2008年1月15日火曜日

「商事法務№1820」を読んだ

本日も集中して仕事に取り組んだところ、午前中で本日のタスクがほとんど終了してしまった。やることを明確に決めたらあとはゴリゴリやればいい。残りの時間は、いわゆる自習だ。

それにしても今日は寒かった。今週はずっとこの寒さが続くらしい。昨日10キロ走った反動で、両膝も痛いし、この気温で夜中にランニングするほど根性はない(それに風邪引くかもしれない)ので、今週は筋トレ週間としたい。

※今日読んだ本等

「商事法務№1820」(商事法務)

「2007年度版株主総会白書」の中でも重要な事項を及びこれらのデータを下に読み取れる現象等を某大学教授が解説。総会白書をまともに読んでいなかった僕には必読事項である。

まず、議決権行使書面の返送率が高まっているとのこと。より多くの個人株主に議決権を行使してもらう各社の工夫が功を奏しているようだ。総会に掛かる時間も長期傾向にあり、これは総会のビジュアル化で説明時間は短縮されたものの、株主との質疑応答の時間が増えたからだということ。実際に、発言者のあった会社は増加傾向にあるそうだ。

これは推測であるが、要するに株主に会社を退職した高齢者が増えたからではなかろうか。「貯蓄から投資へ」という政府スローガンや、某銀行に至っては「あなたの退職金はあと5年で底をつくかも」とか、そういった風潮に煽られて資産運用として株式投資を始めた暇人な高齢者たちが、暇つぶしに上場会社の株主総会に来ているのである。 だいたい、ほとんどの総会が平日の昼間に開催されているのに、普通のサラリーマンが行けるわけないだろうが。自営業者が仕事を休んでまで参加するとも思えない。あと考えられる可能性は、専業主婦くらいか。(実際、中年の女性は株主総会によく出現する)

最後のスクランブルによると、ファンドの株主提案及び委任状争奪戦(プロキシーファイト)の前哨戦は既に始まっているらしい。株主総会担当者としては恐怖である。

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