タイトル通りのセミナーを受講してきた。個人的に役に立つかなと思った部分だけ抜粋してまとめておく。
1.
株主総会の審議は個別か一括か。一般的な会議は個別審議を行うべきであるが、質問が多い株主総会では一括審議を行うべきであろう。理由は以下の3点。
①個別審議では1つの議案につき、時間の関係上どれくらい質問を受けていいのか分らない。一括審議であればタイムキーピング(いつ質問を打ち切るか)を行うことが容易である。
②個別審議では、変な株主が似たような質問を議案ごとに行うことがある。
③質問がどの議案に当たるのか、よくわからないことも多い。一括審議であればどんな質問でも受け付けることが可能。
2.
総会リハーサルに証券代行会社や弁護士を呼んでいる会社が多い。(証券代行42.3%、弁護士61.9%)
3.
想定問答集の内容が、外部からは知りえないような質問で構成されていることも多い。株主目線を大切に。また、重要な問題については何をどこまで回答するのか、場合によっては弁護士を交えてコンセンサスを作っておく。
4.
総会当日の様子をビデオで撮影しておけば、決議取消訴訟を起こされてもすぐに審理終結できるというメリットがある。
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