2016年6月3日金曜日

田児賢一「それでも僕にはバドミントンしかない」を読んで

Yahoo!ニュースでケン坊こと田児賢一に関する記事を見た。本人からの独白ということで、話題になったカジノ通いに関しても言及しており、まだ読んでいないのであれば、リンク先から読んで頂きたいのだが、個人的に胸が痛いのが、ヤフーのコメント欄やはてなブックマークで寄せられている辛辣なコメントだ。

   

  • やっぱり反省してないみたい
  • スポーツマンとして失格
  • 救いようない人だ
  • これはひどい
  • バカなんだと思う

僕自身、田児賢一に関しては、違法カジノ問題を受けて「もともと人間性に大いに問題があった」とブログに書いたりしていたので、強く言える立場ではないのだが、もうそろそろ彼を叩くのは止めてやって欲しいと願う。

違法カジノにのめり込み、借金まで背負って、会社(NTT東日本)はクビ、しかもマイナーなバドミントンスポーツ選手というお笑いネタにしかならないのは、よくわかる。

しかし、田児賢一は、間違いなく、ここ数年間での世界における日本男子バドミントンの地位を上げた。マイナーなので知らないと思うが、2014年のバドミントンの国別団体戦トマス杯では、男子が初優勝、その最大関門とされた中国戦のトップシングルス対決で、当時世界ランク1位の諶龍(チェン・ロン)を撃破したのは、この田児賢一だ。上記の「告白」では、自分の栄光時代を全日本総合で6連覇した時だと言っているが、そうではない。このトマス杯で諶龍に勝った瞬間が、田児賢一の栄光の瞬間だったのだ日本中のバドミントンファンにとって、どれだけあのトマス杯優勝が嬉しかったことか、誇らしかったことか。

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また、オリンピックメダル候補にまでなった桃田賢斗を成長させたのも田児賢一の存在が大きいのは間違いない(全日本総合で桃田は田児にコテンパンに負けていた)。そのような伝説的、英雄的存在が、一気にスポーツ界における間抜けな悪者とされ、相変わらず叩かれているのを見ると、心が痛む。違法カジノ問題が発覚するまで、田児賢一の存在すら知らなかったような連中から大いにバッシングを受け、会社は解雇、これまでそれ一本でやってきたバドミントン界からは事実上の追放。一方で桃田は謹慎期間が解除された先日から、練習を再開したらしい(NTT東日本をクビにもなっていない)。

もう、田児賢一のバッシングは十分じゃないか。

2016年5月30日月曜日

TOEICでのカンニング行為

TOEICといえば、受験者本人の確認の厳格さや、解答用紙への書き込みが禁止等で有名な試験だが、カンニング行為に対しても当然厳しく、それが発覚した場合は、「採点しない、今後の受験をお断りする」といったアナウンスがなされる。で、今回のTOEIC受験で、なんとカンニング行為で捕まっている(間抜けな)現行犯を初めて目撃した。

カンニング行為が発覚したのは、試験中ではなく、試験終了後だった。大抵のTOEIC試験は15:01に試験終了が試験官によってアナウンスされる。その後、問題用紙と回答用紙が回収されて、数を数え終わってから解散となるが、今回の試験では、その終了アナウンス後、事件が起きた。

僕の座っていた席の斜め前に座っていた大学生風の男性が、試験終了後、割と堂々と隣の席の受験者の解答用紙(マークシート)を書き写していたのだ。


TOEICでのカンニング行為


「おいおい、堂々とやりすぎだろ・・・」思っていたら、案の定、試験監督に発見された。




猛ダッシュで近寄る試験官(女性)



「あなた、今、書き写しましたね!」




結構大きな声で指摘が入る。



「後で、前に来てもらえますか!」




怒りの試験官とは対照的に、カンニングしていた間抜け男性は、「あー、はいはい」といった感じで、割と飄々としていた。一体、何を考えていたのだろうか・・・。

みんな、カンニングするんなら、もっとバレないように上手くやるんだぞ・・・ではなくて、カンニングするくらいなら、事前にちゃんと勉強しておけよ。。 


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2016年5月29日日曜日

新形式のTOEICを初受験

今日は新形式のTOEICを初受験。本日受験した皆さま、お疲れ様でした。今日は試験の感想を書いて振り返ってみたいと思う。

既に発売されている「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」で、新形式の難しさは経験済みだったが、本番試験もやはり難しかった。

新形式のTOEIC


中でも難易度が跳ね上がったのがpart3。 

Why does the woman say, “I can’t believe it”? 

のような、発言の正確な意味を問う問題が難しく、図表(visal image)とか3名による会話などより遥かに高難易度に仕上がっていると感じた。加えて、得点の取りやすかったpart1、2の設問減少し、設問の速読力と集中力が要求されるpart3と4が増加、試験時間は変わらず、結果、確実に試験は難しくなった。

リーディングも単調な空欄補充問題が10問減った分、長文問題が増えて、それに加えてトリプルパッセージ(multiple passages)という、考えただけでげんなりするような分量の読解を要求される。

part3、4とpart7の増加、これはつまり、新形式のTOEICはこれまで以上にリーディング力、速読力を要求するように変わったということができるだろう。part3,4はリスニング問題じゃないかと指摘されそうだが、この2つのpartは設問を先読みしなければ解くことができない。それも極めて短時間での短文速読力が求められる。

なお、part1,2、そしてpart5は問題数が減ったが、その分難易度は上がっているように感じた。

こんなもん、平均点はガタ落ちではないだろうか。

これまでのTOEIC形式に慣れてきた受験生にとっては、新形式に慣れるため、とにかく新形式問題集を解きまくるしかないように思える。

ちなみに、僕はというと、目標としている最後200番まで解くことはできず、193番辺りで力尽きた。"line"の言い換えだったような気が。

次回も受ける機会があれば、頑張るかな・・・。

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編
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2016年5月28日土曜日

香水のキツイ女性の傾向

これは社会人になってから気付いたことなのだが、会社には異様にキツイ香水を付けておられる女性がいる。僕は複数の会社での勤務を経験しているが、今現在勤める会社も例外ではなく、かなり異様な臭いを発している人が数名いる。シャネルかランバンか何かは知らないが、はっきり言って、その臭いは耐え難い。


おそらく結構いい香水(値段が高いという意味)を使っているのであろうが、明らかに付け過ぎで、半径1m以内に近づくと、もう臭いがプンプンして息苦しいのだ。おそらく体臭と呼ばれる深層レベルにまで臭いが染み付いてしまっていて、本人は全く気付いていないようであるが、これはかなり周りに迷惑だ。そして、その迷惑をかけている意識が全くないのが腹立たしい。

彼女らに共通していることは、30代後半で独身、そして不美人であるということだ。データがたったの数社、数名しかないため、断定することは出来ないが、そのゾーンにおられる女性は、香水を付けまくるという傾向が高いようだ。それに、そのうちの1名は、自分のことを可愛い(実際にはむしろ逆)と思っていると推測できる発言(独り言)をよくされているので、香水はその自信の表れなのかもしれない。

ここでもし、僕がその女性に「香水キツイですよ、1m以上離れていても臭ってきますよ」とでも言おうものなら、「セクハラ」と言われかねない。(セクハラって一体何なんだ…?)

あれだ、ファブリーズを直接かけてやりたいよ 



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<追記>
何となく、昔、似たようなエントリーを書いた記憶があるな、と思って過去のブログを遡ってみたら、・・・・書いていました。僕にも若年性アルツハイマーの兆候が。。。


香水の臭い(2010年10月21日木曜日)

2016年5月23日月曜日

登山姿の老人たち

今日は帰りの電車で登山する格好をした老人集団と遭遇した。最近、「山ガール」とか言って若い女性に山登りがブームだと聞いたが、そのノリか。

はっきり言って、本日遭遇した彼らは最悪だった。 


まず、うるさい。

登山を終えた達成感からか、その後に飲んだビールで酔っているからかは知らないが、とにかくデカい声で騒ぐ。最近の高校生集団でも電車の中ではあそこまでうるさく騒がないぞと言いたくなるくらいデカい声で騒いでいた。

次に、臭い。

汗臭さと酒臭さに加齢臭が加わって、車両の中は異様な匂いが充満していた。運悪く快速電車に乗っていたので、長時間閉じ込められた車両は地獄だった。

最後、座るのに必死すぎ。

空いた席を指さして「そこー」と叫んだかと思えば、カバンを投げて席取りするなんて、こんな奴ら生まれて初めて見た。俗にDQNと呼ばれる若者ですら、そんなことやっているの見たことないぞ。山登りで疲れているのは分かるが、電車で立つことも健康対策の一つだろうに。

ちなみに、電車内で騒ぎまくっていた彼らは、新聞を読んでいたスーツ姿のサラリーマン風男性から「うるさい!」と注意を受けて、しょぼーん (´・ω・`) としていた。

それにしても、最近の高齢者たちは元気だな。





2016年5月16日月曜日

朝井リョウ「何者」を読んだ

基本的に小説(文庫含む)は借りるか、他人からの強い推薦がないと買って読まない僕だが、この朝井リョウ「何者」も例外ではなく、小説をよく読む恋人から「最近読んだ本の中では一番面白かった作品」という押しがあって読んでみた。


何者 (新潮文庫)
  • 作者: 朝井リョウ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/06/26
  • メディア: 文庫


内容は、最近の新卒の就職活動の巡る学生たちのやり取りを描いたもの。時折、ツイッター等でのつぶやきが挿入される以外は、普通の小説と同じなのだが、このツイッターのつぶやきが、終盤になってボディーブローのように効いてくるのだ。序盤では全く気にならなかったが。

私も経験したから分かるのだが、就職活動というのは、人間関係を実に微妙にさせるイベントである。スタートした当初は、お互いに情報交換をしたり、面接での珍事例とか面白おかしく話せる部分もあるのだが、同じ大学なのに、面接をあっさり通過する人と全然通過しない人が出て来る頃から、人間関係の空気が微妙になってくる。そして、コミュニケーション能力が比較的高い学生が内定を取り始め、一方でどこの会社の内定もない、仲間内で自分だけ内定が1社もない、という状況になってくると、とても焦る。更に内定先(会社名)も問題で、いわゆる有名企業なのか、東証一部に上場しているか、そういった部分も人間関係に容赦なく影を落としてくる。個人的な感覚ではあるが、ゼミとかサークルとか表面的な付合いしかしていなかった友人とは、確実に何等かの亀裂が生じた。僕は就職活動を通じて、やはり昔からの損得勘定の一切ない友人というのが、いかに大切なのかということを思い知ったものだ。

さて、この小説に出てくる主人公たち(皆同じ大学)も例外ではなく、最初は非常に仲が良く、頻繁に会合を開いて就活の情報交換をするのだが、仲間内の一人に内定が出た辺りから空気が変わり、そして、最後、予想だにしない返しがある。ここが一番のキモなので詳しくは書けないが、小説を読んでいて何となく辻褄が合わない部分があり、そこにあまりとらわれずに読み進めていくと、そういう前提があったのか、と驚嘆させられた。そして、「何者」の意味。あらすじはこんなところかな。

この小説は直木賞を受賞したらしいが、最後まで読んで、納得した。確かに面白い小説だった。

この小説を読んだからといって就職活動に役立つことはないだろうし、実際、主人公は物語の最後まで内定が取れていない。また、理系で研究室の推薦などであっさり就職活動を終えた人が読んでもピンと来ないだろう。就職活動を終えた普通の文系学生が読むと、一番面白いのではないかと思う。

それにしても、今の学生って、こんなにも実名でTwitterをやってコミュニケーションしているのか…。知らなかった。

2016年5月12日木曜日

IR担当者の嘆き

決算発表前後は、例年株主からの問い合わせが多いのだが、昨日の株主はヤバかった。宮崎県に在住のじいさんなのだが、その一部始終を報告しておく。 



「おい、株主や」


 「はい、お世話になっております(いやな予感が)」



「部長出せ」


 「申し訳ございません、部長はただ今会議で席を外しているのですが」



「じゃあ、社長出せ」


 「社長もただ今席を外しておりまして・・(いきなり社長かよ)」



「何で席外しているってわかるんじゃ(突然ヒートアップ)!!」



 「い、いや、同じフロアなので」




「ウソつくなや!ワレのフロア何階じゃ!殺すぞコラァァ!!」

 

ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ



もう僕では対処できないくらいヒートアップしたので、IR担当ではない人(部長)に交代してもらった。流石は部長、丁寧になだめて、30分くらい話した後、電話を切って終了した。

 株主から「バカ」「アホ」「市ね」と怒られるのには慣れているが、「殺す」と言われたのは初めてだ。

一昔前の総会屋さんってこんな感じだったのだろうか。株主総会も大変だ。



イチから知る!  IR実務
米山 徹幸
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2016年5月9日月曜日

「メイドインジャパン(井上由美子著)」を読んだ

試験勉強の合間に「メイドインジャパン(井上由美子著)」という本を読んだ。過去にNHKで放送されたドラマをそのまま小説化した本らしい。


内容を簡単に説明すると、瀕死の某日本電機メーカーが起死回生をかけた新技術を開発。しかし、その技術は先に中国の電機メーカーが開発済みで、その実態を調査したところ、中国側の技術開発責任者はその某日本電機メーカーでかつて開発職に携わっていた日本人だった…。

最近よくある「日本の技術流出」がテーマで、実際、日本の技術者が高額の報酬で中国をはじめとする新興国に割と良い待遇でヘッドハントされ、技術指導しているという話はよく耳にする。本書の技術者はヘッドハントされたわけではなく、部門の閉鎖で会社から追い出される形で中国へ渡ったという経緯があり、その点が主人公の葛藤を招くのだが、それに加えて、友情とか家庭問題とかマスコミとか、やや強引に絡めながら物語は進み、クライマックスへ。

終盤、さてこれから泥沼の訴訟合戦が始まるのかと思いきや、どんでん返しが起こり、まるで少年漫画でも読んでいるかのごとくハッピーエンドで小説は幕を閉じた。

はっきり言って、最後は、リアリティがないという意味であり得ないと思った。

1000歩譲って、記者会見の席で元日本電機メーカー技術者が技術の経緯を暴露してしまうのは「有り」だとしても、その後、日本と中国のメーカー同士で業務提携の話が始まるのは無理が有りすぎると思った。現実なら裏切った当該技術者は中国で粛清されてお終いだろう。

・・・などと思いながら、同書の感想を検索してみたら、ほぼ同じような感想を書いてあるサイトがあって、少し安心した。本書は「日本の技術流出」をテーマにした経済小説というよりかは、ただのエンターテイメント小説として読んだ方がいいと思われる。


メイドインジャパン (リンダブックス)
  • 作者: 井上由美子,鈴木詠崇
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2013/01/06
  • メディア: 文庫

全く関係のない余談だが、小学生の頃、量販店で1ダース100円前後の鉛筆を発見し、これは安いと思って購入した。そして家の鉛筆削りで削ったところ、衝撃の事実が。先端部分が黒い「芯」の部分ではなく、周りの木製部分が出てきて、鉛筆として全く使い物にならないのだ。要は、芯が中心部分に入っていない欠陥商品だった。箱を見たところ「MADE IN CHINA」と書いてあり、小学生ながら中国製品はヤバいと感じたものだが、あの日から約20年、まさか日本の電機メーカーが中国に足元をすくわれる時代が来るとは想像できなかった。

2016年5月6日金曜日

実務セミナーや勉強会では質問することが大切

株式実務担当者といえば、株主総会関係、証券取引所関係、その他関係法令の改正関係でセミナーや講演会に参加する機会は多々あると思うので、今日は僕が工夫しているセミナー受講方法について紹介したい。(いつもながら大したノウハウではないのであしからず) 


実務セミナーは最低でも1時間半、長い場合は休憩を挟んで4時間以上の長時間を拘束される。当然ながら、ただ漠然と受けているだけでは勿体ないので、ポイントと思った部分はメモしたり線を引いたりして、後で読み返してどう実務に繋げていくかが大切だ。分からない部分はそのままにしておくのではなく、後で上司に聞いたり、ネットや書籍で調べてみたりして解決するような癖を持ちたい。ある程度頭の中で整理できたなら、レポート形式でまとめてみるのも勉強になるだろう。(たとえ提出する先がなくても)

セミナー会場の後方座席付近では熟睡しているサラリーマンの姿を良く見かけるが、レジュメが配布されているからといってこのように寝てしまうのは言語道断だ(中にはいびきをかいている奴までいるから困る)。なぜなら、我々は学生とは違い、給料をもらって勤務時間内にセミナーを受講しているサラリーマンなのだ。それ以上のものを会社に返すつもりで取り組む姿勢は保ちたい。

とはいえ、ここ数年で一気に普及したスマートフォンというガジェットは誘惑の塊である。本当になんでもできるので、寝るどころか、LINE、動画、漫画、中にはゲームをしている奴もちらほら・・・。こういう誘惑(?)にどうしても勝てない場合は、思い切って最前列の真ん中に座ってみるのも一つの案だ。さすがに講師の目の前では、スマホを弄ろうという気は起らない。セミナーのアリーナ席は大抵空いているので、席に困らないというのもメリットの一つである。

ここで一つ、僕が工夫していることを紹介したい。それは、セミナーでは必ず質問をして、講師と名刺交換をしてもらっているということだ。「必ず質問をする」と決めておけば、事前にセミナーのテーマについて勉強して、疑問に思うことを作っておく必要があり、何の前知識もなしにセミナーを受けるより吸収できる量が違ってくる。より能動的にセミナーを受講することができるのだ。また、セミナーの講師を務める弁護士や法務コンサルタントと名刺交換を通じた交流をしておけば、良い刺激にもなるし、新刊を出す度に、自著書籍を献本してくれる講師もいる。何のつながりも持たない実務担当者と比べれば、色々メリットはあると思う。(献本してもらったら、御礼状を書くことも忘れずに)

<まとめ>
・ セミナーでは寝るな
・ 最前列に座れ
・ 質問しろ
・ 名刺交換しろ


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2016年5月5日木曜日

苦手なお風呂を克服するために

昔から風呂が苦手である。体を洗ったりするのは、嫌いではなくむしろ好きで、ボディーソープとシャンプーにはこだわりを持って生きている。

しかし、その風呂に入るまでが面倒くさくて仕方がないのだ。特に仕事後に疲労困憊で帰宅したときは、服を脱ぐことすら面倒で、そのままオフトゥンに入ってしまうと、そこから脱出するのは非常に時間がかかる。モジモジしている内に時間だけが経過して、気が付けば日付が変わっていて、あわてて風呂に入り、就寝は午前1時過ぎ・・・ということが増えてきたのだ。


これはいかん。


というわけで、何らかの工夫をしなければと思いついたのが、そうgoogle先生。風呂に入る工夫をgoogle調べてみたところ、同じようなことで悩んでいる人が色々と出てきたので、そういった対処法を以下に紹介する。

なお、先に書いておくが、ここ半年ほど試行錯誤した結果、一番効果が高かったのは、帰宅後、即お湯を溜めはじめるというやり方で、単純ながら風呂に入るまでの時間が大幅に短縮された。


1.入浴グッズを買う


・お風呂の中で音楽を聞く
実は、昔からこれはやっていて、「ウクア(UQUA)」という防水式の専用スピーカーをBluetoothでiPod touchに接続し、お風呂で音楽を聴けるようにしている。当初はお風呂で音楽を聴けるというのが、なかなか画期的でお風呂に入るのが楽しかったのだが、如何せん時間の経過と共に飽きてきて、今ではスイッチすら入れない日も。。つまり、新しい施策が必要というわけである。 以前は下記のように紹介した。

❝お風呂でも英語を流せばリスニング力アップだ!と意気込んで購入したbluetooth搭載の防水ワイヤレススピーカー。残念ながら、今ではももいろクローバーZとかの曲が流れているだけで、当初の利用目的からはズレてしまったが、デザインも良く、音質もそこまで悪くないので、快適に使っている。自宅オーディオを昔のiPod touch差し込み状態で使用しているため、オーディオのスイッチが入っている状態でこのUQUAにスイッチを入れれば、自動的にその曲が入ってくる。こうなると余計な手間が必要ないので、実に快適である。なお、電池はエネループを使用。❞



 ・アヒルちゃんを浮かべる

ベタだが、うきうきアヒルには癒し効果があるらしいので、お店で見かけたら買ってみたい。

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 <購入後>
100均のおもちゃコーナーで発見して購入した。癒し効果は「?」だが、お風呂にアヒルちゃんがいるというだけで、ちょっとだけテンションが上がったので、少しおすすめです。


 ・防水式の小さなワンセグ液晶TVを買う

これ、最初はいいなと思ったが、毎回充電をしないといけないそうで、かつ風呂の場所によっては電波が入らないこともあるらしく、更に値段も安くない。今回は却下。




 ・入浴剤を入れてみる

調べてみたら バスクリン アロマスパークリングが良いみたいなので、これも早速近所のスーパーで買ってみる。(売っていたら)


<購入後>
3軒ほどドラックストアを回ってみたが、売っていなかったので、イオンで購入(500円くらい)。湯船に入れたところ「スパークリング」はしなかったが、絶妙な香りがした。おすすめ。


・バスライトを使う。

綺麗らしいが、真っ暗の風呂場にバスライトの光のみで身体洗ったりするのは無理だと思ったので、却下。


2.食べ物系


・お酒を呑みながら入浴

お酒好きの人には良いかもしれないけれど、そこまで酒好きではなく、かつ翌日に仕事が控えている日など、ちょっと考えられないので、却下。


・入浴後に好きな飲み物や食べ物を用意する

アイスクリーム用意してみようかな。ただ、太りそう・・・。


<購入後>
さっそく箱入りのアイスクリームを買ってみましたが、僕は基本的に「食べたいときに食べる」人なので、入浴には何のインセンティブにもならず、むしろ太ってきたので、止めることに…。やるにしても、夏限定ですね。



3.行動系


・入浴前に運動して汗をかく

帰宅時間が深夜になることもあるので、ジョギングは無理だが、筋トレくらいなら良いかも。ちょっとやってみる。


・帰ったらそのままの勢いで、ご飯よりも先に入浴する

これができないから困っているのだよ!



・シャワーだけの生活に変えてみる

真夏は大丈夫かもしれないが、寒さに弱いのでシャワーオンリーは無理です。却下。

・帰宅後、即お湯を入れ始める

ふと思いついたのがこの方法。帰宅したらその足で風呂場に行き、お湯を湯船に貯め始めたら、問答無用で即風呂に入らなければならなくなり、結果、すぐに風呂に入る習慣が生まれた。コツは、帰ってきたらその足で、風呂場に直行することだ。サラリーマンであれば、スーツ姿のまま風呂場に行く。そして蛇口をひねる。たったそれだけだが、効果は絶大だった。秋冬限定にはなるが、帰宅後にいつも風呂に入るのが億劫で仕方がない人は試してみてほしい。


4.意識を変える


・お風呂をエステだと思う

風呂に入れば入るほど綺麗に(男の場合はイケメンに)なっていくという意識は、入浴のインセンティブになりそう。というわけで、以前に知り合いから頂いたリファカラットを風呂で使ってみたい。だだ、これは風呂で使っても大丈夫なのだろうか疑問だ。



※注:入浴しながらでも使えるそうですが、その際に入浴剤は入れない方が良いそうです。

5.究極


・夜はお風呂に入らずに朝に入る

夜に風呂に入らずに朝入れば寝癖直しにもなる、というメリットはありそうだが、以下のデメリットも考えられる。

○整髪剤を付けたまま寝ると、頭皮が痛みやすい
○布団とマクラとパジャマが早く汚れる
○早起きに失敗して風呂に入れなかったら、その日は悲惨なことになる 

 というわけで、やはり帰宅後(夜)に入る方向で考えるしかなさそうだ。


 <結論>

・アヒルちゃんを買う(済)
・入浴剤を買う(済)
・アイスクリームのストックを買う(済)
・入浴前に筋トレをする
・風呂でリファカラットを使う(済)

2016年5月4日水曜日

読まれるブログにするための10カ条!?

昨日紹介させて頂いた「眞鍋かをりのココだけの話 」、巻末には「読まれるブログにするための眞鍋かをり流<10カ条>」が掲載されていた。

 ブログの黎明期に、トップランナーを走っていた彼女の10カ条は、今でも十分に参考になると思ったので、一部要約して紹介(だって長いんだもの)。
これで、明日からキミもブログの女王だ!?


読まれるブログにするための眞鍋かをり流<10カ条>
なぜかスーツにメガネ姿で紹介

読まれるブログにするための眞鍋かをり流<10カ条>


1. カッコつけはダメ!
残念ながら悔しいくらいに面白いブログに共通しているのは、「やや自虐的である」ということ。専門性を売りにした情報系のブログならともかく、日常を面白おかしく他人に読ませようと思ったら、やはり格好をつけていては始まりません。

ポイントは「自虐的」ですか。行き過ぎた自虐は嫌味にしか聞こないが、格好つけは良くないね。

2. 素性はできるだけさらして
一般の方がアクセスを増やしたいからといって、テレビに出るわけにもいきません。だから、自分のプロフィールは詳しく、最低限書くべき。「年齢」「性別」「職業」に加えて、「趣味趣向」「経歴」「住んでいる地域」さらには「年収」まで書いてしまうといいかもしれません。

確かに自分が若手サラリーマンの頃は、若い社会人のブログを共感しながら読んでいたし、今だったら中間管理職かな。よって、僕もプロフィールページを作成して、「年齢」「性別」「職業」「趣味趣向」「経歴」「住んでいる地域」「年収」を書いてみようかな。ただ、本人バレする可能性もあるので、多少はフェイクを入れることを強く推奨したい。

3. 主張はOK、でも批判は考えもの
ネットの世界では誰もが簡単に自分の意見を自由に公開することができます。でもその「自由」を履き違えてしまうと、絶対に人には読んでもらえません。結局自分本位で読み手のことを考えないブログと言うのは読まれないのです。

最近、無駄に敵を作って炎上させるブログを見かけるが、意図しなくても炎上してしまうときがあるので、気を付けたい。アンチが湧いて、と普通のメンタルの持ち主にはなかなかキツイみたいです。

4. 改行をマスターすべし
どんなに面白い文章でも、パッと見で文字がギッシリ詰まっていたら、読む前にゲンナリしてしまいます。普段の、会話の区切れごとに無意識に入れている「間」がありますよね。その話し言葉の「間」を改行などで表現して、取り入れてみてはどうかと思います。

全く改行のない文章は読みにくいが、アメブロ風の改行だらけのブログが読みにくいのも確か。適切な改行が必要かと。

5. 普段話している言葉で書いてみよう
私はブログの中で一人称を「オイラ」にしていますが、普段から自分のことをオイラと言っているので、書くときもすんなりと文章の世界にはいっていけるんです。顔の見えないネットの世界、文章の語り口がすべてを決めるといっても過言ではないのですから。

読み返してみたら、このブログは一人称を「僕」と「私」が混在していた。普段は、、、確かに使い分けているな。ちなみに日常で「オイラ」という一人称を使っている人に会ったことがありません。

6. テーマを絞って書こう
たくさんのネタが盛り込まれていると、読み手は混乱してしまいます。読み終わったあとに「結局、何について書いてあったんだろう??」と思われたら損。ひとつずつエントリーすることをオススメします。

特にコメントなし。

7. 自分の仕事を思い切りフィーチャーしてみよう
自分は当たり前だと思っていることでも、他の職種のひとからはかなり新鮮なことというのがたくさんあるハズ。その職業ならではのこぼれ話や苦労話は本当うに興味が持てます。

2.と被る。あまりに個人的な内容だと本人バレするリスクがあり、立場のある人だったら、下手するとインサイダー情報の漏洩にもにもなりかねないので、大人であれば適切にオブラートに包む工夫はしたいところ。

8. 人気ブログにトラックバックしてみる
どんなに面白い文章を書いても、存在を知ってもらえなければアクセス数は増えません。

トラックバック??bloggerにはそんな機能はないようです。今も流行っているのかな。

9. 写真を活用してみよう
百聞は一見にしかず。いくら文章で面白く説明するよりも、写真で見た方が面白く感じることって絶対にあります。ちゃんと手入れをされているブログというのは、見た目の第一印象でなんとなく感じるものです。オリジナリティのある画像でパッと人の目を引くデザインにすることも重要な要素です。

最近のスマホ附属のカメラは、もはや一世代前のデジカメくらい高い性能を持つものも少なくなく、写真投稿も簡単にできてしまうが、何らかのきっかけでブログの記事が悪い意味で注目され、「炎上」した場合、本当に本当に小さな情報(画像の端に写った背景とか)から、場所や会社を特定してくるツワモノやプロがネットには存在する上、消したとしてもキャッシュとしていつまでも残ることもあるので、写真を投稿するときは、細心の注意を払うべき。

10. 顔文字を駆使してみよう
言葉の印象をより正確に伝えてくれるのが、顔文字。顔文字をつけることで、読者に伝えたい雰囲気をより正確に表現できるのです。

('д')

眞鍋かをりのココだけの話 (ココログブックス)
  • 作者: 眞鍋かをり
  • 出版社/メーカー: インフォバーン
  • 発売日: 2005/08/27
  • メディア: 単行本

2016年5月2日月曜日

大前流心理経済学 貯めるな使え!

大前研一先生が書いた古い本「大前流心理経済学 貯めるな使え!」を引っ張り出してきて読んでみたので、その感想。

かなり分厚い本だったが、切れのいい大前節でサクサク読むことができた。前半では当時の日本の危機的な状況を、大前研一氏の知る「世界」と比べながら紹介しており、なかなか興味深い記載が多くあった。大前氏曰く「日本国の財政状況は夕張市よりも遥かに深刻」なのだそうだ。しかし、それでも何とか運営できているわけで、破たんするとしても、それはまだまだ先だと個人的には感じている。



僕がもう一つ良く分からなかったのが、日本人の保有資産1500兆円をファンドで運用しようという発想だ。優秀なファンドマネージャーを雇って、年率10%~15%で回すと書かれてあったが、ファンドの過去の成績とその後の運用成績は関連性がないことや、LTCMの伝説(ノーベル経済学賞受賞者や投資界のスーパースターで構成された最強のヘッジファンドが破綻)を考えると、あまり賢明な考えではないように思えた。少し前のサブプライムローン問題では、あのシティバンクや、あのメリルリンチが兆規模の損を出したし、何より名門リーマン・ブラザーズ証券は死んでしまった。優秀なファンドマネージャーに運用を任せても、どうしようもない外部要因で1500兆円を吹っ飛ばす可能性もあるということだ。

本書後半の内容は、過去の著書と被る部分も多かったし、大前氏の政策提案だったので、適当に流し読みして終えてしまった。また、「では、個人としてこれからどうすればいいのか」ということに関してはあまり書かれておらず「ここから先は、私のビジネススクールで」といった感じがした。

なお、大前研一氏の経歴を見る限り、海外の大学や経営大学院では教鞭を取った経験はあるようだが、日本の大学ではどこでも教えていないようだ(今では自前の大学院や大学を運営しているから他大学で教えないとは思うが)。大学生の間に大前氏の講義を受ければ、人生の変わる日本の学生も相当出てくると思うので、勿体ない話である。

余談であるが、この本にはDVDがおまけで附属していた。最初はお得だと思ったが、このDVD、やはり本の「おまけ」ということだけあって、内容が薄かった。大前研一氏が主催する経営大学院、ビジネス・ブレークスルーの授業内容のダイジェスト版といった内容だったが、あの大前さんの経営大学院はこの程度のことをやっているのかと、少しがっかりしてしまった。宣伝としては逆効果ではなかろうか。唯一、大前さんが講師をしている映像だけ全部見たが、他は途中で飛ばしてしまった。

※参考サイト
LTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)

2016年5月1日日曜日

頑張れ、佐々木翔(バドミントン)

違法カジノ賭博問題で揺れた日本男子バドミトン会だが、下記の朝日新聞の記事によると、先日、男子シングルスでトナミ運輸の佐々木翔がリオデジャネイロオリンピック出場が確定したようだ。



最近、いまいち国際大会では結果の出ていない佐々木翔だが、この出場は素直に喜びたい。既に今期限りでの引退を表明しているので、このリオオリンピックの挑戦が佐々木翔の現役最後となる。最後まで佐々木らしいシングルスプレーを見れることを期待している。

というわけで、今日はトナミ運輸バドミントン部の佐々木翔選手について書いてみたい。


以前にも書いたのだが、佐々木翔は非常に不遇の時代が長かったバドミントン選手である。現在の男子日本バドミントンの強豪校といえば、埼玉栄高校(埼玉)か富岡高校(福島)になるだろうが、佐々木が現役高校生の頃は、圧倒的に関東第一高校(東京)が強かった。その関東第一高校の象徴選手は、この佐々木翔・・・ではなく、その同級生の佐藤翔治だった。

佐藤翔治
佐藤翔治(現役の頃)

佐々木翔を語る上で、絶対に外すことができない人物が、この佐藤翔治である。佐藤翔治とは、日本のバドミントン界で一時代を築いた天才プレイヤーの一人。彼のプレーを始めて生で見たとき、そのスピードとフットワークの華麗さに驚かされたが、何より「イケメン」であった。つまり、佐藤翔治の勝利には華があったのだ(佐々木はお世辞でもイケメンとは…)。佐藤翔治は周りの期待を裏切ることなく、世代毎にタイトルを取り、全日本総合優勝、オリンピック出場とエリート街道を歩んだ。

一方、佐藤翔治と同年代で同じ年に関東第一高校に入学した佐々木翔は、佐藤翔治とのダブルス以外は常に準優勝止まり(佐藤が優勝するため)。実力はあるが、佐藤翔治にはどうしても勝てないという位置付けの選手だった。きっと、佐藤と同じ世代に生まれたことを悔やんだのではないだろうか。

しかし、そんな佐々木翔に転機が訪れる。

2007年末の全日本総合バドミントン選手権男子シングルス決勝で、遂に、佐々木翔は永年のライバル佐藤翔治の壁を超えるのだ。

おそらく、田児賢一や桃田賢斗の方が技術的にはレベルが高いのだろうが、この一戦が、日本バドミントン史上、ベストバウトだと僕は思っている。

なお、この後、佐藤翔治はシングルスプレイヤーからダブルスプレイヤーへと転向し、NTT東日本の川前直樹と組んだダブルスでロンドンオリンピックに出場するのだから、やはり天才なのだろう。

さて、話を戻すと、佐々木翔は2007年に遂に佐藤翔治を倒して日本の頂点に立った。所属も北都銀行から舛田圭太等を輩出したバドミントン実業団の名門、トナミ運輸に移籍。これでやっと佐々木の時代が来たのかというと、そうではなかった。

そう、今回違法カジノ問題で有名になった「田児賢一」が現れたのである。

田児は翌2008年の全日本総合から6連覇を果たす。つまり、2007年以降、新たな若いライバルが佐々木に現れたのだ。佐々木にとっては、再び準優勝止まりの時代が始まった。

しかし、ここで終わった佐々木翔ではなかった。

2014年末の全日本総合選手権、決勝戦で桃田賢斗を下し、再び日本の頂点に立ったのだ(田児賢一は棄権)。この時、佐々木は32歳、既にスポーツ選手としての限界はギリギリだった。それを象徴していると思ったのが、優勝後のインタビューだ。


(これから日本のバドミントンを引っぱって行く立場ではないか、という質問に対して)

佐々木翔

「みんなについて行けるように頑張っていきたいと思います」
「いや、そんな(日本のバドミントンを引っ張っていくような)感じではないですね」

全日本総合で優勝したにも関わらず、非常に謙虚なコメントだった。もう年齢的にしんどいと悟っていたのだろうか。ちなみに前述の佐藤翔治は2014年時で既に現役を引退して、ナショナルチームのコーチに就任している。

翌2015年末の全日本総合、佐々木翔は決勝まで勝ち進むも勢いに乗る桃田賢斗に大敗。準優勝となった。優勝はできなかったものの、日本の男子シングルスランキングは堂々の2位であり、リオオリンピック出場の可能性は残されている状態で、2016年、オリンピックレースはスタートした。3月には、今期限りで引退を表明、「リオリンピックに出場できなければそれまで」とのコメントも出していた。


そこに来て、あの違法カジノ問題が発生した。


佐々木翔は日本ランキング1位の桃田賢斗が消えたことで、オリンピック候補者に急遽浮上したのだ。そしてオリンピック出場内定。本人の内心は図るべくもないが、僕は全力で佐々木を応援したいと思う。

泥臭いプレーと強靭な肉体から繰り出される強力なスマッシュ、蓄積された豊富な経験が、きっと佐々木が納得するような結果に結びつくと信じている。

なお、リオオリンピックでは、セコンドに現在ナショナルチームのコーチである佐藤翔治が座れば、これ以上の演出はないのだが、きっと舛田圭太が座るのだろう。

そして何よりも、不遇の時代を乗り越えてきた佐々木翔が、最後、悔いの残らない形でバドミントン競技人生を終えることを願って止まない。

2016年4月30日土曜日

眞鍋かをりのココだけの話

先日、引っ越しをして部屋の整理をしていた際、かなり昔に購入した「眞鍋かをりのココだけの話」を見つけた。何を隠そう、僕がブログを始めたきっかけは、niftyのココログで連載されていた「眞鍋かをりのココだけの話」を読んで面白いと思ったことがきっかけだったのだ。


f:id:naruoe:20160422202625p:plain
 ※本書には、こういう幸せそうな写真が満載

同ブログは既に閉鎖されており、今ではウェブで読むことはできないが、この本「眞鍋かをりのココだけの話」には、当時の勢いそのままで文章が残っている。片づけの休憩がてら、久しぶりに読み返してみた。

感想は、やっぱり面白い。

読ませる文章もさることながら、「眞鍋かをり」の人物そのものがかなり面白い人で、全く古さを感じさせない内容だった。それに加えて、20代独自の「勢い」がある。若さって、大切ですね。

で、その中でも、僕が心に残った文章が以下の内容だ。かなり長いけれど、丁度今の時期(4月末)に、とまどいを感じている若手社会人に読んでもらいたいと思い、引用する(というか転載に近い)。僕自身、たまに読み返したい文章だ。

*** 以下引用 ****

しかしながら、考えてみると、今4月の半ばでしょ。
つらい時期の中で戦っている人、ほんとに多いんじゃないかな。

年度が変わってバタバタしていたり

人間関係がよくなかったり
仕事がうまくいかなかったり
今自分がしていることに意味を見い出せなかったり。

新入社員にありがちな五月病もそろそろではないでしょうか。

私はまだ経験も浅くて人生の先輩方にはとてもアドバイスできる立場ではないので主にフレッシュマンの方に向けてメッセージを送らせてもらいますが

今悩んでいる人、いっぱいいっぱいな人。


どうか未来を悲観し過ぎないでください。

同じ局面はずっとは続かないですし、
初めてのことなんて数年はできないことのほうが多くて当たり前です。

毎日が地獄のようでも、意味のない日々に思えてもとにかくやるべきことをこなして、もがいたり耐えたりしているうちに無意識のうちに思わぬ引き出しが増えていくものです。


そのときの自分はゼッタイに今の自分とは別人のはずです。


人間、苦労すると成長するもんですよね。


その苦労のときに歪まないようにするのが難しいので自分をギリギリのところでコントロールしつつ、がんばっていきましょう☆


眞鍋かをりのココだけの話 (ココログブックス)
  • 作者: 眞鍋かをり
  • 出版社/メーカー: インフォバーン
  • 発売日: 2005/08/27
  • メディア: 単行本

2016年4月25日月曜日

ここが変だよ中小企業

昨日、会社から組織変更に伴うレイアウトの案を作成するよう求められた。現在の会社の部屋割りから「無駄なもの」を削ってもらってもいいと言われたので、僕がこの会社において無駄だと思っているものを以下に全て書き出しておく。


1.相談役の部屋
昔、社長や会長をやった爺さんのために、なぜそこそこ広い小部屋(個室)を用意するのか。更に高級車と専属運転手・秘書付で、もちろん給料も出る。週に2、3日昼ごろに出勤してきて、昔の友人に会うためという名目の出張代も当然会社の費用だ。アホですか。業績も半分傾いているのに、なぜこんなことをするのか、僕にはさっぱり理解できない。というか、こいつらが現役の頃にまともに経営していれば、今はもっとマシだったのではないか。現経営陣はここに大鉈を振るうべきだが、どうせ将来は自分も相談役という役職に付く気満々なので、そんなことしないのであろう。ついでに、平役員が解任後に付く「顧問」とかいうのも廃止すべきである。

2.相談役らの専属運転手
前述と被るが、どうしてこの程度の中小企業に(一部の)役員専属運転手と高級車が何台も用意されているのか。今の会社にはハッキリ言って不要である。

出勤に自動車で送り迎えをしてもらうなんて、お前らは幼稚園児か。

大体、自分の足で出社できなくなった時点で、もう役員を辞めるべきだ。

3.女子更衣室
なぜ女性には制服を用意するのか。スーツを着て出社してもらえばいいだろう。そうすれば更衣室など準備しなくていい(それも全員が着席して食事できるくらい広いスペースが設けられている)。女性のスーツは統一感がないとか、派手になりすぎる等の意見もあるようだが、就活の際は皆揃った黒のスーツを着ているではないか。派手な私服を着て面接に臨んだ女性がいれば教えて欲しい(いたとしても内定は出していないだろう)。着用は黒をベースとしたものとする…等と就業規則で定めて、それでも常軌を逸した格好をしてくる女性社員がいれば解雇すればいいまでの話。男性社員も同様である。

4.部長という肩書の付いた人々
1つの部になぜ「部長」が4人も5人もいるのか。そのせいで、席のレイアウトが難しいのだ。更に部長の上に担当役員と副担当役員がいるから余計ややこしい。事業本部長と事業副本部長がいるケースもあって肩書きで遊んでいるようにすら思える。加えて「顧問」とかが入ってくるパターンもある。結局、部を纏める人間は1人で充分なのだから、他は次長とかにしてほしい(次長が7人もいる部署もあるが・・・)。

思いつくまま書き出したが、それにしてもクソみたいな会社だな・・・。

<関連エントリー>
負け犬サラリーマンの日記: 中小企業の社員の特徴

2016年4月22日金曜日

アドラー心理学「幸せになる勇気」を読んだ

連続でバドミントンネタを書いたが、私はバドミントン専門家ではないので、あしからず・・・。多少一般人より詳しいくらいです。

さて、滅多に新刊は買わない僕だが、久しぶりに話題の本を買って読んでみた。それが「幸せになる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教えII」だ。


幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII
岸見 一郎 古賀 史健
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 718

本書は、一昨年にベストセラーになった「嫌われる勇気」の続編かつ完結編。アドラー心理学など一切知らなかったものの、「嫌われる勇気」にはなかなか胸をえぐられるような指摘がズバズバ書いてあり、ベストセラーなのも納得したわけで、そのことは以前ブログで書いた。

負け犬サラリーマンの日記: アドラー心理学「嫌われる勇気」を読んだ

で、本書であるが、どうだろうか。確かに読んでいると「おお、そういうことか」うなされる記述はあったものの、前著の「嫌われる勇気」ほどの感動というか、「痛い」と感じるくらいの衝撃はなかった。よって、まだ「嫌われる勇気」を読んでいない人にはお勧めできないし、以前の感動を期待して読んでしまうと、最後まできて「あれ、これで終わり?」となってしまうことは間違いなしであろう。

・・・と思ったのが読み終えた直後の率直な感想だったのだが、アマゾンでの本書の書評を読む限り“「嫌われる勇気」で疑問だった部分が解決された”といった意見が多かったので、僕の読み方が浅かったようだ。もう1回くらいは読み直してみる必要がありそう。ちなみに、「嫌われる勇気」は10回は読み返した。

なお、本書に出てくる青年(相談者)は、教師という立場で生徒への指導について悩んでおり、それがメインテーマになっている章もあるので、教師(特に小学校)で、かつ悩んでいる社会人は本書を読むと多くのヒントを得られるかもしれない。僕の場合は、小学校の頃を思い出して、そういえば先生はどういう風に指導してくれたかなと思い出しながらこの辺りは読んだ。しかし、よくよく考えてみると、子供に対して「褒める」「叱る」という行為は難しいものである。

僕が一番印象に残ったのは、カウンセリングに関する三角柱のエピソード。

三角柱は相談にやって来た人(人間関係に悩んでいる人)の心を表している。一面には「悪いあの人」、もう一面には「かわいそうなわたし」、カウンセリングにやってくる方々のほとんどがこのいずれかの話に終始する。では、残りの一面は?

「これからどうするか」

話し合うべきはこの1点だという指摘には、なるほどと思ってしまった。

また「過去」は「いまのわたし」の正統性を証明すべく、自由自在に書き換えられていくという指摘も面白かった。つまるところ、アドラー心理学とは、「今」この瞬間を大切にしている考え方だと言うことができるだろう。

本書に関しては確実に言えることは、先に前著の「嫌われる勇気」を読んでおくべきだということ。

まずは、「嫌われる勇気」を読んでみましょう。


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎 古賀 史健
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 98

<追記>
ただ、僕が定義する「幸せになる勇気」は少し違う。「幸せ」になるには、「夢」を叶えるには、普通の人より努力したり勉強したりする必要がある。そして当たり前だが、そうした努力をするもしないも、自分次第だ。しかし、より良い未来を、叶えたい夢に近づきたいなら、頑張るしかない、他の人よりやるしかないのだ。それを「勇気」と捉えることはできないだろうか。最近では、そんなことを考えている。

2016年4月19日火曜日

バドミントンの日本代表、新たに1人違法カジノ店に出入り

予想外に昨日のエントリーにはブックマークが集まったので、何かバドミントンに関して補足でも書こうかなと思っていたら、次のニュースが流れてきた。


新たに日本代表1人の違法カジノ店出入り判明 賭博は否定― スポニチ

上記ニュースによると、「現役の代表選手1人が東京・墨田区の違法カジノ店に出入りしていたことを認め」たとのこと。

・現役のバドミントン日本代表選手
・田児賢一に連れられて行った
・公表されている違法カジノ店に出入りしていた選手は、大半が埼玉栄高校出身
・その一人、古賀輝(埼玉栄高校出身)は学生の頃に違法カジノ店に行っていた(※)
・東京駐在

などという情報から、大体誰なのか大方の予想はついてしまうのだが、万が一違うと名誉棄損になってしまうので、名前は書かないことにしよう。

なお、公表するかどうかは、処分を最終的に決めた上で判断、ということであるが、ここは公表してしまうべきだと思う。冷たい言い方になってしまうが、日本のバドミントン界は一度膿を出し切ってほしい。

(※)このニュースとは関係ないが、時系列的に考えるとNTT東日本の古賀輝は早稲田大学在学中に違法カジノに行っているわけで、早稲田大学バドミントン部は何の御咎めもないのだろうか

<追記>
やっぱり、中央大学の西本拳太だったようである。

既に西本はNTT東日本に内々定しているという話も聞いたことがあるし(昨年末の全日本総合では、NTT東の久保田監督からアドバイスを受けている場面を見た)、何よりも田児賢一と同じ埼玉栄高校出身なのだ。かつ、桃田賢斗と同世代という条件などから、危ないなとは思ってはいたのが・・・。

西本はシングルスでインカレ3連覇中、昨年で全日本総合4強入り、ナショナルA代表にも選ばれ、ぽつぽつ国際大会でも勝ち始めている。日本バドミントンにおける逸材には間違いないので、今回の件は残念だが、これから頑張って欲しい。

2016年4月18日月曜日

「スピード勉強法」を読んだ

この「仕事と学びの成功習慣が身に付く!スピード勉強法」は、ブックオフの100円コーナーでゲットした本の1冊。東京電力に入社して2つの海外大学院に留学、国内大学院でMBAを取得して、現在は大学で教鞭もとるという、どう考えても普通のサラリーマンではない著者による勉強法の本。資格試験等の勉強にフォーカスしているのではなく、幅広く「学び」という視点から勉強法が書かれてあった。1時間程度でサクッと読めたので、以下にメモ。

仕事と学びの成功習慣が身に付く!スピード勉強法
西山 昭彦
東洋経済新報社
売り上げランキング: 1,816,448


・専用机が勉強を加速させる
現代は欲望との戦いである(インターネット、テレビ、メール等など)。専用机、あるいは書斎に座ったら、それらの欲望がないということが一番大事とのこと。異論は全くないが、敢えていうなら机に限らず自分にとってベストな環境を探し出すことが大事なんだと思う。僕の場合、最適な場所は見つかっていないけれど、自分の部屋が勉強するのに最悪の環境だということは分かっている。

・経済小説から学ぶ
企業や業界の内部事情などはビジネス書で読んでいてもつまらないが、経済小説なら面白く読むことができる。定評のある経済小説として本書では高杉良氏が挙げられていた。ちなみに僕のお勧めは真山仁氏の「ハゲタカ」だ。

・勉強のやる気を維持する
やる気を維持する4つの法則が紹介されていた。
1.習慣の法則:これは色々なビジネス書でも書かれているので割愛。
2.サボりの法則:計画の段階でキチキチに作成すると、どんどん遅れだしてやる気がそがれていく、という経験は誰でもあると思う。だからあらかじめ計画の2~4割にサボる日を入れておくと。
3.ポイント制:計画の進行をチェックする仕組みを作って、そのポイントを達成したら自分にご褒美(服を買うとか、美味しいものを食べるとか)を与える。
4.人は一人ではなかなかやれないということ:特に社会人になってからの資格試験は孤独な戦いになってやる気が低下してしまうことが多い。勉強仲間を見つけるためにも、スクールへ行ってみることは悪くないと思う。

・やる気を高める理論とは
仕事の目標に価値があるとわかり、なおかつ、その目標がなんとか達成できるときに、人はやる気が出る。これをローラーの期待モデルと言うらしい。これは仕事に限らず、勉強も同じなんだと思う。

巻末には著者による経済学・経営学の推薦書一覧が掲載されているが、全部東洋経済の本だったことが残念だ。本書自信が東洋経済出版なので仕方がないのかもしれないが。

2016年4月17日日曜日

田児賢一(バドミントン)と違法カジノ問題について思う

今月、違法カジノ問題で揺れに揺れた日本バドミントン協会。今日は、この違法カジノ問題での主犯とされる田児賢一について思うところを書きたいと思うのだが、その前に少しだけ日本バドミントン協会と桃田賢斗の関係について触れておきたい。


日本バドミントン協会と桃田賢斗の関係

日本における「バドミントンはマイナースポーツ」という位置からの脱却には、オリンピックでメダルを取ること、それも男子シングルスのメダルが絶対視されていた。その中で、2015年に日本人(男子)として初となる国際大会スーパーシリーズ(SS)のシングルス優勝、それも複数回優勝した桃田賢斗には、バドミントン協会及びその関係者から絶大なる期待が寄せられていた。桃田は2015年末の全日本総合で、前年2014年に全日本総合を優勝した佐々木翔を圧倒的な力で破って優勝。そして、直後にドバイで行われたスーパーシリーズファイナルでも優勝し、桃田賢斗は名実ともに日本歴代最強のシングルスプレイヤーになった。今年2016年に入ってからは、全英OPこそベスト8止まりだったものの、その後のインドOP(SS)であっさり優勝し、リオデジャネイロオリンピックでは、余程のことがない限り、3位は固いと考えられていた。かつて無敵の強さを誇った中国のリン・ダン(北京・ロンドンオリンピック金メダル)やマレーシアのリー・チョンウェイ(北京・ロンドンオリンピック銀メダル)も最盛期は過ぎており、その他には安定して上位にくる選手はいない状態であったことからも、桃田が金メダルを獲る可能性も十二分にあった。

そこに来て、あの違法賭博問題である。そりゃ、銭谷専務理事も泣くだろう。前述の通り、日本バドミントン協会はマイナースポーツからの脱却のため、国際大会で勝てる選手の育成を掲げて、ジュニア世代の強化に励んできた。そして、その結果第一号が桃田であり、彼は高校時代にジュニア世界選手権で日本男子初の優勝を果たした。本人に自覚はゼロだったようだが、日本バドミントン協会が手に塩を掛けて大事に育ててきた金の卵だったのだ。銭谷専務理事を含めたバドミントン協会関係者は、この桃田のオリンピックでのメダルを契機に日本でのバドミントン人口が増え、バドミントンが有る程度メジャーなスポーツとして認知される、そんな夢を描いていただろうが、一瞬にしてそれが消え去ってしまった。それどころか、バドミントン選手に対するダークなイメージを与えてしまった。日本のバドミントンという競技へのマイナス影響は計り知れないものがある。

その違法カジノに桃田を誘ったとされるのが、桃田の前にシングルスのエースであった田児賢一だ。記者会見では涙を流して「桃田にチャンスを」と先輩らしい懇願をしていたが、本人はNTT東日本を解雇。カジノへの常習性や金額の多寡からも悪質性が高いと判断されたのであろう。


田児賢一とは

田児賢一(バドミントン)と違法カジノ問題
※2016年4月8日記者会見

さて、この田児賢一とは一体何者だったのだろうか。

多少なりとも競技としてバドミントンをしている人なら知っていると思うが、とにかく田児賢一のシングルスと言えば強かった。天才的なラケットワークと妙技とも言えるヘアピン、強烈なスマッシュ、そして独自のホームポジションからのフットワークとディフェンス力・・・田児は最初に全日本総合を制した2008年から2013年まで6連覇という偉業を達成しているわけだが、私は日本国内の試合において、田児が負ける試合をほとんど見たことがない。それくらい国内では無類の強さを発揮していた。辛うじて、彼に匹敵していたのは佐々木翔(トナミ運輸)くらいであり、その佐々木も田児には余裕で負け越しているであろう。そんな強すぎた田児は、お世辞でも素行の良いスポーツ選手ではないように見えた。

まず、彼が所属しているNTT東日本での実業団リーグ戦において、田児はほとんどチームメイトの応援をしない。年長者だからというのもあるだろうが、同じ実業団チームの日本ユニシスやトナミ運輸を見ていると、団体戦に出場している選手をみな一丸となって応援している。NTT東日本の田児だけは、座って退屈そうに見ているだけであった。最もそれが端的に表れていると思ったのが、2013年の全日本実業団選手権、男子決勝における和田周(今はジェイテクトに移籍)対、坂井一将(日本ユニシス)の試合におけるワンシーンだ。2ndゲームに和田がゲームポイントを取った際、非常に微妙なジャッジ(和田に不利)が行われ、当然ながらNTT東日本は全員ベンチから立ち上がって猛抗議した。しかし、田児はというと一人だけベンチに座ったまま、ニヤニヤしているだけ。つまり、彼にとってはチームが勝とうが負けようがどうでも良く、自分が勝てば良いと思っていたのだろう。

更に個人的に嫌だと思ったのが、実業団戦において佐藤翔治と組んだダブルスにおける田児の態度である。佐藤翔治と言えば、2003年から全日本総合シングルス4連覇、アテネと北京オリンピックにはシングルスで、ロンドンオリンピックには川前直樹との男子ダブルスで出場しており、日本バドミントン界で一時代を築いた英雄的存在だ。ルックスもイケメンであり、彼に憧れてバドミントンに励んだ学生も多かった。その佐藤翔治と実業団の試合でダブルスで組んだ際、田児は佐藤がミスする度に睨むのだ。田児がNTT東日本に入った時点で佐藤翔治の最盛期は過ぎており、昔のようなキレはなかったのかもしれないが、それでも一時代を築いた「先輩」に対して、その態度はないだろう。(田児賢一はシングルスプレイヤーであるが、実業団の団体戦ではオーダー上、ダブルスで出場することもあった。)

先輩に対する敬意もなく、同僚(チーム)に対する応援もしない。人間的に大いに問題がありそうな田児であったが、まだ勝っている間は良かったのだ、勝っている間は。


歯車が狂い始めた2014年

歯車が狂い始めたのが、2014年末に行われた全日本総合選手権。前人未到の男子シングルス7連覇がかかったこの大会で、田児は何とこれを棄権した。理由は足首の捻挫。しかし、私はこの時、非常に違和感を感じたことを覚えている。なぜかと言うと、その棄権する直前の記者会見では堂々と「この後の世界選手権を見ているので」と語っていたからである(謙虚さゼロ)。突然負けるのが怖くなったのか、急に足首が疼きだしたのか、何が原因だったのかは分からないが、この全日本総合の棄権をきっかけに田児の転落はスタートした。報道によると2014年末から例の違法カジノに通い始めたようなので、自身のプレーに陰りが見えた心の隙間にカジノという誘惑が入り込んでしまったのかもしれない。なお、その2014年末の全日本総合ではライバルであった佐々木翔が優勝、桃田賢斗が準優勝した。

翌2015年、NTT東日本の後輩である桃田が国際大会で快進撃を始める一方で、田児は全く勝てなくなっていく。リオオリンピックを目指す上で国際大会で上位入賞してポイントを稼ぐことが重要になってくるが、全く上位に入れない。初戦負けどころか予選負けすることも増えてきた。そして、日本代表を自ら辞退。2015年末の全日本総合にも良く分からない理由で出場せず、長い間「1位 田児賢一」で固定されていたシングルス日本ランキングも2位、3位と順位を落としていった。「もう田児は終わったのか」多くのバドミントン関係者は考えたと思うが、2015年のバドミントンマガジンのインタビューで田児はこう答えていた。

「本当にバドミントンをするために生まれてきた人間なら、まだ終わらないと思う」

当の本人はこの時期には既に違法カジノにどっぷりハマっていたわけだが、この言葉の通り、田児はオリンピック出場へ最後の望みをかけるべく、果敢に国際大会に出場するようになる。何とか糸口を見つけようとあがいているように見えたが、予想だにしないところで選手人生が終わりを迎えたのはご存じの通りである。


暴力沙汰も噂になるバドミントン選手

ちなみに、一部の報道によると田児はNTT東日本の同僚(選手)を違法カジノに誘った際、断る後輩には暴力を振るっていたらしいが、実は昨年には日本体育大学バドミントン部の選手が他大学の学生の顔面を蹴るなどの行為を行ったことにより、活動を自粛させられている。NTT東日本は実業団の名門であり、日体大もバドミントンでオリンピック代表選手を何名も輩出している名門大学である。バドミントンというのはマイナーな割に暴力行為が日常的なダーティな世界だったのかもしれない。それらの選手の大半を輩出している埼玉栄高校の監督は、一度指導を考え直した方が良いのではないだろうか。(田児賢一も埼玉栄高校出身)


今後の日本のバドミントン

さて、今後の日本バドミントンについてであるが、まず女子は単複ともに世界選手権で上位に入賞する有望な選手が揃っているので(シングルスの奥原望、山口茜、ダブルスの高橋・松友)、結果を残すことで、田児・桃田の賭博問題で暗くなったバドミントンのイメージを払拭してもらえたらと思う。

一方、男子は今期で既に引退を表明している佐々木翔(トナミ運輸)に期待したい。佐々木は前述の佐藤翔治と同世代で、関東第一高校の時代から勝てず(タイトルが獲れず)、やっと2007年に全日本総合を優勝したかと思えば翌年から田児賢一に圧倒され、非常に不遇の時代が長かった選手である。ロンドンオリンピックではベスト8で中国のリン・ダンに負けたが、私はあの最後までシャトルに喰らいつくプレーには感動を覚えた。不遇の時代を乗り越えてきた佐々木翔が有終の美を飾ることを期待して、ここらで書くことを終わりにしたい。

<追記>
佐々木翔について書きました。

2016年4月11日月曜日

第209回 TOEIC®公開テスト受けてきました。

昨日でついに僕の長期に亘るTOEIC試験への挑戦が終了した。

<各Partの感想と手応え>
Part1 普通。中盤よくわからないものがあったが、大丈夫。9割は固い。
Part2 やや難。これも中盤、全く分からない問題があった。中でも疑問文ではない平常文でかつ長い英文に対する回答を選ぶ問題が難しかった。
Part3 難。普通に難しかった。終盤では3問中3問とも分からない問題もあった。7割程度か。
Part4 普通。Part3と比べて普通であった。8~9割の出来。
Part5 普通。どんな問題は忘れたが、1問目が難しくて焦った。他は簡単。副詞が分かっていれば何とかなるような問題が多かった気がする。9割程度。
Part6 やや難。文章自体のレベルは上がっている感じがしたものの、空欄に入る選択肢を選ぶ辺りは簡単になっていたので、読みにくい文章の割には解けたような気がする(気がするだけの時が一番危ないのだが)。9割程度。
Part7 易。公式問題集と比べても、解きやすい問題が多かった印象。あっという間に196番(最後のダブルパッセージ)まで到達したものの、そこで気を緩めてしまい、200番をマークし終えたときは残り3分だった。特に難しい問題はなかったような感じがしたが、199番は答えが見つからず勘でマークした。8~9割程度。

<試験に向けてマスターした参考書とアプリ>
zuknow(アプリ)
無料で使えるTOEICコースの単語を全て制覇。一部間違いはあるものの、語彙力アップの無料教材としてこれ以上のものはないだろう。変な広告も出ないので本当におすすめ。
TOEICテスト公式プラクティス リーディング編
リスニングで9割が取れるようになっていたので、後はリーディングだと思い、全問解きなおした。ただ解くのではなく、時間を意識してトレーニングした。Part5,6は1問30秒、Part7は1問1分を目安とした。新公式問題集に収められているリーディング問題より若干レベルが高く感じた。
TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>
やはり最後は最新の公式問題集でしょう、というわけで、公式6に収録されている(1)(2)を何回も繰り返した。特にリーディングは納得いくまで解きかえして、最終的には(1)(2)どちらも60分くらいで解けるようになった。

<直前のドーピング>
ちなみに試験直前には強烈なカフェイン剤「UP! (アップ) 」をモンスターエナジーの濃縮版(モンスターエナジー M3)で飲みこんで、頭を120%覚醒させて挑んだため、試験終了後は、死ぬ程の倦怠感に襲われた。余程の覚悟がない限り、こうした無茶な覚醒状態は避けるべきだが、それでも人生には乗り越えなければならない試験が何回かあると思うので、興味のある方は一度試してみて下さい。

<今後について>
まず目標をしている900点を突破しているのかというと、ちょっと難しい、というのが偽らざる正直な感想である。特にリスニングが…。ご存じの通り、次回から試験形式が刷新され、より長文に特化した対応力が求められるわけで、新たにその対応が求められるとなると、正直辛い。

今はとりあえず、試験を無事に終えたこと、予定していた範囲の勉強は完了できたことを褒めてあげたい。受験された皆様も、本当にお疲れ様でした。


<関連エントリー>
2016年5月からTOEICが変わるようです(2015年11月6日)