2016年7月30日土曜日

スマホゲームを辞めるきっかけ

以前、無料のスマホゲームにハマってしまった、というエントリー(スマホの無料ゲームにどっぷりハマった件)を書いて、その後はスマホゲームのない状態で生活していたのだが、ご存知の通り、つい先日ここ数年で最も期待値の高いスマホゲームがリリースされてしまった。


そう、NianticのポケモンGO(Pokemon GO)である。

リリースされた直後はTOEICの試験が翌日に控えていたこともあり、ダウンロードせずに済んだが、翌月曜日、会社に出社したところ、役員クラスの連中まで「15匹くらい捕まえた」とか話しているのを聞いて、気づいたら私もヒトカゲをゲットしていた。幸運なことに、会社から自宅までにポケストップと呼ばれる拠点がたくさんあり、かつ自宅のマンションが部屋にいる状態からもポケストップにアクセスできる位置にあったことから(やっている人なら、これが如何に有利な状況かわかるだろう)、めきめきレベルが上がり、モンスターもわずか数日で50種類以上集めてしまっていた。

それで、今ではもうアプリはアンインストールしてしまっているわけだが、ここでポケモンGoに限らず、スマホゲームを何とか辞めることができたきっかけ、コツのようなものを紹介したい。

・「ヤバい」と思った勢いを利用する

スマホゲームに何十時間も費やしていると、ある瞬間「ヤバい」と気づく瞬間がある。その時に、四の五の言わず、削除するのだ。これはもう、「勢い」以外の表現がない。

一度削除しても再インストールすればいいのだ。

最近のスマホのソーシャルゲームはデータは残っているので、全部が消えてしまうことはない、と思えばデリートする心理的な抵抗は少ないはず。実際は消えてしまっていることもあるが、その時は色々と諦めが付くので、むしろ好都合だと考えよう。
課金した金額とか費やした時間とか全て忘れて、とりあえず、一気に消してしまうのがコツである。アイコンの「×」ボタンを押してしまえば、案外「あ、消えてしまったか」とあきらめがつく(はず)。

なお、「ヤバい」と気づく瞬間がない、という人は、おそらく勉強とか仕事とか、他になすべきことが特にない人だと思うので、そもそも辞める必要がないということになるだろう。


・ゲーム実況動画を視聴する

削除したところで、数時間もすれば再びゲームをやりたくなってくるのが人間というものである。再インストールは手間とはいえ、最近の都内におけるフリーwifiの充実ぶりは、簡単に大きなデータを落とすことが可能だ。

そこで利用したいのが、ユーチューブのゲーム実況中継である。

今やユーチューバーと呼ばれる(自称)プロたちが、様々なゲームのプレイ動画を投函しており、しかも結構分かりやすく、面白おかしくプレイしている。僕の場合は、無性にゲームがしたくなっても、そのゲーム実況動画を見れば、そのムラムラは押さえることができた。と同時に、実はそこまで面白くもないということも思い出せて、「こうかはばつぐん」だった。ただし、ゲーム実況動画そのものにハマってしまわないよう注意が必要なのだが。

※ちなみに、社会人になってからもTVゲームにどっぷりだった友人は、ゲーム実況動画を視聴するようになってから、一切新しいゲームを買わなくなったらしい。「バイオハザードの新作のクリアまでの軌跡を全部ゲーム実況動画で見たら、ソフトを買う動機が失せて、それ以降は欲しい新作は動画視聴で済ますようになった」とのこと。そういう使い方もあるということは付言しておきたい。

ポケモンGO(Pokemon GO)

適度にこうしたスマホのゲームも楽しみつつ、勉強も仕事も成果を上げている人は実際にいるので、自制心を持って上手く付き合うことができればいいのだが、僕のような意思の弱い人間は、勉強とゲームがあれば、迷うことなくゲームを取ってしまい、勉強時間はほぼゼロになってしまう。これは、子供の頃から大人になった今も同じだ。そういう自分を知っているからこそ、誘惑には近寄らないようにすることは、大事だと思っている。

<関連エントリー>
負け犬サラリーマンの日記: スマホの無料ゲームにどっぷりハマった件

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