先日、椎名慶治が新アルバムをリリースしたことはこのブログで紹介したが、それを受けて、久しぶりにサーフィス(surface)を聴きなおしてみた。
そこで、今日はベストアルバム「Last Attraction」に収録されていない曲で個人的ベスト5曲を紹介したいと思う。(最初はベスト3にしようと思っていたが、気が付けば5曲もレビューを書いていたので・・・)「Last Attraction」しか持っていない人は要チェックだ。
1位 キミスター☆
これはファンの間では結構有名な曲で、サーフィスの中で一番好きな曲はと聞かれたら「キミスター☆」と答えるファンも多いと思う。アップテンポなメロディと温かみのある前向きな歌詞、そして椎名氏の歌声が加わり、完成度はかなり高い。多分、ヒットしなかったのは出るタイミングが悪かっただけで、シングルカットされて上手くPRされたら相当売れた曲だったのではないかと個人的には思っている。このキミスターが収録されているアルバム「Invitation No.6」は他にも名曲揃いで、僕が一番好きなサーフィスのアルバムである。
2位 WAIT!
これも「キミスター☆」同様にファンの間では有名な曲。「キミスター☆」が背中をやさしく押してくれる曲とするならば、この「WAIT!」は背中に蹴りを入れられるような、そんな力強い歌詞が魅力的である。タイトルを直訳すると「待て!」になるが、この曲で伝えられているメッセージは「待つな!」。きっと、椎名氏は、自分自身の尻を叩く意味でも歌っているのではないかな、そう思わせる名曲だ。アルバム「resurface」に収録されている1曲だが、他のシングルカットされている曲より余程好き。なお、この「WAIT!」は想い入れが強いのか、椎名氏がソロになった最初のアルバム「RABBIT-MAN」にもtransit mixバージョンが収録されている。どちらのバージョンもお勧めだが、やはり勢いを感じるのは「resurface」の「WAIT!」。なお、アルバム「resurface」には「ちりつもたれつ」「そこに正座」など、僕が好きな曲も収録されているので、興味があれば聴いてみて欲しい。
3位 空っぽの気持ち
記念すべきサーフィスのアルバム1号「Phase」の1番目に収録されている曲。空き缶が蹴っ飛ばされる音からスタートするこの曲を、僕はもう何回聴いたか分からないくらい聴いている。ちなみに、ウィキペディアによると、サーフィスで一番売れたアルバムがこの「Phase」らしい。ある意味、サーフィスの最頂点にある時の曲なので、是非聴いてみてもらいたい。
4位 なまくらジャック
アルバム「WARM」の1番目に収録されている「なまくらジャック」もお勧めだ。イントロのベースがかっこよくて、一気に引き込まれる。サーフィスによくある前向き系の歌詞ではなく、少しどこかひねくれたようなところも、好き嫌いが分かれそうだが、僕は好きだ。「あぁ決め台詞は『またつまらんモノを斬ってしまった』どうだい?」なお、サーフィスのアルバムは1番目の曲の出来が良い傾向がある。
5位 まぁいいや
セカンドアルバム「Fate」はシングル曲でもある「ゴーイング my 上へ」が有名だが、そこに収録されている「まぁいいや」も大好きな曲の一つ。上記4曲とは打って変わって全体的にダルそうな感じが漂うが、なぜか耳に残る曲で、仕事で煮詰まったときは「まぁいいやどうせ、なんとかなるってもんでしょ」という歌声が脳内で再生されるのだ。とは言え、ちゃんと「負けず嫌いの本領発揮しちゃいましょう」と後押しすることも忘れていない。「永谷」という言葉が出て来るのもファンにとっては笑える部分だと思う。
要するに何が言いたいのかというと、やはりサーフィスは最高だったということと、椎名くんこれからも期待しているので、頑張って下さい。
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