2017年2月6日月曜日

電報(DENPO)の斬新な使い方

今日は個人的に電報を打つ必要があり、最近ではネットで電報を申し込めるとのことだったので、某国内通信最大手の電報サイトを調べてみたところ、いくつか衝撃を受けた「電報の使い方」のあったので紹介しておきたい。


1.バレンタインデーに

バレンタイン。恋の季節がやってきました。今年はいつもよりちょっと差をつけたい!チョコレートだけでは物足りない…そんなあなたは、電報でメッセージを届けませんか?きっと素敵なバレンタインになるはずです。

個人的には、バレンタインデーに電報が送られてきたら怖いのだが。ちなみに紹介されている文例もなかなかアレだった。

DEAR ナオキ 「大好きです!」のひとことが言えなくって、DENPOします。 私の切ない気持ちと一緒にどうか受け取って(≧◇≦)! FROM マコ(69文字)

この「DENPOします」というところに常人にはない人並み外れたセンスを感じる。凡人からは、なかなかこの言い回しは出てこない。なお、気になる料金は下記の通りとなっている。

電報(メッセージ)料:1,470円(税込1,587.6円)※電報台紙料金が別途必要です。


高っ・・・。


2.頑張った自分へ

忙しい毎日の中で、目標に向かってがんばる皆さん。がんばった記念に、自分に宛てた電報を送ってみませんか?電報は気持ちを人に送るだけでなく、自分に送ることもできるんです!明日からもまたがんばれる!そんな気分になれる素敵な電報が勢揃いです。
自分で自分に電報を送るとは、バレンタイン以上にその発想はなかった。何だろう、よほど金と暇を持て余していて、かつ履歴書の趣味欄に「電報」と書けるような逸材でないと、なかなか使おうとは思い付かないのではないだろうか。

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さて、こんなサービスを考えるだけではなく、実際にサービスとしてリリースしてしまうところが素晴らしい(つまり企画を作った人間と、それを通した人間がNTTには居る)。一流大学卒でなければ入社できない日本屈指の大企業であろうと、こういうインフラ系は入社してから頭が腐っていくのかもしれない。
バレンタイン電報も自分宛て電報も、これまでで一体何件のサービス申込みがあったのか知りたいところである。一般人ではなく、NTTグループの社員及びその家族限定でもいい、開示してもらいたいところだ。