小学生の頃から大学受験まで、勉強の本といえば親に金を出してもらって買うもので、自分の小遣いから買うということは一切なかった。そういえば、恥ずかしいことに、大学に入ってからも、教科書代は親に出してもらっていた。日経新聞を読みなさいと、新聞代をもらっていた時期すらあった。
つまり、参考書や法律の辞書みたいな本は、自分のお金で買うものではないという感覚が頭の中にこびり付いてしまっているのだ。であるから、数千円もする会社法の解説書の購入とか資格試験の申込とか、本能的に強い抵抗感を感じるのだ。
「こんな800頁近くもある会社法の本なんて買ってもどうせ読まない」とか「資格なんて取っても意味がない」といった悪魔の囁きが聞こえて来るため、抵抗感は一層高まる。
そんな、心理的抵抗をも退けて専門書の購入等でお金を使うようになったのは、いよいよ本を読まねば、資格を取らねば、この先マズイという意識が芽生えてきたからだろう。
長期的な株式投資というのはその会社の将来性を信じ、長い我慢が必要だ。僕も自分の可能性を信じ、我慢の投資をしたい。
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