昨年末から社会人になってから初めてプロジェクトのリーダーに抜擢され、先日そのプロジェクトが終了した。山場の日には一体どうなるのかと不安になったけれど、トラブルもなく無事に終えることができてホッとしている。
色々と感想はあるのだけれど、まず難しかったのが、プロジェクトの概要の「説明」だ。僕がプロジェクトのリーダーになった後、それぞれの役割担当の割り振りを行い、該当者全員を集めて説明会を開いたのだけれど、資料に欠陥ばかりが見つかって、結局2回目の説明回を開催するという羽目になった。
また、プロジェクトについては社内外から考えてもいなかった質問が多く寄せられ、いつもならそういう場合は「後で上司に確認しておきます」と言って逃げるのだが、今回は僕が統括なのでその技は使えず、「すいません、考えていませんでした」と謝るのが精一杯だった。
一方で、僕が各担当者に割り振った仕事は、それぞれ期待以上の出来で完成し、また納期も遅れることはなかった。突発的な用事もテキパキ対応してくれて、その点には心から感謝している。そう、プロジェクトが終了して真っ先に感じたのが「感謝」だ。僕一人で全部やっていたら、間違いなく失敗していた。社内外すべての人が僕の期待以上に働いてくれての成功だったと思う。仕事は一人ではできないという当たり前のことに気づけたことも、今回のリーダー経験の収穫かもしれない。
まぁ、無事に終わったからよかったものの、山場の近くは悪いことばかりが頭をよぎって、なかなか眠ることすらできなかった。プレッシャーの重さから会社に行きたくないとすら思ったこともあったが、僕が休んだら本当にプロジェクトが止まるので休めなかった。
とりあえず、僕はこういうリーダーには向いていないということはよくわかった。
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