2010年12月15日水曜日

忘年会ラッシュ

今週から来週にかけて参加しなければならない忘年会が4回もある。以前にも書いたことがあるが、飲み会が苦手な僕としては、苦痛な時間でしかない。特に同じ部署の忘年会は・・・。今年も適当に相槌を打って乗り切ります。

■読んだ本
商事法務 10月5・15日合併号(No.1911)、10月25日号(No.1912)

一気に両方読んだ。まず、1911号と1912号の両方(上下)で掲載されていた座談会(改正開示府令に対応した株主総会の運営と今後の課題)では大杉教授が登場。個人的には、法務省の人が入っていなかったのが残念だった。気になった部分を以下にメモ。

・株主提案の状況
ここ数年話題となっていた外国投資ファンドからの株主提案がみられなかったのが今年の特徴。また、役員報酬の個別開示を求める株主提案の賛成比率が高くなったのは、機関投資家、特に海外の機関投資家が賛成票を投じているため。
・取締役・監査役選任議案
反対票が集まった理由は、社外役員候補者の独立性の問題であり、機関投資家が候補者の独立性を厳しくチェックしている。
・買収防衛策関連議案
交渉期間がいたずらに長期化しないような定めを置くものが少しずつ増えてきている。

1912号には志谷教授による論文「投資者保護の現代的課題」が掲載されていた。金融商品取引法における投資家保護の理念について、最近の判例によると自己責任の考え方からパターナリスティック(父親的温情主義的)な姿勢が強くなっていると分析。重要な判例がコンパクトにまとめられているので、特に証券会社に勤務する人は一読しておくべき内容。

■英語
TOEICテスト新公式問題集:リスニング問題を実施。

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