2017年3月27日月曜日

学生時代の恩師の言葉

この年度末、僕が学生時代に所属していた部活の監督(恩師)と偶然再会した。お互い移動中だったので、ほとんど話すこともできなかったが、卒業時にこの恩師から言われた最後の言葉を思い出したので、忘れないように書き留めておく。

監督は部のOBでもあり、僕は本当によく怒られた。そして、いつも言われていた言葉が「元気出せ」だった。僕は、よほど元気がないように見えたようだ。怒られることが多かったので、ずっと嫌な奴だと思っていたのだが、今になって考えてみると、怒られていただけマシだったのかもしれない。指導する立場になった時、どうでもいい奴には怒る気にすらならなかったからだ。

そんな監督とも、卒業を迎え別れる時がきた。その最後の「追い出しコンパ」で言われた言葉がこれだった。


社会に出たら“のに”という言葉を使うな。

あれだけ頑張った“のに”できなかった。

努力している“のに”認めてもらえない。

分かっていると思うがビジネスの世界は結果が全てだ。結果に対して“のに”という言葉で逃げるな。



あぁ、実に体育会らしい言葉だった。(何かの機会に僕も使うことにしよう。)


監督、僕もそれなりに毎日頑張っています。

2017年3月22日水曜日

ユーチューバーってなんなのさ?

昨日、久しぶりにユーチューバーのヒカキンさんの動画を見たので、その感想を書いてみたい。なぜその動画を視聴したのかというと、タイトルが興味深かったからだ。

「ユーチューバーってなんなのさ?」

日本のトップユーチューバーが語るユーチューバー論、ちょっと面白いかも、と思った。

 ・ユーチューバーの平均年収は8,964万円!?


ユーチューバーってなんなのさ? みんなが思うYouTuberって?

タイトルは面白そうだったのだが、8分22秒もの時間を費やして見た割には、あまり面白い内容ではなかった。この動画を見た人であれば知っているだろうが、ことの発端は、このニュースである。



このニュースによるとYouTuberの平均給与は「月747万円」なのだそうだ。「年収」747万円でも高所得の部類に入るが、ここで書かれているのは月額なので、年換算すると年収8,964万円になる。

おいおい、ユーチューバーってそんなにもらってんのかよ、という声に対して、動画でヒカキン氏が訴えたのは、これは動画再生数ランキングトップ20から平均給与を予測した結果であって、一般的な「平均給与」ではない、ということ。確かに、記事を良く読んでみるとそう書いてあるが、まぁタイトルからしてミスリードを狙っているのは間違いないだろう。

で、その後に、皆さんの思うユーチューバーってなんですか、とヒカキン氏のアンケートが始まるわけだが、肝心の部分が語られていないことに気づいた。

そう、ヒカキン氏は自身の収入は、この「月747万円」と比べてどうなのか、ということに、一言も触れなかったのだ。ひとことも。

もしそんなにもらっていないというのであれば、必ず動画内で「そもそも月に700万円も広告収入があるわけないじゃないですか」などと言うはずで、そこは否定しないということは、やはりトップ20の平均年収は9,000万円近くあり、少なくともトップユーチューバーのヒカキン氏は、これ以上の年収と考えて間違いなさそうだ。

・高額な商品紹介

参考までに最近ヒカキン氏が動画で紹介した商品を調べてみたところ、一般人には簡単に手が出なさそうな高額なモノばかりであった。

・GUCCIのうちわ 28,000円
・BALMUDA The Gohan(炊飯器) 53,000円
・十二単ティッシュ 10,000円
・特大いちご美人姫 50,000円


おそらく、最近のユーチューバー飽和状態により、コンビニとかで売っているモノだったらすぐに誰かが紹介してしまうため、他の人が紹介しない割に注目を集めそうな面白いモノと考えたとき、高額商品へたどり着いたと思われる。確かに、コンビニの新しい缶ジュースの紹介より、「1粒5万円のいちご」とか「1箱1万円のティッシュ」の方がインパクトは大きい。

そして面白いことに、ヒカキン氏の動画はどれも100万回再生を軽く突破するため、1度の動画投稿でこうした高額商品の費用は回収できてしまう(先のニュースサイトで書かれてあった「動画再生の単価0.11円」で計算)。トップユーチューバーヒカキン氏だからこそなせる技であろう。

こうした現実を目にして、「よし俺もHIKAKINとかSEIKINとかはじめしゃちょーのようにユーチューバーになって、年収9,000万円は無理でも、その半分の4,500万円くらいは稼いでやるぞ」とか考える輩が必ずいるだろうが、今から「稼ぐため」に動画投稿者になろうと思うのであれば、やはりやめておいた方がよいと思う。

・ カネで登録者数を買う中堅ユーチューバー

まず、いくつかのユーチューバーの動画を見たところ「プレゼント企画」の動画がやたらと多いことに気づいた。これはヒカキン氏のようなトップではなく、何となく怪しげな中堅ユーチューバーたちがやっていることで、直近であればニンテンドースイッチを視聴者にプレゼントという企画が多い。

YouTubeを「任天堂スイッチ プレゼント」で検索



で、プレゼント応募はどうすればいいのかというと、チャンネル登録と動画へのコメントが必須。つまり、このチャンネル登録者数をカネで釣っているわけである。ユーチューブの動画検索や関連動画には、登録者数の多い動画が上位表示されるため、カネで釣ろうが何だろうが登録者数が増えれば再生数が増える=広告収入増加に繋がり、結果としてプレゼントの代金は十分ペイするという仕組みだ。

Nintendo Switch Joy-Con (L) / (R) グレー
  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • 発売日: 2017/03/03
  • メディア: Video Game
誰が最初にこんなことを思い付いたのかは分からないが、こうしたやり方は、当然ながら歪んだ登録者の増やし方だ。カネで釣った登録者が多いだけのくだらない動画が上位表示される結果「YouTube=つまらない」と認識されるようになると、ユーチューブ自体があまり見られないメディアになってしまう可能性がある。そうなると困るのは胴元のgoogleなので、昨今のキュレーションメディア騒動みたいに、いずれgoogleによる粛清が行われる可能性が非常に高いであろう。審査が厳しくなれば、YouTubeは気軽に動画投稿ができないプラットフォームになるかもしれない。

・元AKBもユーチューバー!?


元AKBの高城亜樹氏が最近ユーチューバーになったとネットニュースで話題になったように、既に一定数のファンがいるタレントすら動画投稿の世界に入ってきており、ユーチューブが流行れば流行るほど、この流れは今後も加速すると予想される。少し前にブログの世界にタレントが一斉に参入したのと似ているのかもしれない。ブログの世界では、PV数トップクラスは人気芸能人のブログだ。

元AKBの看板を持った女性より動画再生数を叩きだせる自信がある人だけ、新規参入したらいいとは思うが、一般人100人中99人は、ヒカキン氏の足下も見ることなく、終わるのであろう。

・ヒカキン氏はなぜ有名になったのか

とは言え、YouTubeは「稼ぐ」とか「金持ちになる」という発想さえ捨てれば、非常に優れた動画プラットフォームだ。CMを打つ体力のない企業であっても、自社の技術や、製品性能を動画で簡単に紹介することができるし、全く売れていない駆け出しのバンドや漫才師も、手軽に世界へ向けて自分の才能をアピールすることができる。全然注目されないことがほとんどだろうが、ふとしたきっかけで、多くの人の再生される人気動画になるかもしれない。それは、ヒカキン氏のビートボックスの動画が世界中で注目され、何億回も再生されたのと同じように。

YouTubeテーマソング[CD+DVD]
  • アーティスト: HIKAKIN & SEIKIN
  • 発売日: 2015
  • メディア: CD

2017年3月13日月曜日

連絡先(電話番号)を聞き忘れた件

先日、ものすごく間抜けな失敗をしてしまったよ。彼女のいない寂しい毎日を送っている独身男性の諸君、反面教師として読んでみてくれ…。


僕は、昨年の夏から、健康と体型維持のため、休日の朝に市の運営する軽いスポーツクラブに通っていた。

そのクラブは参加者40人ほど、老若男女、下は中学生、上は60の御婆さんまで、幅広い人種が通っているユルイ活動。市営のため、参加費が格安というのも魅力的。それほどスポーツが得意ではないけれども、とりあえず体を週1くらいで動かしたい(それも安上がりで)という僕のようなオッサンのニーズは満たしてくれるので、ストレスゼロで楽しく通っていたのだが、仕事の関係で今後は通うことができなくなった。


さて、そのスポーツクラブの中には、たった一人だけ、奇跡のような美人がいた


一応、メインがスポーツ活動なので、この美人とは少し会話する程度の間柄だったのが、もう来週から会うこともないので、思い切って連絡先を聞き出してみたのだ。


(~以下、回想~)

僕 「実はかくかくじかじかで、来週から通うことができなくなったんですよ。」

美人「そおなんですか、すごく残念です、さみしいです」

僕 「なんで、せっかくですし・・・(ここで緊張) 連絡先を交換しませんか」

美人「はい、全然いいですよ (◍•ᴗ•◍)(にっこり)」



 ─ (゚∀゚) ─ 


美人が笑顔で連絡先交換に応じてくれた、やったーと思い「では後で」とその場を後にした。生きていると、たまにはいいことがあるもんだ。



今思えば、「後で」ではなくて「今すぐ」するべきだったんだ・・・。



その日の活動終了後、僕は参加が最後ということもあり、仲良くなったクラブの人たちに挨拶をしたり雑談をしたりしながら、いつも通り更衣室へ向かって着替えをしていた瞬間に気づいた。



「しまった、連絡先交換してねえ!!!」



焦って即行で着替えて、体育館のロビーに向かったところ、既に人影なし。

体育館の外に走って出たが、人影無し。

なし・・・。

「何を、、何をやっているんや、おれは・・・」

_| ̄|○


涙目になりながら、なぜか関西弁が口からでてきた。

その日は、一日中、何もやる気が起きなかったことは言うまでもない。

というわけで、若い独身男性の諸君、


気になった人と連絡先を交換できることになったならば、「後で」ではなく絶対に「今すぐ」やるんだぞ!


多少みっともなくとも、結局交換できなかったというオチは、結構凹むよ・・・。

2017年3月3日金曜日

ユニクロの会員モニターに当選した件

先日、なんとなくユニクロの会員モニターにエントリーしてみたところ「当選しました」とアプリに通知が届いた。

当選したのは「ドライEXポロシャツ(半袖)」。ユニクロ店舗に出向いてアプリの当選画面を見せたら、無料でもらうことができた。貧しい身分の僕には、かなりありがたい当選だ。おそらく、アプリを通じて後日レビューを求められると思うので、先に書いておこうと思った次第である。


ドライEXポロシャツ(半袖)

ちなみに、当選した製品は下記のポロシャツ。

ユニクロ|ドライEXポロシャツ(カノコ・半袖)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

本当はネイビーが欲しかったけれど、お店に在庫が無く、ブラックをチョイス。ただ、このブラックも僕がフィットするSサイズの在庫が無く、少し大きめのMサイズを選んだ。

まずデザイン。全くの無地ではなく、襟に1本線が入っていて、それが丁度いいと感じた。おそらくユニクロを求めるユーザーは洋服のデザインや柄に主張を求めないと思うが、この程度であれば受け入れやすい。スポーツ時だけではなく、普段着としても使えそう。

次に肌触り。ドライEXというと、サラサラした感触をイメージしたが、生地が結構しっかりしていて、長持ちしそうだと感じた。

フィット感は、他のユニクロの製品と同じで、全く問題はない。今年の暑い夏には大活躍しそうだ。

惜しむべくは、Sサイズが無かったこと。こういうキャンペーンは、当選したらさっさと行かないとだめだな。後は、レジの店員さんが会員モニターのことをよく知らなかったようで、手続に10分ほど時間がかかったことであろうか。どちらも製品に対する問題ではないので、この夏に何かポロシャツを1枚買いたいと思っている人がいれば、選択肢に入れても良いシャツだと思う。

なお、僕は今、ネイビーのSを改めて買おうか検討中。

最後にユニクロの公式アプリを宣伝しておきます。


UNIQLOアプリ

UNIQLOアプリ
開発元:UNIQLO CO., LTD.
無料
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