2009年3月20日金曜日

筆記3(長文の内容一致選択問題 10問)

筆記3は長文の内容一致選択問題で、パッセージの内容に関する質問に選択肢の中から回答を選択するもの。論説文・評論文などTOEICと比べればかなり硬い文章が出題されます。

文章が長いので避けたくなる気持ちは分かりますが、筆記1、筆記2に比べれば英文の難易度及び語彙レベルは遥かに低いので安心して下さい。更に配点が1問2点と高いので、9割は正解したいところです。 逆に、ここがボロボロだと合格は遠ざかってしまうでしょう。

<対策>

前述のとおり、筆記3の長文の語彙レベルは高くありません。その代わり、文章量がそれなりにあるので時間が勝負となります。速読力に自信のある人なら最初から読み進めれば良いですが、そうでない人は、先に設問の文章を読んで下さい。ここに数字や固有名詞が入っているはずです。これを手がかりに長文の中から解答とつながりそうな部分を「探して」いきます。これでかなり回答時間が短縮できるはずです。

更に、1問目の解答につながる箇所より前文に2問目の解答部分が来ることはないので、読む箇所の絞り込みも可能です(但し、筆者の意見等を問う問題は除く)。要するに、1問目の解答箇所が第1パラグラフの3行目にあったら、2問目の解答箇所は4行目以下にあるということです。

これは多少練習しないとできるようになりませんが、慣れると簡単なので是非実践してもらいたいと思います。 分からない単語があった場合は、「英検準1級 でる順パス単」で調べるなりして復習して下さい。

なお、ここの筆記3の長文を「辞書を使って時間無制限で解いてみても、さっぱりできない」という人は、語彙力以前に根本的な英文読解のための文法能力が足りていない可能性があるので、思い切って英検2級に戻るか、急がば回れの精神で山口俊治先生の「英文法TRY AGAIN! 改訂版 (TRY AGAIN!シリーズ) 」などの英文法参考書でざっと英文法基礎を復習してみることをお勧めします。



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