2008年5月14日水曜日

ESOP(イソップ)の紹介

今日は、某証券会社の人が営業にやってきた。内容はESOP(Employee Stock Ownership Plan)、いわゆる米国型持株会社の紹介だった。

現在の従業員持株会は、毎月持株会に加入している従業員から拠出金を集めて、毎月株式を購入している。株価が高いときは少なく、株価が安いときは多く購入でき、アベレージで見れば一発市場でドカンと買うよりもリスクは少ない(その代わり儲けも少ない)し、会社から奨励金が出ることも多いので財産の積立としても有効と説明されている。確か、ドル・コスト平均法といったかな。

で、今回説明を受けたESOPとは、簡単に説明すると、持株会が毎月市場から買い付けるのではなく、先に銀行から資金を借り入れて5年分の株式を購入する。そして、その株式を信託して、持株会は毎月一定の株式を信託から買付ける。5年後、株価が値上がりしていれば、値上がり分だけ従業員は得することになるため、一種のインセンティブになる。もちろん、株価は下落することもあるが、その場合は損失の分を会社が補填することで、従業員は実質損失ゼロで済ますことが可能。

このESOPのメリットは①多額の金額で一気に株式を購入するため、安定した大株主が一つできる。②上述のように、従業員のインセンティブになる、といったところだ。

一方、デメリットは、株価が下落した際は発行会社がその分の補填をする必要があることだろう。

今日の説明で理解できたのはこれくらいだが、今後「上の方」が興味を持てば、僕も真剣に勉強する必要があるんだろうな・・・。

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