2009年4月11日土曜日

美人でも、30以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのだ

先日、図書館に寄った際、とある本が目に付いた。

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

おぉ、これは僕のブログのタイトル「負け犬サラリーマンの日記」に近いではないか、という理由でさっそく読んでみた。


嫁がず 産まず、この齢に。どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです。
――著者(酒井順子((書くまでもないが酒井法子ではない))

なるほど。以前、付き合っていた女性から「女はみんな20代前半を過ぎると、現実的に30歳までを想定するのよ」と言われたことがあるが、女性の世界では30歳までに結婚しなければ、まずいという「常識」のようなものがあるようだ。男の僕にはあまり理解できない「常識」だったのだが・・・。
さて、この本を読んだ翌日、会社の30代後半、未婚女性と話す機会があったので、さりげなくインタビューを実施してみた。


彼氏はおられないんですか。
 
「欲しいと思っていた時期はあったけどぉ、最近はどうでもいいかなぁって」 (つまり、ずっといない)

休日は何されてるのですか。 

「友達と英会話スクール行ったり、半年に一回は海外旅行に行ってるよ」

その友達ってのは… 

「みんな未婚で、一番年下はあたしかな」

他に趣味は。 

「ジャニーズのコンサートに行くこと。山P可愛い」


 目を輝かせながら語って戴いた。この本を読んだことのある人はわかるだろうが、怖いくらい書かれている「負け犬女性像」に当てはまっている

非難を受けることを覚悟で書くと、「負け犬」カテゴリーに属する当社の女性社員さん達は全員低学歴(高卒か短大卒)で、かつ不美人である。妊娠しているのかと疑われそうな体型をされている方もいる。上記インタビューにお答え戴いた女性は、芸能人で言えば誰に似ているのかと聞かれれば、間違いなく中川家の弟(礼二)だ・・・。


『どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです』


では、仕事は事務一般職で美人でない30代以上未婚女性は、もう何と表現すればよいのか…。 一般職の女性というのは、当社のように大半の社員が男性という職場では、普通取り合いになるものだが、当社の負け犬さんたちを見ていると、それは若くてキレイな場合だけだと実感した。マーケットが如何に大きくても、価値がなければ需要はゼロなのだ。市場のメカニズムとは非情なものだ。

万が一、30代までに結婚できなかったとしても、学歴や資格があれば仕事をバリバリこなすことで、余裕で食っていけるが、やはり高卒や短大卒で一般職では一生低賃金だ。両親にパラサイトしていたとしても、親が亡くなった後、本当に金銭的にも惨めな寂しい人生が待っている。


「バカとブスこそ東大へ行け」


かの有名なドラゴン桜の名言であるが、まさにその通りだと最近実感している。


負け犬の遠吠え (講談社文庫)
  • 作者: 酒井順子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/10/14
  • メディア: 文庫

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