2010年9月30日木曜日

マイナス10㎏のダイエットに成功しました

タイトル通り、6月末に62kgだった僕の体重が、昨日でめでたく52kgになった。3ヵ月で約10kgの減量に成功したことになる。ちなみに僕の身長は168cm前後。ガリガリとは言えないが、スリムな体型にはなったと自負している。そこで、今日は62kg→52kgまでに至った経緯を紹介してみたい。もし、ダイエットをしている人がいたら参考にして頂けると幸いである。

■動機
社会人になって早x年、お腹周りがぷよぷよしてきたのが気になり始めて、学生時代の体重だった58kgまで減量することを目標にダイエットをスタートした。

■バナナダイエット
とりあえず何をしていいのか(食事制限とか運動とか)迷ったが、まず簡単にできそうで始めたのがバナナダイエットである。




バナナダイエットの基本は朝食にバナナだけを食べて、昼食と夕食は普通に食べるというもの。いくつかサイトを見たところ、朝は「バナナ+水」が鉄則らしいけど、僕の場合はそれでは少し物足りなかったので、飲み物は野菜ジュースを飲むことにした(ちなみにバナナツリーは100均で買いました)。ディスクワーカーの僕にとっては、これでお昼ご飯まで十分持った。

このバナナダイエットを開始して1週間後、早くも効果が現れて体重が1kg減少した。これは悪くないと思っていたら、その後は減量スピードが鈍化してきて、次のジョギングを始めることとなった。

■ジョギング
やはり食事制限(といっても朝にバナナ食べているだけだが)だけでは大幅に減量できない、ということでジョギングを始めることにした。スポーツクラブもよかったけれど結構なお金がかかるため、貧乏性の僕は外を走ることにした。こちらはバナナダイエットと違い強い根気が必要なので、意志の力の弱い僕は次の続ける仕組みを考えた。

1.高価なジョギングシューズを買う
「高価」といっても1万円前後だが、そこそこ値段の高いシューズを購入することで、走らないと勿体無いという意識を作った。大型スポーツショップに行けば、専門のアドバイザーが足の形を機械で測ってくれて、それに合った靴を選んでくれる。近くに大型スポーツショップがある場合は行ってみることをお勧めしたい。ちなみに僕の考えでは、ウェアはユニクロでも何でもいいけれど、シューズは足の怪我に繋がるため、多少値段が高くてもいい靴を履くべきだと思っている。

2.ヴァームとプロテインを飲む
ヴァームも色々と種類があるけれど、僕は飲んでから脂肪燃焼が始まるタイプの「ヴァームダイエットスペシャル」を選んだ。これは体脂肪を燃焼しやすくするため、というより、飲むことにより走らざるを得ない状況を自分で作り出すために使用した。普通のサラリーマンをしていると平日にジョギングできる時間は仕事が終わった後の夜に限定される(出社前の朝からジョギングできる根性のある人を除く)。ただでさえ仕事で疲れているのに、帰宅してから走ろうと思っても休みたいという誘惑に簡単に負けそうになる。しかし、仕事で疲れていてもヴァームを飲むのは簡単だ。そして飲んでしまうと、走らなければ飲んだヴァームが無駄になってしまう。ここでも勿体無い意識が働いて、少しだけ走るか、という意識になった。

そして「プロテイン」。最初はプロテインを飲めば余計に太ると思っていたのだが、最近では、身体を絞ることと疲れを残さないことを目的としたプロテインもあるようだったので、思い切って購入した。また、ヴァームと同じく購入したからには、飲まないと勿体ないので頑張って走る意識が働いたと思う。なお、プロテインは運動後に飲んだ。


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この2つの仕組みを活用してほぼ毎日自分をジョギングさせることに成功した。もちろん雨の日や残業が遅くまでかかった日などは走らない。

ちなみに僕は距離ではなく時間を基準にして走った。タイマーで15分セットして、15分間で行けるところまで走る。15分経ったら来た道を戻り合計で30分走る仕組みにした。走っている間はiPodでお気に入りの音楽を聴きながら走ったので、それほどストレスにはならなかった。

この朝の「バナナダイエット」と夜の「ジョギング」を組み合わせたところ、ガンガン体重が落ち始めて、1ヶ月経つ頃には目標の58kg(-4kg)まで落ちていた。ここで止めてもよかったのだが、この調子ならもっと痩せることができそうだったので、その後も継続して56kg(-6kg)まで落としたところ、別の問題が出てきた。

顔にしわが増えてきたのである。


※次のリンクは、顔のしわ対策に取り組んだまとめで、あまりダイエットとは関係ないので興味のある方だけ読んで下さい。

造顔マッサージに挑戦


以上の通り、「バナナダイエット」「ジョギング」(途中から「造顔マッサージ」、「コラーゲン」、「ヒアルロン酸」、「UL・OS(ウル・オス) 」)を組み合わせて、3ヶ月で10kgの減量に成功した。ジョギングでは15分間で走ることのできる距離が段々と伸びていき、最近では走り始めた頃の1.5倍くらいの距離を走ることができるようになった。このことからも無理な断食ダイエットとは異なり、健康的に痩せることができる方法だと勝手に自負している。

最後に、その他ダイエットに繋がったかなと思ったことを箇条書きで書いておきます。

・昼食(よくマックに行く)と夕食はしっかり食べたが、間食は一切食べなかった。最初はお菓子が食べたい衝動に襲われるときがあったが、直に慣れた。
・カップラーメン等も食べたが、スープは飲まないようにした。ソバやラーメンのスープは美味しいけれど、カロリーも高いし何より体に悪いのでやめた方が吉。
・飲み物はブラックコーヒーかミネラルウォーター(おすすめはEvian(エビアン) )。甘い飲み物は野菜ジュース以外口にしなかった。これも最初は甘い飲み物が欲しくて仕方ないときがあったが、直に慣れた。
・体重は毎日測定して、自宅の大きなカレンダーに書き込んだ。1週間前と体重が比較しやすかった。
・普段からさっさと歩くように意識した。


<おまけ>
痩せた副作用として顔のしわを挙げたが、もう一つ困ったことがズボンとベルトである。10kgも痩せるとそれまでのズボンはダボダボになるし、ベルトもスカスカになる。ベルトはカットするか、穴のない形式のものを使用すれば問題ないが、ズボンだけはどうしようもない。太ってズボンが履けなくなることは今まで経験してきたが、まさか痩せてズボンを買い換える必要が出てくるとは思ってもみなかった。

2010年9月29日水曜日

造顔マッサージに挑戦

※このエントリーは「マイナス10㎏のダイエットに成功しました(2010年9月30日木曜日)」の記事の続きです。

■造顔マッサージ
ダイエットに半分くらい成功したとろで、顔にしわが出てくるという思わぬ副作用が起こった。これまで脂肪で張っていた部分の脂肪がなくなって、皮が弛んできたのだ。僕も歳を取ったのだと実感すると共に、特に口元のほうれい線が酷くて、トイレの鏡で自分の顔を見るたびにため息が出た。そこで、これは何とかしなければと探し当てたのが、この「造顔マッサージ」だった。

普通は女性が行うものなのだろうが、ダイエットに成功した一方で顔が老けては意味がないと思ったので、ダメもとでやってみることにした。DVDでマッサージの方法を覚えた後は毎晩お風呂でマッサージを実施した。(ポイントはイタ気持ちいい)

1週間試したところ、ほうれい線にはあまり変化が見えなかったが、目元と鼻筋が明らかに以前よりくっきりするようになり、特に目元は驚くぐらい変化した。個人差はあると思うが、YouTubeでもマッサージのやり方は視聴できるので、冗談抜きでこれは1回試してみる価値はあると思う。

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■コラーゲン
顔のしわにはコラーゲンがいいとネットに書いてあったので、造顔マッサージと平行して「コラーゲン」も摂取した。マッサージもしているのでコラーゲンに効果があったのかは不明だけど、サプリメントとしてはそれ程高いものでもないので現在も継続している。



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■ヒアルロン酸とウル・オス
その次に手を出してみたのが、「ヒアルロン酸」である。顔のしわが気になりだしたと女性に相談したところおすすめされたのがこれである。効果の程は定かではないが、アマゾンのレビューを見る限り、それなりに効果はあるようだったので、少し高かったが購入してみた。また、以前、サイバーエージェントの藤田晋社長がブログで紹介()していた「ウル・オス」も気になっていたので、この際、肌に良さそうなことは全てやってみようということで、どちらも購入し、風呂上りに顔に塗るようにした。




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<結果>
残念ながら、当初期待していた「ほうれい線」の改善には大きな効果はなかった。しかし、目の周りはたるみがなくなり、鼻筋も以前より明らかに綺麗になった。そして何より改善されたのが、肌。誰からも「顔色が良くなった」と言われるくらい顔の肌は綺麗になった。 ヒアルロンとかコラーゲンとか、正直なところ半信半疑ではあったが、効果はあったようなので、特に顔色が悪くて悩んでいる人がいればおすすめしたいところである。

さて、ほうれい線どうしようかな・・・。

2010年9月28日火曜日

商事法務9月5日号(No.1908)

今日も頑張って商事法務を読んだ。今号は弥永教授の論文から会社法制の見直しまで盛り沢山の内容。その中でも適時開示について述べられた「適時開示が公正な株価形成に果たす役割」について少しメモしておく。

上場会社が適時開示を積極的に行う理由は、会社と投資家との間の「情報の非対称性」をなくすためだ。「情報の非対称性」が生じた状態を放置すると2つのリスクが伴う。1つが、インサイダー取引を誘発するリスク。もう1つが、適時開示しなかった不作為を民法の不法行為ととらえて損害賠償を投資家から請求されるリスクである。とりわけ真剣な取り組みが求められるのはネガティブ情報の適時開示だ。弁護士事務所や証券会社に相談しても開示すべきか答えが出ないような微妙な案件は、「この情報が株価に影響するかどうか」という適時開示の趣旨に立ち返って考えよう。

最後の結論が微妙な感じがしたけれど、適時開示を行うにあたって理解しておきたい内容だ。
ちなみに、この論文の「はじめに」の冒頭で書かれていた「証券市場への情報開示には、金融商品取引法に基づく法定開示と、証券取引所の自主規制に基づく適時開示がある」ということを僕は知らなかった(全部同じだと思っていた)。勉強が必要ですね・・・。

<英語>
DUOの2周目が半分終了。全て1回はカードで暗記しているはずの文章なのに、なぜか間違えてしまうところに僕の頭の弱さを感じる。
それから、文法対策としてTOEICテスト650点突破!文法講義の実況中継を購入してボチボチ勉強している。大学受験時代にお世話になった実況中継シリーズのTOEIC版があったとは…。

2010年9月23日木曜日

DUO 1周目終了

次のTOEICに向けて集中的に取り組んでいるDUOの1周目が終了した。単語カード基礎用CDで復習しながらだったので、なかなか先に進まなかったけど、それでも予定より1週間早く終了したので自分を褒めてあげたい。ちなみに単語カードの最後にはボブからのメッセージがあって、少しだけ癒された(笑)。

仕事の日も休日も原則2セクションずつ進めていって、調子のいい日は3-4セクション進めた。分からない単語のある文章は翌日覚えるまでカードでひたすらチェック、移動中は該当箇所の基礎用CDを聞いて過ごした。

この教材に対して現時点で思うところは2点。
1点目は和訳が意訳しすぎている文章があること。無理にこなれた意訳では逆に文章として暗記しにくい。
2点目は分詞構文が多く使われていること。英語学習をはじめたばかりの人では、「なぜこの訳になるのだろう・・・」と疑問になる文章が必ずあると思う。あくまで単語暗記がメインであれば、こういう表現も極力取り除くべきだと思った。

スタートしたのが9月4日で20日間かかったことになる。2周目は半分の10日で終了するのが目標だ。

それにしても涼しくなってきましたね。

2010年9月22日水曜日

MBAバリュエーション


昔購入して挫折したMBAバリュエーションを、昨日になってようやく読破することができた。購入したのは数年前に買収防衛策を導入した際に行われた企業分析がきっかけ。PERとかPBRならまだしもEVとかEBITDAという用語は意味不明だった。これは勉強せねばと企業分析では定評のあったこの本を自腹で購入したのだが、予想外に難しい。全く理解が進まないまま、買収防衛策のプロジェクトは終了してしまい、この本も封印することになった。

そして今年、買収防衛策の有効期限が来年の株主総会終了時で切れるため、改めて自社の企業分析を行う必要が出てきた。そこで再び本書を開いたのだが、やはりEVの算出あたりで「???」となってしまい、どうも理解が進まない。今回は時間に余裕があったので、一度本書を離れて財務諸表を読むための基本的な本から勉強を始めて、再び本書を開くと何とか理解できるようになり、苦しみながらも昨日読破。自社の企業価値分析もばっちり出来た。

最も理解に時間がかかったのは、永久還元の定義式。PV=c/r。つまりディスカウントレート(r)が低い程、金融商品の現在価値(PV)は高くなる。2章では、新たにキャッシュフローの成長性(g)が出てきて、PV=c/r-gとなる。そして、ディスカウントレート(r)は「無リスク金利(国債利回り)+β(株価の変動幅の係数)×株式市場プレミアム(国債よりどれだけ高い利回りか)」で求められる。この式を用いて、ITバブルの頃のネットベンチャー企業の「PER200倍」を分析していた。(※参考「金融日記」)

これから本書を読む人へのアドバイス。本書は企業価値算定の入門書とはいえ、財務諸表の知識ゼロでは理解するのは難しいので、財務が苦手な人は先に財務諸表の読み方を浅めに勉強しておくことお勧めしたい。数学の知識はほとんど要らないが、それでも多少計算する必要はあり、なぜその数字になるのかイマイチ理解できないときは、実際に手を使って計算してみると意外に理解が進んだりする。また、EBITDA等のアルファベット用語に関しても、一度本書を離れてwikipediaなどで調べてみると「!」となったりする(実際に僕は何度も閃きが起こった)。特に肝となるのは基礎編の第1章から第3章。ここさえしっかり理解できれば、後の応用編はそれほど難しくはない。

ちなみに僕が持っているのは2007年4月の版だが、数箇所誤植と思われる部分を発見した(小数点の抜けとか、括弧の範囲がおかしいとか)。逆にいうと、そういう部分に違和感を覚えるくらい読み込めば、本書の理解も一歩進むと思う。

なお、本書の筆者である森生明氏は、ゴールドマン・サックス等を経て、現在は日本の四大法律事務所である西村あさひ法律事務所で顧問を務めるM&Aのプロ。企業買収をテーマにしたNHKドラマ「ハゲタカ」の監修者としても有名だ。


<関連エントリー>
会社の値段

2010年9月20日月曜日

吉野敬介の著書「だからおまえは落ちるんだ、やれ!」が熱すぎる件




今日、部屋を整理していたら、有名講師である吉野敬介氏の著書「だからおまえは落ちるんだ、やれ!」を発見した。確か最後の受験だった国立大学の入試が終わってから、たまたま本屋で見つけて、なぜ受験前に読めなかったのか非常に後悔した本だ。そして、今日久しぶりに再読して、最高の自己啓発本ではないかと思ったので、本ブログで紹介しておきたい。

熱い、とにかく熱い。吉野氏の受験勉強に対する、そして受験生に対する熱い想いがひしひしと本書からは伝わってくる。社会人になってから、仕事術とか勉強法とか年収10倍アップとかそういった類の本はたくさん読んできたが、本書と比べれば中身がないようなもの。「代ゼミの吉野先生の授業は『雑談』が面白い、ためになる、やる気が出る」と僕が受験生の頃から評判だったが、それも納得できるだけの文章力である。

ちなみに吉野氏のこれ以降に出版された本も何冊か読んでいるが、やはり本書には勝てない。なぜなら、この本(初版)を書いた当時は超受験ブーム。その当時に代々木ゼミナールの古文講師(今は東進予備校)として受験界のトップを走っていた彼と、少子高齢化がリアルに進んで大学予備校が倒産するような今では、予備校講師のカリスマ性とか、残念ながらもう全然違うのだ。最近になって、本人の元暴走族とか経歴に嘘があるという情報が出てきているが(参考)、それでも本書の内容は決して色褪せない。

かなりネタバレになるが、気に入った文章を以下にまとめて紹介したい。受験生であれば、胸にグサグサと刺さる言葉がいくつもあるはずだ。


 ▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲


「やったか、やらなかったか」の結果が、正直に出てくる世界
受験というのは、受かるためにやるべきことというのがわかっていて、あとはそれを「やるか、やらないか」という単純な違いしかない世界だ。
受験で才能がどうだとか、頭がいい悪いだとか、勉強方法がどうだなどというのは、もっとずっと後の話だ。「やるか、やらないか」。まずは、ここから始まる。

死ぬほど勉強すれば、偏差値なんて簡単に上がる
「どうやったら偏差値が上がるのか」とか「けっこう努力しているのに、偏差値が上がらない」なんてのんきなことを言っている多くのヤツにとっては、偏差値を「上げること」が難しいんじゃない。勉強をやろうという気になって、机に向かうことが難しいのだ。

「明日が見えない」から、やってやろうという気になる
確実なのは、やらないヤツは落ちるということだ。やらないヤツは、明日がほとんど見えている。明日が見えないというのは、やっているヤツだけが実感できる“特権”なのだ。

正々堂々と、受験生をやってみろ
下手に考えるから、そして能書きをたれようとするから、いつの間にか自分に逃げ道ができている。
受かるか落ちるかなんて、そんなのは「やって」みた結果でしかない。明日がわかったような顔をすれば、今日勉強できなかった言い訳になる。自分が飽きっぽいことを棚に上げられる。落ちたときの自己弁護ができる。“いいことづくめ”だ。

天才になりたいか、オレは絶対になりたくない
結果ばかり気にして、何もしないうちから「結果なんてわかっている」などと言えるのは、天才だけだ。オレも、そしておまえらも天才じゃないんだから、やるしかない。
ぐずぐず言ってないで、とにかく受かりたいなら「やる」だけ、サボってきたのなら「やる」だけ、親や教師を見返してやりたいなら「やる」だけ。

“ルール無用”の受験勉強、だからオレでも受かる
受験というのは、1000時間以上勉強してはいけないとか、持ち時間は1日6時間などと、時間に制限がついていないから助かる。

4月から「ヤル気がない」と言うヤツ、受験なんてやめちまえ
「どうしたら、ヤル気が出るんですか」といった、すっとぼけた質問はヤメることだ。こんな質問が出てくること自体、ヤル気がどこかに売っていないか、どこかに落ちていないかを探すアホです、と言っているようなものだ。
結局、自分で作ったヤル気でないと、ほんとうにヤル気にはなれない。
ただし、ヤル気が出てきたなら、もうやるしかない。ほんとうのバカというのは、決めたことをやらないヤツだ。

限界なんてやる前からわかるはずがない
「やって」みないうちから、何で限界がわかるのか。限界を意識してしまえば、力なんて出るはずがない。
今「やっている」ときに、限界は存在していない。

「ここでやめたら、オレだけつらくなってしまう」と思えばいい
受験勉強はつらい。じゃあそうなったときどう考えるかで、「やる」ヤツと「やならない」ヤツの違いが出る。
自分もつらいけど、つらいのはみんな同じだ。オレだけひどい目にあっているわけじゃない。だから、つらいけど、もうすこしがんばってみよう・・・・。そう考えられるかどうか、ここで大きな差が出てくる。
あと一歩ふんばってみる。「ここでやめたら、オレだけがつらくなってしまう」、と思えばいいんじゃないか。

「明日できることは、今日するな」、オレ自身の“格言”
勉強するのは今日だけではない。明日もその次の日も、すべて一直線につながっていて、その行き着く先に入試がある。
大事なのは、今日をいつも新鮮にして、今日やるべきことにとりあえず集中することだ。

やれ!
自分のやっていることに、いちいち説明を与えたり、もっともらしい理屈を並べたりすることはできない。何かを「やる」とは、結局そういうもんじゃないかと思う。
カッとなる、熱くなる、止まらない、やる。それだけで十分だ。

 
▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲ ▽ ▲


古い本だが、大学受験生には是非読んでもらいたいし、難関資格を目指す人、仕事にいまいち打ち込めない社会人(僕のことか)にも一度手に取ってみてもらいたい本だ。

2010年9月17日金曜日

商事法務8月25日号(No.1907)

今日は頑張って商事法務を読んだ。今号のメインは「金融商品取引法制の課題」で、企業買収やインサイダー規制の観点から金商法の概要とその問題点がまとめられている。特に最初の志谷教授による「企業買収規制のあり方」は、金商法と会社法の視点から企業買収のルールを簡潔に説明しているので、公開買付の「3分の1ルール」とか発行可能株式総数の「四倍ルール」と聞いてもピンとこない人は一読をお勧めしたい。

以下は少し専門的な感想。
この「四倍ルール」について、若干疑問がある。四倍ルールとは発行可能株式総数は発行済株式の四倍を超えてはならないといった規制のことで、志谷教授によると、これは既存株主が最大で4分の1まで希釈化が起こり得ることを覚悟させるという意味合いがあるらしい。が、株式併合を使えば簡単に四倍を超える希釈化を起こすことは可能となってしまう。発行可能株式総数が400株で、発行済株式が100株の会社が、特別決議を経て10株→1株の併合を行うと400株の授権枠に対して発行済株式が10株になる。やろうと思えば40倍の希釈化を起こすことが可能となってしまうのだ。

株式併合によって授権枠が拡大するという会社法立法担当者の説明もあるけれど、「四倍ルール」の趣旨から考えると、どうも腑に落ちない話だと思った。

2010年9月16日木曜日

謝罪のミス

先日、取引先から大きなミスをされてしまい、100%相手側の過失だったので、本日取引先の営業の方と、その役員の方が謝罪に来られた。偉い方を連れて来るというのが謝罪の王道なのだろうけれど、その際に提出した「顛末書」に書いてあったウチの社名が間違っていたという最悪のパターンだった。僕は呆れるのを通り越して笑いそうになって、笑いをこらえるのが大変だったのだけれど、僕の上司(超真面目)は怒り心頭。この会社でなければできないサービス・商品でもないので、可愛そうだけれど、次の取引は絶望的だろうなと思った。間違いを指摘された担当者は、もう真っ青だった。

ウチの会社にも営業部にはかなりの人数が在籍していて、同じように苦労しているのかなと思うと胸が痛い。営業部から見て管理部門はムカつくと言われる所以が分かるような気がする。

<英語>
DUO単語カードが緑色(セクション28)まで到達した。あともう少しだ。

2010年9月15日水曜日

エフィッシモ キャピタル マネージメントの投資スタイル

今日は「アクティビストファンドの動向」という内容のセミナーを受けてきた。

さて、タイトルにも書いた「エフィッシモ」をご存知だろうか。日経新聞にすらあまり出てこない名前なので知らない人の方が多いと思うけれど、日本市場で暗躍する投資ファンドの一つだ。通称「村上ファンドの残党」と言われればよくわかると思う。金融庁に提出される大量保有報告書や半年毎に更新される株主名簿の一覧表にこういう名前が載っていると、ゾッとさせられることになる。近年では、ヤマダ電機やセゾン情報システムズなどの株主になって揺さ振りをかけた。

このエフィッシモは、師匠である村上世彰氏の「モノを言う」株主スタイルを踏襲しているようだが、その投資行動の特徴の一つは親子上場している会社の子会社の方に投資する(株を買い占める)ということ。そして親会社に対しその子会社を完全子会社するように呼びかけTOBをさせて投資資金を回収するのだ。だから親子上場している会社の担当者は注意して下さい、とのことだった。子会社の株主構成にも目を光らせる必要があるということだ。

証券取引所に上場している限り、こういう筋の良くない連中に株を持たれて揺さぶりをかけられる可能性はゼロではないから情報収集だけは怠ってはいけない。なお、旧村上ファンド系としては、他に「C&Iホールディングス」「ストラテジックキャピタル」や「レノ」が有名である。なおC&IホールディングスのCEOは村上世彰氏の娘である村上絢氏ということでも有名だ。

ちなみに、こういったファンドも何だかんだいって買収防衛策は怖いところがあるようで、買収防衛策を導入している会社には、所謂トリガー条件を乗り越えて株を買付けることはしていないらしい。株主や日経新聞からボロカスに言われようと、買収防衛策を入れる効用はあると僕は信じている。




2010年9月14日火曜日

マックのカフェラテ

ここ最近、朝の勉強習慣をつけようということで会社に出社する前に近くのマックに寄って少し勉強するようにしている。昼間や夕方のマックといえば高校生たちが騒ぎまくっている場所に過ぎないが、朝のマックはまるで別世界のように静かで、事実勉強しているサラリーマンやOLは多くいる。

それで、いつも僕が注文していたのがアイスコーヒー(120円)だったのだけれど、今日は何となく他の物が飲みたくなって、アイスコーヒーより少し高めのカフェラテ(190円)を注文してみたら、これが結構うまい。スタバの半額近い値段でこの味なら十分割に合うと思った。アイスコーヒーも120円で不味くはないし、マックといえば「ハンバーガーとポテト」という認識は既に過去のものなのかもしれない。


英語:
DUOは1周目の半分が終了。知らない単語は1文に1個くらいなので、結構サクサク進んでいる。単語カード基礎用CDで復習しながら取り組んでいます。

2010年9月11日土曜日

TOEICのサンプル問題

TOEICの公式問題集には2回分の試験問題と、おまけ(?)としてサンプル問題が収録されているのだが、これを解いてみるのを忘れていたので実施してみることにした。

手始めに公式問題集初版のサンプル問題を実施。問題数が少ない気がするがサンプルなので我慢。


結果、L8/8 R8/8 とパーフェクトだった・・・。
僕に実力がついたのか、サンプル問題が易しすぎるのか・・・おそらく後者の方だと思うけど、実力もついてきているのだと信じておこう。思い込みも大事だ。

サンプル問題はあと3回分残っているので、定期的に挟んで学習のペースを保っていきたい。

2010年9月10日金曜日

DUO始めました

TOEIC公式問題集の結果(リーディング)を自分なりに分析した結果、単語力不足がネックになっていることがわかった。文法が苦手とばかり思っていたけれど、文法問題のミスは殆どなかった。純粋な文法問題が少ないだけかもしれないが。

というわけで、次回11月の公式テストに向けて単語帳1冊を覚えることに決定。そこで選んだ単語帳が、僕が大学受験をした頃から定評のある「DUO」だ。英語学習をしている人なら一度は目にしたことがある有名な単語帳で、重要な単語熟語が圧縮された例文を、例文ごと暗記していくというもの。

鈴木 陽一
アイシーピー
発売日:2000-03

大学受験の時に根性で英単語帳(確か旺文社のターゲットだったと思う)を暗記したものの、覚えたのと同じペースで忘却していったという苦い経験が、僕から「単語帳」を遠ざけていたが、弱点が単語だとわかった以上やるしかない。幸いDUOは例文で覚える形式で暗記の負担は普通の単語帳と比べれば軽いし、何より今の僕には既に英検準1級に合格するレベルの財産があるので、このDUOレベルの単語であれば半分以上は知っている単語だ。知らない単語があったときは、むしろラッキーと思うくらいの意識で取り組んでいる。

また、DUOはベストセラーなのでオプションの品揃えがやたら充実していることも他の単語帳にはない特長だと言える。調子に乗って僕は「復習用CD」と「ザ・カード(単語カード)」まで購入してしまった。こうしたオプション品はアマゾンのレビューを見ていたら「高すぎる」といった感想を書いている人が何人もいたし、実際他の教材と比べて少し高いかなとも思ったけど、英会話の個別レッスン60分を1回取るだけで、数千円が飛ぶことを考えると、単語を1日でも早くマスターできる投資と考えれば安い買い物だ・・・まぁ「やれば」の話だが。

2010年9月3日金曜日

病院の駐車場

体調を壊して最近総合病院に通院しながら働いている。きっと、この猛暑のせいだろう。

僕は総合病院に行くのは年に1回あるかないかなので、行くたびに病院のシステムが近代化されていくのに驚かされるのだが、今回最も驚かされたのが、駐車場の有料化だ。パーク24が運営するTimesがでかでかと掲げられ、市立の病院もここまで変わったかと驚いてしまった。ちなみに患者の場合は割引が利くようで、その他見舞い等の来院者はフルに駐車料が取られるシステムになっているようだ。

病院の運営が財政的に厳しいのか、それとも駐車場が有料化しなければならない程混雑するのか・・・時代は変わっていくのだ。

2010年9月2日木曜日

会社の値段



やや古い本だが、現在仕事で読んでいる「MBAバリュエーション」が僕の頭では少し難しいので、入門として同じ著者の新書「会社の値段」を再読してみた。

2006年に発行されている本なので、(当たり前だが)リーマンショックなどには触れられておらず、ライブドア事件や村上ファンドの活躍が時事的なネタとして取り上げられている。第5章など若干数式や財務・会計分析について触れられているところもあり、僕のような数字に弱い人間には読みづらい部分もあった。しかし、それ以外の点に関しては決して古さや難解さを感じさせないところが、この本の素晴らしいところだ。

「そもそも株式会社とはなんぞや」という問いかけに、僕は昨今の企業買収合戦とその防衛策(実際に導入プロジェクトも参加した)で嫌というほど考えさせられたが、株式会社の企業価値とは全てのステークホルダーにとっての価値だと言うけれど、ステークホルダー間の利害は対立しているではないか(顧客にとってはいい製品を安く作ってもらいたいし、従業員は高い給料が欲しいし、株主はコストを切り詰めて利益を上げて欲しい)といった主張や、会社の金融資産は本当に株主のモノなのか、といった問いかけは、改めて株式会社とは何か、ということを考えるきっかけになると思った。

特に第9章とあとがきは一読の価値あり。経済がグローバル化していく中で(もう既にこの表現自体が古臭いが)、日本企業はどう対応していくべきなのか。少子高齢化と人口減がますます加速していくなかで、外資からの投資を引き出していくには、どうしたらいいのか…等など。この本が出版されて4年が経つが、日本における株式会社や株主に関する考え方は、あまり進歩していないようだ。