2009年3月20日金曜日

筆記1(短文の空欄補充問題 25問)

試験の問題冊子を開くと、最初に出て来るのが、この短文の語句空所補充問題。短文や会話文の文脈に合う適切な語句を補うシンプルな形式ですが、この問題文及び選択肢の単語・イディオムのレベルは全パートの中で最も高いです。関係詞や仮定法などの文法問題は一切出ず純粋に語彙とイディオムのみが問われますが、その語彙レベルが高校英語、大学受験のものを大きく超えているため、人によっては4つの選択肢に知っている単語が一つもないということも結構あると思われます。

しかし、リスニングが苦手な人はここで落としてしまうと合格が遠ざかってしまうので、少なくとも8割(20/25問)は取っておきたいところです。

<対策> 

ここのパートは単語とイディオムを知らないと話にならないので、とにかく暗記するしかありません。参考書としては、「英検準1級 でる順パス単」より「英検準1級単語・熟語問題」をお勧めしたい。問題集の方がアウトプットしながらのトレーニングになるので、記憶の定着がいいのです。また、この問題集の構成が見開きで左側が問題、右側が解答と解説になっているので、電車の中等でも勉強することが可能です。

とりあえず、「模擬テスト」と「本書で出題された単語一覧」は破って本書から分離。分離には少し勇気が要りますが、旺文社の本は造りがしっかりしているので、背表紙から綺麗に分離すればバラバラにならずに綺麗に分離することができます(これはあらゆる資格の勉強で必須のスキルですので頑張ってマスターしましょう)。そして「模擬テスト」の方は一時封印し、メインの問題部分をゴリゴリ解いていきましょう。正解以外の選択肢の単語は「本書で出題された単語一覧」に全て掲載されているので、意味の分からない単語があれば、これを読んで右ページの空白に書き込みます。こうしておけば復習がかなり楽になります。

できない問題を中心に繰り返し解いて、完璧に解けるようになったら、封印していた「模擬テスト」にチャレンジしてみて下さい。ここでも間違えた問題は同様に繰り返し解いて、完璧に。ここまですれば筆記1で8割は堅いと思われます。




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