2010年1月20日水曜日

ロースクールの卒業生

先日、臨時で上司面談があり、今年の4月から国内ロースクールを卒業した(司法試験は通ってない)新入社員の配属が決まったと知らされた。ロー卒業生の指導なんて僕ができるのかな…と思っていたら「そういうわけでキミはこれから法務関係の仕事を離れてもらう」と。今後、社内誌の作成など庶務業務をメインにしてもらうと言われた。

この会社は上場しているが規模は大きくないので、法務関係の仕事がたくさんあるわけではない。下っ端は2人もいらないので、僕の方が担当を外れることが決まったというのだ。

僕は法学部出身ではない、経済学部出身でこの分野に新人で配属された。善意も悪意も瑕疵も任務懈怠も知らない、六法を引いたことすらないところからスタートして、5年間もがきながら仕事してきた。そして、その重要性、やりがいを頭から熱を出るくらい感じて仕事に打ち込んできた。
それなのに、今後は法科大学院の卒業生が入社するから、そしてその彼が法務の仕事を希望しているから、僕は庶務系の仕事を担当することになる…。

こういうのが「会社」では当たり前なのか。これがサラリーマンの宿命なのか。

面談が終わった後、今までの自分が全否定された気分になって、くやしくて涙が出てきた。
どう気持ちの整理をつけていいのか、誰か教えてください。

4 件のコメント:

  1. naruoさん、おはようございます。
    お気持ちお察し致します。

    私はnaruoさんのことを直接存じ上げませんので、無責任な意見になってしまうかも知れません。

    ただ、以前から転職を予定されていらっしゃることから考えると、「法務」に軸足を置いたキャリアパスを志向されている限り、転職に本腰を入れる時期かも知れませんね。

    blogを拝見する限り、法務としての経験・知識を他所で活かせる可能性は十分あるのではないでしょうか。

    転職するにしてもしないにしても、まずは転職エージェントに登録して、可能性を探ってみてはいかがでしょう。

    いずれにしても、挫折は自分を成長させる良い機会です。
    僕自身、どん底まで落ちた経験が、自分を変えてくれたと思っています。
    今はそのような気持ちに切り替えるのは難しいかも知れませんが、諦めない限り、後になって必ずそう思える日がくると思います。

    まずは動いてみましょう!

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  2. なんという理不尽なことでしょう。
    痛切な胸の内、お察しいたします。

    以前からブログを拝見させていただき、私自身の業務、勉強の励みにさせていただいておりました。

    naruoさんの経験、向上意欲は間違いなく並以上のものです。

    しかし、これはnaruoさんの方がお詳しいと思いますが、人材市場は非常に厳しい状況が続いています。

    私(転職暦あり)の個人的な感覚で申し訳ないのですが、また少し語弊がある表現ですが、人材価値は転職回数が増えるごとに劣化する場合もあると感じています。

    ここは焦りすぎることなく、2年後、3年後にどういう人材なら売れるのか見定め、ご自身の人材価値を向上させるのが無難かと思います。

    また、転職をなさるにしても相当保守的に相手企業をチェックしてからでないと心配です。

    以上、身勝手なコメントになってしまい申し訳ありませんでした。

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  3. ずっとブログを拝見させて頂いていました。再び、前に向かって欲しいです。

    組織にいる場合、(1)長いものにまかれる、(2)巻かれた振りしてのし上がる、(3)その組織を辞めるのいずれかと思います。

    中期計画を立てて、(2)を目指して欲しいし、どうしてもダメならば、(3)を選択することと思います。

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  4. ブログを拝見する限り、才能豊かな人物とお見受けいたしますが、会社の判断は神の判断ではなく、一人の人間又は数名の判断によるものです。
    たったそれだけの人間の判断であなたが否定されて良いものではありません。
    がっかりするのは当然ですが、世の中、こういうことはありとあらゆるところで起こっていることです。
    それを良く頭に入れて、落ち着いて考えましょう。

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