「求人情報を出している応募条件を調べて、それに合わせるように資格勉強したり仕事をしたら転職しやすいんじゃないの」
というアドバイスを頂いた。そうか、そうだな。いざ転職しようにも条件に満たなければ意味がないからな。
というわけで、早速求人サイトで調べてみた。条件は「法務」「一部上場」「年収400万円以上」という今の自分と同等かそれ以上でスクリーニングをかけて検索開始。
まず引っかかったのが大手電気メーカー。僕が新卒で就活したときに最終面接で落とされた会社だ。
条件:弁護士資格を保有、もしくはそれ同等の知識
はい、無理です。
気を取り直して次に行ってみると、大手商社が引っかかった。
条件:弁護士資格
やはり弁護士かよ。超大手は弁護士資格がないと転職できないようだ。
次。大手化学メーカー。
条件:法務知識全般及び英語力(TOEIC850点以上)
英語力ですら僕では145点くらい足りない。
次。大手銀行。
条件:弁護士・司法書士
ここも弁護士が。「弁護士以外はいらない」そういうメッセージが聞こえてきそうだ。
ったく、どいつもこいつも弁護士、弁護士と書きやがって・・・。要するに法科大学院に行けということかー!!と叫びつつ、次。大手サービス業。
条件:契約等の法務業務の実務経験3年以上。
最も条件が軽そうだったのが、ここ。ただ僕は、契約関係の業務経験は取引基本契約書を一回作成した以外、ない。
次、大手機械メーカー。
条件:民法・会社法を中心とした法律知識 (司法試験択一合格レベル)
司法試験を突破できる知識はないです。
その後、東証一部で僕のエントリーできそうな会社はないのかと諦めかけたとき、かなり緩そうなキャッチフレーズを発見した!
「法務部門のアシスタントを担当。法務手続き書類の作成を通して金融の知識、法務の知識が自然と身につきます。」
これなら自分でも何とかなりそうだ。聞いたことのない会社の名前だったが、詳しく条件を見てみると
「第二新卒・未経験者歓迎」
と。これは今すぐにでもエントリーするしかないと思ったが、念のため社名をググってみたら・・・・ あ、やっぱりブラックだった。しかも取引銀行に「リーマンブラザーズ証券」と。アホですか。
後は東証2部とか業界自体がブラックな企業ばかりだった。うまい話ってないものだな。司法試験合格者レベルを求める会社は無視しておいて、意外に英語力が求められていることが分かった。更に、法務の知識は「契約」と書いてあるところが多かったので、契約関係を独学で勉強しまくって、ハッタリで「契約関係は大丈夫です」と言えるようになるしかないな。
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