2010年10月6日水曜日

「仕事力」(朝日新聞社)を読んだ

朝日新聞広告局
朝日新聞社
発売日:2005-06-16


随分前に購入して読んでいかなったのだが、今日は部署の人間が殆ど出張か休みという奇跡のような日だったので、業務時間中に堂々と読んだ。

色々な分野で一流と呼ばれる人間が仕事に取り組む心構えを説いた本。中には知らない人もいたが、経歴を見れば他の執筆者の経歴に劣らない立派な人だった。

読んでみると、予想外に感銘を受ける部分が多かった。中でも、会社のサラリーマンとして働く僕には、会社経営者である鈴木敏文氏、稲盛和夫氏、柳井正氏、そして大前研一氏の文章が特に胸に響くものがあった。

この本のトップバッターである大前研一氏は「すべては面白い仕事である」と言い切っている。現在僕が取り組んでいる仕事は全然面白くないが、考え方一つでここまで変るのかと思った。

成長しない人は、自分で自分を高く評価している」と言うのは柳井正氏。傲慢な人間である僕には、胸にグサリと来た一言だ。「自分の評価は、他人にしかできない」。当たり前のことなのだが、一流の経営者に言われると、再度納得させられた。

ちなみに、この大前氏と柳井氏は最近共著を出したようだ。「この国を出よ」と、なかなか厳しいタイトルだが、また時間があれば読んでみたい。

その他、本書を読んでいて、今までの自分の仕事への取り組み姿勢が恥ずかしく感じる部分が多かった。もっと謙虚に仕事しないとダメですね。


あ、そう言えば、この本は業務時間中に読んで・・・。

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