2012年9月24日月曜日

「夢をかなえるゾウ」を再読した

先日のこんまり流大掃除で大半のモノを処分したため、部屋には読んだことのない本がほとんど消えてしまった(「いつか」読みたい本は一生読まないというルールを適応した)。

その本棚の中に残っていた「夢をかなえるゾウ」が目について、何となく読み返してみた。

本書の内容はいわゆる自己啓発の小説版で、過去の成功者を導いてきた神様が、凡人のサラリーマンに成功者のノウハウとか心構えを教えるといったもの。読みものとしても結構面白いし、友人にも薦めたくらいだったので、売却せずに本棚に残してあったのだ。

巻末には「ガネーシャ名言集」がまとめられてあり、一度ストーリーを読んだ人ならここを読むだけで本書のエッセンスは分ってしまうのだが、僕が改めて最初から読み直して感銘を受けたのは、この「名言集」ではなく、お参りを面倒臭がった主人公に対する次のガネーシャの一言だった。


「どないしたらうまくいくか、どないしたら成功できるか、実は、みんな心の底では分かってんねん。自分かて今の会社でどないしたら出世できるか、どないしたら給料上がるか、本当はなんとなく分かってるやろ。でもやれへんのや。なんでや? それは『面倒』だからや。世の中のほとんどのやつらが凡人やってんのも、そいつらが『面倒臭がり』やからや。それだけなんや!」


はい、いちいちごもっともです、と言いたい気分になった。

そう、そうなんだよ。今の会社に残るべきなのか、転職するにはどうしたらいいのか、もっと言えば、今TOEICの勉強しているが、900点以上取るにはどうしたらいいのか、どれくらい勉強すれば良いのか、全て分っているのだ。

ただ、「面倒」だからやっていないことが殆どで、効率が悪いとか方法論に走ってしまって、結局なにもやらずに終わってしまう日が多いのは、このブログの読者ならわかっていることだろう。

というわけで、ちょっと古い本だけれど、特にサラリーマンにお勧めしたい本です。


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<今日のTOEIC勉強 1時間00分>

■スクールの課題
・単語暗記カードを実施。

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉
・テスト(2)のPart5を実施。

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