい。だから、僕がやれと。

ジョウロで受付の花に水をやりながら、ふと気づいた。


そうだ、僕は左遷されたんだ


あまりにもその姿がみじめだったのか、関係ない経理部の女性社員から「私が代わりにやりましょうか」とすら言われる始末。

何が問題だったのかはわからないが、左遷されるということは、それなりに問題があったということだろう。社内のTOEIC受験制度でスコアランキング1位を取った主任社員に、こういう業務は普通させないと思う。

今週の土日は自宅で引きこもってしまった。

転職活動も上手く進まないし、もう人生お手上げかな・・・などと考えつつ自分の書いたブログを読み返していて、目に留まった文章があった。


今いる場所から抜け出したい時、その方法はふたつしかない。
自分を高め、一段上の社会的ステータスを得るか。あるいは、
社会からドロップ・アウトして、より日陰で惨めな暮らしに身を落としていくか。
おまえはどっちだ?

by ドラゴン桜の桜木

2008年8月4日のエントリー

そうだった、

そうだった、忘れていたよ。

自分を高め、一段上の社会的ステータスを得る

ために「勉強」していたんじゃないか。こんな単純なことを忘れてしまっていたとは情けない。落ち込んで引きこもっていても現実は変わらない。むしろ悪化するだけだ。

今の会社の仕事は生きていくための最低の金を得るだけのバイトか何かと思っていれば問題はない。

明日から、再度気合を入れて勉強しなおそう。

2011年9月8日木曜日

廃棄した書類

今日は他の部署と連携して進めている案件で、少しトラブルが発生した。申請に必要な書類が足りないのだ。原因は、僕。数年前、もういらないだろうと自分で判断して(←かなり危険)廃棄してしまったのだ。怒られるのを通り越して、呆れられてしまった。その書類があればコピー1枚で済む作業に、何時間も費やすこととなりそうだ・・・。

それにしても最近ミスが多い。文章、添付ファイルのパスワード、宛先を何度も何度もチェックして、送信ボタンを押したのち、bccで入れていた自分宛のメールに無題のメールが入っていたとか、カッコよく「パスワードは別途メールでお送りします」と書いておいて、パスワードの入っていないファイルを添付していたり・・・。今日の廃棄書類の件といい、どこか頭のネジが1本抜けているのだろうな、僕は。


■英語
上級者へのTOEIC Test英単語―差がつく1,000語で900点突破!:1周目。英文47番から58番まで読んだ。長文の中に無理に頻出単語を入れようとして、明らかに文の論理がおかしくなっているものもあり、読むのが苦痛だ。また、ifを省略した仮定法の文章が挿入に近い形で使われていたり、とにかく難しい。挫折しそう。

2011年9月6日火曜日

ワイヤレスなパソコン

気分転換(?)に、以前から少し気になっていたワイヤレスキーボードを購入した。

これが予想していた以上に快適で、値段もそれほど高価ではなく、久しぶりにアマゾンでいい買い物をしたと思ってしまった。ちなみに、ワイヤレスのマウスは前々から使っており、2つのワイヤレスな機器でノートPCを操作するというのは何とも言えない快感だ。 入力が快適になったので、これからは勉強の記録をちょくちょくアップしていこうと思う。そっちの方が勉強のやる気にもつながるような気がするのだ。何となく・・・。

■英語
上級者へのTOEIC Test英単語―差がつく1,000語で900点突破!:1周目。英文39番から46番まで読んだ。相変わらず難易度の高い単語多し。最近はこの本ばかりに手を取られている。早めに実戦問題に手を付けないと。

2011年9月5日月曜日

やっぱりTOEIC

色々と考えてはみたものの、やはり僕にはTOEICしかないという結論に達した。 とりあえず、目標としていた900点以上を目指して英語の勉強を再開しようと思う。いつチャンスが巡ってくるか分からないし、その時に磨いた爪(英語力)があるのとないのとでは、掴める可能性が天と地ほど違ってくると思うのだ。 

さて、800点台を何回もたたき出している僕が900点を取るために必要なものは何か。
TOEIC975点を取っている知り合いに相談したところ、単語力だと言われた。やはりDUOだけでは900点の壁を超えるのは難しいようなのだ。 というわけで、単語力強化のために購入したのが、次の本だ。



大学受験の頃にお世話になったZ会の参考書で、上級レベルの単語を中心に掲載しているのがウリなのだが、確かにかなり難しい。DUOに掲載されているレベルの単語は「知っていて当然」と何の注釈もついていないし、800点以上のスコアである僕ですら一つも知っている単語のないページが結構ある。これを丸暗記すれば、一つ900点に近づけるかもしれない。 
ちなみに残念だったのが付属CDのスピードがやや遅いことで、TOEICリスニング対策にはあまり役に立たなさそうだ。

いずれにせよ、新しい目標もできたことで、明日からバリバリ勉強していこう。