この本は、今の自分が最も読むべき本だったと思う。というか20代前半までに読んでおくべきだった。(珍しくべた褒め)
主人公の若手サラリーマンの青年の設定が、今の僕に思い切り当てはまるのだ。かくいう僕も、目の前の仕事よりも独立とか転職を考えて、目先のテクニックや資格勉強に走ってしまう。そして、これでいいのかなぁと疑問を持つ。将来が見えなくて、毎日が重い。そこで、この本の著者(コンサルタント)言う。20代はPCでいうマシンの性能を磨く時期だ。
他人の四倍努力しなさい、そして「仕事筋」を付けなさい、と。また、努力するきっかけはネガティブなもの(劣等感とか)でもいいけれど、それでは長続きしない。
努力を継続するには前向きな「夢」が必要だ、とも書かれていた。
最近の「仕事術」関係のノウハウ本は、どちらかというと楽をしようとか、残業しなうように工夫しようとか、効率性が云々…そういうことを書いてある本が多い中、この本を読んで、安心した。現在の仕事にイマイチ打ち込めないと感じている若手ビジネスマンには必須の本だと思う。
大学生で就職活動をしていた頃から、何がしたいのかがはっきり見えなかったし、就職してからもしっかり考えてなくて、今の転職活動も、理由は「年収」だ。だから努力が続かないのかもしれない。純粋に夢を持たないとな…。
0 件のコメント:
コメントを投稿