「負け犬の遠吠え (講談社文庫)」
おぉ、これは僕のブログのタイトル「負け犬サラリーマンの日記」に近いではないか、という理由でさっそく読んでみた。
嫁がず 産まず、この齢に。どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです。
――著者(酒井順子((書くまでもないが酒井法子ではない)))
なるほど。以前、付き合っていた女性から「女はみんな20代前半を過ぎると、現実的に30歳までを想定するのよ」と言われたことがあるが、女性の世界では30歳までに結婚しなければ、まずいという「常識」のようなものがあるようだ。男の僕にはあまり理解できない「常識」だったのだが・・・。
さて、この本を読んだ翌日、会社の30代後半、未婚女性と話す機会があったので、さりげなくインタビューを実施してみた。
彼氏はおられないんですか。
「欲しいと思っていた時期はあったけどぉ、最近はどうでもいいかなぁって」 (つまり、ずっといない)
休日は何されてるのですか。
「友達と英会話スクール行ったり、半年に一回は海外旅行に行ってるよ」
その友達ってのは…
「みんな未婚で、一番年下はあたしかな」
他に趣味は。
「ジャニーズのコンサートに行くこと。山P可愛い」
目を輝かせながら語って戴いた。この本を読んだことのある人はわかるだろうが、怖いくらい書かれている「負け犬女性像」に当てはまっている。
非難を受けることを覚悟で書くと、「負け犬」カテゴリーに属する当社の女性社員さん達は全員低学歴(高卒か短大卒)で、かつ不美人である。妊娠しているのかと疑われそうな体型をされている方もいる。上記インタビューにお答え戴いた女性は、芸能人で言えば誰に似ているのかと聞かれれば、間違いなく中川家の弟(礼二)だ・・・。
『どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです』
では、仕事は事務一般職で美人でない30代以上未婚女性は、もう何と表現すればよいのか…。 一般職の女性というのは、当社のように大半の社員が男性という職場では、普通取り合いになるものだが、当社の負け犬さんたちを見ていると、それは若くてキレイな場合だけだと実感した。マーケットが如何に大きくても、価値がなければ需要はゼロなのだ。市場のメカニズムとは非情なものだ。
万が一、30代までに結婚できなかったとしても、学歴や資格があれば仕事をバリバリこなすことで、余裕で食っていけるが、やはり高卒や短大卒で一般職では一生低賃金だ。両親にパラサイトしていたとしても、親が亡くなった後、本当に金銭的にも惨めな寂しい人生が待っている。
「バカとブスこそ東大へ行け」
かの有名なドラゴン桜の名言であるが、まさにその通りだと最近実感している。
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