「仕事と勉強を両立させる時間術」を読んだ。
著者は米国公認会計士と日本の弁護士資格を独学で(それも短期間で)働きながら取得したというスーパービジネスマンである佐藤孝幸氏。
本書はタイトル通り時間術に関する内容なのだが、類書で読んだことがなかった部分が「脳科学」(ここ数年のブーム?)をバッサリと切り捨てているところ。こうすれば脳にいいとか、そういった類のことをするくらいなら普通に勉強しろと。社会人になってから未だに自己啓発とか勉強法の本(本書もこれに当たるが)を買い漁っている僕には少し痛いところを突かれた感じがした。
また、これは最初の方に書いてあるのだが、難関資格に合格するには「欲と危機感」が大事と強調している。まずはやる気がベースにあって、それがないといくら効率的な方法論を知っていても無駄だということだろう。逆にやる気さえあれば多少は効率の悪いことをしていても目標達成は可能だ。
巻末にはあとがきにかえて本書の復習としてのチェックシートが用意されており、いくつか紹介しておきたい。
☑ 必死にやるという感覚を忘れてはいないか
☑ いつかできればいいと考えていないか
☑ 今日できたのに後回しにしてしまった仕事はないか
☑ 買ったことも忘れ、本棚に眠っている本はないか
☑ 休日寝だめをして丸一日つぶしていないか
☑ ゴールの見えない勉強をしてないか
☑ 書評を書くために本を読んでいないか
一つでも胸にささる言葉があれば、一読してみることをおすすめしたい。
■英語
DUO 3.0:これまでに間違えた英文を自宅で音読。
TOEICテスト公式プラクティス リスニング編:久しぶりにお気に入りのカフェ・ベローチェでサンドウィッチを食べながら孤独に勉強。Part3の過去に間違えた問題のみ実施。3問ミス。何度も解いている問題なのに、なぜ間違えるのか・・・。
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