昨日も引き続き、コンサルとの打ち合わせがあった。前々から痛感しているのだが、僕には法律の知識が痛いくらい不足している。インプットはしても、それを体系的に頭に整理していないのと、アウトプットしていないのとで、結局初心者のような感じになってしまう。何度も株主総会やその他実務でアウトプットしている上司たちは、さすが頭に入っていて、コンサルたちと建設的な議論を繰り広げていた。
何だかんだいって、商事法務をはじめ、法律関係の本やレポートは毎月読んでいる(というか読まされている)にもかかわらず、あまり頭に残らない原因は、さて何か。
①あんまり真剣に上記の本を読んでいない。
②実務経験が少ないので、アウトプットできていない。
③法律を体系的に勉強していないので、定着が悪い。
④覚える気がない。
さて、①は確かにそうだ。商事法務は僕が読んだ本の中では最も難解な本に属する。学生時代に読んだマクロやミクロの経済の方がよほど読みやすかった。じゃあ真剣に読めよといいたいが、強烈な睡魔に対抗して読むのは地獄で、ようするに、まだ読むレベルに達していないのかな。②は、違うと思う。確かにまだ大した経験はないのだが、株主総会の運営、各種議案の作成、基本契約書の改定、執行役員制度の導入、公募増資、そして現在は買収防衛策。かなり法律案件にかかわる機会は上司にもらっているのに、本を買っても読まず、もっと楽な道はないかと考えて、何もしなくなって、気が付いたら上司がメインになって進んでいて、僕は結局さわりの部分だけで終わってしまう。チャンスは沢山あった。しかし、それをモノにしなかった。
書いていて気づいてきたのだが、今回の買収防衛策も僕がプロジェクトリーダーとしてスタートしたのに、今では半分くらい上司が担当している。これはマズイ。何とかしかければ。転職とか以前に、何一つまともに達成できなければ、給料をもらっている資格はないのだ。
次に③に関しては、今ビジネス法務を勉強中だ。しかし、こういう勉強とは実務に即効性はなく、漢方薬のように後からじわじわ効いてくるものだと思うので、徐々に成果は出てくると思われる。
最後④。これが一番かな。気合でも根性でも下心でも何でもいいので覚えるのだ。
3月にはデートも決まった。やることは大量かつ複雑だが、こなせぬ量では決してない。しんどくなったら、何の為にしているのか振り返りながら、前進していこう。
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