授業後は会社へ自主出勤して、今週中に終わらなかった仕事を片付けた。誰もいない、暖房も入っていない寒いオフィスで一人働いていると、無性に虚しくなってきた。
ふと窓の外を覗くと、隣のビルの会社は新卒採用の会社説明会を開催していた。リクルートスーツに身を固めた学生たち。僕も数年前は、同じような恰好で就職活動をしていたのだな。
「是非、御社に入ってグローバルに活躍したいです」
確か、こんな志望動機で入社したと思う。
入社後、20代は今思えばよかった。難しい仕事が多かったが、やりがいも大きくて、自分の成長が実感できた。外部の会合に出席する機会も多く、色々な人と出会うことができた。給料は少なかったが、それ以上のものを仕事を通じて得ることができていたと思う。同期入社の中では最速で出世し、役員や管理職から自分が認められているような気がしていた。
それが、30代に入ってから、左遷、出向、そして単身赴任・・・。僕が働きたかったのは、こういうことだったのだろうか。今の仕事は、量こそ多いものの、単調な作業ばかりで、やりがいはほとんどない。多分、大学生のアルバイトでもできることばかりだ。
今の僕の年収は610万円。たぶん、この程度の仕事でこの年収をもらっているのは、日本でも僕くらいではないかと思う。ポジションとしてはおいしいのかもしれないが、人生を長い目で見たら全然おいしくないであろう。
よって、早くTOEICで結果を出して転職することにしよう。TOEICはあくまで会社への見せつけだ。
<今日のTOEIC勉強 60分(授業時間除く)>
■スクールの課題
・単語暗記カードを実施。
・授業後、今日の内容を復習。
■TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉
・単語チェックを実施。
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