だいたい、これまでの人生で、悩んで問題が解決したなどという経験は一度もないのだから、悩んだって仕方がないだろう。
だから、私は悩む暇があったらまず行動する。それでうまくいけばよし。もしうまくいかなかったら、どこが悪かったのか、その原因を徹底的に探し、それを排除するには自分には何ができるかを考える。そうすれば、次は必ずもっとクレバーな行動がとれるというわけだ。
仕事でも人生でも、たった一度の失敗で終わりになるなんてことはないのだから、このやり方がいちばん確実で効率がいいのである。
「悩む」と「考える」というのは、似ているようでまったく別なのである。仕事がつらいと感じている人は、「悩まず考える」「考えたら行動する」というふうに思考を変えるだけで、ずいぶん楽になるのではないだろうか。
いつもウジウジ悩んで行動を起こさない自分に、この言葉は衝撃的だった。「悩む」と「考える」は違う、1度の失敗で人生が終わることはない…、分かっているようで、分かっていないことだ。もし興味をもたれた方はこの本を一読されることをお勧めする。ただ、全般的な内容としては、これより前の「即戦力の磨き方」の方が面白かった。 こちらもお勧めである。
0 件のコメント:
コメントを投稿