2009年5月12日火曜日

レッドゾーン












ハゲタカⅡの続編ということで、かなり期待をして読んだのだが、感想は…。

ごちゃごちゃしすぎていたというか、登場人物が多すぎて、もう終盤では、はっきり言って誰が何なのかよく分からなくなった。

序盤はブルドックソース事件をもじったような事件が起こり(鷲津は当然スティール側の役)、その後中国の国策ファンドやら、トヨタとホンダを足して2で割ったような自動車メーカーが出てきて、買収事件が勃発するというお決まりのパターン。最後には、やはり飯島とか芝野がでてきて(芝野は途中で帰ったが)、めでたく鷲津が解決して終わった。

それと、ハゲタカⅡで謎のまま終わったアランの死についても、最後の方で死因が判明するのだが、イマイチおもしろくなかった。これは謎のまま置いておいた方がよかったのではないだろうか。
というわけで、全く面白くなかったわけではないけれど、ハゲタカを期待し過ぎて読んでしまうと、ガッカリしてしまうこと間違いないだろう。

6月の映画版はこのレッドゾーンと背景が被りそうだが、いい意味で期待を裏切ってほしいものだ。



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