実務セミナーは最低でも1時間半、長い場合は休憩を挟んで4時間以上の長時間を拘束される。当然ながら、ただ漠然と受けているだけでは勿体ないので、ポイントと思った部分はメモしたり線を引いたりして、後で読み返してどう実務に繋げていくかが大切だ。分からない部分はそのままにしておくのではなく、後で上司に聞いたり、ネットや書籍で調べてみたりして解決するような癖を持ちたい。ある程度頭の中で整理できたなら、レポート形式でまとめてみるのも勉強になるだろう。(たとえ提出する先がなくても)
セミナー会場の後方座席付近では熟睡しているサラリーマンの姿を良く見かけるが、レジュメが配布されているからといってこのように寝てしまうのは言語道断だ(中にはいびきをかいている奴までいるから困る)。なぜなら、我々は学生とは違い、給料をもらって勤務時間内にセミナーを受講しているサラリーマンなのだ。それ以上のものを会社に返すつもりで取り組む姿勢は保ちたい。
とはいえ、ここ数年で一気に普及したスマートフォンというガジェットは誘惑の塊である。本当になんでもできるので、寝るどころか、LINE、動画、漫画、中にはゲームをしている奴もちらほら・・・。こういう誘惑(?)にどうしても勝てない場合は、思い切って最前列の真ん中に座ってみるのも一つの案だ。さすがに講師の目の前では、スマホを弄ろうという気は起らない。セミナーのアリーナ席は大抵空いているので、席に困らないというのもメリットの一つである。
ここで一つ、僕が工夫していることを紹介したい。それは、セミナーでは必ず質問をして、講師と名刺交換をしてもらっているということだ。「必ず質問をする」と決めておけば、事前にセミナーのテーマについて勉強して、疑問に思うことを作っておく必要があり、何の前知識もなしにセミナーを受けるより吸収できる量が違ってくる。より能動的にセミナーを受講することができるのだ。また、セミナーの講師を務める弁護士や法務コンサルタントと名刺交換を通じた交流をしておけば、良い刺激にもなるし、新刊を出す度に、自著書籍を献本してくれる講師もいる。何のつながりも持たない実務担当者と比べれば、色々メリットはあると思う。(献本してもらったら、御礼状を書くことも忘れずに)
<まとめ>
・ セミナーでは寝るな
・ 最前列に座れ
・ 質問しろ
・ 名刺交換しろ
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