2009年2月28日土曜日

英語の階層?

昨日の英会話スクールの授業では「英語の階層」というのを学習した。例えば

一郎次郎に会った 」

これを英語にすると

Ichiro met Jiro.

となるが、日本語の助詞を少し変えて

一郎次郎あった。」

これは英語では

Jiro met Ichiro.

と。日本語では「」と「」が入れ替わるだけなのに、英語では名詞の位置そのものが入れ替わる。つまり英語には核となる品詞には階層があって、それは動かないので、この階層を見つけることができれば、英語のブレイクスルーが起きる!!とのことだった…、って意味分からんな。とりあえず、それっぽいことを言っているサイトを発見したので貼っておこう()。

今日は朝から散髪に行ったのだが、散髪屋のお兄さんから「腹出てきたな」と言われた。結構気にしていたのでショックだ…というか、本格的に絞らないとな。数年前まで腹筋が6つに割れていたとは、自分でも信じれなくなってきた。 さぁ、トレーニング、トレーニング。→

2009年2月26日木曜日

「ここ一番」に強くなれ!











本屋で偶然見かけて、購入してしまったが、前回の本が駄作だったことを忘れていた。結論から言うと、今回のこれは前回を上回る駄作だった。僕自身はお金を払って買ったので一応最後まで読んだが、中身が薄すぎて中盤以降はほとんど飛ばし読みしてしまった。

ちなみにアマゾンのサイトには丁寧に目次が掲載されていたので、紹介すると…

STEP1 なぜ「ここ一番」で失敗するのか?
■人生にリハーサルはない!!
●社会人は毎日が「本番」だ!
●失敗の九割は「本番力」の欠如だ
●自分の努力に酔っぱらうな
■ありもしない「潜在能力」に頼るな!
●秘められた潜在能力などない!
●「実力」という言葉の定義を考えろ
●自己ベストではなく「てっぺん」をめざせ!!
■なぜ本番は難しいのか?
●本番はシミュレーションできない!
●負けなければ勝てる、と心得よ
●失敗とは「普通」ができないことだ

STEP2 アウェイで勝負しようとするな!
■効率バカになるな!
●効率化の目的をはき違えるな!
●求める成果を「天秤」にかけろ
●練習こそ全力で臨め!
■仕事は「ホーム&アウェイ」で考えろ!
●ホーム&アウェイの仕事力
●まずは「ホーム戦の勝利」をめざせ!
●対人スキルは社内で磨け!
●社内の「政治」を勝ち抜け!
■「奇跡」には合理的理由がある!!
●「勝利の女神」とは何者か?
●ミラクルは「他者」から生まれる!
●アウェイをホームに変えてしまえ!

STEP3 応用するな!基礎を極めろ!
■正々堂々と王道を行け!!
●すべての仕事は「やればできる」レベルだ
●迷うことなく王道を進め!
●あらゆる技術は基礎へ帰る
●資格は取るほどバカになっていく
■仕事以前の「基礎」を見直せ!
●仕事における基礎の基礎とはなにか?
●好かれるより「嫌われない」こと
●嫌いなヤツを穴が空くほど注視しろ
■自分を変えるな、時間を変えろ!
●人の「気質」は死ぬまで変わらない
●自己管理の原点は「時間」にある!
●もっと自分を束縛しろ!

STEP4 積極的に公私混同しろ!
■仕事とプライベートは対立しない
●プライベートの定義を考えろ
●中途半端なプロになるな!
●すべての人は「公人」である
■戦略的に公私混同しろ!
●出世したくないヤツは去れ!
●直属の上司を見るな!
●仕事場を「俺の部屋」にしろ!
■私利私欲を貫け!
●会社の利益なんてどうでもいい
●私利私欲を極め、税金を払え!
●商品を売るな、自分を売れ!

STEP5 「逆転思考」を身につけろ!
■世の中の「逆」を行ってみろ!
●成功のカギは「逆」にある
●ベストセラーに流されるな!
●一〇〇冊のビジネス書より漫画を読め!
■「反義語思考」が成功を呼ぶ
●「成功」の反義語を考えろ!
●反義語を考えるクセをつけろ!
●アイデアは反義語の中から生まれる
■「逆」の発想を使いこなせ!
●迷ったときには「逆」を選べ!
●「言い換える力」をマスターしろ
●成功を学ぶな、失敗を学べ!

STEP6 胸を張って臆病者になれ!
■最後に勝つのは臆病者だ!
●臆病だからこそ勝てる
●なぜイチロー選手は柔軟をくり返すのか?
●手ぶらで営業してみろ!
●打ち合わせマニアになるな!
■仕事は投資だ、分散しろ!
●可能性の芽は絶対に枯らすな!
●仲のいいクライアントは突き放せ!
●あらゆる「占有率」を引き下げろ!
■世の中のウソに流されるな!
●もう日本は滅亡している?
●アンチ・グローバルで行け!
●ツッコミ力を磨け!
●ウソはつくな、ハッタリをかませ!

長いが、これを読めば本書の内容は理解したも当然。タイトルから予想できそうなことしか書いていないからだ。その中でも酷いと思ったのが、まず「出世したくないヤツは去れ!」という項目だ。そんな出世欲のないサラリーマンがこんな自己啓発の本を読むと思っているのだろうか。それから「そもそも会社はチームプレーなんて求めていない」とも書いてあった。以前は「一人でできる仕事なんてない」と個人主義を否定していたような気がしたが、気が変わったのか。極めつけは、「会社の利益なんてどうでもいい」「私利私欲を極め、税金を払え!」と。会社が利益を上げずに税金は払えないと思うが、こんな暴言を言いだすとは不可解だ。

痛い部分はまだある。「一〇〇冊のビジネス書より漫画を読め!」という項目だ。日本や世界の歴史を書いている漫画でも紹介しているのかと思ったら、大人になってもジャンプとか漫画雑誌の定期購読が大事だと書いてあった。そういうビジネスマンは「大きなチャンスを手に入れている」と。社会人にもなって朝の電車で漫画を読んでいるサラリーマンを見ると、僕は薄ら寒い気すらするのだが、これからは彼らを見直さないといけない・・・わけないだろ。敢えて奇抜なことを言っているのが見え見えだった。

一時は「ドラゴン桜」で有名になった三田さんだが、いい加減陰りが見えてきた、そんな気を起させる一冊だった。現在連載している三つ漫画もイマイチになってきたし、もう彼のネタは出尽くしたのかなと思う。

<関連エントリー>
成功の五角形で勝利をつかめ!
エンゼルバンク 2 ドラゴン桜外伝
汗をかかずにトップを奪え!

2009年2月21日土曜日

のんびり20代か

昨日は、定期的に参加している勉強会に参加してきた。内容は法務関係で一切面白くないのだが、これも己の勉強のためと我慢して参加している。それに、参加費は会社から支給されるし(笑)。その後の懇親会では、会社で言えないようなことをぶちまけて大いに盛り上がった。毎週飲み会するのはしんどいが、月に1回くらいはストレスの発散にいいような気がする。

ところで、その懇親会で隣になった男性、話を聞くと昔は外資系投資銀行に勤務していた人で今は日本の企業の顧問なのだが、この方、僕と出身大学・出身学部が同じだった。

「僕が20代の頃は、こんなにのんびりしていなかったよ~」

ファンドの話もなかなか面白かったが、一番堪えた言葉がこれだった。そう、今の僕の仕事はかなりぬるま湯だと改めて認識させられてしまったのだ。まず、僕には社内に競争相手がいない。そもそも法務は何をもって競争するのかも疑問だが、敢えて言うなら上司がライバルか。しかし、上司とは年齢が10歳以上違うので、ライバルというよりも、仕事の先生だ。僕は高校・大学と体育会に所属してきて、能力を伸ばすには、ライバルと切磋琢磨することが一番だということを学んだ。いくらいい環境が整っても、競争相手がいなければなかなか伸びない。倒れるかもしれないが、自分を厳しい環境に置いて成長させるか、今のままぬるま湯でのんびりまったりマイペースで生きていくか、そろそろ選択しなければならない。

最後に印象に最も残った言葉を・・・

「20代のうちに世界に出た方がいい」

意味もなく熱いことを書いてしまったが、昨晩感じたことを、書き残しておく。

2009年2月20日金曜日

剣聖現る

昨日は、もうクタクタになって、勉強も一切せずに帰宅。それからもトレーニングも勉強もせず、ご飯を食べて風呂に入って寝た。それでも、今朝の体調は悪い。時間はどんどん過ぎていく。

ところで、今年の新人は大物がいる。社内報の新入社員のアンケートで出身学部を書く欄があるだが、

・・・・学部

ここに

剣道学部 

と。

いやぁ、爆笑してしまった。僕の会社にはもったいないほどの人材。おそらくその世界では剣聖とか呼ばれているに違いないだろう。



・・・さて、この1件からもわかるように、ただでさえあまり賢くない大学出身者で構成されている当社に、昨年から更に輪をかけて頭の悪い大学出身者が入ってくるようになった。大手が一斉に大量採用を始めると、我々中小はそれまで回ってきていた「普通」の学生すら入ってこなくなった、もしくは内定してもあっさり辞退されるようになったのだ。立場上、新入社員の出身大学を見ることができるのだが、今年は国立ゼロ、早慶上智ゼロ、マーチクラスゼロ、僕の受験の頃の偏差値50程度が数名、聞いたことがない大学数十名、それから夜間学部生数名…。

僕がこの会社に入社したときは、新入社員の人数こそ少なかったが、旧帝大や有名私立の人間で半分以上は構成されていた。少なくとも、知らない大学や夜間学部生はいなかった。

今年の新入社員は人数あわせで採用したことは明白だが、果たしてこれでいいのか。大学名で全部決まるとは到底思えないが、大学受験程度の壁も適当に突破してきた彼らに、ハイパフォーマンスを期待することは難しい。

2009年2月12日木曜日

さすがサントリー


http://www.suntory-kenko.com/afm/yahoo_nnsmvaf_sm0902a/

サントリーの広告サイトで素晴らしいものを発見した。これ、「男性」らしい。何を売っているのかは知らないが、女装に興味のある男性からは問い合わせが殺到しているんじゃないか?

2009年2月11日水曜日

商事法務№1853

久しぶりに商事法務を読んだ。色々とすることがあったのもそうだが、何よりも「読む気」がなかったのが最大の原因だ。日付は2008年12月25日号と・・・。普通の企業であれば、これだけ溜めれば上司に吹っ飛ばされるレベルだが、まぁ僕の会社は色んな意味で緩いので許されているのだろう。ちなみに、商事法務を含めて回覧しなくてはならない法務関係の本は残り6冊。先は長い。

前置きが長くなったが、今回の感想はというと、とりあえず真面目に読む気になったのが、中大の某教授による株主総会白書2008の解説。僕は時間の都合上、株主総会白書は買収防衛策の部分しか読まなかったので、こういうまとめを分析してくれる記事は大事だ。

まず、死ぬほど基本的なことなのだが、決算発表の日程について。5月15日に発表する会社が最多で、僕の会社もそれと同じなのだが、これは証券取引所のルールで期末から45日以内に提出するというルールがあるのだ。3月末決算の会社ならば5月15日が期限となる。だから5月15日が決算発表の最多日なのだ。上司にこれを知りませんでしたと言ったら、怒るのを通り越して嘆かれそうだな。

次は株主からの事前質問。最多は「総会会場で交付されるお土産の内容」だった。個人株主の増加が原因だと思われ、僕の会社にも同趣旨の質問はよく電話が掛かってくる。要するに、定年退職して暇とカネをもてあました老人たちが、勢いで株式投資を始めて、暇だから総会にでも顔出すか、といった流れなのだろう。保有株式の総会日の日程が被っていれば、お土産の有無を確認して出席の判断をするのは当然のこと。

で、このお土産の値段なのだが、1,000円程度であれば、株主が交通費を負担していることを考えれば問題ない。しかし、あまりにも値段が高い場合は、現物配当の法規制(会社法454条4項)や利益供与(会社法120条)の問題が出てくるので注意されたい。

株主総会における従業員株主の出席率は、「0」は2.6%しかないが、出席数自体は年々減少傾向にあるようだ。ただ、現在の株主総会の運営の基本が

議長「~号議案につき、ご異議等ございませんか」
社員株主「異議なし」(拍手)
一般株主「・・・」(つられて拍手)


というパターンになっているため、審議方法が抜本的に変わらない限り、ゼロにはならないだろうと思う。

いわゆる総会の「集中日」の集中率は、1996年の94.2%から2007年51.3%と一貫して低下。一方、株主総会の「時間」は1998年の32分から2007年54分と、こちらは一貫して増加しているが、2008年も54分と長時間化の傾向には歯止めがかかってきている。

最後は「株主総会の将来」ということで、日本の上場企業は英米スタイル(ROE重視、スリム経営)に近づく一方で、社外取締役の採用等は頑として受け入れない「一定の英米化」に進んでいるとまとめていたが、あまり株主総会の将来とは関係ないように思われた。

僕が入社した年の当社の株主総会が、「質問0件」「時間40分以内」「土産なし」だったのが、ここ数年は「質問数件」「時間は1時間越」「土産あり」になったことを考えると、やはり時代は変わっているのだなーと改めて実感できる。

2009年2月9日月曜日

3度目の英検の面接にむけて

3回目となる英検の面接まで、もう20日を切っている。

とりあえず、基礎体力を付けようと「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を年末年始に、それ以降は「英検準1級二次試験対策予想問題」を実施+模範解答の音読等を実施してきた。
そして今日、未実施の過去問に取り組んでみた。内容は海外に移住した老夫婦に孫ができて、やっぱり母国に帰りたくなったというストーリー。


手ごたえ、全くなし。


ナレーションは一コマ目に1分近くかかって、3コマ4コマ目は1文しか作れなかった。
まずい、このままではまた落ちる。そもそも今までやってきたことは一体なんだったんだ。
ある程度英文を組み立てる力は付いてきたのだが、瞬間的に作成して言葉を発するというレベルにはまだまだ達していないと感じた。英会話のマンツーマンレッスンも、何だか伸びている実感ないしなー。テストまで鬼になるしかないか。。。

ちなみに今日も昼休みに休憩室で自習して、フラフラになりながら廊下を歩いていたら、財務部の年下の社員から

「何のためにそこまで勉強するんですか」

と聞かれた。さて、何のためでしょう。一応「転職」のためなのだが、正直に言うと、もう乗りかかった船だからという理由の方が大きい。一度英検準1級の試験を受けてみて、コテンパンにやられた。コノヤローと思って、それから数回受けたが、全く歯が立たなかったのでスクールに申し込んだ。で、やっと難関の1次試験に突破したと思ったら、今度は普通落ちない2次面接に2回も落ちた。授業代やら受験料、それから参考書代等を入れたら、もう軽く100万円以上はこの資格のために投資している。だから、もう降りれないのだよ。

それにしても、どうして働きながら勉強をするというのは、こんなに辛いのだろうか・・・。













2009年2月6日金曜日

ディスカウントTOB

ちょっと古いが、昨年末、パナソニックが三洋電機の主要株主にTOBを提示した際、その額が一株の時価を大きく下回る価格だったニュースについて。こういった市場価格を下回る価格でのTOBのことをディスカウントTOBという。
そもそもTOBとは何か。簡単に言うと、株式市場に上場している会社の支配権を株式市場外で取得する手法のことである。よってTOBの最も大事な点は買付価格となる。

ではなぜ、パナソニックが仕掛けたような時価を下回るTOBが可能だったのかというと、日本にはTOB価格に規制がないためだ。
ここで問題になるのは、市場価格よりも低い額のTOBに応募した会社(この場合は三井住友銀行と大和証SMBC)は株主代表訴訟を起こされる可能性はないのかということだ。取締役には善管注意義務があるため、会社の保有資産は少しでも高く売る義務がある。
しかしこの点、日本には「経営判断の原則」という判例があるため、たとえ代表訴訟を起こされたとしても、賠償請求される可能性は低い。
ただ、三洋電機の株を保有していたゴールドマン・サックスだけは別で、アメリカで訴訟を起こされる可能性があったので、価格交渉をゴネたらしい。これは弁護士の先生から聞いた話なのだが。

ディスカウントTOBは価格が市場価格より低いため、一般株主が応募できないという点が問題とされており、今後この点がどうなるのか期待したい。

2009年2月5日木曜日

株主総会のスケジュールを作成

今日は株主総会のスケジュール表を作成したので、株主総会関係を。

商事法務によると今年の集中日は6月26日(金)らしいが、僕の会社も当然この日に開催する。 日程表の作成は、別冊商事法務「株主総会日程 平成21年版」を参考に作成すればほぼ間違いはないが、注意すべき点があるので書きとめておきたい。それは、民法140条の「日、週、月又は年によって期間を定めたときは、期間の初日は、算入しない。」という法律(初日不算入の原則)だ。例えば会社計算規則158条1項3号は「当該連結計算書類の全部を受領した日から4週間を経過した日」と書かれてあるが、「受領した日」が4月24日だったら、4月24日は算入せず4週間を経過した5月23日が「4週間を経過した日」となる。

ちなみに、最初にも書いたが今年の集中日は6月26日だ。会社法299条により招集通知は2週前に発送しなければならないので、先ほどと同じ計算で発送日は6月11日となりそうだが、ここにも一点だけ注意がある。議決権行使期限として「特定の時」を定めた場合は、その「特定の時」の属する日と発送日に2週間を要するため(会社法施行規則63条3号ロ)、仮に期限を6月25日17時半としたら、発送期限は6月10日となる。株主総会担当者にとって、この招集通知の発送日は死ぬほど重要で、通知期限が法定期間を欠く場合には、招集手続は違法であり、総会の決議は決議取り消しの対象となってしまう。

参考:株主総会日程 平成21年版―会社規模・決算月別/中間決算 (2009) (別冊商事法務 No. 325)

2009年2月4日水曜日

2009年最初のセミナー

今年初となる法務セミナーへと行ってきた。これから株主総会に向けて忙しくなりそうだな。

さて、今年の株主総会の最大のテーマは株券電子化とのこと。以下にセミナーで仕入れた知識をまとめておく。


株券電子化の影響
・株主通知が早期に受理可能になった
これまでの株主名簿は権利確定日より公開まで10~11営業日かかっていたが、電子化により3営業日には株主名簿「速報版」が、6営業日には確定した株主名簿が公開される。
・少数株主権の対応に変化
株券電子化後は、株主の情報はすべて証券会社等に開設した口座に記録されることになり、株主が少数株主権等の行使要件を満たしているかどうか会社では確認できないため、株主が口座を開設している証券会社等を通じて、保有株式数等を通知する手続きが必要となる(個別株主通知)。
・株券電子化による特別口座の開設は約1000万件(日経新聞1月27日)。

昨年の株主総会データより
・投資ファンド等へ議決権行使のお願い、説明に行った会社は1割程度。
・招集通知の発送は、総会日の2週間前+1日にした会社が最多。
・事業報告の一部をweb開示することが可能となっているが、採用している会社は10社程度。株主総会当日にweb開示の部分を印刷して株主に配る必要がある等、面倒な点が多い。 ・株主総会議事録の押印の対応は(会社法施行規則72条)会社によってバラバラ(出席取締役全員、議長のみ、議事録の作成を行った取締役のみ、等々)。

2009年2月3日火曜日

転職のコツ?

アメリカに留学している友人から

「求人情報を出している応募条件を調べて、それに合わせるように資格勉強したり仕事をしたら転職しやすいんじゃないの」

というアドバイスを頂いた。そうか、そうだな。いざ転職しようにも条件に満たなければ意味がないからな。
というわけで、早速求人サイトで調べてみた。条件は「法務」「一部上場」「年収400万円以上」という今の自分と同等かそれ以上でスクリーニングをかけて検索開始。

まず引っかかったのが大手電気メーカー。僕が新卒で就活したときに最終面接で落とされた会社だ。




条件:弁護士資格を保有、もしくはそれ同等の知識





はい、無理です。


気を取り直して次に行ってみると、大手商社が引っかかった。




条件:弁護士資格





やはり弁護士かよ。超大手は弁護士資格がないと転職できないようだ。


次。大手化学メーカー。




条件:法務知識全般及び英語力(TOEIC850点以上)





英語力ですら僕では145点くらい足りない。


次。大手銀行。





条件:弁護士・司法書士





ここも弁護士が。「弁護士以外はいらない」そういうメッセージが聞こえてきそうだ。


ったく、どいつもこいつも弁護士、弁護士と書きやがって・・・。要するに法科大学院に行けということかー!!と叫びつつ、次。大手サービス業。


条件:契約等の法務業務の実務経験3年以上。


最も条件が軽そうだったのが、ここ。ただ僕は、契約関係の業務経験は取引基本契約書を一回作成した以外、ない。


次、大手機械メーカー。





条件:民法・会社法を中心とした法律知識 (司法試験択一合格レベル





司法試験を突破できる知識はないです。


その後、東証一部で僕のエントリーできそうな会社はないのかと諦めかけたとき、かなり緩そうなキャッチフレーズを発見した! 

「法務部門のアシスタントを担当。法務手続き書類の作成を通して金融の知識、法務の知識が自然と身につきます。」

これなら自分でも何とかなりそうだ。聞いたことのない会社の名前だったが、詳しく条件を見てみると

「第二新卒・未経験者歓迎」

と。これは今すぐにでもエントリーするしかないと思ったが、念のため社名をググってみたら・・・・   あ、やっぱりブラックだった。しかも取引銀行に「リーマンブラザーズ証券」と。アホですか。


後は東証2部とか業界自体がブラックな企業ばかりだった。うまい話ってないものだな。司法試験合格者レベルを求める会社は無視しておいて、意外に英語力が求められていることが分かった。更に、法務の知識は「契約」と書いてあるところが多かったので、契約関係を独学で勉強しまくって、ハッタリで「契約関係は大丈夫です」と言えるようになるしかないな。

2009年2月1日日曜日

「ブラッディ・マンデイ」 オリジナル・サウンドトラック



せっかくの休日だというのに、勉強もせず、遊ぶびにも行かず、ひたすらパソコンでDLしてきたシミュレーションゲームにハマってしまって、気づいたら夜中の2時だった。試験前だというのに緊張感ゼロ。合格率8割近い試験に連続で落ちてしまうのも仕方がないのかもしれないね。

そして今日は何をしていたのかというと、久し振りに有名なブログの金融日記を読んでまったりして、久し振りにブログでも書くかーという気になったというわけだ。この日記、間に受けなければ読み物としては最高のブログだと思う。最近の記事はイマイチだけど、昔のは今とは比べモノにならないくらい面白かった。東大出て、アメリカのアイビーリーグの大学院を卒業して外資系投資銀行に就職でもすれば、こういう生活を送っていたのかなぁ…などと考えつつ、ふと現実の戻ったりする。

さて、先日紹介したブラッディ・マンディのドラマのサントラをアマゾンで買ってしまった。あのドラマの独特なダークさが好きな人には是非お勧めしたい。個人的には「J」を演じる成宮くんが最高だった。ただDVDの方は買う予定はない。最終話が中性子爆弾という最悪の「オチ」だっただめだ。今までのウイルスは何だったのという感じだった。(それに、見ようと思えばここから見れるしね。)漫画の方も「K」の正体は安西で、オチが中性子爆弾とかではないことを祈りたい。

さて、十分に休憩したことだし、そろそろ英検の面接の勉強でもしますか。