2016年5月4日水曜日

読まれるブログにするための10カ条!?

昨日紹介させて頂いた「眞鍋かをりのココだけの話 」、巻末には「読まれるブログにするための眞鍋かをり流<10カ条>」が掲載されていた。

 ブログの黎明期に、トップランナーを走っていた彼女の10カ条は、今でも十分に参考になると思ったので、一部要約して紹介(だって長いんだもの)。
これで、明日からキミもブログの女王だ!?


読まれるブログにするための眞鍋かをり流<10カ条>
なぜかスーツにメガネ姿で紹介

読まれるブログにするための眞鍋かをり流<10カ条>


1. カッコつけはダメ!
残念ながら悔しいくらいに面白いブログに共通しているのは、「やや自虐的である」ということ。専門性を売りにした情報系のブログならともかく、日常を面白おかしく他人に読ませようと思ったら、やはり格好をつけていては始まりません。

ポイントは「自虐的」ですか。行き過ぎた自虐は嫌味にしか聞こないが、格好つけは良くないね。

2. 素性はできるだけさらして
一般の方がアクセスを増やしたいからといって、テレビに出るわけにもいきません。だから、自分のプロフィールは詳しく、最低限書くべき。「年齢」「性別」「職業」に加えて、「趣味趣向」「経歴」「住んでいる地域」さらには「年収」まで書いてしまうといいかもしれません。

確かに自分が若手サラリーマンの頃は、若い社会人のブログを共感しながら読んでいたし、今だったら中間管理職かな。よって、僕もプロフィールページを作成して、「年齢」「性別」「職業」「趣味趣向」「経歴」「住んでいる地域」「年収」を書いてみようかな。ただ、本人バレする可能性もあるので、多少はフェイクを入れることを強く推奨したい。

3. 主張はOK、でも批判は考えもの
ネットの世界では誰もが簡単に自分の意見を自由に公開することができます。でもその「自由」を履き違えてしまうと、絶対に人には読んでもらえません。結局自分本位で読み手のことを考えないブログと言うのは読まれないのです。

最近、無駄に敵を作って炎上させるブログを見かけるが、意図しなくても炎上してしまうときがあるので、気を付けたい。アンチが湧いて、と普通のメンタルの持ち主にはなかなかキツイみたいです。

4. 改行をマスターすべし
どんなに面白い文章でも、パッと見で文字がギッシリ詰まっていたら、読む前にゲンナリしてしまいます。普段の、会話の区切れごとに無意識に入れている「間」がありますよね。その話し言葉の「間」を改行などで表現して、取り入れてみてはどうかと思います。

全く改行のない文章は読みにくいが、アメブロ風の改行だらけのブログが読みにくいのも確か。適切な改行が必要かと。

5. 普段話している言葉で書いてみよう
私はブログの中で一人称を「オイラ」にしていますが、普段から自分のことをオイラと言っているので、書くときもすんなりと文章の世界にはいっていけるんです。顔の見えないネットの世界、文章の語り口がすべてを決めるといっても過言ではないのですから。

読み返してみたら、このブログは一人称を「僕」と「私」が混在していた。普段は、、、確かに使い分けているな。ちなみに日常で「オイラ」という一人称を使っている人に会ったことがありません。

6. テーマを絞って書こう
たくさんのネタが盛り込まれていると、読み手は混乱してしまいます。読み終わったあとに「結局、何について書いてあったんだろう??」と思われたら損。ひとつずつエントリーすることをオススメします。

特にコメントなし。

7. 自分の仕事を思い切りフィーチャーしてみよう
自分は当たり前だと思っていることでも、他の職種のひとからはかなり新鮮なことというのがたくさんあるハズ。その職業ならではのこぼれ話や苦労話は本当うに興味が持てます。

2.と被る。あまりに個人的な内容だと本人バレするリスクがあり、立場のある人だったら、下手するとインサイダー情報の漏洩にもにもなりかねないので、大人であれば適切にオブラートに包む工夫はしたいところ。

8. 人気ブログにトラックバックしてみる
どんなに面白い文章を書いても、存在を知ってもらえなければアクセス数は増えません。

トラックバック??bloggerにはそんな機能はないようです。今も流行っているのかな。

9. 写真を活用してみよう
百聞は一見にしかず。いくら文章で面白く説明するよりも、写真で見た方が面白く感じることって絶対にあります。ちゃんと手入れをされているブログというのは、見た目の第一印象でなんとなく感じるものです。オリジナリティのある画像でパッと人の目を引くデザインにすることも重要な要素です。

最近のスマホ附属のカメラは、もはや一世代前のデジカメくらい高い性能を持つものも少なくなく、写真投稿も簡単にできてしまうが、何らかのきっかけでブログの記事が悪い意味で注目され、「炎上」した場合、本当に本当に小さな情報(画像の端に写った背景とか)から、場所や会社を特定してくるツワモノやプロがネットには存在する上、消したとしてもキャッシュとしていつまでも残ることもあるので、写真を投稿するときは、細心の注意を払うべき。

10. 顔文字を駆使してみよう
言葉の印象をより正確に伝えてくれるのが、顔文字。顔文字をつけることで、読者に伝えたい雰囲気をより正確に表現できるのです。

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眞鍋かをりのココだけの話 (ココログブックス)
  • 作者: 眞鍋かをり
  • 出版社/メーカー: インフォバーン
  • 発売日: 2005/08/27
  • メディア: 単行本

2016年5月2日月曜日

大前流心理経済学 貯めるな使え!

大前研一先生が書いた古い本「大前流心理経済学 貯めるな使え!」を引っ張り出してきて読んでみたので、その感想。

かなり分厚い本だったが、切れのいい大前節でサクサク読むことができた。前半では当時の日本の危機的な状況を、大前研一氏の知る「世界」と比べながら紹介しており、なかなか興味深い記載が多くあった。大前氏曰く「日本国の財政状況は夕張市よりも遥かに深刻」なのだそうだ。しかし、それでも何とか運営できているわけで、破たんするとしても、それはまだまだ先だと個人的には感じている。



僕がもう一つ良く分からなかったのが、日本人の保有資産1500兆円をファンドで運用しようという発想だ。優秀なファンドマネージャーを雇って、年率10%~15%で回すと書かれてあったが、ファンドの過去の成績とその後の運用成績は関連性がないことや、LTCMの伝説(ノーベル経済学賞受賞者や投資界のスーパースターで構成された最強のヘッジファンドが破綻)を考えると、あまり賢明な考えではないように思えた。少し前のサブプライムローン問題では、あのシティバンクや、あのメリルリンチが兆規模の損を出したし、何より名門リーマン・ブラザーズ証券は死んでしまった。優秀なファンドマネージャーに運用を任せても、どうしようもない外部要因で1500兆円を吹っ飛ばす可能性もあるということだ。

本書後半の内容は、過去の著書と被る部分も多かったし、大前氏の政策提案だったので、適当に流し読みして終えてしまった。また、「では、個人としてこれからどうすればいいのか」ということに関してはあまり書かれておらず「ここから先は、私のビジネススクールで」といった感じがした。

なお、大前研一氏の経歴を見る限り、海外の大学や経営大学院では教鞭を取った経験はあるようだが、日本の大学ではどこでも教えていないようだ(今では自前の大学院や大学を運営しているから他大学で教えないとは思うが)。大学生の間に大前氏の講義を受ければ、人生の変わる日本の学生も相当出てくると思うので、勿体ない話である。

余談であるが、この本にはDVDがおまけで附属していた。最初はお得だと思ったが、このDVD、やはり本の「おまけ」ということだけあって、内容が薄かった。大前研一氏が主催する経営大学院、ビジネス・ブレークスルーの授業内容のダイジェスト版といった内容だったが、あの大前さんの経営大学院はこの程度のことをやっているのかと、少しがっかりしてしまった。宣伝としては逆効果ではなかろうか。唯一、大前さんが講師をしている映像だけ全部見たが、他は途中で飛ばしてしまった。

※参考サイト
LTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)

2016年5月1日日曜日

頑張れ、佐々木翔(バドミントン)

違法カジノ賭博問題で揺れた日本男子バドミトン会だが、下記の朝日新聞の記事によると、先日、男子シングルスでトナミ運輸の佐々木翔がリオデジャネイロオリンピック出場が確定したようだ。



最近、いまいち国際大会では結果の出ていない佐々木翔だが、この出場は素直に喜びたい。既に今期限りでの引退を表明しているので、このリオオリンピックの挑戦が佐々木翔の現役最後となる。最後まで佐々木らしいシングルスプレーを見れることを期待している。

というわけで、今日はトナミ運輸バドミントン部の佐々木翔選手について書いてみたい。


以前にも書いたのだが、佐々木翔は非常に不遇の時代が長かったバドミントン選手である。現在の男子日本バドミントンの強豪校といえば、埼玉栄高校(埼玉)か富岡高校(福島)になるだろうが、佐々木が現役高校生の頃は、圧倒的に関東第一高校(東京)が強かった。その関東第一高校の象徴選手は、この佐々木翔・・・ではなく、その同級生の佐藤翔治だった。

佐藤翔治
佐藤翔治(現役の頃)

佐々木翔を語る上で、絶対に外すことができない人物が、この佐藤翔治である。佐藤翔治とは、日本のバドミントン界で一時代を築いた天才プレイヤーの一人。彼のプレーを始めて生で見たとき、そのスピードとフットワークの華麗さに驚かされたが、何より「イケメン」であった。つまり、佐藤翔治の勝利には華があったのだ(佐々木はお世辞でもイケメンとは…)。佐藤翔治は周りの期待を裏切ることなく、世代毎にタイトルを取り、全日本総合優勝、オリンピック出場とエリート街道を歩んだ。

一方、佐藤翔治と同年代で同じ年に関東第一高校に入学した佐々木翔は、佐藤翔治とのダブルス以外は常に準優勝止まり(佐藤が優勝するため)。実力はあるが、佐藤翔治にはどうしても勝てないという位置付けの選手だった。きっと、佐藤と同じ世代に生まれたことを悔やんだのではないだろうか。

しかし、そんな佐々木翔に転機が訪れる。

2007年末の全日本総合バドミントン選手権男子シングルス決勝で、遂に、佐々木翔は永年のライバル佐藤翔治の壁を超えるのだ。

おそらく、田児賢一や桃田賢斗の方が技術的にはレベルが高いのだろうが、この一戦が、日本バドミントン史上、ベストバウトだと僕は思っている。

なお、この後、佐藤翔治はシングルスプレイヤーからダブルスプレイヤーへと転向し、NTT東日本の川前直樹と組んだダブルスでロンドンオリンピックに出場するのだから、やはり天才なのだろう。

さて、話を戻すと、佐々木翔は2007年に遂に佐藤翔治を倒して日本の頂点に立った。所属も北都銀行から舛田圭太等を輩出したバドミントン実業団の名門、トナミ運輸に移籍。これでやっと佐々木の時代が来たのかというと、そうではなかった。

そう、今回違法カジノ問題で有名になった「田児賢一」が現れたのである。

田児は翌2008年の全日本総合から6連覇を果たす。つまり、2007年以降、新たな若いライバルが佐々木に現れたのだ。佐々木にとっては、再び準優勝止まりの時代が始まった。

しかし、ここで終わった佐々木翔ではなかった。

2014年末の全日本総合選手権、決勝戦で桃田賢斗を下し、再び日本の頂点に立ったのだ(田児賢一は棄権)。この時、佐々木は32歳、既にスポーツ選手としての限界はギリギリだった。それを象徴していると思ったのが、優勝後のインタビューだ。


(これから日本のバドミントンを引っぱって行く立場ではないか、という質問に対して)

佐々木翔

「みんなについて行けるように頑張っていきたいと思います」
「いや、そんな(日本のバドミントンを引っ張っていくような)感じではないですね」

全日本総合で優勝したにも関わらず、非常に謙虚なコメントだった。もう年齢的にしんどいと悟っていたのだろうか。ちなみに前述の佐藤翔治は2014年時で既に現役を引退して、ナショナルチームのコーチに就任している。

翌2015年末の全日本総合、佐々木翔は決勝まで勝ち進むも勢いに乗る桃田賢斗に大敗。準優勝となった。優勝はできなかったものの、日本の男子シングルスランキングは堂々の2位であり、リオオリンピック出場の可能性は残されている状態で、2016年、オリンピックレースはスタートした。3月には、今期限りで引退を表明、「リオリンピックに出場できなければそれまで」とのコメントも出していた。


そこに来て、あの違法カジノ問題が発生した。


佐々木翔は日本ランキング1位の桃田賢斗が消えたことで、オリンピック候補者に急遽浮上したのだ。そしてオリンピック出場内定。本人の内心は図るべくもないが、僕は全力で佐々木を応援したいと思う。

泥臭いプレーと強靭な肉体から繰り出される強力なスマッシュ、蓄積された豊富な経験が、きっと佐々木が納得するような結果に結びつくと信じている。

なお、リオオリンピックでは、セコンドに現在ナショナルチームのコーチである佐藤翔治が座れば、これ以上の演出はないのだが、きっと舛田圭太が座るのだろう。

そして何よりも、不遇の時代を乗り越えてきた佐々木翔が、最後、悔いの残らない形でバドミントン競技人生を終えることを願って止まない。

2016年4月30日土曜日

眞鍋かをりのココだけの話

先日、引っ越しをして部屋の整理をしていた際、かなり昔に購入した「眞鍋かをりのココだけの話」を見つけた。何を隠そう、僕がブログを始めたきっかけは、niftyのココログで連載されていた「眞鍋かをりのココだけの話」を読んで面白いと思ったことがきっかけだったのだ。


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 ※本書には、こういう幸せそうな写真が満載

同ブログは既に閉鎖されており、今ではウェブで読むことはできないが、この本「眞鍋かをりのココだけの話」には、当時の勢いそのままで文章が残っている。片づけの休憩がてら、久しぶりに読み返してみた。

感想は、やっぱり面白い。

読ませる文章もさることながら、「眞鍋かをり」の人物そのものがかなり面白い人で、全く古さを感じさせない内容だった。それに加えて、20代独自の「勢い」がある。若さって、大切ですね。

で、その中でも、僕が心に残った文章が以下の内容だ。かなり長いけれど、丁度今の時期(4月末)に、とまどいを感じている若手社会人に読んでもらいたいと思い、引用する(というか転載に近い)。僕自身、たまに読み返したい文章だ。

*** 以下引用 ****

しかしながら、考えてみると、今4月の半ばでしょ。
つらい時期の中で戦っている人、ほんとに多いんじゃないかな。

年度が変わってバタバタしていたり

人間関係がよくなかったり
仕事がうまくいかなかったり
今自分がしていることに意味を見い出せなかったり。

新入社員にありがちな五月病もそろそろではないでしょうか。

私はまだ経験も浅くて人生の先輩方にはとてもアドバイスできる立場ではないので主にフレッシュマンの方に向けてメッセージを送らせてもらいますが

今悩んでいる人、いっぱいいっぱいな人。


どうか未来を悲観し過ぎないでください。

同じ局面はずっとは続かないですし、
初めてのことなんて数年はできないことのほうが多くて当たり前です。

毎日が地獄のようでも、意味のない日々に思えてもとにかくやるべきことをこなして、もがいたり耐えたりしているうちに無意識のうちに思わぬ引き出しが増えていくものです。


そのときの自分はゼッタイに今の自分とは別人のはずです。


人間、苦労すると成長するもんですよね。


その苦労のときに歪まないようにするのが難しいので自分をギリギリのところでコントロールしつつ、がんばっていきましょう☆


眞鍋かをりのココだけの話 (ココログブックス)
  • 作者: 眞鍋かをり
  • 出版社/メーカー: インフォバーン
  • 発売日: 2005/08/27
  • メディア: 単行本

2016年4月25日月曜日

ここが変だよ中小企業

昨日、会社から組織変更に伴うレイアウトの案を作成するよう求められた。現在の会社の部屋割りから「無駄なもの」を削ってもらってもいいと言われたので、僕がこの会社において無駄だと思っているものを以下に全て書き出しておく。


1.相談役の部屋
昔、社長や会長をやった爺さんのために、なぜそこそこ広い小部屋(個室)を用意するのか。更に高級車と専属運転手・秘書付で、もちろん給料も出る。週に2、3日昼ごろに出勤してきて、昔の友人に会うためという名目の出張代も当然会社の費用だ。アホですか。業績も半分傾いているのに、なぜこんなことをするのか、僕にはさっぱり理解できない。というか、こいつらが現役の頃にまともに経営していれば、今はもっとマシだったのではないか。現経営陣はここに大鉈を振るうべきだが、どうせ将来は自分も相談役という役職に付く気満々なので、そんなことしないのであろう。ついでに、平役員が解任後に付く「顧問」とかいうのも廃止すべきである。

2.相談役らの専属運転手
前述と被るが、どうしてこの程度の中小企業に(一部の)役員専属運転手と高級車が何台も用意されているのか。今の会社にはハッキリ言って不要である。

出勤に自動車で送り迎えをしてもらうなんて、お前らは幼稚園児か。

大体、自分の足で出社できなくなった時点で、もう役員を辞めるべきだ。

3.女子更衣室
なぜ女性には制服を用意するのか。スーツを着て出社してもらえばいいだろう。そうすれば更衣室など準備しなくていい(それも全員が着席して食事できるくらい広いスペースが設けられている)。女性のスーツは統一感がないとか、派手になりすぎる等の意見もあるようだが、就活の際は皆揃った黒のスーツを着ているではないか。派手な私服を着て面接に臨んだ女性がいれば教えて欲しい(いたとしても内定は出していないだろう)。着用は黒をベースとしたものとする…等と就業規則で定めて、それでも常軌を逸した格好をしてくる女性社員がいれば解雇すればいいまでの話。男性社員も同様である。

4.部長という肩書の付いた人々
1つの部になぜ「部長」が4人も5人もいるのか。そのせいで、席のレイアウトが難しいのだ。更に部長の上に担当役員と副担当役員がいるから余計ややこしい。事業本部長と事業副本部長がいるケースもあって肩書きで遊んでいるようにすら思える。加えて「顧問」とかが入ってくるパターンもある。結局、部を纏める人間は1人で充分なのだから、他は次長とかにしてほしい(次長が7人もいる部署もあるが・・・)。

思いつくまま書き出したが、それにしてもクソみたいな会社だな・・・。

<関連エントリー>
負け犬サラリーマンの日記: 中小企業の社員の特徴

2016年4月22日金曜日

アドラー心理学「幸せになる勇気」を読んだ

連続でバドミントンネタを書いたが、私はバドミントン専門家ではないので、あしからず・・・。多少一般人より詳しいくらいです。

さて、滅多に新刊は買わない僕だが、久しぶりに話題の本を買って読んでみた。それが「幸せになる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教えII」だ。


幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII
岸見 一郎 古賀 史健
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 718

本書は、一昨年にベストセラーになった「嫌われる勇気」の続編かつ完結編。アドラー心理学など一切知らなかったものの、「嫌われる勇気」にはなかなか胸をえぐられるような指摘がズバズバ書いてあり、ベストセラーなのも納得したわけで、そのことは以前ブログで書いた。

負け犬サラリーマンの日記: アドラー心理学「嫌われる勇気」を読んだ

で、本書であるが、どうだろうか。確かに読んでいると「おお、そういうことか」うなされる記述はあったものの、前著の「嫌われる勇気」ほどの感動というか、「痛い」と感じるくらいの衝撃はなかった。よって、まだ「嫌われる勇気」を読んでいない人にはお勧めできないし、以前の感動を期待して読んでしまうと、最後まできて「あれ、これで終わり?」となってしまうことは間違いなしであろう。

・・・と思ったのが読み終えた直後の率直な感想だったのだが、アマゾンでの本書の書評を読む限り“「嫌われる勇気」で疑問だった部分が解決された”といった意見が多かったので、僕の読み方が浅かったようだ。もう1回くらいは読み直してみる必要がありそう。ちなみに、「嫌われる勇気」は10回は読み返した。

なお、本書に出てくる青年(相談者)は、教師という立場で生徒への指導について悩んでおり、それがメインテーマになっている章もあるので、教師(特に小学校)で、かつ悩んでいる社会人は本書を読むと多くのヒントを得られるかもしれない。僕の場合は、小学校の頃を思い出して、そういえば先生はどういう風に指導してくれたかなと思い出しながらこの辺りは読んだ。しかし、よくよく考えてみると、子供に対して「褒める」「叱る」という行為は難しいものである。

僕が一番印象に残ったのは、カウンセリングに関する三角柱のエピソード。

三角柱は相談にやって来た人(人間関係に悩んでいる人)の心を表している。一面には「悪いあの人」、もう一面には「かわいそうなわたし」、カウンセリングにやってくる方々のほとんどがこのいずれかの話に終始する。では、残りの一面は?

「これからどうするか」

話し合うべきはこの1点だという指摘には、なるほどと思ってしまった。

また「過去」は「いまのわたし」の正統性を証明すべく、自由自在に書き換えられていくという指摘も面白かった。つまるところ、アドラー心理学とは、「今」この瞬間を大切にしている考え方だと言うことができるだろう。

本書に関しては確実に言えることは、先に前著の「嫌われる勇気」を読んでおくべきだということ。

まずは、「嫌われる勇気」を読んでみましょう。


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎 古賀 史健
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 98

<追記>
ただ、僕が定義する「幸せになる勇気」は少し違う。「幸せ」になるには、「夢」を叶えるには、普通の人より努力したり勉強したりする必要がある。そして当たり前だが、そうした努力をするもしないも、自分次第だ。しかし、より良い未来を、叶えたい夢に近づきたいなら、頑張るしかない、他の人よりやるしかないのだ。それを「勇気」と捉えることはできないだろうか。最近では、そんなことを考えている。

2016年4月19日火曜日

バドミントンの日本代表、新たに1人違法カジノ店に出入り

予想外に昨日のエントリーにはブックマークが集まったので、何かバドミントンに関して補足でも書こうかなと思っていたら、次のニュースが流れてきた。


新たに日本代表1人の違法カジノ店出入り判明 賭博は否定― スポニチ

上記ニュースによると、「現役の代表選手1人が東京・墨田区の違法カジノ店に出入りしていたことを認め」たとのこと。

・現役のバドミントン日本代表選手
・田児賢一に連れられて行った
・公表されている違法カジノ店に出入りしていた選手は、大半が埼玉栄高校出身
・その一人、古賀輝(埼玉栄高校出身)は学生の頃に違法カジノ店に行っていた(※)
・東京駐在

などという情報から、大体誰なのか大方の予想はついてしまうのだが、万が一違うと名誉棄損になってしまうので、名前は書かないことにしよう。

なお、公表するかどうかは、処分を最終的に決めた上で判断、ということであるが、ここは公表してしまうべきだと思う。冷たい言い方になってしまうが、日本のバドミントン界は一度膿を出し切ってほしい。

(※)このニュースとは関係ないが、時系列的に考えるとNTT東日本の古賀輝は早稲田大学在学中に違法カジノに行っているわけで、早稲田大学バドミントン部は何の御咎めもないのだろうか

<追記>
やっぱり、中央大学の西本拳太だったようである。

既に西本はNTT東日本に内々定しているという話も聞いたことがあるし(昨年末の全日本総合では、NTT東の久保田監督からアドバイスを受けている場面を見た)、何よりも田児賢一と同じ埼玉栄高校出身なのだ。かつ、桃田賢斗と同世代という条件などから、危ないなとは思ってはいたのが・・・。

西本はシングルスでインカレ3連覇中、昨年で全日本総合4強入り、ナショナルA代表にも選ばれ、ぽつぽつ国際大会でも勝ち始めている。日本バドミントンにおける逸材には間違いないので、今回の件は残念だが、これから頑張って欲しい。

2016年4月18日月曜日

「スピード勉強法」を読んだ

この「仕事と学びの成功習慣が身に付く!スピード勉強法」は、ブックオフの100円コーナーでゲットした本の1冊。東京電力に入社して2つの海外大学院に留学、国内大学院でMBAを取得して、現在は大学で教鞭もとるという、どう考えても普通のサラリーマンではない著者による勉強法の本。資格試験等の勉強にフォーカスしているのではなく、幅広く「学び」という視点から勉強法が書かれてあった。1時間程度でサクッと読めたので、以下にメモ。

仕事と学びの成功習慣が身に付く!スピード勉強法
西山 昭彦
東洋経済新報社
売り上げランキング: 1,816,448


・専用机が勉強を加速させる
現代は欲望との戦いである(インターネット、テレビ、メール等など)。専用机、あるいは書斎に座ったら、それらの欲望がないということが一番大事とのこと。異論は全くないが、敢えていうなら机に限らず自分にとってベストな環境を探し出すことが大事なんだと思う。僕の場合、最適な場所は見つかっていないけれど、自分の部屋が勉強するのに最悪の環境だということは分かっている。

・経済小説から学ぶ
企業や業界の内部事情などはビジネス書で読んでいてもつまらないが、経済小説なら面白く読むことができる。定評のある経済小説として本書では高杉良氏が挙げられていた。ちなみに僕のお勧めは真山仁氏の「ハゲタカ」だ。

・勉強のやる気を維持する
やる気を維持する4つの法則が紹介されていた。
1.習慣の法則:これは色々なビジネス書でも書かれているので割愛。
2.サボりの法則:計画の段階でキチキチに作成すると、どんどん遅れだしてやる気がそがれていく、という経験は誰でもあると思う。だからあらかじめ計画の2~4割にサボる日を入れておくと。
3.ポイント制:計画の進行をチェックする仕組みを作って、そのポイントを達成したら自分にご褒美(服を買うとか、美味しいものを食べるとか)を与える。
4.人は一人ではなかなかやれないということ:特に社会人になってからの資格試験は孤独な戦いになってやる気が低下してしまうことが多い。勉強仲間を見つけるためにも、スクールへ行ってみることは悪くないと思う。

・やる気を高める理論とは
仕事の目標に価値があるとわかり、なおかつ、その目標がなんとか達成できるときに、人はやる気が出る。これをローラーの期待モデルと言うらしい。これは仕事に限らず、勉強も同じなんだと思う。

巻末には著者による経済学・経営学の推薦書一覧が掲載されているが、全部東洋経済の本だったことが残念だ。本書自信が東洋経済出版なので仕方がないのかもしれないが。

2016年4月17日日曜日

田児賢一(バドミントン)と違法カジノ問題について思う

今月、違法カジノ問題で揺れに揺れた日本バドミントン協会。今日は、この違法カジノ問題での主犯とされる田児賢一について思うところを書きたいと思うのだが、その前に少しだけ日本バドミントン協会と桃田賢斗の関係について触れておきたい。


日本バドミントン協会と桃田賢斗の関係

日本における「バドミントンはマイナースポーツ」という位置からの脱却には、オリンピックでメダルを取ること、それも男子シングルスのメダルが絶対視されていた。その中で、2015年に日本人(男子)として初となる国際大会スーパーシリーズ(SS)のシングルス優勝、それも複数回優勝した桃田賢斗には、バドミントン協会及びその関係者から絶大なる期待が寄せられていた。桃田は2015年末の全日本総合で、前年2014年に全日本総合を優勝した佐々木翔を圧倒的な力で破って優勝。そして、直後にドバイで行われたスーパーシリーズファイナルでも優勝し、桃田賢斗は名実ともに日本歴代最強のシングルスプレイヤーになった。今年2016年に入ってからは、全英OPこそベスト8止まりだったものの、その後のインドOP(SS)であっさり優勝し、リオデジャネイロオリンピックでは、余程のことがない限り、3位は固いと考えられていた。かつて無敵の強さを誇った中国のリン・ダン(北京・ロンドンオリンピック金メダル)やマレーシアのリー・チョンウェイ(北京・ロンドンオリンピック銀メダル)も最盛期は過ぎており、その他には安定して上位にくる選手はいない状態であったことからも、桃田が金メダルを獲る可能性も十二分にあった。

そこに来て、あの違法賭博問題である。そりゃ、銭谷専務理事も泣くだろう。前述の通り、日本バドミントン協会はマイナースポーツからの脱却のため、国際大会で勝てる選手の育成を掲げて、ジュニア世代の強化に励んできた。そして、その結果第一号が桃田であり、彼は高校時代にジュニア世界選手権で日本男子初の優勝を果たした。本人に自覚はゼロだったようだが、日本バドミントン協会が手に塩を掛けて大事に育ててきた金の卵だったのだ。銭谷専務理事を含めたバドミントン協会関係者は、この桃田のオリンピックでのメダルを契機に日本でのバドミントン人口が増え、バドミントンが有る程度メジャーなスポーツとして認知される、そんな夢を描いていただろうが、一瞬にしてそれが消え去ってしまった。それどころか、バドミントン選手に対するダークなイメージを与えてしまった。日本のバドミントンという競技へのマイナス影響は計り知れないものがある。

その違法カジノに桃田を誘ったとされるのが、桃田の前にシングルスのエースであった田児賢一だ。記者会見では涙を流して「桃田にチャンスを」と先輩らしい懇願をしていたが、本人はNTT東日本を解雇。カジノへの常習性や金額の多寡からも悪質性が高いと判断されたのであろう。


田児賢一とは

田児賢一(バドミントン)と違法カジノ問題
※2016年4月8日記者会見

さて、この田児賢一とは一体何者だったのだろうか。

多少なりとも競技としてバドミントンをしている人なら知っていると思うが、とにかく田児賢一のシングルスと言えば強かった。天才的なラケットワークと妙技とも言えるヘアピン、強烈なスマッシュ、そして独自のホームポジションからのフットワークとディフェンス力・・・田児は最初に全日本総合を制した2008年から2013年まで6連覇という偉業を達成しているわけだが、私は日本国内の試合において、田児が負ける試合をほとんど見たことがない。それくらい国内では無類の強さを発揮していた。辛うじて、彼に匹敵していたのは佐々木翔(トナミ運輸)くらいであり、その佐々木も田児には余裕で負け越しているであろう。そんな強すぎた田児は、お世辞でも素行の良いスポーツ選手ではないように見えた。

まず、彼が所属しているNTT東日本での実業団リーグ戦において、田児はほとんどチームメイトの応援をしない。年長者だからというのもあるだろうが、同じ実業団チームの日本ユニシスやトナミ運輸を見ていると、団体戦に出場している選手をみな一丸となって応援している。NTT東日本の田児だけは、座って退屈そうに見ているだけであった。最もそれが端的に表れていると思ったのが、2013年の全日本実業団選手権、男子決勝における和田周(今はジェイテクトに移籍)対、坂井一将(日本ユニシス)の試合におけるワンシーンだ。2ndゲームに和田がゲームポイントを取った際、非常に微妙なジャッジ(和田に不利)が行われ、当然ながらNTT東日本は全員ベンチから立ち上がって猛抗議した。しかし、田児はというと一人だけベンチに座ったまま、ニヤニヤしているだけ。つまり、彼にとってはチームが勝とうが負けようがどうでも良く、自分が勝てば良いと思っていたのだろう。

更に個人的に嫌だと思ったのが、実業団戦において佐藤翔治と組んだダブルスにおける田児の態度である。佐藤翔治と言えば、2003年から全日本総合シングルス4連覇、アテネと北京オリンピックにはシングルスで、ロンドンオリンピックには川前直樹との男子ダブルスで出場しており、日本バドミントン界で一時代を築いた英雄的存在だ。ルックスもイケメンであり、彼に憧れてバドミントンに励んだ学生も多かった。その佐藤翔治と実業団の試合でダブルスで組んだ際、田児は佐藤がミスする度に睨むのだ。田児がNTT東日本に入った時点で佐藤翔治の最盛期は過ぎており、昔のようなキレはなかったのかもしれないが、それでも一時代を築いた「先輩」に対して、その態度はないだろう。(田児賢一はシングルスプレイヤーであるが、実業団の団体戦ではオーダー上、ダブルスで出場することもあった。)

先輩に対する敬意もなく、同僚(チーム)に対する応援もしない。人間的に大いに問題がありそうな田児であったが、まだ勝っている間は良かったのだ、勝っている間は。


歯車が狂い始めた2014年

歯車が狂い始めたのが、2014年末に行われた全日本総合選手権。前人未到の男子シングルス7連覇がかかったこの大会で、田児は何とこれを棄権した。理由は足首の捻挫。しかし、私はこの時、非常に違和感を感じたことを覚えている。なぜかと言うと、その棄権する直前の記者会見では堂々と「この後の世界選手権を見ているので」と語っていたからである(謙虚さゼロ)。突然負けるのが怖くなったのか、急に足首が疼きだしたのか、何が原因だったのかは分からないが、この全日本総合の棄権をきっかけに田児の転落はスタートした。報道によると2014年末から例の違法カジノに通い始めたようなので、自身のプレーに陰りが見えた心の隙間にカジノという誘惑が入り込んでしまったのかもしれない。なお、その2014年末の全日本総合ではライバルであった佐々木翔が優勝、桃田賢斗が準優勝した。

翌2015年、NTT東日本の後輩である桃田が国際大会で快進撃を始める一方で、田児は全く勝てなくなっていく。リオオリンピックを目指す上で国際大会で上位入賞してポイントを稼ぐことが重要になってくるが、全く上位に入れない。初戦負けどころか予選負けすることも増えてきた。そして、日本代表を自ら辞退。2015年末の全日本総合にも良く分からない理由で出場せず、長い間「1位 田児賢一」で固定されていたシングルス日本ランキングも2位、3位と順位を落としていった。「もう田児は終わったのか」多くのバドミントン関係者は考えたと思うが、2015年のバドミントンマガジンのインタビューで田児はこう答えていた。

「本当にバドミントンをするために生まれてきた人間なら、まだ終わらないと思う」

当の本人はこの時期には既に違法カジノにどっぷりハマっていたわけだが、この言葉の通り、田児はオリンピック出場へ最後の望みをかけるべく、果敢に国際大会に出場するようになる。何とか糸口を見つけようとあがいているように見えたが、予想だにしないところで選手人生が終わりを迎えたのはご存じの通りである。


暴力沙汰も噂になるバドミントン選手

ちなみに、一部の報道によると田児はNTT東日本の同僚(選手)を違法カジノに誘った際、断る後輩には暴力を振るっていたらしいが、実は昨年には日本体育大学バドミントン部の選手が他大学の学生の顔面を蹴るなどの行為を行ったことにより、活動を自粛させられている。NTT東日本は実業団の名門であり、日体大もバドミントンでオリンピック代表選手を何名も輩出している名門大学である。バドミントンというのはマイナーな割に暴力行為が日常的なダーティな世界だったのかもしれない。それらの選手の大半を輩出している埼玉栄高校の監督は、一度指導を考え直した方が良いのではないだろうか。(田児賢一も埼玉栄高校出身)


今後の日本のバドミントン

さて、今後の日本バドミントンについてであるが、まず女子は単複ともに世界選手権で上位に入賞する有望な選手が揃っているので(シングルスの奥原望、山口茜、ダブルスの高橋・松友)、結果を残すことで、田児・桃田の賭博問題で暗くなったバドミントンのイメージを払拭してもらえたらと思う。

一方、男子は今期で既に引退を表明している佐々木翔(トナミ運輸)に期待したい。佐々木は前述の佐藤翔治と同世代で、関東第一高校の時代から勝てず(タイトルが獲れず)、やっと2007年に全日本総合を優勝したかと思えば翌年から田児賢一に圧倒され、非常に不遇の時代が長かった選手である。ロンドンオリンピックではベスト8で中国のリン・ダンに負けたが、私はあの最後までシャトルに喰らいつくプレーには感動を覚えた。不遇の時代を乗り越えてきた佐々木翔が有終の美を飾ることを期待して、ここらで書くことを終わりにしたい。

<追記>
佐々木翔について書きました。

2016年4月11日月曜日

第209回 TOEIC®公開テスト受けてきました。

昨日でついに僕の長期に亘るTOEIC試験への挑戦が終了した。

<各Partの感想と手応え>
Part1 普通。中盤よくわからないものがあったが、大丈夫。9割は固い。
Part2 やや難。これも中盤、全く分からない問題があった。中でも疑問文ではない平常文でかつ長い英文に対する回答を選ぶ問題が難しかった。
Part3 難。普通に難しかった。終盤では3問中3問とも分からない問題もあった。7割程度か。
Part4 普通。Part3と比べて普通であった。8~9割の出来。
Part5 普通。どんな問題は忘れたが、1問目が難しくて焦った。他は簡単。副詞が分かっていれば何とかなるような問題が多かった気がする。9割程度。
Part6 やや難。文章自体のレベルは上がっている感じがしたものの、空欄に入る選択肢を選ぶ辺りは簡単になっていたので、読みにくい文章の割には解けたような気がする(気がするだけの時が一番危ないのだが)。9割程度。
Part7 易。公式問題集と比べても、解きやすい問題が多かった印象。あっという間に196番(最後のダブルパッセージ)まで到達したものの、そこで気を緩めてしまい、200番をマークし終えたときは残り3分だった。特に難しい問題はなかったような感じがしたが、199番は答えが見つからず勘でマークした。8~9割程度。

<試験に向けてマスターした参考書とアプリ>
zuknow(アプリ)
無料で使えるTOEICコースの単語を全て制覇。一部間違いはあるものの、語彙力アップの無料教材としてこれ以上のものはないだろう。変な広告も出ないので本当におすすめ。
TOEICテスト公式プラクティス リーディング編
リスニングで9割が取れるようになっていたので、後はリーディングだと思い、全問解きなおした。ただ解くのではなく、時間を意識してトレーニングした。Part5,6は1問30秒、Part7は1問1分を目安とした。新公式問題集に収められているリーディング問題より若干レベルが高く感じた。
TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>
やはり最後は最新の公式問題集でしょう、というわけで、公式6に収録されている(1)(2)を何回も繰り返した。特にリーディングは納得いくまで解きかえして、最終的には(1)(2)どちらも60分くらいで解けるようになった。

<直前のドーピング>
ちなみに試験直前には強烈なカフェイン剤「UP! (アップ) 」をモンスターエナジーの濃縮版(モンスターエナジー M3)で飲みこんで、頭を120%覚醒させて挑んだため、試験終了後は、死ぬ程の倦怠感に襲われた。余程の覚悟がない限り、こうした無茶な覚醒状態は避けるべきだが、それでも人生には乗り越えなければならない試験が何回かあると思うので、興味のある方は一度試してみて下さい。

<今後について>
まず目標をしている900点を突破しているのかというと、ちょっと難しい、というのが偽らざる正直な感想である。特にリスニングが…。ご存じの通り、次回から試験形式が刷新され、より長文に特化した対応力が求められるわけで、新たにその対応が求められるとなると、正直辛い。

今はとりあえず、試験を無事に終えたこと、予定していた範囲の勉強は完了できたことを褒めてあげたい。受験された皆様も、本当にお疲れ様でした。


<関連エントリー>
2016年5月からTOEICが変わるようです(2015年11月6日)

2016年3月31日木曜日

平成28年株主総会に向けた留意点

平成28年株主総会に向けて、留意点や検討事項について実務担当者の目線でまとめてみた。「平成26年改正会社法」と「コーポレート・ガバナンスコード(CGコード)」の対応については、主に招集通知作成上の留意点について記載し、その他、平成28年の株主総会で実務担当者として是非押さえておきたいポイントとして「日本版スチュワードシップ・コード」、「ISSのポリシー変更」、「その他の法改正」、「株主総会の実務対応」を項目別にざっくりとまとめた。なお、「社外取締役を置くことが相当でない理由」については、ほとんどの上場会社は対応不要だと思われるし、私の会社も必要ないので記載していない。

(とりあえず会社の経費で購入して手元に置いておきたい3冊)
別冊商事法務№404 株主総会想定問答集〔平成28年版〕
別冊商事法務№406 事業報告記載事項の分析―平成28年1月総会までを踏まえて

さて、平成28年の招集通知作成において最大の検討事項は、事業報告の「対処すべき課題」にCGコードの内容をどれくらい書き込んでいくか、ということだ。法定事項ではない項目のどこを捨て、どこを盛り込んでいくか、また、CGコード対応に伴う記載ボリュームの増加に、範囲が拡大されたWEB開示をどう活用していくかが課題となる。盛り込んでいく際は、株主は何に関心があるのかという意識も大切にしたい(平成27年12月の株主総会ではガバナンスより足下の景気を心配する質問が多かった)。

<平成26年改正会社法対応>


・監査等委員会設置会社
監査等委員会設置会社への移行公表会社は平成28年2月に400社越え。予想以上に大ヒットした。平成28年の株主総会を経て500社程になるのではないかと予想されている。移行しない場合であっても想定問答(なぜ移行しないのか)の対応準備が必要となる。

・WEB開示の範囲拡大
最近では「計算書類の注記表」に加え「株主資本等変動計算書」もウェブ開示している会社が増加してきている。WEB開示の範囲拡大に対応して、開示内容の見直しを行う。なお、東証のHPに紙ベースの招集通知のみ掲載しWEB開示は会社HPにしか掲載していない会社があるが、機関投資家からは不評。WEB開示資料も一本化した招集通知を東証HPに掲載する。

・社外取締役・社外監査役の要件厳格化への対応
社外役員の要件に関する経過措置期間が3月決算会社では平成28年6月総会終了時に満了し、旧要件による社外役員は平成28年定時株主総会終結の時を持って社外性を喪失する。子会社に会社法上の大会社を持ち、社外監査役の兼務状態を解消していない会社は、早々に対応を行う。

・内部統制システムの運用状況の概要の記載
事業報告に内部統制システムの運用状況の概要の記載が必要となった。内容としては、会議体の開催、研修の実施、内部監査部門の活動、規程の制定・改定などの状況を記載する。

・監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由の記載
会計監査人の報酬等の額に対して監査役会が同意した理由を事業報告に記載する。日本監査監査役協会より「改正会社法及び改正法務省令に対する監査役等の実務対応」が開示されている。

・特定完全子会社に関する事項の記載
事業年度末日において最終完全親会社が有する株式の帳簿価額が総資産の5分の1を超えることとなる完全子会社を「特定完全子会社」として事業報告に掲載する。

・連結計算書類の科目表示の変更
連結計算書類の科目において「少数株主持分」から「非支配株主持分」等、表示の改正が行われたので対応する。

・役員選任議案の工夫
役員選任議案における「顔写真」や「抱負」の掲載は機関投資家から好評(らしい)。特に招集通知のカラー化を既に実施又は予定している会社は検討する。

<CGコード対応>


・コーポレート・ガバナンス報告書(CG報告書)の提出時期
平成28年の株主総会(6月)が終了後、CG報告書は「遅滞なく提出」する必要がある。CGコード対応の初回提出時は12月まで時間的余裕があったが、今回からは準備の時間が多くは取れないため、株主総会の準備と並行してCG報告書の読み直しを行う必要がある。

・フルコンプライ率と株主目線
平成27年12月末時点でCGコード73原則を全てコンプライしている会社は11.6%(216社)であった。機関投資家はコンプライ率より中身を重視しているので、フルコンプライしているか否かは、議決権行使に左程影響はないと予想される。しかし、この比率について朝日新聞は「11.6%にとどまる」と書いた。一般株主の目線は朝日新聞に近いものだと思われるので、フルコンプライしていない会社は、株主総会で厳しい質問をされる可能性がある。

~ 以下、原則項目別 ~

・「相当数の反対票」が投じられた会社提案議案(補充原則1-1①)
「相当数の反対票」の具体的な解釈は、各取締役会の合理的な判断に委ねられているものの、会社提案の全議案の賛成率平均が95.57%であることに鑑み、10%程度ではないかという意見が有力。なお、反対票の原因の分析は、特殊事情がない限り、ISS等の議決権行使助言会社のガイドラインが参考になると考えられる。

・適切な情報の提供(補充原則1-2①)
株主総会をビジュアル化して株主に分かりやすい説明を心掛けている会社が多いが、招集通知も同じ発想で、株主総会へ来場できない株主に対してもビジュアル的に工夫するという考え方が増えてきている。また、その内容はCG報告書に近いものになっていくと考えられており、ストーリーをもった記載の工夫が期待されている(企業理念→経営戦略→事業年度の実績→来期の課題・・・といった感じ)。但し、招集通知には余計なことを書くと株主総会の質問の呼び水にもなるため、線引きには留意する。

・招集通知の早期発送(補充原則1-2②)
大企業ほど早期発送の傾向。全体平均では中15~17日が最多。日経225では中21日以上空ける会社が約7割。これらを念頭において招集通知作成スケジュールを作成する。

・招集通知の発送前開示(補充原則1-2②)
商事法務の「株主総会白書2015年版」によると、株主総会招集通知の発送前開示を行った会社は平成26年151社から平成27年723社と大幅に増加した。CGコードの影響もあり、平成28年は更に多くの上場会社が発送前開示を行うことが予想される。理想の開示タイミングは招集通知校了時点だが、印刷終了時点で開示する会社が多い(もう後戻りできないため)。最低でも発送日の1日前には開示すべきであり、WEB開示の内容も併せて同時に開示する。機関投資家は株主総会開催1か月前の招集通知開示を求めており、平成28年3月総会会社の多くは2月に開示していた。
なお、早期開示を行った招集通知に修正が発見された場合を恐れている会社は多いが、会社法上の株主総会招集通知とは、株主に発送されたものを意味し、早期開示したものは、法的には招集通知はではないため、その内容に誤記が見つかった場合はTDネット(東証)の手続に則って修正を行えば問題はない。

・議決権の電子行使を可能とするための環境づくり(補充原則1-2④)
平成27年、電子制度導入企業33%、内、ICJの東証プラットフォーム(PF)採用企業は76%(平成27年に約100社が新規に導入)。CGコード要請で導入企業の急増が予想される。導入していない場合は検討を行う。

・招集通知の英訳化促進(補充原則1-2④)
英訳版の招集通知を作成している会社は平成28年2月現在で上場会社の15%程度。外国人持株比率の高い会社程、作成している割合が高い。「外国人株主持株比率が低いため、招集通知の英訳化等を行わない」とCG報告書でエクスプレインした会社は多いが、「英訳化していないから外国人投資家が少ない」という議論も有り得る。英訳化を検討する場合も、いきなり全文英訳する必要はなく、「狭義の招集通知+参考書類」のみから始めても良い。

・実質株主の出席対応(補充原則1-2⑤)
全国株懇連合会の「グローバルな機関投資家等の株主総会への出席に関するガイドライン」で実質株主の出席対応方法が示された。基準日までにコンタクトがあった場合は、「1単元以上の株式の所有者となってもらった上で出席してもらう方法(ルートA)」、基準日後にコンタクトがあった場合は「総会での傍聴のみを認める方法(ルートB)」で対応する会社が多いと思われるが、「定款を変更して『グローバル機関投資家』の総会出席を可能とする(ルートD)」を準備している会社もある。自社の対応について確認を行う。

・情報開示の充実(原則3-1(ⅰ))
招集通知に「中期経営計画」を記載する会社はCGコード適用前から2~3割あった。平成28年は4割を上回ると予測されており、自社の対応を検討する。

・役員報酬の決定方針の掲載(原則3-1(ⅲ))
「役員報酬の決定方針」はCG報告書で開示(コンプライ)している会社が多い。事業報告「取締役及び監査役の報酬等の額」や、「役員報酬議案」で記載することが考えられる。

・役員候補者の指名方針、手続の掲載(原則3-1(ⅳ))
「役員候補者の指名方針、手続」はCG報告書で開示(コンプライ)している会社が多い。役員選任議案で記載することが考えられる。

・役員候補者の個々の選任理由の掲載(原則3-1(ⅴ))
「役員候補者の個々の選任理由」はCG報告書で平成28年度招集通知から選任理由を説明すると開示(エクスプレイン)している会社が多いので、その場合は参考書類に必ず記載する。

・独立社外取締役の選任(原則4-8)
平成27年7月末で東証1部各社の独立社外取締役平均人数は1.79人となった。株主、投資家から独立社外取締役への期待は高く、株主総会では「~について社外役員(○○取締役)の見解を聞きたい」という株主からの質問が増えている。株主総会では社外取締役へ質問があることを想定し、議長対応等、事前準備をしっかりしておくべきである。
なお、社外役員が指名されても質問の内容によって回答者は分けるべきであり、たとえば業績についての質問であれば、議長がそのまま回答すべきであろうし、逆にガバナンスについてであれば、社外役員から回答すること等が考えられる。

・社外役員の独立性基準の掲載(原則4-9)
多くの会社がCGコードに対応して「独立役員選定基準」をHPで開示している。参考書類の役員選任議案に記載することが考えられる。

・取締役会の実効性の評価・結果の開示(補充原則4-11③)
「取締役会の実効性の評価・結果の開示」はエクスプレイン最多項目であった。また、ガバナンスの進んだ会社でも結果開示までしている会社は極少数である。とは言え、評価の手段は限られており(アンケート形式、ヒアリング形式等)、株主総会で本件について質問された場合、「検討中」という回答は苦しい。最低でも手段の方向性は回答するようにしたい。

<日本版スチュワードシップ・コード>


・機関投資家からの面会要求の増加
日本版スチュワードシップ・コードは201の機関投資家が受入済(平成27年11月末現在)。それに伴い機関投資家から面会の要求を受ける会社が、平成27年に一気に増加した(平成26年3社→平成27年98社)。これは、当該コードで定められている株主との「目的を持った対話」(エンゲージメント)を行う機関投資家が増えたことによるもの。受入表明をした機関投資家の中にはアクティビストも含まれており、対話要請があった場合の対応には留意する。

・高いコンプライ率に疑問視
CGコードのコンプライ率が機関投資家の予想より高かったことも有り、コンプライした項目(CG報告書には書かなくて良い)について、面会して聞いてみたいという機関投資家が多い。そして実際に面会を行った機関投資家によると、コンプライ項目について「それでコンプライと言えるのか?」と疑問が付くような会社も多くあったとのこと。自社のCGコード対応につき、改めて見直しを行う。

・議決権行使ガイドラインの変更に留意
事前照会が従来以上に増加し、議案の内容によっては反対票を投じる事案が見られる。大株主に機関投資家がいる場合は当該投資家の議決権行使ガイドラインを確認しておく。

<ISSのポリシー変更>


・取締役会構成要件の厳格化
複数の社外取締役がいない全ての企業の経営トップに反対推奨となった(但し、独立性は問わない)。

・買収防衛策について更なる厳格化
招集通知の4週間前開示等、買収防衛策ポリシーの厳格化が行われたが、ISSが賛成する買収防衛策は年に1社程度なので、気にしなくて良いだろう。

<その他の法改正>


・株主総会の7月開催
「株主総会のあり方検討分科会」(経済産業省)から出てきた提言「株主総会の7月開催」に関し、その実現に向けて基準日の変更を準備している会社が複数有る。話題になることは間違いなく、自社の対応方針につき想定問答が必要。

・マイナンバー法
株主のマイナンバー管理についての想定問答を準備する。なお、株主のマイナンバー管理は株主名簿管理人が行っている。

・女性活躍推進法
301人以上の労働者を雇用する事業主は、施行日(平成28年4月1日)までに、自社の女性の活躍状況等の情報公表を行う必要があり、招集通知で開示する会社もあると予想される。想定問答対応が必要。

・ジュニアNISAの創設
ジュニアNISAが平成28年4月1日スタート。3月末決算会社は平成29年の株主総会から影響があるため、平成28年の株主総会には影響がないが、将来は株主総会に子供が来る可能性もある。


<株主総会の実務対応>


・株主総会出席者増加を見込んだレイアウトの検討
商事法務の「株主総会白書2015年版」の事務担当者フリーコメント欄には「出席者が増えて座席のレイアウトに困った」といった出席者増加によるトラブルが報告されている。最近6年間で出席者は増加傾向にあり、また発言株主数も6000名を超えた(平成27年6月総会)。3月末時点での株主数が増加の場合(又は同数程度であったとしても)、総会会場のレイアウトは参加者増加を見越したものにしておくことが無難。

・個人株主の出席とお土産
お土産目当ての来場株主が増えすぎて、会場キャパの関係等から廃止に踏み切る会社が大企業を中心に増加している。直近では、キヤノン、キリンHD等が廃止した。お土産を廃止すると参加者は半減するが、来なくなった株主は別のお土産のある株主総会に流れるため、来場株主数が突然増加する事例も出てきた。お土産を配布している会社は要注意。

2016年3月1日火曜日

ブログ一時休止のお知らせ

みなさま、こんにちは。

古くから読まれている読者様なら「おい、何度目だよ!?」と突っ込みたくなると思いますが、タイトルの通り、本ブログの更新を一時休止したいと思いますm(_ _)m

理由は、単純に4月のTOEICの受験勉強に専念するためです(ブログ閉鎖じゃないです)。だったら、黙って更新を止めればいいだろうと突っ込みたいとは思いますが、私の性格上、宣言していないと、また記事を書きはじめるので、やはり宣言しておいた方が良いかなという結論に至りました。

これで少しでも勉強時間を増やして、理想のスコアメイクに一歩でも近づく。多少苦しくても、より良い人生を送るため、歯を食いしばって頑張ろうと思う次第です。

次回は4月中旬、TOEIC受験の感想で更新したいと思います。

応援、よろしくお願いします。

<使用テキスト>

2016年2月26日金曜日

スマホの無料ゲームにどっぷりハマった件

つい先日、「TOEIC最終戦」などと書いておきながら、不覚にもスマホの無料ゲーム(ソシャゲ)にどっぷりハマってしまい、昨日ようやく削除することができた。当然ながら勉強はほとんどやっていない。

タイトルは「サマナーズウォー」。基本プレイ無料で、ゲームを有利に進めるクリスタルを一気に大量入手しようとすると、課金する必要がある。

ちなみにクリスタルというのは、このゲームにおいて万能アイテムで、強いモンスターを召喚できる、負けてもコンテニューできる、時間制ライフ等を一気に回復させることができる等々、とりあえずクリスタルがあれば何でもできるゲームである。

で、当然ながら、私は課金など全くする気はなく、勉強の合間の息抜き、暇つぶしに遊べればいいな、くらいの意識でダウンロードしてみたのだが、これがもう恥ずかしいくらいどっぷりハマってしまった。いい歳した大人が勉強そっちのけでハマってしまった理由は、以下の通りだ。


①グラフィックが美しい
「これ、本当に無料かよ」と思うくらい3Dポリゴンで描かれるモンスターは美しく、かつ動きも滑らかで、見ていて飽きがこない(最初は)。

②攻略性が高い
強いモンスターだけ揃えれば万事OKというわけではなく、そのモンスターのスキルアップや、ルーン付与、その他外部施設の設置による能力アップなど、工夫次第でモンスターがいくらでも強くなるため、頭がそこそこ良い人ほど、戦略を立てることができるようになっている。

③長時間遊べる
無料だったら一日10分くらいしか遊べないだろうと思っていたら、これが結構遊べるのだ。ストーリーを進めたりすることはもちろん、ルーン強化とか、モンスター召喚とか、色々やっていると、エネルギーを使い果たす頃には30分~1時間くらい経過している。また、エネルギーの回復も結構速いので、エネルギーを完全に使い果たしても、数時間すれば全回復、つまり全く課金していなくても1日何回も遊べる。

④毎日ログインさせる仕組み
毎日ログインさえすれば、そこそこのアイテムが必ずもらえる。つまり、このアプリを1日1回は開いてしまうことになる。更に、大して難しくはないタスクが10個程毎日用意されていて、このミッションを全てクリアすれば、クリスタルが10個もらえる。要するに無課金でも毎日10個のタスクさえこなせば、1週間で70個のクリスタルがタダでもらえるのだ。

⑤限定イベントが多い
かならず何等かの期間限定イベントが開催されており、それに参加することで様々なアイテムが入手できるようになる。


こうした仕組みにより、朝の通勤電車時間は、全て「サマナーズウォー」での時間と化してしまった。普通にやっているとストーリー中盤で敵モンスターが強くなり過ぎて、行き詰るのだが、ネットの攻略などを見れば、どうモンスターを育成すればよいかということが分かるので、そうした研究もあり、かなりストーリーを進めることができた。気が付けば、レベルは28になっていた(MAXレベルは40)。

更に、私の場合、良いキャラを偶然引いてしまい、それらの組み合わせでプレイヤー同士の対戦であるアリーナでかなりの勝率を挙げることができたので、余計にズブズブはまってしまった。上級者には及ばないが攻めのパーティはこうである。


Summonerswar
マジカルブラウニーは覚醒していないな

・ラピス(魔剣士水)
・バナード(グリフォン風)
・オリオン(マジカルブラウニー水)
・ルシェン(ジョーカー風)


何も見なくても覚えているのだが、彼らを使って以下の通りに運用すれば、自分より高レベルの相手にも高い勝率を保つことができた。

(1)まずバナードが「順風」で速度を上げ、これで味方全員が先手攻撃ができる。
(2)次にオリオンが「飛べ飛べ」で全体を攻撃、この攻撃はダメージは殆どないが、防御力を低下させる効果がある。
(3)ルシェンが「サプライズボックス」で全体攻撃、これもダメージ以上にランダムの弱体化効果を狙ったもの
(4)ラピスが「取立てる魔力」で更に全体攻撃。この時点で1匹でも敵が死ねば、もう勝ちは確定したも同然。
(5)相手の攻撃に耐える。ここで味方が1匹でも死んでしまうようであれば、それはレベル差が有り過ぎなのだ。
(6)バナードが「急降下」で死に掛けモンスターにとどめを刺すか、元気そうな敵に攻撃して、防御力を低下させる。
(7)オリオンの「軽いイタズラ」で全体にランダム弱体化をかけつつ、残ったルシェンとラピスのゲージを増加させ、次にこの二人の攻撃が連続する。
(8)ルシェンの「カード飛ばし」で全体に大ダメージを与え、生き残った相手にラピスの「解き放つ魔弾」でとどめを刺す。

ここまでで、大体のパーティは全滅か残り1匹になっている。逆に、この連続攻撃が終わっても、まだ相手の全モンスターがピンピンしていたら、それは負け確実である。

このように、かなりズブズブにハマった私ではあるのだが、だんだんと行き詰ってきた。


最たる理由はモンスターの育成である。


詳細は省くが、上位に行くには☆6のモンスターを揃えねば不可能で、かつ☆6モンスターを育て上げるには、かなりのコストが必要となるのだ。更に、潜在的なポテンシャルが高い純☆5、純☆4のモンスターを召喚できる確率はかなり低く(感覚的には純☆4が5%、純☆5が1%以下)、私など純☆5のモンスターはついに一度もお目にかかることなく終わってしまった(レベル28なのに)。となると、育てるにせよ当てるにせよ、☆6モンスターを揃えるには、かなりの回数のガチャを回す必要があり、非課金ユーザーでは分が悪いということになる。

非課金ユーザーでも☆6モンスターを揃える方法があるとすれば、それはもう単純にこのゲームに費やす時間を増やす以外にない。少しずつではあるが、時間さえかければクリスタルは集まっていき、ガチャも回せる。また、ログインイベントなどのアイテムで入手することもできる(またこれが途方もない時間がかかるのだが…)。モンスターを強くするには、レベル上げや、ルーン集めが必要で、何回も何回も同じダンジョンで戦うことが必要となり、ルーチンが増えてくる。

こうなってくると、このゲームに費やす時間が、スキマ時間の暇つぶしどころか、どっぷりと浸かってしまうこととなった。行きの通勤時間はもちろん、昼休憩、帰宅途中、そして休日。繰り返すが、時間さえかければある程度は強くなっていくような仕組みになっているので、絶対に課金しないと決めているのであれば、このような生活習慣になってまうのだ、必然的に。

ただ、よくよく考えてみると、上位モンスターのレベルに加え、スキルも上げるには莫大な時間が必要で、更にルーンも高レベルで作成しなければならないことが分かってくると、このゲームの上位に非課金で行くにはほぼ不可能ということを、ようやく悟った(課金者にはどう頑張っても勝てない)。そして、昨日、このゲームに費やした時間を考えると、このままではいけないとやっと気づいて、勢いでアプリを削除した。

似たようなエントリーが2015年のはてなブックマークでホットエントリー(無課金で数年続けていたソシャゲをやめて分かった、ただ1つの事実)されていたが、まさか私が同じようなトラップにかかってしまうとは思わなかった。多分、基本無料ゲームでちゃんと遊びたいのであれば、月に3000円くらいは課金が必要なのではないかと思う。上位を狙うのであればもっとだろう。たかだか数千円のために、何時間も費やしてしまうのはバカに見えるだろうが、本当にルーチンシステムが上手くできていて、なかなか抜けれないようになっている。


やったことはないが、パチンコとかもそうなのだろうか。まぁ、パチンコは基本無料ではないが。

※「月に3000円くらい課金が」と書いたが、よく考えてみれば3000円もだせば追加課金の必要ない普通の有料ゲームを何本か購入することができる。どちらの方が金がかかるのかと考えたとき、少し恐ろしくなった。


<関連エントリー>
無料ゲームは考え方によってはお金がかかっている(らしい)

2016年2月22日月曜日

ユーチューバー、おそるべし。

最近、株式投資界隈で話題のAppBankというマザーズ上場企業の決算修正のニュースに関連して「マックスむらい」という人(アップバンク社の役員)の動画を観た。この一連の騒動に関しては興味がないので言及はしないが(動画でマックスむらいさんはすごく怒っているし)、この「マックスむらい」という文字がデカデカと胸に書かれた赤いトレーナーを着るに男性がいったい何者なのか興味が湧いたので少し調べてみた。

この人の本名は村井智建、ネット界隈ではかなり有名な「ユーチューバー(YouTuber)」だった。実を言うと、私、この「AppBankは暴力団と関係ないよ!」「やまもといちろう氏は許せないよ!」というマックスむらい氏の動画を観るまで、ユーチューバーの動画を一切見たことがなかった。

「好きなことで、生きていく」というユーチューバーを形容するフレーズが、あまりにもアホらしかったのである。

しかし聞くところによると、彼らの動画はものすごく再生回数が多い上に、一部の小学生らには絶大な人気があるというではないですか。というわけで、これを機に、いくつか再生回数の多い「マックスむらい」の動画を視聴。(マックスむらい - YouTube



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何だろうか、このラジオで身内の雑談を聞かされているような感じは。同じYouTubeを観るなら、スポーツとか音楽とかももクロとかの動画を観た方が、有意義な時間を過ごせることは間違いなさそうだったが、これは「マックスむらい」が僕に合わなかっただけで、実は、もっと僕のハートをがっちり鷲掴みしてくれるユーチューバーの動画なら、新しい世界が広がるかもしれない、そんな淡い期待を抱いて、日本一のユーチューバー言われている「HIKAKIN(ヒカキン)」の動画を観てみた。累計再生回数の多い動画と最新の動画を。当然ながら、ヒカキン氏(本名:開發光)の動画を視聴するのは、これが初めて。(HikakinTV - YouTube

HIKAKIN
ヒカキンさん

・・・・。


端的に言うと、「○○を食べてみた」とか「××を買ってみた」とか「△△のアプリで遊んでみた」とか、よく個人ブログで書かれている商品レビュー等を、動画でやっているだけだった。ただ、話口調などに嫌な感じは一切せず、気づけば動画を最初から最後まで見てしまっていた。考えすぎかもしれないが、声のトーンとか商品の見せ方とかタイミングとか、かなり緻密に計算して撮影、編集されているのではないだろうか。

とは言え、ずっと見ていたい、何回も繰り返し見てみたい、と思うような映像でもなく、2つほど動画を拝見してから、そっとユーチューブを閉じた。


・・・閉じたのが、ただ、僕が少し気になったのが、本来の動画の主旨とは全然関係ない、動画の撮影で映されたマンションの設備のグレードである。バスルーム、キッチン、ドアなど、かなり洗練されたスタイリッシュで高級そうな設備が写し出されており、この人、いったいどういうグレードのマンションで生活しているのだろうかと興味が湧いた。

さすがネット時代、googleで「ヒカキン 年収」で検索してみたところ、同じようなことを考えて、すでに当該マンションを割り出しているネット住人が何名もいたので、調べることは、左程難しくなかった。


結論を言うと、HIKAKINは現在、家賃月160万円の東京都港区赤坂の高級マンションに住んでいるらしい(家賃150万円という説も有り)。家賃160万円である、16万円でも一人暮らしには十二分高いし、良い部屋に住めるが、こいつはゼロが一つ違った。売れっ子の芸能人かよ。いや、「堀北真希・山本耕史夫妻の家賃が35万円」とセンチュリー21の社員がTwitterでバラして炎上した事件もあったが、堀北夫妻でも家賃35万円なのである。勝ち組芸能人の遥か上ではないか…。

そうなると、気になるのは年収だが、やはり億単位で稼いでいるようだ。住居の家賃だけで年間2000万円近くかかるのだから、それくらいの年収は当然だろうが、まさかユーチューバーの連中が億単位で稼いでいるとは予想だにしなかった。ちなみにこのヒカキン氏、「僕の仕事はYou Tube」という本を出版したり、テレビCMまで出ているので、年収の中身は純粋なYouTube広告の収入だけではないだろうが、大半はYouTubeからの収入だと考えて間違いないだろう。僕は、せいぜいトップの連中も年収1000万円くらいで、その程度でよくネットに顔出しして、アホなことばっかりできるよな、とか思っていたが、億単位で稼げて、月160万円のマンションに住めるというのであれば、話は別である。

「好きなことで、生きていく」 ユーチューバー、おそるべし。

おそらく、ユーチューバーたちの中には、既に勝ち負けがはっきりと分かれているだろう。大半の負け組ユーチューバーは悲惨で年収はコンビニのバイト以下とは思うし、上位1%のユーチューバーが全ユーチューバーの再生回数の9割を占めるような熾烈な世界だとは容易に想像できる。しかし、このHIKAKINの映像を見ると、極めて普通の男性が、単純にものを作ったり、食べたり、ゲームしたりしているだけであり、要するに「これくらい俺でもできそう」なくらいハードルが低く見えるのだ(実際、スマホで撮影した動画をYouTubeに投稿するだけであれば、ハードルは低い)。そして、上手くいけば、月160万円のマンションに住めるのである。パズドラとかモンストで遊んだりしているだけで、プロ野球選手のトップクラス並みの年収が得られる(かもしれない)のである。

だから、このHIKAKINやマックスむらいが消え去るまで、このユーチューバーへ新規参入するドリーマーは後を絶たないと思うが、今からヒットするのは、ほぼ不可能に近い。もし今から参入して大成功できるとすれば、かなりの才能と努力に加えて運が必要になるであろうし、そして、それだけの力がある人であれば、別にユーチューバーでなくとも成功できるのではないかと思う。

とは言え、ふと思ったのだが、こういったHIKAKINたちの動画を観る人たちって、どういう人なのだろうか。安い給料で働かされ、お金がないからYouTubeやスマホの無料ゲームで時間を潰すしかないような若者ではないだろうか。本当はお金を使って色々遊びたい、しかしお金がないから、その代わりにHIKAKINたちが遊んだりモノを買ったり食べたりする動画を観て満足するのだ。だとすれば、彼らの使い道のない時間が、HIKAKINたちの所得への変わっていく、新手の貧困ビジネスとも呼べなくは、ないな(笑)

ユーチューバーの動画を観て、原則無料のスマホゲームで遊んでいる若者たちよ、勝ちたければ、コンテンツは作る側に回るのだ。ただ、もうユーチューバーは寡占状態だからやめておけよ。


<追記>
調子に乗って色々ユーチューバーについて調べてみたけれど、メイク動画を紹介する「佐々木あさひ」さん、可愛いね!それだけ。(sasakiasahi - YouTube

<追記2>
ヒカキンさんについて、更に詳しく調べてみたところ、ユーチューバー以前にビートボックスの有名人で、エアロスミスとの共演をはじめ、SMAPの番組に出演したり、その分野(ヒューマンビートボクサーというらしい)としての第一人者であることが分かった。

ビートボックスの動画をユーチューブに投稿し、動画再生回数日本一を樹立したことから、ユーチューブの可能性にいち早く気付いたヒカキン氏。加えて、海外のユーチューバーがゲーム実況などを行うことで、広告収入を得ているビジネスモデルを知り、ビートボックスの一本足打法から総合的なユーチューバーへと舵を切った。そして、今の盛況を見るに、その舵切りは大いに成功したと言えるだろう。(HIKAKIN - YouTube

あの微妙な商品紹介やゲーム実況動画も子供をメインターゲットにして製作されており、我々のような心が汚れてしまった大人が視聴しても「」なのは当然なのだ。現代の子供が一人1台スマホを持っている通信環境を考えると、そのターゲット戦略も十二分に成功している。

つまり何が言いたいのかというと、ヒカキン氏はビートボックスという分野で既に地位を確立した上でユーチューバーとして成功しているのであって、ただちょっと面白い兄ちゃんが、カメラの前でご飯を食べたり、ゲームで遊んだりしているだけで成功したわけではないということだ。

お前ら、何の実績もないのに「好きなことで、生きて行く」なんてフレーズに乗せられて、ユーチューバーになんてなっちゃだめだぞ。(改めて)


<関連エントリー>
色々と調べたので、改めて書きました。

ユーチューバーになりたいか・・・?(2016年7月14日)

2016年2月18日木曜日

TOEIC最終戦

「今さら、再挑戦ですか(笑)」・・・と思われそうだが、再びTOEICに挑戦することに決めた。


国際ビジネスコミュニケーション協会
発売日 : 2014-11-12


理由は単純で、今年の5月からTOEICの試験形式が刷新さてしまい、現行の試験形式は2016年4月が最後となるからだ。これまで何十回も受験してきた現形式のTOEICに対する僕自身の総決算という位置づけで挑戦したい。

目標は、このスコア以上。



教材は、「TOEICテスト新公式問題集 Vol.6」に苦手なリーディング対策として「TOEICテスト公式プラクティス リーディング編」を使って補強していく。試験まで時間もあまり残されていないし、今から新しい問題集に手を出しても無駄だろう。間違いなく、これまでの学習の中に答えはある。

当たり前のことだが、勉強しなければ目標スコアは達成できず、勉強時間を増やすには仕事を早く終わらせなければならない(手を抜くわけではなく)。仕事を早く終わらすには、集中力が必要で、その集中力を維持するには日々の疲労を残さないようにする工夫が必要。現状、睡眠時間が平日4時間程度しかなく、その原因の一つは帰宅から入浴までの時間が長いこと。

となると、目標スコア達成の第一歩目は、帰宅後早く風呂に入ること、という結論になった。幼稚園児級の目標ですね。


<関連エントリー>
2016年5月からTOEICが変わるようです(2015年11月6日金曜日)

2016年2月17日水曜日

機関投資家とのミーティング

第3Qの決算発表も終わったことで、今日は、国内中堅規模の機関投資家とミーティングを行った。投資判断としての取材というより、ざっくばらんな情報交換という意味もあったので、こちらからも一般的な質問を何点かさせていただいた。当たり障りのないレベルのQ&Aをメモ。


(Q:質問者は私 A:機関投資家の運用部門の偉い人)

Q:かつて国内機関投資家は、上場会社の議案にはほぼ賛成していたと思いますが、最近では反対する例も出てきていますね。2015年はどういう傾向が見えましたか。

A:まず、昨年(2015年)の機関投資家による議決権行使結果の注目点は、国内機関投資家で反対行使率が上昇したこと。その理由は、改正会社法やCGコードの要請に基づいて選任された多くの上場会社の新任社外取締役が、機関投資家の求める社外性基準に満たない、独立性が低い候補者だったことが原因だ。従って、会社法や取引所が要請するからといって、いい加減な人物を社外取締役にすると、厳しい議決権行使がなされる可能性がある。


Q:では、コーポレートガバナンス・コード(CGコード)の要求する「社外取締役2名」という要件については、どのようにお考えですか。

A:過去3年間で不祥事が発生した企業の62%が、発生時に社外取締役が0人若しくは1人という統計データが出ている。CGコードの定める「社外取締役2名以上選任」という定めは、形だけでも整える意義はあるのではないかと考えている。


Q:投資判断において、コーポレート・ガバナンス報告書(CG報告書)やCGコードはどのように活用されていますか。

A:私たち機関投資家は、投資先を判断する際、まずは財務情報でスクリーニングをかける。そして、実際に投資をするかどうかを判断する段階で、非財務情報から企業の持続的な成長(サスティナビリティ)を判断し、投資を決断する。その非財務情報として活用するのが、CG報告書でありCGコードである。従って、企業の中長期ビジョンとCGコード各項目の実施が、どう関係しているのか、その背景、意図なども説明されていると、投資家目線では分かりやすい。



感想:中堅規模とはいえ、運用部門ヘッド(ファンドマネージャー)とかになると、この人の年収は3000万円くらいなのかな、とか思いながら話を聞いた。

2016年2月15日月曜日

大前研一氏の「ドットコム仕事術」を読んだ

今日も本の感想を。


社会人になってから、もう何冊も読んでいる大前研一氏の本だが、今回は仕事術の文庫本「ドットコム仕事術」を読んだ。500円代で安いなぁと思って購入したのだが、2003年に出版された本の文庫版だと購入後に知った。

内容は大前氏の他の本の焼き直し・・・というか逆に、「即戦力の磨き方」とかが、この本の焼き直しなのか微妙な所だが。ジャック・ウェルチと仲が良いのは、もうよくわかっているよ…。

さて、本書においても色々な大前流のノウハウがかなり自慢気味に紹介されているが、大前氏が代表を務めたマッキンゼーのような外資系コンサルにでも就職していない限り「参考になるかー」と思えるものが多かった。むしろ、僕が感銘を受けたのは以下のような努力の跡の記述だ。日立製作所を辞め、マッキンゼー・アンド・カンパニーに就職した大前氏が、そこで行った体験談を綴る箇所から引用。


マッキンゼーのライブラリーには過去、世界各地で手がけた仕事に関するレポートがマイクロフィッシュの形で保存されていた。私は土日の休みも返上し、1年ほどかけてその全てを読破した。理系出身の経済オンチというハンデを克服したい一心だった。


東工大院→MIT→日立製作所→マッキンゼーという経歴を辿ってきた「天才エリート」でさえ、やはり成功するためには人一倍の努力をしているのだなと、関心してしまった。天才でも何でもない凡人が成功するためには、小手先の仕事術よりも、大前氏のこういった努力を見習うべきではなかろうか。

あと他に、「サイバー墓参り」というアイデアが紹介されていたが、名前から分かるようにチョット無理があるように思えた。いや、天才は数年先を見越して凡人には理解しがたいときが多々あると聞いたことがあるので、あと20年もすれば、このサイバー墓参りも一般化するかもしれないな。

2016年2月8日月曜日

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

著者 : アダム・グラント  監修 : 楠木 建 
三笠書房
発売日 : 2014-01-10


友人から勧められて「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」を読んだ。

ギブ&テイク、良く使われる言葉であるが、本書の主張は一貫していて「情けは人のためならず」である。そもそもこの言葉を「同情するなら金をくれ」みたいなニュアンスでとらえている人がいるが、そうではなくて「情けは人の為だけではなく、いずれ巡り巡って自分に恩恵が返ってくるのだから、誰にでも親切にせよ」(ウィキペディアより)という意味である。 もちろん、本書は本来の「情けは人のためならず」の意味で書かれた本。

著者であるアダム・グラント氏は、執筆時29歳、ペンシルベニア大学ウォートン校教授で、同大学史上最年少の終身教授だ。グラント氏によると、人は3つに分類される。

・ギバーGiver:他人中心。相手の利益を考え、惜しみなく与えようとする。
・テイカーTaker:自分中心。真っ先に自分の利益を優先させる。
・マッチャーMachter:損得のバランス、ギブ・アンド・テイクを重視する。

この中で、最もビジネスで成功するのはどのタイプなのかというと、それは意外にもギバーである。なぜかと言うと、世の中の大半の人は「やってもらった分だけお返しする」マッチャーであるため、ギバーは先に与えた分、直接的・即効性はなくとも、何からの形でお返しが期待できるからだ。逆にテイカーは最初は良いかもしれないが、大半のマッチャーはその分を何らかの形で「お返し」しようとするので、長い目でみると損するというわけである。特に今の世の中はSNSなどの影響が強く、その人の評判が瞬時に拡散されるという特性があり、ギバーが成功しやすい時代であると言える・・・と僕は理解した。

「全米バスケットボール協会(NBA)」のスカウトマン、スチュ・インマン氏と伝説のバスケットボールプレイヤー、マイケルジョーダン氏との比較を始め、興味深いエピソードが数多く解説されており、読んでいて飽きることはない。自分がギバー、テイカー、マッチャーのどれなのか考えながら読むと、より一層楽しめるのではないだろうか。

ちなみに、僕はというと、幼少の頃から極めてマッチャーな人間である。しかし、これまでの僕の人生で出会った友人の中で、多くの人に好かれながらも成功を収めているのは、ギバー特性を持った人であるのは間違いがない(というか、この偏屈な僕と友人付き合いを続けてくれている時点でギバーなのだが・・・)。 少しでも「与える人」でありたい、本書を読み終えてそう思ったわけだが、その後、アマゾンに書かれてあった以下のレビューに「はっ」とさせられた。

“例えば、「ギバーとして振る舞うと得があるのかー」と捉えるのも1つだが、そもそもその思考自体がテイカーそのものだ。”


実に的を射ていると思った。 いずれにせよ、困った人を助けることができるギバーになるには、与えることができるだけの実力が必要となってくる。無力な人は、与えることなどできないのだ。もっと自己研鑽が必要だな。

2016年2月5日金曜日

2016年株主総会のスケジュールの作成

早いもので、今年も既に2月が突入した。

2月といえば、株主総会担当者はそろそろ株主総会のスケジュールを作成しなければならない時期であり、これを作成すると、いよいよ株主総会準備が本格的にスタート、という感じがするものである。

さて、今年の株主総会で課題となることは大きく分けて次の2点。①改正会社法に対応した事業報告の記載②コーポレートガバナンス・コードを踏まえた招集通知の作成、この2つである。しかし、スケジュール日程を作成するに当たっては、特段影響を受けないので、昨年通りスケジュールを作成すれば問題ない。ただ、今年から招集通知のカラー化に踏み込んだりしていなくても、上記②のコーポレートガバナンス・コード対応には少なからず時間が必要になるのは間違いないので、招集通知作成には時間の余裕を見た方が良いだろう。

スケジュール作成で僕が毎年使っているのは、以下の2つだ。

・別冊商事法務「平成28年版 株主総会日程
・株懇の会合(分科会)で配布される決算事務日程表

まず、別冊商事法務「平成28年版株主総会日程」は定番中の定番。株主総会の開催日別にスケジュールを作成してくれているので、該当する日の日程を辿っていけば、適法で無難なスケジュールが完成する。実務上は会社によって取締役会等の日程は異なるため、モデルケースを直接当てはめることはできないが、一応これをベースに作成する日程が基本。本体価格は税別4400円と高い上に使う期間も超短期間だが、非常に使いやすいので、とりあえず購入して手許に置いておくことがお勧めだ。監修は国内最大の証券代行である三菱UFJ信託銀行。

このベースへの肉付に役に立つのが、株懇の会合(分科会)で配布される「決算事務日程表」だ。商事法務の「平成28年版株主総会日程」より詳しく書かれた部分もあるので、それらを追記していけばより完成度は高くなる。セミナーには参加して、解説も聞きいておくことをお勧めしたい。

もし、入社1年目程度の若手社員とか異動で初仕事という人に推薦したいのが、この日程表に記載されている「関係法令」を一度全てポケット六法等で引いてみることだ。相当手間がかかるが、どの条文が根拠になっているのか確認することで、かなり勉強になるし、会社法や上場規程の理解も進むと思う。



最後にオマケ情報を・・・。

・2016年6月総会の集中日は6月29日(水)
・会社法改正により会計監査人の選任議案には監査役会「決議」が必要となった(従来は「同意」)。会社法344条参照。
・ISSは議決権行使助言基準を改訂し、買収防衛策議案がある場合、招集通知が総会の「4週間以上前」に証券取引所のウェブサイトに掲載されていることを賛成条件の1つとした。
・株主総会のあり方検討分科会において、有価証券報告書の開示を早めて株主総会招集通知は計算書類等を省略して簡素化するという議論が行われている。
・配当金の除斥期間は3年~5年と定めている会社が多いが、期間満了後も払っている会社は相当数存在している。しかし、最近では除斥期間満了後も支払うことはコンプライアンス上問題有という見解の会社が増えてきた。
・株主総会議決権行使書は総会終了後、本店に3カ月間備置しなければならない(会社法311条)が、1年間備置している会社が多い。個人情報に当たるため、廃棄手続には要注意。
・2016年1月8日「会社法施行規則及び会社計算規則の一部を改正する省令」が公布されたが、実質的な影響はない。
・2015年10月15日、会社法改正に伴って日本監査役協会から改定版「監査報告のひな型」が公表された。内容は変わっていないが、形式は大きく変わっている。招集通知作成に関係する部分なので、監査役とはよく相談すべき。


<追記>
上記で紹介した別冊商事法務「平成28年版株主総会日程」において、1か所誤植を見つけました(笑)三菱UFJ信託銀行に喧嘩を売るようで怖いので、敢えてここでは書きませんが、もし気になる方はメール下さい。

2016年2月2日火曜日

当ブログおすすめの記事 


最近、特定の記事にアクセスが集中しているようなので、まとめて紹介しておきたい。定期的に入れ替えを行う予定です(覚えていれば)。


■資格の勉強方法 (アクセス数が最多!)
ビジネス実務法務検定試験2級に合格する方法

■株式法務関係
株主総会の受付業務フロー
株主代表訴訟制度の経緯と問題点
新任の株式実務担当者へ<new>
債権者の保護はなぜ必要なのか(会社法)<new>
中小企業を買収する際の法的留意点<new>

■IR関係
IR担当者の嘆き
株主から電話でよく受ける質問

■買収防衛策関係
ブルドックソース事件の考察
日本電産と東洋電機製造の買収合戦について
エフィッシモ キャピタル マネージメントの投資スタイル

■TOEIC関係
TOEICでのカンニング行為
TOEICは誤った解答で減点されないよ<new>

■ハゲタカ
ハゲタカのDVD
ハゲタカ クラリスのセリフ
ハゲタカの鷲津政彦に憧れて

■おしゃれ関係
-10kgのダイエットに成功
髪の毛の硬い人のヘアセット方法
無難なお洒落の方法(社会人男性編)<new>
オシャレ男子たちよ、鼻毛ワックスを使え<new>

■おすすめ音楽
人生スパイス -go for broke-(椎名慶治)
ピアノとカホンの演奏「→Pia-no-jaC←」がすごい!
個人的に好きなサーフィス(surface)の曲ベスト5
ミスチルの「B-SIDE」は思い出の宝箱<new>

■ユーチューバーについて
ユーチューバー、おそるべし。
ユーチューバーになりたいか・・・?
ユーチューバーってなんなのさ?
YouTuberヒカル氏とGoogleについて思うこと<new>

■バドミントンについて
田児賢一(バドミントン)と違法カジノ問題について思う
頑張れ、佐々木翔(バドミントン)
リオオリンピック、バドミントンを振り返って
俺のカーボネックス20(CARBONEX20)が泣いている<new>

■ブックオフについて 
ブックオフが苦戦している理由<new>
ブックオフの買取価格は安いのか<new>

■スプラトゥーン2
Splatoon 2(スプラトゥーン2)はライトゲーマー層には、遊びにくいゲームだった<new>

■その他(雑記)
中小企業の社員の特徴(←特におすすめ!!)
ニャーキャリの閉鎖
買って良かったモノシリーズ
勝手にカフェランキング
最低・最悪だった不動産屋の話
読まれるブログにするための10カ条!?
仕事ができる人の心掛け
「人生に正解はいくつもある!」ドラゴン桜(DVD)桜木弁護士の名言<new>
DJ集団「レペゼン地球」が日経に出ていた件<new>


※※※※以下はおすすめの本※※※※


■法務関係のおすすめ本
株式事務の基礎知識
おすすめの会社法入門書<new>

■ファイナンス関係のおすすめ本
MBAバリュエーション

■英語関係のおすすめ本
TOEICテスト650点突破!文法講義の実況中継
はじめての新TOEICテスト 完全攻略バイブル
TOEICテスト公式プラクティス リーディング編
マーク・ピーターセン氏の「日本人の英語」は英語入門書として最適なのか?<new>

■自己啓発関係のおすすめ本
だからおまえは落ちるんだ、やれ!(←特におすすめ!!)
アドラー心理学「嫌われる勇気」
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
「悩む」と「考える」は違う<new>
週110時間、平日18時間働いたサイバーエージェント藤田晋社長の伝説<new>


■漫画のおすすめ本
おやすみプンプン(←特におすすめ!!)
「アルスラーン戦記」が王道ながら面白い!