わが部署には、勤務時間中ひたすら資格試験の勉強をする女性社員がいるのだが、今日は彼女について紹介したい。
朝から、仕事もせずに電卓片手に予備校の問題集(簿記)をひたすら何時間も勉強し続けている。よく考えてみると、これはすごいことだ。というのも、僕も仕事上「商事法務」という、僕が今まで読んだ中で最も難解な雑誌の一つを読まねばならないのだが、これが眠くて、眠くて全く集中して読めない。いかにこの雑誌に苦しめられているかは何度もこのブログで書いているとおりだ。
一方、その女性社員はというと、本当にものすごく自習に集中していて、そのすごさゆえに、電話の音すら耳に入らないらしく、受付嬢のくせして外線の電話に全く出ない。
本当に仕事のやる気のない人間なら、インターネットやら漫画を読んだりして時間を潰すはずだが、彼女はなぜそこまで自習に燃えるのか。
実は、以前に資格の勉強について尋ねたことがあり、その時彼女はこう答えてくれた。
「自分の将来が不安だから資格試験に燃えてるの」
将来に対する危機感。大学受験であそこまで自分を追い込めたのは、間違いなくこのまま二流大学に進学してしまうとロクな人生が待ってないという危機感があったからだ。
現在の僕の勉強に欠けているのはこの「危機感」だと思う。そうでなければ、休日を2日とも引きこもって漫画読んだりするだけで消化しないだろう。
働いていないお姉さんを非難するだけではなく、そういう部分は見習わねばならない。(とはいえ、勤務時間中にずっと自習しているのは問題だと思うが…。)
「お前だって薄々感じているだろう。このままいきゃロクな人生じゃないって」
byドラゴン桜
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