昨日、郵便局(正式には日本郵便か)の営業の方と話す機会があった。これといった取引はしていないのだが、民営化した郵便局の話を色々としてくれるので、その内容を書いておくと…
・トヨタから派遣された社員によるカイゼン指導「ジャパン・ポスト・システム」は有名だが、新聞等で時々書かれているように、実際、現場の郵便局員とはかなり軋轢が生じている。カイゼン担当のトヨタ社員が、現場でクリップボードを持って徘徊している。
・団塊の世代の退職と同時に、自己都合の退職も増えており、今後一気に郵便局の人間が減る。しかし、そこは新卒や中途採用で補うのではなく、アルバイトの活用で乗り切る計画をしている。人件費が最大のコスト。
・民営化して、オフィス内のセキュリティレベルが一気に上昇。簡単に他部署に行けなくなった…等など。
特に興味があったのが、郵便局が民営化したからといって雇用が増えるわけではなく、むしろ人件費抑制のため減らすという点だ。これまで郵便局が非効率な運営をしていたからだ、と言われればそこまでだが、民営化して何でもOKにはならない現実を感じた。
*参考「Japan Post System」
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