最近全くブログを更新していなかったので、最近の学習状況について報告。
1月末にTOEIC公開テストを受験、その結果が返ってきた。
score 740(L360 R380)
今回のテストを受験して痛感したのが、パート5(短文の空欄補充問題)の解くスピードで、長文は結構早く解ける割にここで時間を食ってしまって、どちらも最後5問を残してタイムアップしてしまったのだ。
というわけで、テスト後パート5対策として初めて公式問題集以外の本を使って勉強してみたのだが、これが予想外に良くなかったので僕なりに酷評しておく。
(※どちらも最後までやり抜く根性がない僕の感想なので、あまり当てにはしないで下さい)
某ブログで紹介されていて、アマゾンの評価も悪くなく、問題収録数も十分な量だったので値段は少し高かったが購入。しかし、問題の解説がイマイチで疑問の残る書き方がいくつかあった。また使用されている文章がやや難解で、それが顕著に現れていたのが以下の文章。
“Everyone was asked to place his valuables on the floor in front of them”.
訳:全員が貴重品を目の前の床に置くように要求された。
この文章、everyone=hisでありhis≠themということが分かるだろうか。つまり、訳文をもう少し詳しく書くと「全員が貴重品を(別の彼らの)目の前に置くように要求された」となるのだ。もしくは、everyoneは単数名詞ではあるものの一般的には代名詞にtheyを使うこともあるらしいので
“Everyone was asked to place their valuables on the floor in front of them”.
と書き換えるのがベストだろう。ちゃんと文章にネイティブチェックを受けたのか不安になり途中で放り投げることとなった・・・。
次に手に取ったのが紀伊国屋書店のTOEICコーナーで山積みされていたこの本。
僕は全然知らなかったが、著者はTOEICの世界では結構有名な先生らしい。アマゾンでの評価も「ベタ褒め」だったので、迷わず購入。文庫本サイズで1ページ1問、裏のページに解説というスタイルで電車の中でも解けるというのがウリ。問題文の単語の意味も掲載してあり、一見使いやすそうかと思ったら、如何せん解説がイマイチなのだ。1ページも使って長々解説している割に、過去にテストに出たとかそういう情報が多くて、正解以外の選択肢の単語の意味が載ってなかったり、選択肢の意味が似ている場合、なぜ他の選択肢では間違いなのかという解説がなかったり・・・。正解以外の回答や意味も気になる僕のような人間にはややストレスの溜まる作りになっていることが、解いていくうちに分かった。
この本が売れたのは、単に文庫本サイズで値段も他の書籍に比べて安かったからだけではなかろうかという結論に達し、この本も途中で放り投げることとなった。
TOEICは大学受験や英検とは異なり、過去問が公表されないという特殊性があるので、やはり公式問題集に頼るのが一番という結論に達した。ちなみに昨日第4版の復習を終了。3→4ときて次は2を実施する。第5版が出る前に全部の公式問題集を解き終えているのが理想だ。
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