2008年8月31日日曜日

転職者のキャリアアップブログ in 湘南

久し振りに素晴らしい読み応えのあるブログを発見した。

これだ。

転職者のキャリアアップブログ in 湘南
※現在は閉鎖されています

公務員から投資銀行に転職したという、どこからどう考えても超エリートサラリーマンの日記だ。日々の勉強のアウトプットとしてブログ書いているようだが、内容は濃い。そして読んでいて一番関心させられたのが、投資銀行で働きながらもせっせと資格の勉強を独学して、合格しているところだ。しかも中小企業診断士や証券アナリストと難易度の高い資格ばかりだ。

僕なんか中小企業の総務部というぬるい職場で働きながら、英検の準1級というたった一つの資格を取得するのに約2年もかかっている(しかも現在勉強継続中)。見習わねばと思うのと同時に、頭がいい人もいるものだと感心してしまった。多分東大とか旧帝大の経済学部出身者だと思う(勝手に想像)。

最終的にはぼくもこういうブログを書きたいものだ。

ところで、僕が今年に入ってから発見したお勧めブログ(もう一つはニートからのキャリアアップ※現在は閉鎖されています)は、どちらも「キャリアアップ」と題名されている。僕も真似て「キャリアアップ」とつけてみようか。

負け犬のキャリアアップ

…。却下だ。

負け犬サラリーマンからのキャリアアップ

…。なんかいいかも。僕もキャリアアップできるように頑張ろう。


2008年8月30日土曜日

初TOEICテスト結果…

先日受けた初TOEICテストの結果が返って来た。


TOTAL SCORE  590  ・・・orz


リスニング  290
リーディング 300


な、なんだこの得点の低さは!!600点もないのか。

数字とは実に客観的な面をしている。毎日英語を勉強しているとか英検の準1級の1次試験は合格しているとか大学受験のときはセンター試験の英語は200点満点中176点だった(まぐれ)とか、そんなことは関係ない。

590点

普通の人に毛が生えた程度、これが今の僕の実力。これが、2年近く英会話スクールに通って100万円近くの授業料と膨大な時間を使って英語を勉強した結果。

590てん

ちょっと根本的に考え方を変えないと、TOEICどころか英検準1級の2次面接も再び落ちてしまいそうだ。なんとかしないと…。


2008年8月29日金曜日

真山仁の「ハゲタカ」と「マグマ」はリンクしていた!?

今日もいつものように勉強のやる気が起きず、流れるままに大好きな真山仁氏の小説「ハゲタカ」を読んでいたら、「ハゲタカⅡ」の上巻の最後の方で、同じ著者の小説「マグマ」の主人公、野上妙子が出てきていることに気付いた!!なんと、ハゲタカの世界とマグマの世界はつながっていたのか…って、そんなことハゲタカだけの読者にはわからんだろうと突っ込みを入れたくなった。

「ずっと目標にしてきました。九州で穴を掘っています」

この台詞をいった美人が下巻でどう絡んでくるのか気になった読者もいるはずだ(僕も最初にハゲタカを読んだときはそうだった)。ってか、この文章だけ読んだら、ただのブルーワーカーやんけ。

真山さんの「ベイジン」も読みたいんだけど、勉強もしないといけないし、何より中国にはあまり興味がないんだよね…。


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2008年8月28日木曜日

久し振りの飲み会

今日は、仕事帰りに本当に久しぶりに部長に飲みに連れて行ってもらった。最近、下腹が本格的にヤバくなってきててダイエット中(腹筋、腕立てを1日100回実施)だったし、勉強もあったので、あまり乗り気ではなかったのだけれど、断るのも悪いのでついて行った。そして、酔っ払った・・・。気分が悪い。
まぁ、明日の授業の予習も終わっているし、仕事もほとんどすることがなくなったので、明日は多少体調が悪くても何とかなるだろう。

ちなみに、ダイエットの筋トレと並行して今週からipodで「英語deキャリアアップ(既に廃止されています)」を通勤時間に繰り返し聴くようにしているのだが(もう4周めくらい)、このpodcastは聴けば聴くほど味が出るというか、最初はほとんど何を言っているのか聞き取れなかった箇所も、繰り返し聴いてスクリプトを確認したりしていると、いつの間にか聞き取れるようになっているのだ。内容がストーリー仕立てになっているし、会話のポイントも日本語の対話形式で進められているので、不思議と飽きが来ない。まぁ、TOEIC対策に役立つのかは疑問だが…。今聴いている「IT業界編」は無料で、以降のシリーズでは有料になりそうなのだけれど、内容次第では有料でも購入してもいいのかもしれない。

個人的には第10回のSarahのこの発言が大好きだ。
「On behalf of the Moon, I shall right wrongs and triumph over evil, and that means you!」

さて、寝るか…。

2008年8月27日水曜日

TOEIC IPテストを受けてきた

今日は通っている英会話スクールで受けられるTOEIC IPテストというのを受験してきた。手ごたえは微妙…。予想スコアは600点前後。結果は2,3週間でわかるらしいが、さてどうだろうか。

スコア云々よりも、今回は受験を決めてから1か月もあったのに何もしなかったことに大きな問題がある。i knowも中途半端になってきたし、何をしているのだオレは…。来月のTOEICの試験までには、せめて公式問題集だけは終わらせるようにしなければ。
ただ、この公式問題集、問題の質も解答の解説も最高なのだが、如何せん本が大きくて使いにくい。特に電車の中とかでは絶対に広げれない大きさだ。英検もビジネス法務も殆ど電車の中で学習した僕には、この大きさは致命的だ。カフェでも広げるのが難しいときがある。もう少しコンパクトになってくれたら嬉しいのだが。

と、まぁ、やらない理由だけはたくさん見つかるのだが、やはり大事なのは「やる」ことだろう。今日の試験会場にいた女性も、ボロボロの参考書を試験直前まで必至に見ていた。何が目的でTOEICを受けているのかは知らないが、こういう人を見ていると、要領とかテクニックとか以前に、ゴリゴリ勉強することが一番大事なんだと改めて思い知らされた。TOEICなんてくだらない試験だ。しかし、点数を取るために勉強することは全然くだらないことではない。集中して勉強して高得点をたたき出して、さっさと条件のいい会社に転職してしまおう。

さて、寝るか。

2008年8月26日火曜日

建設業許可更新中…

今日はTOEICの授業の予習をせっせとしていたら、こんな時間になってしまっていた…。早く寝なきゃ。明日も早いのだ。
ちなみに、今日は仕事で建設業の専任技術者の変更届を完成させた。もうすぐで経営事項審査も書類が全部揃うし、建設業関係もあと少しだ。頑張ろう、俺。

どうでもいいが、bloggerの表記がすべて英語になってしまった。バグっているのか???

*今日の勉強

■リスニング
通勤時間に昔やってた速読速聴英単語のCDを聞いた。ってか、毎日違う英文を聞くのではなくて、何か統一させた方がいいな。

■TOEIC730
引き続き授業の予習。一応全部完了させた。今回は文章の読解問題が予習範囲に入ってなかったから楽だったけれど、次回からはキツくなりそう。

2008年8月23日土曜日

最低な生活

いかん、今日もだらけてしまった。根性で朝は8時に起床したのだが、朝食後耐えれなくなって、12時過ぎまで睡眠。起きてから、母の用意してあったラーメンを食べた…。


本当に最低な生活だな。


その後、夕方から運動がてらに体育館へ運動しに行ってきた。面白くはないが、エクササイズとして割り切っている。

さて、8月3日に開始したi know!だが、やっと一つの単語をコンプリートした。やはりゲームだとなんだかんだ言って取り組むんだな。しかし、これが英語学習に高い効果を上げているのかは疑問だ…。

次の日曜日にはTOEICの試験があるというのに、どうしようか…。

2008年8月22日金曜日

普通って難しい

今日、学生時代の女友達から連絡があった。

「来月出産するんだ」

おめでとうございますm( )m

周りでは、結婚は何人も始まっているのだが、出産は初めて。数年前までは普通に一緒に飲んだり遊んだりしていたのに、そんな友達が出産とは驚いた…。お母さんになるのか。


すごいな…。


で、すごいなって思って気づいたのだが、意外と「普通」に生きるって結構難しいのかもしれないなってこと。

自分の親と同じように、普通に会社で働いて、普通に結婚して、普通に子どもを産んで、普通に子育てをして、普通に家を買って、普通に年をとっていく…。王道のような日本人のライフスタイル、世間でいう「普通」に生きることって、もの凄いことのだと、改めて気づいた。

自分は、子どもはおろか結婚すらしていない(今は候補者すらいない)。そもそも、まだ親と同居している。世間一般では賢いと言われている大学を卒業しているのに、僕は「普通」以下の人生だ。

子供のころは、親のような「普通」の生き方はゴメンだと思っていたのに、「普通」の人生すら送れずにいるのだ。普通とか人並みって結構難しいんだな。やっと気づいた。

2008年8月21日木曜日

商事法務№1840

やっと、最新号の8月号まできた。先日まで6月号を溜め込んでいたので、一気に読んだ感がある(要するに仕事が暇になってきただけなのだが)。

ウルフパック戦術
今号で一番気になったのは、武井弁護士の「ヘッジファンド・アクティビズムの新潮流」で、ウルフパック戦術というけったいな名前の新たなファンドの行動が解説されていた。ウルフパック戦略とは、複数のファンドがグルになっているにもかかわらず、それは大量保有報告書制度等で開示されず、ある日突如として上場会社に一斉に同一要求をする行為。現在欧米で注目されている。

強制公開買付の概要および基本概念の整理
強制公開買付のルールについてまとめると・・・
5%基準:所有割合が5%を超えて3分の1を超えない場合は、61日間に10人以内から取得する場合を除いて公開買付が必要
3分の1基準:3分の1を超える場合は例外なく公開買付が必要
3分の2基準:3分の2を超える場合は、更に全ての株券等の所有者に対して勧誘を行い、応募のあった株券等を全て決済することが必要

とりあえず、これだけは覚えておきたい。

インサイダー規制
インサイダー取引規制は形式的に一定の行為類型に該当しさえすれば、動機・目的や実害等の有無を問うことなくただちに違反とされる、と。形式犯であることに注意したい。とりあえず、自社の取引先とか疑わしい会社の株には手を出さないのが無難であろう。

2008年8月20日水曜日

株主提案権の行使について

上記のタイトルのレポートを読んだ。やや内容が古かったが、サクッと読めたので以下に気になった部分をメモ。

・会社法では書面性の要求を色々な部分で排除しているが、これは株主提案権の行使にも当てはまる(旧商法では要求されていた)。しかし、この排除は強制的に要求されているものではないので、株式取扱規程等で書面性を要求することは可能である。ただし、株主取扱規程に関する定款授権規定の変更には、機関投資家が反対しているので株主構成によっては注意が必要。

・旧商法で定められていた株主提案の字数制限は会社法では撤廃され、任意に字数制限をすることができるようになっている。しかし、400字以下に制限すると問題になる可能性がある。

・株主総会の運営上、大株主から包括委任状をもらうことがあるが、これには委任状勧誘規制は受けない。なぜなら、委任状勧誘規制には適用除外があり、勧誘を行う主体が発行会社でもなく、その役員でもなく、かつ被勧誘者が10人未満の場合は適用除外と定められているから。つまり、大株主の包括委任状は、大株主が自発的に持ってきたとか、会社の役員ではない従業員が勧誘を行ったということになっている。この点に注意。

2008年8月16日土曜日

スーツカンパニーでプライスダウン

今日は朝から頑張って起きて(と言っても8時)、なんとか地元の図書館の開館時間10時までに自習室を求めて図書館に到着したのだが、既に人の列…。殆ど大学受験生だと思われるが、彼らの気合にはちょっと勝てない。開館と同時に彼らが自習室の席を陣取って、あっという間に満席なってしまった。仕方なしにいつものカフェへ。

一通り勉強を終えた後は、スーツカンパニーへ夏用の普段着のシャツを買いに行った。数年前に買ったシャツがいい加減ボロボロになってきているのだ。しかし、既にお店の中は半分「秋」で、長袖シャツとかジャケットとかがメインだった…orz

かろうじて残っていた夏用のシャツを2着チョイスしたら、どちらもプライスダウンしていて、更に知り合いからもらった青山商事の株主優待券を使ったら、そこから15%オフになり、結果として相当安く購入することができた。こういう季節の境目の直前は、洋服は安くなっていることを学習した。

実は去年くらいまでは、スーツも普段着も靴も、全て百貨店でブランド物を購入していたのだけれど、ここ最近考え方が変わって、必要なモノはこういうスーツカンパニーとかユニクロで購入するようしている。ケチっているというわけではないのだけれど、僕が安い給料の割にバー〇リーとかポール〇ミスとかでブランド物をバンバン購入できたのは、実家から勤務しているからだ。家賃、光熱費云々全て込みで数万円しか家には入れていない。今の自分に十万円のスーツは身分不相応だと気づいたのだ。贅沢するのは、それなりの会社に転職してからでいい。(別にユニクロやスーツカンパニーが貧乏人向けだとか、そういう意味で言っているわけではないのであしからず)

その後、高校時代から付き合いの続いている後輩と、久し振りにお酒を飲みに行った。こんなにおいしいお酒は久し振りだ。一瞬で高校時代に戻れるからいい。また年末に会う約束をした。それまでに、転職の報告ができるよう、僕も頑張ろう。

2008年8月15日金曜日

ニートのような生活

今日はスクールの授業があったので、昼からお気に入りのカフェで授業の予習をして、それから授業。先生は相変わらずのノリで、他の生徒さんにはウケがいいみたいだが、僕にはちょっと…。帰りにTOEICと英検の受験料の払込を紀伊国屋書店で済まして、帰宅。受験料だけて合わせて12,000円ちょい。高いね。

実は水曜日からお盆休みが始まっていてるのだが、このお盆は社会人になって過去最低の過ごし方で、ひたすらごろごろ→ごはん→寝る→ネット→飽きる→ごろごろ→(…以下ループ)で、3日目の今日になってやっと外出した。僕のような人間はたまたま「会社」という場所で働いているから引き籠ってないだけで、タイミングさえ合えばいくらでもニートのような生活をしてしまうのではないか。そんな気がした。

さてさて、今日は授業のあとにスクールのアドバイザーのおねーさんと今後の授業の相談をしてきたのだが、11月の英検準1級合格を皮切りに、転職活動をスタートする=スクールは卒業、の意志を伝えてきた。まぁ、英検に落ちたら元も子もないのだが、1次試験免除の身なので、英会話対策をみっちりすれば今度は大丈夫だと思われる。

スクールのおねーさんに話していて気付いたのだが、そろそろ転職活動の頭が見えてきた感じだ。一時は一生この会社で生きていく道しかないのかと思い悩んだ時期があったが、自分を信じてここまでこれたのだ。しかし、今は少しでも履歴書を綺麗にするべくTOEIC受験の勉強に専念することとしよう。とにもかくにも、この3日間は無駄に過ごしてしまった。明日からは、朝から家を出て勉強することにしよう。

2008年8月14日木曜日

マグマ(真山仁)を読んだ



「ハゲタカ」以降、真山仁氏の本は読んでいなかったのだけれど、長期休みができたので地熱発電をテーマとした小説「マグマ」を購入して読んでみた。さすがの文章力と内容で、一気にぐいぐい引き込まれて、1日で一気に読んでしまった。読んでいてまず思ったことは、この人一体どれくらいの参考文献を読み込んでこれ書いたんだろう?ということだ。それくらい地熱発電について詳細に書かれていた。

テーマは原子力と、それに替わるエネルギーとしての「地熱発電」。そもそも、このエネルギー問題については全く知らなかったのだが、この小説で勉強にもなった。特に原油価格が異常に高騰している今、ぜひ読んでおきたい1冊だと思う。

参考:地熱発電

2008年8月13日水曜日

ビジネス実務法務検定試験2級に合格する方法

結構、簡単に合格したので、僕が実践した独学の勉強法をまとめておく。 (ビジネス実務法務検定試験の公式サイトはこちら








・使用問題集と学習時間

▮問題集:ビジネス実務法務検定試験2級公式問題集
▮参考書:ビジネス実務法務検定試験2級公式テキスト
▮日  数:土日が完全に勉強に費やせるなら1か月で十分。僕は同時期に英検も受けていたので、このビジネス法務の勉強時間は実質的に2週間くらいしか確保できなかった。


・公式問題集と公式テキストを買う

まず、本屋さんに行って、上記の本の最新版を買おう。最近の法律は1年でガラっと変わったり新法が成立したりしているので、もし古い本を持っていても買い替えるべき。大抵、行政書士コーナーとか宅建コーナーの近くに置いてある。なければ、アマゾンで購入。2冊で1万円ちょいぐらいかかるが、これ以外は受験料(6,480円)だけでいいので、文句を言わずに買うべし。もし、この資格の合格が2万円を払う価値もないと思うなら受験しない方がいい。

ちなみに、自由国民社などの他社もビジネス法務の問題集を出しているようだけれど、公式問題集は試験主催の東京商工会議所が出版しているので、この公式問題集に質で勝るものはない。公式問題集と同じような問題は本番でも出題される。よって問題集の方は必須。というか、僕は、テキストの方はほとんど使わなかった。


・問題集を分解する

買ってきたら、まず問題集を開く。各分野別問題→各章の解答→直近3回分の過去問→過去問の解答と構成されているが、これは非常に使いにくいので、それぞれバラバラにする。やや力がいるが、無理やり引っ張れば簡単に分解できる。(ただし、これは問題集を綺麗に使いたい人には向かない。その場合はそのまま使って下さい。)
追記:現在の問題集は分野別問題は問題と解説が見開きになっているようです。匿名さんからコメントで情報を頂きました。

・問題集を解きながら覚える

さて、ここから本格的な勉強のスタートだ。まず、分野別問題に挑戦する(過去問とその解答は少しの間封印)。ここで注意点なのだが、バカ正直に選択肢から回答を選ぶのではなく、1問1問に対して○×形式で解いていくこと。空欄挿入問題もなるべく選択肢を見ずに解く。こうした方がトレーニングとしての効果は高いのだ。アウトプットしながらインプットする方が効率もいい。

法律の知識がない人は、最初は全くわからないだろうが(僕もそうだった)、とりあえず持っている知識を総動員して挑戦してみて、そして解答と解説を見る(解説部分を分解していると、使いやすい)。公式問題集の最も優れている部分がこの解説文章で、かなり詳細かつ丁寧に書かれてある。ここの解説を読んでも理解できなかったり、知らない用語が出現したときは、公式テキストやネットで調べる。そして解説ページの余白に書き込んでいこう。

分野別問題は大体6回くらい繰り返せば、全問正解できるようになっているはずだ。ちなみに進め方としては、1回正解した問題はチェックを付けて飛ばして、間違えた問題だけ繰り返していく方法がお勧め。すべての問題にチェックがついたらチェックを消して再度解き直して、とにかく完璧にこなすべし。


・公式テキストは辞書

他のサイトには「公式テキストを読んでから問題集を解きましょう」と説いている人もある。確かにそれが王道スタイルなのだが、公式テキストは分厚い上に文章も堅いので、読んでも頭に何も残らない人が大半だと思う。参考書というより、どちらかと言うと学校の教科書に近いのだ。それに、いきなり公式テキストを読んでも、いったいどこがポイントなのか分からないだろうから時間の無駄である。公式テキストは、わからないことを調べる辞書と思って活用しよう。

・過去問を実施して仕上げ

分野別問題は「もう間違えねーよ」というレベルに達したら、封印していた3回分の過去問を出してくる。そして時間を計って挑戦。こちらも解説が非常に充実しているので、間違えた問題を中心に繰り返し解いて完璧にする。

これだけすれば、十中八九ビジネス法務の試験は合格すると思う(合格率は30%~40%らしい)。人によっては、公式テキストは不要かもしれないが、公式テキストは合格後にも実務等で調べごとに十分使えるので、この際購入しておくことをお勧めする。

・独学では合格は難しい?

ビジネス実務法務検定試験2級は独学では難しいからといって通信講座やスクールに通うことを勧めるサイトもあるが、それはウソ。スクールの広告のためだと思う。分厚いテキストを見たら独学でできるのか不安になるが、問題集を完璧にすればまず落ちないので、スクールや通信講座は不要である。社会人が働きながら取得することも難しくない資格だと言えるだろう。ちなみに、他の専門書やらポケット六法も不要である。念のため・・・。


・ビジネス法務2級って昇進・転職に立つのか

はっきり言って就職や昇格にはあんまり役には立たないだろう。難易度は高くないし、よくある資格ランキングでも真ん中くらいだ。この資格の存在そのものを知らない人も多い。企業の経理部や財務部の社員が簿記を取得するのと同じで、法務部門の人が自己啓発として取得するとかくらいか。ちなみに僕は法務担当なので、法律の資格試験も勉強しているというアピールの意味で取得した。もっと法務分野を極めたいのであれば、ビジネス実務法務1級を目指すべきだろう。こちらは論述試験なので高度な法的知識が求められている。


・実務には役に立つのか

これも微妙だ。実際の法律実務はもっと複雑で、六法全書で条文を読んだり、判例を読んだり、東京大学の教授が書いた専門書を読んだりしてやっと解答(のようなもの)が出るようなパターンが多い。2級で勉強する内容をもう1,2歩踏み込んだところに実務で直面する問題があると思っていい。ただし、全く役に立たないと言っているわけではなくて、ビジネスに関連する法律を広く浅く勉強するには、最適な資格だと思う。


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2008年8月12日火曜日

新しい買収防衛策の指針

商事法務№1838に企業価値研究会の発表した買収防衛策の新しい指針が資料として掲載されていたので、それを読んだ。内容に関しては、下記のPDFから確認可能。

近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方(企業価値研究会)平成20年6月30日


さて、この新しい指針の特徴の一つはブルドックソース事件を意識して、買収防衛策発動にあたって買収者に金銭の交付を行うことは強く否定していることだ。金銭の交付に関しては、現時点で弁護士や教授の様々な解釈があり、どれが良いのか正直よく分からなかったのだが、企業価値研究会としては反対ということで、一つの大きな判断基準になりそうだ。

次に、買収防衛策の発動は、株主総会の賛成多数を持って直ちに発動できるものではないとあった。「株主の意思を確認するに当たって取締役会が株主に対する説明責任を果たしたかどうかの他、買収者の属性、買収提案の内容や被買収者の株主構成などの点が買収防衛策の発動の公正性を判断する上で勘案されるべき」とのこと。

また、特別委員会については、特別委員会の勧告内容に従うという最終的な責任は取締役にあると。株主総会の決議を経ようが、特別委員会の勧告があろうが、防衛策を発動する責任は取締役にあるのだから、説明責任からは逃げるなよと言いたいのであろう。

従来の買収防衛策の内容と比較しても、今回の新しい指針で特に変更すべき点はないように思われた。要するに、新しい指針は、それほど奇抜な内容ではなかったということだ。最近の日経新聞は買収防衛策は悪であり、誰もが反対しているかのように書いているが、やや煽り過ぎではないだろうか思う。

今後、買収防衛策を導入する企業が、どういう内容の防衛策を導入するのかに注目したい。


<関連エントリー>
ブルドックソース事件の考察


2008年8月11日月曜日

オグシオ準々決勝敗退

北京オリンピック、唯一注目していたバドミントン女子のオグシオのダブルスが準々決勝で負けた。バドミントンというマイナーなスポーツの知名度、人気を一気に上げた「オグシオ」。今回のオリンピックでメダルを取れば、更にバドミントンの人気は高まったはず。日本中のバドミントン関係者からは、日本のバドミントンの将来のためにも、この二人への期待は高かったと思う。

昨日のデンマークの試合も、今日の中国との試合も、NHKでリアルタイムに見ていた。以下、感想。


今日の試合、相手の中国人は、まるで男だ。高校男子インターハイのベスト8くらいで絶対に一組はいそうなぽっちゃり系ペア。シングルスで勝ち上がってくることはまずないが、この体型の選手は、下半身が安定しているので、ドライブ、レシーブが上手い選手が多く、ダブルスでは驚異のパワーを発揮してくるのだ。
そして、今日の中国ペアは、試合前の基礎打ちで既に、僕の想像していた男子のダブルス並のラケットワーク、スマッシュ力を持っていることがわかった。オグシオがどうやってこのペアを料理するのか期待していたのだが、結果は2セットともボロボロ。
オグシオが相手のパワースマッシュにビビって下がったので、前にスペースができてしまい、ぽっちゃり中国はそこにドロップで落として、甘く上がったところにスマッシュ、スマッシュ、オグシオのどちらかがレシーブを上げきれずネット前にかえしたところで、前衛がプッシュで決める。このダブルスの必勝パターンでやられまくっていた。
それからサービスレシーブのプッシュも、ほとんどドライブで返されて、そのドライブを上げて守りに入る最悪のパターンが続いた。終盤では舐められていたのか、わざとサーブをネット前に返して、前衛がプッシュした球を更に前衛が力とタイミングで切り返す、普通格下相手でしか使わないような技を使っていたように見えた。

得点が離されて、集中力が切れたのか、もしくはスマッシュにビビってきわどい所を狙いすぎたのか、サービスのレシーブをワンタッチで自ら出してしまう、もったいないプレーも多かった。特に僕が集中力が切れたと見えたのが、2セット目の19点くらいのとき、ぽっちゃりのロングサービスを小椋選手が見逃した場面だ。反応すらしていなかった。バドミントンでサービスエースを取られるのは、単に集中力が切れてしまっているときが多い。

うーん、今日の試合、オグシオが弱いというより、中国のぽっちゃりペアが強すぎだったのではないだろうか。最初にも思ったのだが、あれは男でも十分通用するんじゃないか。うーん、残念だ。ベスト4入りを決めた末綱・前田ペアに期待したい。

2008年8月10日日曜日

餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?



会計のことを勉強してみたいけれど、何から読んだらいいのかわからず、とりあえず漫画ならとっつきやすいかなと思って購入。漫画だが基本は押さえられている(ような気がする)。とりあえず、1周目読破、現在2周目。漫画だから読みやすいし、僕のような会計の「か」の字も知らない人間にはいいかもしれない。ただ、もう少し本を小さくして値段も1,000円以下にしれくれたら嬉しかったのだが…。

カチッとした本で会計を一通り勉強した後、この本を読み返したら、また新たな発見がありそう。

2008年8月9日土曜日

20代 仕事筋の鍛え方



この本は、今の自分が最も読むべき本だったと思う。というか20代前半までに読んでおくべきだった。(珍しくべた褒め)

主人公の若手サラリーマンの青年の設定が、今の僕に思い切り当てはまるのだ。かくいう僕も、目の前の仕事よりも独立とか転職を考えて、目先のテクニックや資格勉強に走ってしまう。そして、これでいいのかなぁと疑問を持つ。将来が見えなくて、毎日が重い。そこで、この本の著者(コンサルタント)言う。20代はPCでいうマシンの性能を磨く時期だ。他人の四倍努力しなさい、そして「仕事筋」を付けなさい、と。また、努力するきっかけはネガティブなもの(劣等感とか)でもいいけれど、それでは長続きしない。努力を継続するには前向きな「夢」が必要だ、とも書かれていた。

最近の「仕事術」関係のノウハウ本は、どちらかというと楽をしようとか、残業しなうように工夫しようとか、効率性が云々…そういうことを書いてある本が多い中、この本を読んで、安心した。現在の仕事にイマイチ打ち込めないと感じている若手ビジネスマンには必須の本だと思う。

大学生で就職活動をしていた頃から、何がしたいのかがはっきり見えなかったし、就職してからもしっかり考えてなくて、今の転職活動も、理由は「年収」だ。だから努力が続かないのかもしれない。純粋に夢を持たないとな…。

2008年8月7日木曜日

ビジネス実務法務検定試験2級合格

ななななんと、落っこちていたと思っていたビジネス実務法務検定2級の試験に合格していた!!

一応、これで今年の目標の一つは達成した。履歴書に書ける程度の資格をやっと手に入れた…と思っていたのだが、返送されてきた成績表を見てみると

得点  71点(合格)
平均点 72.4点

・・・ん、おや? 平均点より下・・・?

<参考データ>
受験者数7,938人
合格者数3,740人

合格率 60.8%



って、おい!受験者の6割も合格している

超楽勝試験やんけ!!!


まぁ、いいや。これからは英語頑張ろうっと。

一応、以下に使用テキストを紹介。











メインはこの問題集











2008年8月6日水曜日

技術職員名簿完成

今日も労働組合の件でひと揉めした。後任が決まらない…胃が痛い。全く、クソ組織だな、うちの会社は…。

仕事の方では、やっと建設業の「技術職員名簿」が完成した。今年から様式がガラッと変わって、一から作り直すことになったのだ。ダルい作業だった。例年より遅れているが、経営事項審査の方もあと少し。頑張ろう。


*今日の勉強
■リスニング
通勤時間に昨日のTOEIC730の問題を聞いたが、やはり何言っているのかよくわからなかった。。。

■TOEIC730
引き続き授業の予習。やっぱ、このテキスト難しいよ。もしかして、TOEIC730クラスの人がひっかかるような問題だけ集めているのか。本番でこのレベルのリスニングばっかり出たら、パート1から全滅だ…。

2008年8月5日火曜日

買収防衛策-企業価値報告書をめぐって(下)

日経新聞7月30日の記事なのだが、コピーだけ取って読むのを忘れていた。今更ながら感想を。

さて、前日の(上)には太田弁護士が出てきたから、後半はどこかの大学の教授が出てくるだろうと予想していたのだが、この企業価値研究会の座長である神田教授が出てきたのには驚いた。神田教授といえば、この世界では知らぬ者はいない、買収防衛策関連では絶対に名前の出てくる人だ。というか、普通こっちを(上)に持ってこないか・・・?
ご自身が座長を勤めた「企業価値研究会報告書」の内容につき、判例と違う内容だ等との批判があるが、これは政策提言なのだと。決して裁判の判例を否定するものではなく、また、研究会の基本的なスタンスは昔から変わっていないそうだ。そして、この研究会は何の権力も権限もないと。まぁ、権力はないかもしれないけれど、実務界への影響力は計り知れないものがあるのだが。

とりあえず「防衛策発動に際し、買収者に対価として金銭を払う」スキームと「買収防衛策の発動の判断を株主総会に丸投げする」スキームの買収防衛策は、今後使わない方が「無難」だろう。

2008年8月4日月曜日

労働組合はクソ

僕の働いている会社は、労働組合という立派な組織が存在する。で、今日はその労働組合の役員を決める関係で揉めた。僕の勤務する本社には、ほとんど管理職しかいないので、組合の業務は少数の平社員でやるしかないのだが、そこでいつも面倒な役が回ってくるのは、最年少の僕。僕がいくら理詰めで説明しても、俺は忙しいとか、全く聞く耳を持たないのだ。会社がクソなら、社員もクソというわけだ。久し振りに本気で会社を辞めてやろうと思った。 そもそも、入社してからこの労働組合に関しては疑問に思うことが多い。そのうち書いてみようと思う。

こうなったら勉強しまくるしかないな。

今いる場所から抜け出したい時、その方法はふたつしかない。
自分を高め、一段上の社会的ステータスを得るか。あるいは、
社会からドロップ・アウトして、より日陰で惨めな暮らしに身を落としていくか。
おまえはどっちだ?

by ドラゴン桜の桜木


*今日の勉強
■podcast
通勤時間に他に聞くのがなくて、英語deキャリアアップの1、2話を久し振りに聞いた。

■TOEIC730
授業の予習をしたのだが、このテキスト難しい…。パート1のリスニングでかなり難しい単語が出てくるのですが…。難しいなぁ。

2008年8月2日土曜日

成功の五角形で勝利をつかめ!



前回の「汗をかかずにトップを奪え!」の続編で、引き続きドラゴン桜の桜木がビジネスのノウハウをサラリーマンに教えるといったもの。前回の内容がよかったので、今回も迷わず購入したのだが…これはダメだ。まず、本書のタイトルの五角形というのが中学で学ぶ国語・数学・理科・社会・そして英語のことなのだ。この時点でドラゴン桜のファンは大体分かると思うが、そう、漫画ドラゴン桜の内容の繰り返しのような内容になっている。だいたい、サラリーマンに向かって中学生の教科書を読めって、奇抜性を狙っただけにしか思えない。

漫画の方も最近面白くなくなってきているし(絵も上達していない)、もう三田さんもお終いなのかな…。そんなことを思わせる一冊だった。